http://www.shinseibank.com/investors/common/news/pdf/pdf2008/080501ft_j.pdf
この文書では、「新生銀行では、お客さまとのお取引の深さ(リレーションシップ)に応じてサービスを提供させていただいております。今回の新生パワーダイレクトでの他行宛振込の実質無料回数の改定につきましては、お客さま全体のご利用実態やお客さまのお取引内容等を総合的に勘案して変更させていただくものです。」とありますが、ちょっとしらじらしい言い方です。口座残高 200 万円以上か、投資信託などを 30 万円以上買う人しか顧客とは認めませんよと言っているに過ぎません。いかにもドライなやり方で、外資系のにおいを強く感じます。
新生銀行は、もともと無料振込が毎月5回可能だったために、妻にも新生銀行での口座開設をすすめましたが、
2007.3.3 http://otsu.seesaa.net/article/35096631.html
その後、毎月3回になってしまいました。
2007.7.29 http://otsu.seesaa.net/article/49570734.html
それからしばらくして、乙のブログで「新生銀行で無料振込を月5回にするために投資信託を購入するか」という記事を書いたこともあります。
2007.10.28 http://otsu.seesaa.net/article/62862032.html
そのコメント欄で、毎月5回の無料振込を達成するために、MMF を買うといいということを聞きました。
さて、今回は、無料振込が月1回になってしまうわけで、利用者としては、かなり大きな変更に感じます。乙は、無料振込に新生銀行のメリットを感じていたものですから、それが月1回ということでは新生銀行を使うメリットはありません。この変更によって、新生銀行との取引を打ち切るか、条件をクリアーして月5回の無料振込にするか、どちらかになりそうに思います。
乙は、別途、無料振込を実現するために、住友信託銀行に口座を開設しています。
2008.1.4 http://otsu.seesaa.net/article/76319416.html
しかし、ここがいつまで「キャンペーン」を続けてくれるか、心配なものですから、新生銀行の月5回の振込も確保しておくほうがいいと思いました。
というわけで、乙は6月になったら新生銀行で MMF を購入しようと考えています。
それにしても、今回の話は、新生銀行の経営がかなりきびしいものであることをうかがわせます。
新生銀行は、今後とも大丈夫なんでしょうか。
2008.1.2 http://otsu.seesaa.net/article/75411286.html
今回の話は、各種ブログなどでも言及されています。
http://karetta.jp/article/blog/MoneyHacking/216620
http://nightwalker.cocolog-nifty.com/money/2008/05/post_b831.html
http://umbobo.blog102.fc2.com/blog-entry-317.html
http://pension.blog88.fc2.com/blog-entry-76.html
http://komazawapark.blog99.fc2.com/blog-entry-89.html
2008.6.18 追記
この話の続きを
http://otsu.seesaa.net/article/100892625.html
に書きました。よろしければご参照ください。
2008.11.30 追記
この話の続きを
http://otsu.seesaa.net/article/110424867.html
に書きました。よろしければご参照ください。
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ある月末に、投信300万以上か、残高合計2,000万以上あれば、2009年4月末日までプラチナ会員となり、10回無料振り込みできます。これもMMFは投信に入るので、解約手数料を取られない30日間以上、300万MMFを保有する方法があります。まあ、ずっと30万MMFを持つのとどっちが楽?かですが。
大同のMMFは今週は日本円MMFで一番利率の高い0.5734%でしたね。
よそで遊ばせているお金があるのなら、
30万入れておいてもいいですし、
よその1ヶ月定期よりも金利いいですから、300万1ヶ月入れて出すのもいいでしょうね。
新生も30万投信やっている人の無料回数を増やすとかすれば文句言われなかったのに、単に預けている人の改悪だけするから非難されますわねぇ。
http://chuo.rokin.com/benri/cashback.html
他には住友信託銀行と住信SBIネット銀行にも口座を持っているので振込に関しては今のところ問題ありません。
コメント、ありがとうございます。
なるほど、1ヵ月だけ 300 万円を都合してきて口座に入れておく手も十分にありですね。乙はこの考えかたは思い至りませんでした。
30 万円を MMF にしておくほうが、ほっぽらかしできるから、安易な方法だと思います。
しかし、MMF 300 万円ということでプラチナ会員になる手も有力な手段かもしれません。
2007.7.26 http://otsu.seesaa.net/article/49227403.html
月10回の無料振込というのは、それはそれで魅力的です。
給与振込口座は、最適な選択をするべきですね。
乙の場合は、給与振込口座が、みずほ銀行→新生銀行→イーバンク銀行と変遷してきました。
2006.3.11 http://otsu.seesaa.net/article/14604306.html
2007.8.31 http://otsu.seesaa.net/article/53358805.html
銀行も、一定の利用がある人を優遇することで、利用者を選択する時代ですから、利用者側も対抗して銀行を選択するようにするべきだと思っています。
おや、あの新銀行東京ですか。
乙は、口座開設をしませんが、
2008.1.3 http://otsu.seesaa.net/article/76137646.html
投資はリスクを取ってリターンを得ることですから、口座開設をするという考え方の人がいることも理解できます。
銀行が破綻すると、1000 万円までは保険で保障されますが、しかし、その口座残高を実際に現金として手にするまで、どれくらいの時間がかかるのか、わかりません。
凍結されても影響のない範囲であれば、それはそれで問題ないとも言えるわけですが、……。
武運長久を祈ります。
MMFでよければ、いいのではないでしょうか。。
最近は、証券会社にも口座を開いてよりまじめに運用に取り組んでいます。そういうときに振り込み費用が無料で助かっています。。。
・・・・今は、200万くらい投信に・・
FXの会社で、新銀行東京に顧客の資金を預託していた会社が次々に預託先を別の会社にかえています。顧客が預託先を信用せず、口座を他のFX会社に変更する動きがあるからです。
沈むことが明確な船からは脱出が一番。ある日きがついたら、営業停止という事態は目の前にせまっています。慎太郎の任期の明ける前に責任を明確化させましょう。手数料をおしんで、清算がおわるまで資産をねかせるようなばかなことはやめましょう。