http://www.afpbb.com/article/economy/2379123/2839449
日本政府が、英ファンドの電源開発株取得に中止勧告を出したという話です。
やれやれ。
日本市場の閉鎖性を世界に向けて大っぴらにしてしまいましたね。日本政府は株式を上場することの意味がわかっているのでしょうか。こんなことがあるから、外国人投資家が日本株に投資しないのです。むしろ、日本株の売却をすすめようとしています。だから日本株の株価が下がっているのだと思います。
乙も、一個人投資家として、日本株に投資する意欲がわきません。一事が万事です。電源開発という企業での出来事は、他の企業でも起こることでしょう。
今回は、たかが 9.9% の持ち株比率を 20% にするだけです。何がそんなに問題になるのでしょうか。
そもそも
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2008041202003072.html
によれば、電源開発には、すでに外資が 40% 入っているという話です。外資が協力すれば、いくらでも企業を左右できるレベルの比率です。
乙は、今回の決定には納得できません。
2008.4.21 追記
この話題に関する継続記事を書きました。
http://otsu.seesaa.net/article/94099555.html
をご覧ください。
ラベル:電源開発
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