ちょっと前に、藤沢数希さんのブログに気になる記事がありました。「株式投資は宗教なのか?」というものです。
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51223934.html
株式投資にも大きく分けて三つの宗派があるようだとして、「短期売買デイ・トレーディング教」、「長期投資ファンダメンタル教」、「インデックス・ファンド教」をあげています。
それぞれが宗教だという見方がおもしろいと思いました。各自の信念がきちんとあって、自分の信じる方向に努力し、布教も行うというわけです。
乙は、デイ・トレードはしませんが、残りの二つに関していえば、インデックス・ファンド教を中心にしつつも、長期投資ファンダメンタル教も少し信じているといったところでしょうか。
藤沢氏は、最後に自分を無神論者としています。これらの三つの宗教のどれにも与しないというわけです。では、一体どういう考え方をしているのか、それがぜひ知りたいものです。
藤沢氏は、『なぜ投資のプロはサルに負けるのか?』
2007.2.9 http://otsu.seesaa.net/article/33258724.html
という本をお書きですが、これはインデックス投資の本です。多くの人にはインデックス投資が向いているとして勧めているわけですが、自分自身は必ずしもそうでもないというところをもう少し説明してほしかったと思いました。
上記の記事に触発されたブログの記事もおもしろいものです。
(1)http://blog.livedoor.jp/eurodollari/archives/50210218.html
では、もう一つ宗派があると述べています。何なのか、気になる発言です。
(2)http://natoiuk.wordpress.com/2008/02/20/%e6%8a%95%e8%b3%87%e3%81%99%e3%82%8b%e5%89%8d%e3%81%ab%e8%aa%ad%e3%82%80%e6%9c%ac/
では、会計士は概してファンダメンタル教に近いと述べています。ただし、日本株ではこの考え方はおすすめではないとのことです。ご本人はハイブリッド教としています。
(3)http://blogs.yahoo.co.jp/rakuaaaa/32886277.html
では、全部やったけれどどれも今ひとつとしています。
2008.6.11 この話に関わることを
http://otsu.seesaa.net/article/100134698.html
に書きました。
よろしければ、ご参照ください。
2008年03月26日
この記事へのトラックバック
神社に初詣、お寺にお墓参り、チャペルで結婚式
Excerpt: JUGEMテーマ:ビジネス ヘンなタイトルで???ですね。申し訳ありません。その???、最後までお読みになれば氷解するものと思いますので、ご容赦を。 ここ最近、これからデビューする直販&独..
Weblog: rennyの備忘録
Tracked: 2008-03-27 18:25
etf1216です。
本日のエントリ、「株式投資は宗教なのか?」については、私はほぼ賛成です。
「ほぼ」というのは、株式投資だけでなく、投資全般が一種の宗教・哲学・悟りに基づいていると考えているからです。
投資は長期的には預貯金などノーリスク投資をはるかに上回るリターンを生む、という信仰があるからこそ、「長期投資ファンダメンタル教」、「インデックス・ファンド教」の人間は最近の暴落に対して冷静でいられる(逆にここぞ買い場と興奮できる)のだと思っています。
リンク記事では、3つの宗派とも皮肉をこめて書かれていますが、暴落時にも心の平静を保てる哲学で投資に望むことが一番なので、リンク記事の内容には正直何の感想も持ち得ないところです。お互いに住み分ければ、攻撃しあう必要はありません。
ちなみに私は以前から自分のブログで、「インデックス教慎重派」を勝手に名乗らせていただいています(笑)。立場としては、「長期投資ファンダメンタル教」、「インデックス・ファンド教」の中間です。2つの考えは結構親和性が高く、いいどこ取りしやすいと感じます。
これも株式投資の三大宗派と同じように、強い信念がある人が多いのですが、積極的に布教する人や教祖様のようなかたは見当たりません。
なるほど。「株に手を出さない」も一つの宗教かもしれません。
どれがいいのか、なんともわからないので、そのあたりが「宗教」なのですけれどね。
いろいろやりまして現在の投資スタイルになりました。
投資は余裕資金であれば、何でもありかもしれませんね!(絶対はないのです・・)
生活防衛資金があれば、三大宗派を試してみてもイイカモ^^;