2008.1.4 http://otsu.seesaa.net/article/76319416.html
住友信託銀行では、今はキャンペーン期間中ということで、口座残高にかかわらず月5回まで無料で振り込めます。
ところで、似たようなサービスをしているイーバンク銀行や新生銀行とちがって、住友信託銀行では、振込を指定すると、そのときにメールが来るとともに、あとで振込が実行されたあとに「振り込んだ」というハガキが来るのです。郵便代50円がかかりますので、これはもったいないです。顧客側としては、ありがたいと思う人がいるかもしれませんが、乙の場合、ハガキをもらっても無意味であり、ゴミ箱直行です。むしろ、何のハガキか、内容を確認するために、糊で張り合わされた紙をはがす手間が(数秒程度ですが)かかるだけめんどうです。
実際に振り込めたかどうかは、ネットで自分の口座明細を見ればすぐにわかるのですから、それだけで十分ではないでしょうか。あるいは、毎月1回、取引の明細がお取引レポートという形で送られてきますが、それでも間に合います。こういうハガキは廃止しましょう。
住友信託銀行がこんな高コスト体質だと、キャンペーンがすぐ終わるとか、別の副作用が起こってきます。乙としてはむしろそちらが心配です。
ちょっと気になったので、乙は、住友信託銀行のインフォメーションデスクに電話して、こういうハガキを送らなくてもいい旨、言ってみました。すると、今は、システム上すべてハガキを出すことになっているので、特定個人だけそういうことをしないようには指定できないというのです。やれやれ。
電話の係りの人は、上司に乙の希望(こういうハガキを一斉に取りやめること)を伝えると言っていましたが、さてどうなるでしょうか。
たかが50円、されど50円です。
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しかし、その頃には別の不満があったりして、結局満足できないものです。
多くの記事でアイデアがあり、またその分析も明晰かつ理にかなっていて読み応えがあります。
また文献へのコメントの際、ページをつけているなどその描写の細かさも好感が持てます。
野口先生へのコメントも共感できます。おそらく同様の感性なのでしょう。
野口先生は索引のない書籍は書籍じゃないとの持論ですが、乙さんのページ記入はそれに通ずるところがあるように思います。
今後も良質の記事楽しみにしています。
さて、住友信託の件、同感です。
実際にはポスティングサービスも使っているはずで、そのコストは五十円どころではないはずです。
勤務先での郵送コストは純粋郵便料金の五倍程度です。
資材の他、振り分け、発送手配などで人件費を中心にコストがかかります。委託だと高くつきますが、自社だと乙さんの意見を執ろうにもそのために人事が必要で、それもコストです。
さすがに、印字など多くは自動化しているはずですが、その設備は減価償却が必要です。止めるなら設備除却にコストが…。
こういうものは当初の設計でちゃんとしていないと、とんでもない金食い虫になるんです。
各社の無料サービスはなかなかに素敵ですが、無料サービスとなると逆にコスト意識が働きにくくなる。そういうサービスが個人向け金融には蔓延しているように思えます。
コメント、ありがとうございます。
おっしゃるとおり、50円の郵送料以外にもろもろのコストがありましたね。むしろ、そちらのほうが金食い虫だというのはその通りです。
そのことまで考えずに記事を書いてしまいました。