2007.5.30 http://otsu.seesaa.net/article/43310925.html
しかし、妻の出資分の資金でごくわずかだけ購入しました
2007.8.23 http://otsu.seesaa.net/article/52391498.html
ので、形式上は乙が保有していることになっています。
さて、先日、このファンドに関して、手紙が来ました。何だろうと思って開封すると、まもなく約款が変更されるということでした。
SGロシア東欧株ファンドの主投資対象ファンドを、現行の「SGAM Fund エクイティーズ イースタン ヨーロッパ」から「OCEAN Fund エクイティーズ イースタン ヨーロッパ(仮称)」に変更するということです。
この変更によって、信託報酬が 0.05% 低くなるようです。
現行ファンドも変更後のファンドも運用者は同一だそうで、移管後の運用の基本方針、内容については移管前とは一切変更がないということですから、違いは、信託報酬だけということになります。
乙は、もちろん、このまま継続しようと思います。
それにしても、この「ちょっとした変更」にも、かなりの手間がかかるのですね。
@法定公告 平成20年5月8日 日本経済新聞の朝刊に掲載
A異議申立期間 平成20年5月8日〜平成20年6月13日
B買取請求期間 平成20年6月20日〜平成20年7月9日
C約款変更予定日 平成20年7月18日
というわけで、2ヵ月以上の日数がかかります。
手紙による連絡も、保有者が多いと大変な手間です。乙のように、ほんの数万円だけ保有している人にも郵便を送るということですから、コストもバカになりません。
5万円に対して、80 円(郵便代)をかけるとすると、0.16% になります。他にも、手紙の印刷費、封入費用、宛名書きの費用などがかかります。0.2% くらいになってしまいそうです。ファンドの乗り換えで 0.05% 節約できるとしても、その4年分かかるということです。
まあ、乙のように少額の保有者は少ないのでしょう。数十万円とか買っている人が多いのではないかと思いますが、ならば、この種のコストも気にならないかもしれません。
あ、こういうコストもファンド内から(つまりは自分のお金から)支出されるんですよね。全体でどれくらいコストがかかるものなんでしょうか。急に気になってきました。次の運用報告書を見れば書いてあるはずですね。
2009.12.12 追記
この話の続きを
http://otsu.seesaa.net/article/135384377.html
に書きました。
よろしければご参照ください。
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