2008年04月04日

投資信託の毎月積立(2)

 昨日書いたような経緯
2008.4.3 http://otsu.seesaa.net/article/92055448.html
があり、乙は「妻が将来的に使う分」と考えて、5万円を毎月投資信託で積み立てることにしました。
 では、具体的に、投資信託をどう選び、いくらずつ購入したらいいか。それを考えてみると、藤田郁雄(2006.4)『みんなの投資----投資信託でゆっくり確実に資産をつくろう』
2006.11.24 http://otsu.seesaa.net/article/28149986.html
がピンときました。この本では、毎月5万円の資金を日本株2万円、外国株1万円、外国債券2万円に割り当てるということが書いてあります。乙もこれは正しいと思います。
 藤田氏の本は2年前に書かれたものですから、現在では、もっといろいろな投資信託が出ており、この本に出てくる投信を選べばいいということではないと思います。そこで、改めて何に投資するか、乙なりに現時点で考えてみました。
 まずは、外国債券です。
 藤田氏は、「中央三井外国債券インデックス」を推薦しているわけですが、今は、もう少し違ったものが出ています。これについては、NightWalker さんのブログが詳しいと思います。
http://nightwalker.cocolog-nifty.com/money/2008/03/post_17f0.html
5種類の投資信託を比較しています。その結果、信託報酬が一番安いものを選ぶということで、三菱UFJ 世界国債インデックスファンド(年1回決算型)に決まります。乙の場合は、楽天証券で購入すればいいということになります。
 次に、外国株です。藤田氏は、「ステート・ストリート外国株式インデックス」(信託報酬 0.9975%)を推薦していますが、こちらも、ずいぶんと状況が変わってきています。
http://shinkansen-19641001.cocolog-nifty.com/kodama/2007/11/stam_f9d3.html
http://nightwalker.cocolog-nifty.com/money/2007/11/stam_7e3d.html
などの記事にあるように、「住信-STAM グローバル株式インデックス・オープン」にすれば、信託報酬は 0.777% と、さらに下がります。
 最後に、日本株ですが、藤田氏は「TOPIX オープン」(三菱UFJ投信 信託報酬 0.651%)をすすめているわけですが、「住信-STAM TOPIX インデックス・オープン」にすれば、信託報酬は 0.483%で済んでしまいます。
 というわけで、4月からこの3種を積み立てることにしました。
 なお、
http://fundstory.blog87.fc2.com/blog-entry-219.html
によれば、SBIイー・トレード証券を使うことで、後者の二つは自動積立が可能になったとのことです。これで、手間が少なくて済みます。
ラベル:投資信託 積立
posted by 乙 at 00:29| Comment(6) | TrackBack(0) | 国内投資信託 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
住信のSTAM外国株式インデックスファンドは、確か、一年に二回の分配金を出すのではなかったでしたっけ・・・。
私はそれは長期投資に不利だと思い、SSGAのほうを選んだ記憶があります。
Posted by トリル at 2008年04月04日 09:16
トリル様
 おっしゃるとおりです。
 「住信-STAM グローバル株式インデックス・オープン」は年2回の決算で、「ステート・ストリート外国株式インデックス」は年1回の決算です。
 この差が、信託報酬の差(本文参照)と比べて大きいかどうかですね。分配金の多少にもよりますし、それは運用会社の方針ということもあるでしょうし、ここらあたりは何ともいえないように思います。
 長期投資として考えるときの期間の長さも影響するでしょう。
 今回の毎月積立の場合は、約10年が目標なので、長期といっても、まあ、そんなに長期ではないし、どれを選んでもそんなに差はないのかもしれません。
Posted by at 2008年04月04日 09:54
私もインデックスの積み立てを検討中ですが、乙さんが選ばれたファンドは確かにコスト面ではいいですが、純資産額が小さくありませんか。途中で償還されてしまうリスクがありますね。
Posted by レバレッジ君 at 2008年04月04日 22:52
レバレッジ君様
 確かに償還の可能性はあると思います。
 しかし、乙なりには、まあ大丈夫と踏んでいます。
(1) インデックス投資の考え方は、今後投資リテラシーが上がるにつれて一般化するだろうと思います。つまり、インデックス投資のビークルとしての投資信託も将来的に伸びる傾向にあると考えています。
(2) 運用会社が、インデックス投資の考え方を理解し、投資家の傾向まで考慮して商品開発をしたなら、少しくらい純資産額が小さくても、運用を継続すると思います。
(3) やむをえず償還されてしまったら、別の投資信託に乗り換えます。その時点で、基準価額が値上がりしていれば、値上がり分に税金がかかって運用益が減ってしまうわけですが、償還の可能性をどう見込むかなんてことは、一般的に計算不能だと思います。
(4) 言い訳がましく聞こえるかもしれませんが、今回の積立は乙の本来の投資とは比べものにならないくらい小さな「プレゼント」なので、「事件」があっても、大した問題ではないと思っています。
Posted by at 2008年04月04日 23:47
乙様

確かに償還リスクを気にしだしたら、選択しが非常に狭まってしまうので、その確率・可能性を考えて、ある程度えいやで投資するしかないですね。
Posted by レバレッジ君 at 2008年04月05日 00:01
乙様
三菱UFJ 世界国債インデックスファンド(年1回決算型)はカブドットコム証券で積み立て可能ではないでしょうか? 
Posted by GIO at 2008年04月06日 08:14
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