さて、その手紙は当然英語で書いてあるのですが、今回はそれに日本語の訳が付されていました。なるほど、マンに投資している日本人が多いということですね。
日本語訳は、こなれていて、日本語母語話者が翻訳したものと思われます。
しかし、訳がちょっと気になるところもありました。
日本語訳のほうでは、「この書状に同封されているフォームに投資家様のID (Investor ID) と氏名、e-mail アドレスをご記入の上、ご署名をお願いいたします。」となっているのですが、対応する英語は「Simply complete the attached form」とあるだけです。乙は、そもそも Investor ID などというものがあることを知りませんでしたし、フォームを見てもそんなのを書く欄はないのです。
なぜこんなことになったのでしょうか。
もしかしたら、草稿段階ではそういう記述があり、日本語訳はそれに基づいているのに、決定稿では別の文言に改められているのでしょうか。
せっかくこなれた日本語訳をしても、内容がこれでは、ずさんな感じがしました。
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