エンディングノートなどはありませんでした。しかし、父親は、死亡の前にしばらく入院していましたので、その時点で、預金通帳の類の入っているカバンのありかを乙に話し、乙が父親の財産の実際の管理を任されました。昔は、通帳とハンコがあれば、それで良かったのですね。
保険についても、保険証書がありましたから、それを乙があずかることで適宜処理することができました。
乙の父親の財産は、とてもシンプルだったのです。
しかし、今の乙の場合は、これでは不十分です。そもそも通帳を発行しない銀行があります。
外国の銀行・証券会社の場合は、取引自体がネット経由で行われますし、定期的な取引報告書もメールで乙のアドレス宛に送ってきますから(そのように乙が指定していますから)、乙が死亡したら、家族はどこの銀行・証券会社にどんなものがおいてあるのかさえ、わからなくなると思います。
今や国内の金融機関もその方向にシフトしています。通帳なしが今後の標準でしょう。
したがって、詳細な財産目録が必要になります。
乙の場合、金融機関としては数十社を利用していますが、それぞれにネットでアクセスする方法なども記しておく必要があります。パスワード一覧
2007.5.22 http://otsu.seesaa.net/article/42496043.html
もきちんと渡す必要があります。
というようなわけで、エンディングノートはしばしばかなり長いものになってしまいます。
ラベル:エンディングノート
僕も乙様が実行したUWSから香港口座への口座移管を実行しようと思います。春節明けに実行予定です。
乙様のようにうまくいくことを願ってます!