乙は平成28年分の確定申告の書類を書きました。
乙の場合は、今まで30年以上、紙で書いて提出してきました。しかし、妻が国税庁のHPから申告する方が計算が楽でいいと盛んに勧めるものですから、今回は、思い切ってその方法で申告することにしました。
とはいえ、今まで通り、エディタでテキストファイルに申告内容を全部書き、一通りの計算を済ませた上で、国税庁のHPにアクセスしました。
記入するといっても、大したことはないのですが、はじめから記入するとなると、数時間はかかります。
所得の内訳書、雑所得の場合の必要経費の計算、医療費控除(妻の医療費も合わせて)、寄付金控除くらいを書けばそれで終了です。
書いてみて、昨年の確定申告で乙が勘違いしていたことがいくつか見つかりました。
(1) 給与所得だと思っていたものの1件が雑所得でした。
支払金額に対して源泉徴収税額が3%ほどしかないケースがあり、これを給与所得だと勘違いしていたのでした。普通は、雑所得の源泉徴収税額は1割ちょいのはずなのですが、なぜここからの収入は3%でいいのか、理解できません。源泉徴収票をよく見ると、「報酬」であり、給与所得の源泉徴収票と形式が違っていますので、雑所得とするべきところです。
(2) ふるさと納税の寄付金控除の書き方が間違っていました。
ふるさと納税した金額の全部が寄付金控除の金額になるわけではなく、2千円を引かなければならないのですが、昨年はそのまま書いていました。正しくは修正申告するべきですが、まあここをいじったからといってそんなに大きく金額が変わるわけでもなく、往復の郵便代やその他の手間を考えると、税務署としてもペイしないと考えたのでしょう。
(3) 認定NPO法人等寄附金や公益社団法人等寄附金で、東京都の条例指定対象寄付金に該当するケースがありました。
一部の団体で該当することが領収書に書いてあり、気になって一通り調べてみたところ、乙の寄付先のかなりの部分が東京都の指定団体になっていることがわかりました。これを確定申告のときに明記することによって、住民税がほんの少しだけ安くなります。
他にもあるかもしれません。何はともあれ、違ったやり方でも計算してみて、自分の計算法でいいのか、チェックすることが大事です。
確定申告の用紙を少しくらい書き間違えて提出しても、税務署は細かくチェックしているわけではないようで、間違っていることを指摘してきません。税務署のほうでは、少額の間違いは、書き直すまでもなく、手間をかける方が大変だと思っているのかもしれません。特に、こうすれば納税者のほうが得になるという場合、自分で気がつかないと、ずっとそのままになってしまいそうです。
今回、新しいやり方で確定申告することによって、乙の勘違いを見つけることができ、助かりました。
2017年03月09日
2014年03月05日
確定申告提出
乙は、平成25年分の確定申告を終えました。
例年だと、時間を計って記入するようにしているのですが、今回は、うっかりしてしまいました。そんなわけで、領収書の整理・書類の記入にかかった時間は正確ではありませんが、合計で8時間くらいかかったように思います。
なぜこんなに大変だったかというと、今回新たに加わった以下のような事情があったように思います。
(1) 株式や投資信託の譲渡所得
(2) 寄附金控除
(3) 医療費控除
以下のそれぞれの事情を書いておきましょう。(実は、今後の確定申告に関する自分自身のためのメモです。)
(1) 株式や投資信託の譲渡所得
乙は源泉徴収付きの特定口座を利用していますので、株式や投資信託の譲渡所得については、何も申告しなくても、それで全部済んでしまいます。例年はそれでいいのですが、今回はちょっと違いました。昨年末に大量に株式や投資信託を売却したのですが、一つの証券会社では譲渡益が出て(黒字になり)、もう一つの証券会社では譲渡損が出た(赤字になった)のです。二つの証券会社の特定口座ではありますが、これを合算すると、少しだけ有利になります。譲渡益が圧縮されるので、その分の税金が安くなるのです。そこで、これを税務署でもらってきた源泉分離課税の書式(第三表)に記入したのですが、記入がけっこう大変でした。初めての経験ということが大きいと思います。一番シンプルな申告のはずですが、税務署でくれる書類の中に当てはまる事例がなく、結局、さまざまな事例集などをあちこち読んで、やっと記入ができました。
普通に書く第一表、第二表と第三表の関係がわかりにくく、一方を一気に書くわけにいかず、両者を並行して記入しなければいけないので、その点も大変でした。
結局、記入のしかたを説明してある書類を熟読する羽目になり、時間がかかってしまいました。
ついでにメモしておきますが、こういう申告をすると、住民税のところも譲渡所得の源泉徴収額(住民税分)を記入しなければなりません。これを忘れると、住民税分の還付がなくなってしまいます。
(2) 寄附金控除
寄附金控除については、今までの所得控除でなく、税額控除を選んだのですが、これまた記入がややこしかったです。ネットで「公益社団法人等寄附金特別控除を受けられる方へ」を読みながら「公益社団法人等寄附金特別控除額の計算明細書」を記入するのですが、
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/yoshiki02/09-2.pdf
これだけでも十分ややこしいのに加え、乙の場合は、認定NPO法人に対する寄付もあったので、「認定NPO法人等寄附金特別控除を受けられる方へ」を読みながら「認定NPO法人等寄附金特別控除額の計算明細書」を記入します。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/yoshiki02/09-1.pdf
こちらもややこしかったです。両者が関連するので、並行して記入しなければならないのです。しかも、計算明細書の書式を見ればわかるように、一方では平成25年分の所得税の額を計算しておかなければ記入できないようになっています。三者並行記入のようなもので、一体どれから記入すればいいものやら、迷いました。
また、寄附金控除についても、住民税のところに記入する必要があります。これが、単純な合計額でなく、都道府県のところには公益社団法人等寄附金の金額と認定NPO法人等寄附金の金額の合計を記入するとともに、市区町村のところには認定NPO法人等寄附金の金額を記入するということで、両者の合計額は、寄附金の合計額と異なるということになります。いかにも間違えそうです。
(3) 医療費控除
妻の分も合わせて申告することにしました。
領収書の整理に時間がかかりました。
しかし、行った作業自体は以前と変わりません。
何ともややこしい話です。
来年の申告は、また違った要素が加わることになりそうで、戦々恐々です。
例年行っている作業だけでも大変なのに、毎年、新たな事項が加わっていく気がします。
年齢とともに、税金の申告は深刻な作業になるのですね。
時間をかけてこういう書類を書いた上で、結局、何百万円かの税金を取られているわけですから、何とも言えない気分です。確定申告は、日本に住む者の義務として毎年行っていますが、乙にとっては、この時期になると繰り返される憂鬱な作業です。
例年だと、時間を計って記入するようにしているのですが、今回は、うっかりしてしまいました。そんなわけで、領収書の整理・書類の記入にかかった時間は正確ではありませんが、合計で8時間くらいかかったように思います。
なぜこんなに大変だったかというと、今回新たに加わった以下のような事情があったように思います。
(1) 株式や投資信託の譲渡所得
(2) 寄附金控除
(3) 医療費控除
以下のそれぞれの事情を書いておきましょう。(実は、今後の確定申告に関する自分自身のためのメモです。)
(1) 株式や投資信託の譲渡所得
乙は源泉徴収付きの特定口座を利用していますので、株式や投資信託の譲渡所得については、何も申告しなくても、それで全部済んでしまいます。例年はそれでいいのですが、今回はちょっと違いました。昨年末に大量に株式や投資信託を売却したのですが、一つの証券会社では譲渡益が出て(黒字になり)、もう一つの証券会社では譲渡損が出た(赤字になった)のです。二つの証券会社の特定口座ではありますが、これを合算すると、少しだけ有利になります。譲渡益が圧縮されるので、その分の税金が安くなるのです。そこで、これを税務署でもらってきた源泉分離課税の書式(第三表)に記入したのですが、記入がけっこう大変でした。初めての経験ということが大きいと思います。一番シンプルな申告のはずですが、税務署でくれる書類の中に当てはまる事例がなく、結局、さまざまな事例集などをあちこち読んで、やっと記入ができました。
普通に書く第一表、第二表と第三表の関係がわかりにくく、一方を一気に書くわけにいかず、両者を並行して記入しなければいけないので、その点も大変でした。
結局、記入のしかたを説明してある書類を熟読する羽目になり、時間がかかってしまいました。
ついでにメモしておきますが、こういう申告をすると、住民税のところも譲渡所得の源泉徴収額(住民税分)を記入しなければなりません。これを忘れると、住民税分の還付がなくなってしまいます。
(2) 寄附金控除
寄附金控除については、今までの所得控除でなく、税額控除を選んだのですが、これまた記入がややこしかったです。ネットで「公益社団法人等寄附金特別控除を受けられる方へ」を読みながら「公益社団法人等寄附金特別控除額の計算明細書」を記入するのですが、
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/yoshiki02/09-2.pdf
これだけでも十分ややこしいのに加え、乙の場合は、認定NPO法人に対する寄付もあったので、「認定NPO法人等寄附金特別控除を受けられる方へ」を読みながら「認定NPO法人等寄附金特別控除額の計算明細書」を記入します。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/yoshiki02/09-1.pdf
こちらもややこしかったです。両者が関連するので、並行して記入しなければならないのです。しかも、計算明細書の書式を見ればわかるように、一方では平成25年分の所得税の額を計算しておかなければ記入できないようになっています。三者並行記入のようなもので、一体どれから記入すればいいものやら、迷いました。
また、寄附金控除についても、住民税のところに記入する必要があります。これが、単純な合計額でなく、都道府県のところには公益社団法人等寄附金の金額と認定NPO法人等寄附金の金額の合計を記入するとともに、市区町村のところには認定NPO法人等寄附金の金額を記入するということで、両者の合計額は、寄附金の合計額と異なるということになります。いかにも間違えそうです。
(3) 医療費控除
妻の分も合わせて申告することにしました。
領収書の整理に時間がかかりました。
しかし、行った作業自体は以前と変わりません。
何ともややこしい話です。
来年の申告は、また違った要素が加わることになりそうで、戦々恐々です。
例年行っている作業だけでも大変なのに、毎年、新たな事項が加わっていく気がします。
年齢とともに、税金の申告は深刻な作業になるのですね。
時間をかけてこういう書類を書いた上で、結局、何百万円かの税金を取られているわけですから、何とも言えない気分です。確定申告は、日本に住む者の義務として毎年行っていますが、乙にとっては、この時期になると繰り返される憂鬱な作業です。
2014年02月23日
2013年末から2014年にかけての投資状況の変化
2013年末に乙の投資状況について大きな変動があったので、ちょっとメモしておきましょう。
乙は、今までいろいろな投資を経験してきたのですが、2013年末には方針を一変させました。実は、建て売りの一戸建てを購入することになったのです。購入に当たってはいろいろと考えるところがありました。詳細は省きますが、結果的に都内某所に購入することになりました。それに伴い、資金が必要になりました。数千万円の大きな買物です。
孫への教育資金の贈与
2013.8.6 http://otsu.seesaa.net/article/371185723.html
2013.8.4 http://otsu.seesaa.net/article/371026364.html
も延期することにしました。
年末には、定期預金の解約などを行って資金を用意していったのですが、その途中で乙は住宅ローンを借りることができないことがわかりました。健康上の理由です。ある程度の年齢になると、こんなこともあるのですね。
そこで、国内で乙が保有している株や投信(ETF や MMF を含めて)を大量に解約・売却することになりました。乙が利用している国内の証券会社はすべてネット対応なので、現金化するにはあまり時間がかかりません。銀行もすべてネットで手続きができます。
いざとなると、海外で保有している株や投信はあてにならないものです。現金化するには時間がかかります。
結果的に、住宅ローンなしで何とか住宅購入資金を工面することができました。妻にも資金の一部を出してもらいました。
2014年からは株や投信の売却に際して 20% の税金がかかりますので、いずれにせよ2013年末までにはある程度売却しようと考えていましたが、それを通り越して、かなりスッカラカンになる程度にまで株や投信を売却しました。たとえば、株主優待のことを考えて、いくつかの銘柄は残しておこうとか、損失が出ている株は売らないようにして、将来利益が出ている株を売却することになったらそのときに売ろうとか考えていましたが、そんな悠長なことは言っていられなくなりました。国内の証券会社の残高は、ほぼスッカラカンです。
こんなわけで、乙のポートフォリオは大きく毀損しました。たとえば、日本株は全資産の 10% くらい保有しようと考えていましたが、今のところは 1.63% しかありません。日本債券や定期預金もほぼゼロです。
現在(2014年)は、アメリカ株(実態は ETF)などを売却しながら、海外にある資金を国内に戻し、日本株を買おうとしているところです。
NISA も利用できるようにしてありますが、年間100万円という枠ではポートフォリオを手直しすることには役立ちません。2014年内くらいには 1,000 万円以上の資金移動を行わなければなりません。給与所得から投資に回す分も日本株に全力注入でよさそうです。
日本株は、消費税のアップにともない、4月以降に下がると予想しています。そのころにでも買いに出ようかなと考えているところです。ま、予想は当たらないかもしれませんが。
今回の資金移動でいろいろ貴重な経験をしました。やはり、株式や投資信託は現金化しやすいということなどを痛感しました。投資にあたっては、そういう流動性も大事ですね。人生の各段階で何があるかわからないですから。
意外と大変になりそうなことは、確定申告です。乙は、源泉徴収付きの特定口座を利用していますので、あまり関係ないかと思っていましたが、一部の証券会社では損失が出て、別の証券会社では利益が出ましたので、通算する処理が必要になりました。今まで未経験ですから、記入のしかたがわかりません。ま、税務署に聞きながら記入するのでしょうかね。
乙は、今までいろいろな投資を経験してきたのですが、2013年末には方針を一変させました。実は、建て売りの一戸建てを購入することになったのです。購入に当たってはいろいろと考えるところがありました。詳細は省きますが、結果的に都内某所に購入することになりました。それに伴い、資金が必要になりました。数千万円の大きな買物です。
孫への教育資金の贈与
2013.8.6 http://otsu.seesaa.net/article/371185723.html
2013.8.4 http://otsu.seesaa.net/article/371026364.html
も延期することにしました。
年末には、定期預金の解約などを行って資金を用意していったのですが、その途中で乙は住宅ローンを借りることができないことがわかりました。健康上の理由です。ある程度の年齢になると、こんなこともあるのですね。
そこで、国内で乙が保有している株や投信(ETF や MMF を含めて)を大量に解約・売却することになりました。乙が利用している国内の証券会社はすべてネット対応なので、現金化するにはあまり時間がかかりません。銀行もすべてネットで手続きができます。
いざとなると、海外で保有している株や投信はあてにならないものです。現金化するには時間がかかります。
結果的に、住宅ローンなしで何とか住宅購入資金を工面することができました。妻にも資金の一部を出してもらいました。
2014年からは株や投信の売却に際して 20% の税金がかかりますので、いずれにせよ2013年末までにはある程度売却しようと考えていましたが、それを通り越して、かなりスッカラカンになる程度にまで株や投信を売却しました。たとえば、株主優待のことを考えて、いくつかの銘柄は残しておこうとか、損失が出ている株は売らないようにして、将来利益が出ている株を売却することになったらそのときに売ろうとか考えていましたが、そんな悠長なことは言っていられなくなりました。国内の証券会社の残高は、ほぼスッカラカンです。
こんなわけで、乙のポートフォリオは大きく毀損しました。たとえば、日本株は全資産の 10% くらい保有しようと考えていましたが、今のところは 1.63% しかありません。日本債券や定期預金もほぼゼロです。
現在(2014年)は、アメリカ株(実態は ETF)などを売却しながら、海外にある資金を国内に戻し、日本株を買おうとしているところです。
NISA も利用できるようにしてありますが、年間100万円という枠ではポートフォリオを手直しすることには役立ちません。2014年内くらいには 1,000 万円以上の資金移動を行わなければなりません。給与所得から投資に回す分も日本株に全力注入でよさそうです。
日本株は、消費税のアップにともない、4月以降に下がると予想しています。そのころにでも買いに出ようかなと考えているところです。ま、予想は当たらないかもしれませんが。
今回の資金移動でいろいろ貴重な経験をしました。やはり、株式や投資信託は現金化しやすいということなどを痛感しました。投資にあたっては、そういう流動性も大事ですね。人生の各段階で何があるかわからないですから。
意外と大変になりそうなことは、確定申告です。乙は、源泉徴収付きの特定口座を利用していますので、あまり関係ないかと思っていましたが、一部の証券会社では損失が出て、別の証券会社では利益が出ましたので、通算する処理が必要になりました。今まで未経験ですから、記入のしかたがわかりません。ま、税務署に聞きながら記入するのでしょうかね。
2013年07月06日
白鳥猛(2012.11)『相続税ゼロ』ナレッジフォア
乙が読んだ本です。「ニュージーランド 永住権投資プラン」という副題が付いています。
ニュージーランドに移住するといいよ的な内容の本です。
乙も、将来的に海外に移住することを考えてもいいので、その関心から読んでみました。
p.40 から、投資家カテゴリーによる永住権取得の話が出てきます。このカテゴリーには2種類あり、カテゴリー1は、1000万NZドル(約6億5000万円)をニュージーランドに投資することだそうです。乙の資金はそこまで達することはなさそうなので、この選択肢はありません。
カテゴリー2は、150万NZドル(約9800万円)ということで、こちらならば乙も可能性があります。
ところが、カテゴリー2には年齢制限があって、最高年齢が65歳に限定されるという話です。また3年以上のビジネスの経験が必要ということで、サラリーマンとして勤務するのは「ビジネス」とは認められないでしょうから、この面でも無理ですし、乙は65歳までは国内で働くことになりそうなので、その面でも無理です。
つまり、今の制度では、乙がニュージーランドに永住する可能性はないということになります。
ここまで読んで、急に、その先を読む気をなくしてしまいました。
実は、本書の後半の第4章・第5章で、ニュージーランドのビジネス環境と生活のしかたが解説されます。ここを読むと、ニュージーランドに住むのもいいなあと思えるのですが、何といっても、投資家カテゴリーのビザが出なければ、もう話は終わりです。
海外に住むことは、けっこうハードルが高いのですね。
ニュージーランドに移住するといいよ的な内容の本です。
乙も、将来的に海外に移住することを考えてもいいので、その関心から読んでみました。
p.40 から、投資家カテゴリーによる永住権取得の話が出てきます。このカテゴリーには2種類あり、カテゴリー1は、1000万NZドル(約6億5000万円)をニュージーランドに投資することだそうです。乙の資金はそこまで達することはなさそうなので、この選択肢はありません。
カテゴリー2は、150万NZドル(約9800万円)ということで、こちらならば乙も可能性があります。
ところが、カテゴリー2には年齢制限があって、最高年齢が65歳に限定されるという話です。また3年以上のビジネスの経験が必要ということで、サラリーマンとして勤務するのは「ビジネス」とは認められないでしょうから、この面でも無理ですし、乙は65歳までは国内で働くことになりそうなので、その面でも無理です。
つまり、今の制度では、乙がニュージーランドに永住する可能性はないということになります。
ここまで読んで、急に、その先を読む気をなくしてしまいました。
実は、本書の後半の第4章・第5章で、ニュージーランドのビジネス環境と生活のしかたが解説されます。ここを読むと、ニュージーランドに住むのもいいなあと思えるのですが、何といっても、投資家カテゴリーのビザが出なければ、もう話は終わりです。
海外に住むことは、けっこうハードルが高いのですね。
2012年03月19日
日経ヴェリタスに登場
乙は、日経ヴェリタスの第209号(3月11日〜17日)の61ページ「個人投資家 七転び八起き」欄に登場しました。
先日、喫茶店で日経の記者さんと会って、2時間ほどお話ししたのですが、それを記者さんがまとめてくれたというわけです。いろいろ話したことのうち、ごく一部しか扱っていませんでしたが、まあいいでしょう。
大きな失敗談も載っています。
話した内容は、このブログの記事と重なります、当然ですが。
ということで、このブログを読めばわかるようなことばかりです。しかし、簡単に過去7年ほどの足取りを見るにはいいかもしれません。
新聞記事ということで、このブログで伏せている情報が載っています。
一つは乙の上半身のイラストです。けっこう似ているように思います。
先日、喫茶店で日経の記者さんと会って、2時間ほどお話ししたのですが、それを記者さんがまとめてくれたというわけです。いろいろ話したことのうち、ごく一部しか扱っていませんでしたが、まあいいでしょう。
大きな失敗談も載っています。
話した内容は、このブログの記事と重なります、当然ですが。
ということで、このブログを読めばわかるようなことばかりです。しかし、簡単に過去7年ほどの足取りを見るにはいいかもしれません。
新聞記事ということで、このブログで伏せている情報が載っています。
一つは乙の上半身のイラストです。けっこう似ているように思います。
2011年05月14日
所得税の確定申告が遅れる
平成22年度分の所得税の確定申告の届けが遅れてしまいました。
理由は特にありません。
3月くらいから本業が忙しくなり、国民の義務である確定申告の計算が遅れに遅れてしまいました。毎年、数時間程度はかかるのですが、今年はその時間が取れなかったのです。なぜでしょう。自分でもわかりません。
5月の連休を利用して、ようやく税務署に提出することができました。数万円の追加納税になりました。
乙は延滞税を覚悟していましたが、税務署からの連絡によれば、6月までは延滞税がつかないのだそうです。やれやれありがたいことです。
さっそく郵便局に行って払うことにしました。
理由は特にありません。
3月くらいから本業が忙しくなり、国民の義務である確定申告の計算が遅れに遅れてしまいました。毎年、数時間程度はかかるのですが、今年はその時間が取れなかったのです。なぜでしょう。自分でもわかりません。
5月の連休を利用して、ようやく税務署に提出することができました。数万円の追加納税になりました。
乙は延滞税を覚悟していましたが、税務署からの連絡によれば、6月までは延滞税がつかないのだそうです。やれやれありがたいことです。
さっそく郵便局に行って払うことにしました。
2011年04月20日
宅配される新聞を読むのも大変
昨年あたりから乙の仕事が忙しくなり、この4月からさらに大変になってきました。乙は、自宅で日経新聞を定期購読していますが、これをちゃんと読むのもむずかしくなってきました。妻が先に読んで、乙は1日遅れで読むことも多くなってきました。そんなことをしていると、だんだん新聞を読まなくてもいいのではないかと感じるようになってきました。ニュースは、テレビでも流れていますし、ネットのポータルサイトなどでも読めます。
数十年続けてきた習慣ですから、新聞を取らないということもさみしい気がしていますが、本当に必要かと考えてみると、けっこう不要なように思います。こんなことを考えてしまうくらい、新聞で読むべき欄がないように感じています。各種ブログの方が鋭い洞察にあふれています。
ただし、新聞の宅配には、まったく別の意味が一つあります。
一人住まいの場合で孤独死した後、比較的早く「発見」されるということです。
まあ、死ぬこと自体には間に合わないので、ホントに意味があるのか、疑わしいのですが、……。
さらに高齢化が進んでいくこれからの日本で、新聞の宅配は重要な福祉ポイントになるかもしれません。民生委員なんて、たまに回ってくるだけだから、孤独死なんてわからないでしょう。それよりは新聞配達員の方が、新聞受けにたまっていく毎日の新聞を見て異変に気づくと思われます。
年を取ってからの一人住まいがどんなものか、乙は経験したことがないので、わかりません。
そういえば、ブログもそんな意味合いがあるかもしれません。ブログの更新が(意図的でなく)途絶えたとき、その管理者は身体的に危機状態なのかもしれません。まあ、そんなことにはなりたくないものですが、……。
数十年続けてきた習慣ですから、新聞を取らないということもさみしい気がしていますが、本当に必要かと考えてみると、けっこう不要なように思います。こんなことを考えてしまうくらい、新聞で読むべき欄がないように感じています。各種ブログの方が鋭い洞察にあふれています。
ただし、新聞の宅配には、まったく別の意味が一つあります。
一人住まいの場合で孤独死した後、比較的早く「発見」されるということです。
まあ、死ぬこと自体には間に合わないので、ホントに意味があるのか、疑わしいのですが、……。
さらに高齢化が進んでいくこれからの日本で、新聞の宅配は重要な福祉ポイントになるかもしれません。民生委員なんて、たまに回ってくるだけだから、孤独死なんてわからないでしょう。それよりは新聞配達員の方が、新聞受けにたまっていく毎日の新聞を見て異変に気づくと思われます。
年を取ってからの一人住まいがどんなものか、乙は経験したことがないので、わかりません。
そういえば、ブログもそんな意味合いがあるかもしれません。ブログの更新が(意図的でなく)途絶えたとき、その管理者は身体的に危機状態なのかもしれません。まあ、そんなことにはなりたくないものですが、……。
2011年03月20日
次男が家を出ることに
以前のブログ記事で、同居している次男が家を出るかもしれないと書きました。
2011.1.9 http://otsu.seesaa.net/article/179734119.html
いよいよそうなってしまいました。都内の某所にマンションを借り、女性と同居するとのことです。
まあ、子供はいずれは家を出ていくものと思っていましたが、そろそろそういう時期になったのでしょう。
乙は、同棲には賛成できません。
将来の結婚を考えているなら、披露宴は後でもいいので、今すぐにでも婚姻届けを出してしまうべきです。
結婚しない選択肢があるなら、同棲するというのはある意味で無責任です。女性側の負担が大きいと思います。
同棲するときの問題はいろいろあります。お金の問題なども結構大きいでしょう。当面は二人でお金を出し合って生活するのでしょうが、法律上の夫婦でなければ、いざ近所とトラブルが起こったりすると大変です。たとえば、うっかり水漏れ事故を起こしてしまったりして、下の階の人に損害を与えた場合などです。どちらがどう負担するかで、二人の仲が険悪になったりするかもしれません。
また、一方が何かの事故で重い後遺症を負ったときに、責任を持って他方が面倒を見ていけるのか、それでいいのかなどという深刻な問題もあるかもしれません。
乙がこの意見を伝えた上で、二人で考えて、やっぱり同棲するという結論を出したようなので、乙は大人の判断として尊重し、それ以上は言ってもしかたがないと思いました。
とはいえ、当面の金がないとのことなので、乙が 100 万円ほど用立てることにしました。礼金・敷金・引越費用・家具類の購入などを考えると、けっこうかかるものなのですね。
そのうち30万円は、親からの援助ということにし、あと70万円は、ちょっとたってから順次返済ということにしました。本当に返してくれるかどうかはわかりません。親子だから、返してくれなくてもしかたがないと思っています。返してくれれば、誠実さがわかります。返してくれなければ、「借りると言って実はもらう」タイプの人間だということがわかります。さて、どちらでしょう。
2011.1.9 http://otsu.seesaa.net/article/179734119.html
いよいよそうなってしまいました。都内の某所にマンションを借り、女性と同居するとのことです。
まあ、子供はいずれは家を出ていくものと思っていましたが、そろそろそういう時期になったのでしょう。
乙は、同棲には賛成できません。
将来の結婚を考えているなら、披露宴は後でもいいので、今すぐにでも婚姻届けを出してしまうべきです。
結婚しない選択肢があるなら、同棲するというのはある意味で無責任です。女性側の負担が大きいと思います。
同棲するときの問題はいろいろあります。お金の問題なども結構大きいでしょう。当面は二人でお金を出し合って生活するのでしょうが、法律上の夫婦でなければ、いざ近所とトラブルが起こったりすると大変です。たとえば、うっかり水漏れ事故を起こしてしまったりして、下の階の人に損害を与えた場合などです。どちらがどう負担するかで、二人の仲が険悪になったりするかもしれません。
また、一方が何かの事故で重い後遺症を負ったときに、責任を持って他方が面倒を見ていけるのか、それでいいのかなどという深刻な問題もあるかもしれません。
乙がこの意見を伝えた上で、二人で考えて、やっぱり同棲するという結論を出したようなので、乙は大人の判断として尊重し、それ以上は言ってもしかたがないと思いました。
とはいえ、当面の金がないとのことなので、乙が 100 万円ほど用立てることにしました。礼金・敷金・引越費用・家具類の購入などを考えると、けっこうかかるものなのですね。
そのうち30万円は、親からの援助ということにし、あと70万円は、ちょっとたってから順次返済ということにしました。本当に返してくれるかどうかはわかりません。親子だから、返してくれなくてもしかたがないと思っています。返してくれれば、誠実さがわかります。返してくれなければ、「借りると言って実はもらう」タイプの人間だということがわかります。さて、どちらでしょう。
ラベル:同棲
2011年02月18日
投資本を処分する?
水瀬ケンイチさんのサイトで「投資本100冊を処分したら」
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-1648.html
という記事がありました。
乙の場合も、7年ほど前から投資関連本を読み始め、いろいろ買い込みました。図書館で借りることもないわけではなかったのですが、まずは身銭を出して買うようにしないと知識が身に付かないと思っていました。
自宅には投資関連本が 200 冊くらいはあるでしょうか。80cm 幅の本棚の棚板5枚分です。それ以外に雑誌類や目論見書などがありますので、これらだけで本棚1個分はあります。
乙は、もともと本を買うのが好きな方で、自宅には書庫もあり、本棚が40個ほど置いてありますので、少しくらい追加して買ってもいいだろうと安易に考えてしまいました。
最近は、投資本がたまってきた感じがあり、買うのは控えて、もっぱら図書館利用ですませています。読むのが何ヶ月か遅れても、それで問題になるわけではありません。
それにしても、読んだ本を自宅に置いておくのはじゃまです。乙も本を処分しようかと思っていますが、時間が問題です。残すべきものを選ぶには時間が必要です。これがないのです。全部残しておくというのは一番安易な方法です。しかし、このために、机の上もその回りも本があふれてきて、「雪崩れ」の一歩手前です。投資関連本以外の本が山のようにあるのです。
どうしたものでしょうか。来月にでも大掃除しましょうか。
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-1648.html
という記事がありました。
乙の場合も、7年ほど前から投資関連本を読み始め、いろいろ買い込みました。図書館で借りることもないわけではなかったのですが、まずは身銭を出して買うようにしないと知識が身に付かないと思っていました。
自宅には投資関連本が 200 冊くらいはあるでしょうか。80cm 幅の本棚の棚板5枚分です。それ以外に雑誌類や目論見書などがありますので、これらだけで本棚1個分はあります。
乙は、もともと本を買うのが好きな方で、自宅には書庫もあり、本棚が40個ほど置いてありますので、少しくらい追加して買ってもいいだろうと安易に考えてしまいました。
最近は、投資本がたまってきた感じがあり、買うのは控えて、もっぱら図書館利用ですませています。読むのが何ヶ月か遅れても、それで問題になるわけではありません。
それにしても、読んだ本を自宅に置いておくのはじゃまです。乙も本を処分しようかと思っていますが、時間が問題です。残すべきものを選ぶには時間が必要です。これがないのです。全部残しておくというのは一番安易な方法です。しかし、このために、机の上もその回りも本があふれてきて、「雪崩れ」の一歩手前です。投資関連本以外の本が山のようにあるのです。
どうしたものでしょうか。来月にでも大掃除しましょうか。
2011年01月05日
クレジットカードを使った裏技的融資
乙のところに、ダイレクト電子メールがきました。迷惑メールですが、「クレジットカードを使った裏技的融資」と書いてありました。普通は、こういうのは迷惑メールとして別扱いされ、受信されないのですが、どういうわけか、手元に届きました。
「全国対応 即日振込 来店不要 審査不要」ということで、全国どこでも即日キャッシュバックするそうです。
もちろん、乙自身がこんなものに申し込むつもりはありませんが、そこに書いてある手数料がずいぶん高いので驚きました。
手数料は、買い物をしたことにする金額の何%が融資されるかで表されていました。
「10万円まで 80%〜、11万〜30万 81%〜、31万〜50万 82%〜、51万〜70万 83%、71万〜100万 85%〜」とありました。「10万円まで 80%〜」というところで、最後に「〜」が付いているのも微妙です。10万円までの融資で 80% とは断定していないのです。普通は、「80%〜」という書き方だと、「80%以上」というように読めますが、「80%以下」かもしれません。おそらくそう読むべきで、もっとも多く融資してくれる場合で 80% なのでしょう。資金繰りに困って、藁をもつかもうとする人なら、これが 75% とか、70% とかいわれても、OKと言ってしまいそうです。
仮に 80% としましょう。クレジットカードを使ってから、銀行口座から引き落とされるまで、最長で2ヵ月です。2ヵ月で 20% という手数料は大変な暴利です。1年経てば、1.2^6=2.986 ですから、約 200% の金利ということになります。
誰が手を出すのだろうと思いますが、誰かが手を出すから、こういう業者も営業していけるのですね。
「全国対応 即日振込 来店不要 審査不要」ということで、全国どこでも即日キャッシュバックするそうです。
もちろん、乙自身がこんなものに申し込むつもりはありませんが、そこに書いてある手数料がずいぶん高いので驚きました。
手数料は、買い物をしたことにする金額の何%が融資されるかで表されていました。
「10万円まで 80%〜、11万〜30万 81%〜、31万〜50万 82%〜、51万〜70万 83%、71万〜100万 85%〜」とありました。「10万円まで 80%〜」というところで、最後に「〜」が付いているのも微妙です。10万円までの融資で 80% とは断定していないのです。普通は、「80%〜」という書き方だと、「80%以上」というように読めますが、「80%以下」かもしれません。おそらくそう読むべきで、もっとも多く融資してくれる場合で 80% なのでしょう。資金繰りに困って、藁をもつかもうとする人なら、これが 75% とか、70% とかいわれても、OKと言ってしまいそうです。
仮に 80% としましょう。クレジットカードを使ってから、銀行口座から引き落とされるまで、最長で2ヵ月です。2ヵ月で 20% という手数料は大変な暴利です。1年経てば、1.2^6=2.986 ですから、約 200% の金利ということになります。
誰が手を出すのだろうと思いますが、誰かが手を出すから、こういう業者も営業していけるのですね。
2011年01月01日
新年を迎えて
今年もめでたく新年を迎えることができました。
乙の場合、昨年は初孫の誕生ということがあり、今までの人生の中で一区切りがついた気分でした。何というのでしょうか、自分の世代から次の世代へとさまざまなものが受け継がれていく感覚です。「めでたい」ということばの意味を実感します。
新年を迎えて、息子の嫁にはお年玉をあげることにしました。
嫁から聞いたところでは、もうずっと前から社会人として働いているので、何年もお年玉をもらっていないそうです。一般にはお年玉というものは小さな子供がもらうものでしょう。遅くとも学生までで、卒業して働き出したら、お年玉はもらえないものです。
しかし、乙は、孫を育ててくれていることに対する感謝と、それにともなう収入の減少に対するわずかばかりの補填のつもりです。嫁の場合、乳飲み子を抱えていては、仕事も思うようにできないはずで、収入も激減していることでしょう。本当は、気分として毎月あげてもいいのですが、それでは息子夫婦が負担に感じるだろうし、いかにも生活費の補填のような感じになります。もちろん、息子の収入からなにがしかは嫁に回っているはずですが、それでも、嫁は自分の好きなようにお金が使えないだろうと思います。だから、嫁に自由に使えるお金を渡しておこうと考えたわけです。
お年玉の金額は6ケタにしました。これくらいあれば、使い出があるでしょう。5ケタでは、あっという間になくなってしまいそうです。
数ヶ月後にはまた何かの名目でプレゼントすることにしましょう。
寄付の場合も感じますが、ひとにプレゼントするというのは気持ちがいいものです。お年玉も同じです。お年玉も、プレゼントであり、実は自分のためにプレゼントしているような面があるのではないでしょうか。
今年もブログを書き続けるつもりでいますが、最近、書いている内容が投資そのものから社会的なものに変わってきているような気がしています。
これは、乙の仕事が忙しくなり、あれこれ投資行動がしにくくなっていることの反映です。
また、投資の方針がだいぶはっきりしてきたので、あまり悩まなくなったことも影響しているでしょう。
つまり「ブログに書きながらあれこれ考える」ことも少なくなったわけで、とすると、投資関連の話題を取り上げることも相対的に少なくなるかもしれません。
一応、ブログは書き続けるつもりでいますので、今年もよろしくお願いいたします。
乙の場合、昨年は初孫の誕生ということがあり、今までの人生の中で一区切りがついた気分でした。何というのでしょうか、自分の世代から次の世代へとさまざまなものが受け継がれていく感覚です。「めでたい」ということばの意味を実感します。
新年を迎えて、息子の嫁にはお年玉をあげることにしました。
嫁から聞いたところでは、もうずっと前から社会人として働いているので、何年もお年玉をもらっていないそうです。一般にはお年玉というものは小さな子供がもらうものでしょう。遅くとも学生までで、卒業して働き出したら、お年玉はもらえないものです。
しかし、乙は、孫を育ててくれていることに対する感謝と、それにともなう収入の減少に対するわずかばかりの補填のつもりです。嫁の場合、乳飲み子を抱えていては、仕事も思うようにできないはずで、収入も激減していることでしょう。本当は、気分として毎月あげてもいいのですが、それでは息子夫婦が負担に感じるだろうし、いかにも生活費の補填のような感じになります。もちろん、息子の収入からなにがしかは嫁に回っているはずですが、それでも、嫁は自分の好きなようにお金が使えないだろうと思います。だから、嫁に自由に使えるお金を渡しておこうと考えたわけです。
お年玉の金額は6ケタにしました。これくらいあれば、使い出があるでしょう。5ケタでは、あっという間になくなってしまいそうです。
数ヶ月後にはまた何かの名目でプレゼントすることにしましょう。
寄付の場合も感じますが、ひとにプレゼントするというのは気持ちがいいものです。お年玉も同じです。お年玉も、プレゼントであり、実は自分のためにプレゼントしているような面があるのではないでしょうか。
今年もブログを書き続けるつもりでいますが、最近、書いている内容が投資そのものから社会的なものに変わってきているような気がしています。
これは、乙の仕事が忙しくなり、あれこれ投資行動がしにくくなっていることの反映です。
また、投資の方針がだいぶはっきりしてきたので、あまり悩まなくなったことも影響しているでしょう。
つまり「ブログに書きながらあれこれ考える」ことも少なくなったわけで、とすると、投資関連の話題を取り上げることも相対的に少なくなるかもしれません。
一応、ブログは書き続けるつもりでいますので、今年もよろしくお願いいたします。
2010年12月30日
留守番電話にアンケートの録音が
乙が帰宅したら、自宅の留守番電話に着信があったことがわかりました。
録音されたメッセージを再生してみると次のようなものが聞こえてきました。
ここまででメッセージは切れていました。
もしも、乙が直接受話器を取ったとしたら、こういうアンケートをどうするでしょうか。
答えは簡単です。切ります。
録音メッセージを勝手に流すようなことでアンケートをしているなんて、答える側に失礼です。まずは、人間が応対して、回答者とやりとりをして、アンケートの目的や必要な時間などを知らせ、回答者が回答することに同意するかどうか、確認するべきです。その上で録音メッセージを流してダイヤルボタンで回答するならば、OKでしょう。
一方的に録音メッセージが始まって、それがアンケートだとしたら、それだけでアウトです。
次に、「最後までお答えいただいた方の中から、抽選で10名様に 5,000 円分の商品券をプレゼントしております。」が問題です。アンケートの実施側は、電話番号を知っているので、それで当選者に連絡するのでしょうが、それでは、本当に10人の人に 5,000 円を送ったのか、確認できません。もう少し公的な形で知らせるようにしないといけないのではないでしょうか。
そして、最初の質問というのが変です。金(きん)に関することをいきなり質問されるわけです。これはどうしたって身構えざるを得ません。アンケートの実施主体はどんなものなのか、少なくとも乙の電話番号を知っている会社に、お金に関するようなことをあれこれ伝えるなんて、不用心です。
こういうアンケートは、最初の質問は無難でも、そのうち、だんだん大胆な質問になったりして、「資産の総額を」なんて項目が最後にあるとすると、これに答えなければ謝礼ももらえないとか考えて、答えてしまうかもしれません。いや、そこで電話を切っても、そこまでの回答は先方の記録に残るわけです。
録音メッセージによる電話調査では、回答者側に「回答してもいいかどうか」を考える余裕がありません。メッセージ自体はゆっくりした口調だとしても、そもそも、適切な質問か、こういうことに回答していいのかなどと考えるとなると、判断が付きかねます。一度質問文全体を聞いてから、電話を切って考えてみて、それから再度回答するなら、まだわかりますが、それなしにいきなり質問では回答できないと思います。
録音されたメッセージを再生してみると次のようなものが聞こえてきました。
……簡単なアンケートをお願いしております。最後までお答えいただいた方の中から、抽選で10名様に 5,000 円分の商品券をプレゼントしております。お手元の電話機のダイヤルボタンを押してすぐにお答えいただけますので、ぜひ最後までご協力お願いいたします。
まず、最初の質問です。
ご自宅に、切れてしまったネックレス、片方なくしたイヤリング、サイズの合わなくなった指輪、金歯など、金に関するものが、あるという方は1番を、探せばあるかもしれないという方は2番を、ないという方は3番を押してください。それではどうぞ。
ここまででメッセージは切れていました。
もしも、乙が直接受話器を取ったとしたら、こういうアンケートをどうするでしょうか。
答えは簡単です。切ります。
録音メッセージを勝手に流すようなことでアンケートをしているなんて、答える側に失礼です。まずは、人間が応対して、回答者とやりとりをして、アンケートの目的や必要な時間などを知らせ、回答者が回答することに同意するかどうか、確認するべきです。その上で録音メッセージを流してダイヤルボタンで回答するならば、OKでしょう。
一方的に録音メッセージが始まって、それがアンケートだとしたら、それだけでアウトです。
次に、「最後までお答えいただいた方の中から、抽選で10名様に 5,000 円分の商品券をプレゼントしております。」が問題です。アンケートの実施側は、電話番号を知っているので、それで当選者に連絡するのでしょうが、それでは、本当に10人の人に 5,000 円を送ったのか、確認できません。もう少し公的な形で知らせるようにしないといけないのではないでしょうか。
そして、最初の質問というのが変です。金(きん)に関することをいきなり質問されるわけです。これはどうしたって身構えざるを得ません。アンケートの実施主体はどんなものなのか、少なくとも乙の電話番号を知っている会社に、お金に関するようなことをあれこれ伝えるなんて、不用心です。
こういうアンケートは、最初の質問は無難でも、そのうち、だんだん大胆な質問になったりして、「資産の総額を」なんて項目が最後にあるとすると、これに答えなければ謝礼ももらえないとか考えて、答えてしまうかもしれません。いや、そこで電話を切っても、そこまでの回答は先方の記録に残るわけです。
録音メッセージによる電話調査では、回答者側に「回答してもいいかどうか」を考える余裕がありません。メッセージ自体はゆっくりした口調だとしても、そもそも、適切な質問か、こういうことに回答していいのかなどと考えるとなると、判断が付きかねます。一度質問文全体を聞いてから、電話を切って考えてみて、それから再度回答するなら、まだわかりますが、それなしにいきなり質問では回答できないと思います。
2010年12月15日
HSBC 香港からのエアメール
乙のところには、たまに HSBC 香港からのエアメールが届きます。
ファンドの担当者が変わったとかいう連絡です。
毎月のレポートは電子メールになりましたから、エアメールで届くものというと、それ以外の連絡ということになります。
それはいいのですが、先日は、10月29日付けのエアメールが届きました。ファンドの会議があるとかいう連絡でした。しかし、香港から日本までで1ヵ月半もかかっています。
郵便の中には委任状が入っており、
と赤字で書いてありました。
海外と往復して、10日間くらいで返事が来ると思っているのでしょうか。
こんな郵便事故(1ヵ月半かかるのは事故です)もあるのですね。
ファンドの担当者が変わったとかいう連絡です。
毎月のレポートは電子メールになりましたから、エアメールで届くものというと、それ以外の連絡ということになります。
それはいいのですが、先日は、10月29日付けのエアメールが届きました。ファンドの会議があるとかいう連絡でした。しかし、香港から日本までで1ヵ月半もかかっています。
郵便の中には委任状が入っており、
IMPORTANT
PLEASE COMPLETE AND RETURN THIS FORM IMMEDIATELY
and in any event no later than 6:00 p.m. (Hong Kong time) on 9 November 2010.
と赤字で書いてありました。
海外と往復して、10日間くらいで返事が来ると思っているのでしょうか。
こんな郵便事故(1ヵ月半かかるのは事故です)もあるのですね。
2010年12月06日
American Biographical Institute からダイレクトメール
先日、乙の手元に「American Biographical Institute」というところからダイレクトメールが来ました。
アメリカの所在地が封筒に印刷されているのに、切手が貼ってなくて、代わりにスタンプらしきものが印刷されていましたが、それには「ROYAL MAIL/POSTAGE PAID GB/HQ 511」と書いてありました。「/」はそこで改行されているという意味です。GB とはイギリス(Great Britain)の頭字語なのでしょうか。
同封されていた手紙も変で、
You are nominated to receive the GOLD MEDAL FOR JAPAN in the name of your people and Japan.
などと書いてあります。いかにもアヤシイ手紙です。US$ 295.00 を払うと、額入りの盾がもらえるというのです。しかし、乙はそんなのには全く興味がないので、もちろん、依頼はしませんでした。
気になって、ネットを調べると、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B3%E5%A3%AB%E9%8C%B2
には、「紳士録商法 紳士録は掲載されることそのものがステイタスと考える人もいるため、悪用されることも多い。【中略】紳士録掲載時には支払いを求めないが、後日出版社が創作した賞の授賞を持ちかけ、その対価の支払いを求める例もある。この商法で有名な出版社としては、 International Biographical Centre (IBC)、 American Biographical Institute (ABI)等がある。」とありました。なるほど、そういう会社なのですね。
ついでに、リンクをたどると、
http://en.wikipedia.org/wiki/File:Letter_from_American_Biographical_Institute_150dpi_front_page.jpg
というのがあり、乙の手元に送られてきたのと同じような文面がありました。
ネットは便利です。
変な手紙が送られてきたときも、単にそれが怪しいと思うだけでなく、ネット検索でそういうことが確認できるようになっているのですからね。
それにしても、乙の名前がどこかの紳士録に載っているのでしょうね。いつかどこかでOKとしてしまったのかもしれません。
アメリカの所在地が封筒に印刷されているのに、切手が貼ってなくて、代わりにスタンプらしきものが印刷されていましたが、それには「ROYAL MAIL/POSTAGE PAID GB/HQ 511」と書いてありました。「/」はそこで改行されているという意味です。GB とはイギリス(Great Britain)の頭字語なのでしょうか。
同封されていた手紙も変で、
You are nominated to receive the GOLD MEDAL FOR JAPAN in the name of your people and Japan.
などと書いてあります。いかにもアヤシイ手紙です。US$ 295.00 を払うと、額入りの盾がもらえるというのです。しかし、乙はそんなのには全く興味がないので、もちろん、依頼はしませんでした。
気になって、ネットを調べると、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B3%E5%A3%AB%E9%8C%B2
には、「紳士録商法 紳士録は掲載されることそのものがステイタスと考える人もいるため、悪用されることも多い。【中略】紳士録掲載時には支払いを求めないが、後日出版社が創作した賞の授賞を持ちかけ、その対価の支払いを求める例もある。この商法で有名な出版社としては、 International Biographical Centre (IBC)、 American Biographical Institute (ABI)等がある。」とありました。なるほど、そういう会社なのですね。
ついでに、リンクをたどると、
http://en.wikipedia.org/wiki/File:Letter_from_American_Biographical_Institute_150dpi_front_page.jpg
というのがあり、乙の手元に送られてきたのと同じような文面がありました。
ネットは便利です。
変な手紙が送られてきたときも、単にそれが怪しいと思うだけでなく、ネット検索でそういうことが確認できるようになっているのですからね。
それにしても、乙の名前がどこかの紳士録に載っているのでしょうね。いつかどこかでOKとしてしまったのかもしれません。
2010年11月26日
マイレター.JP のサービスを解約
乙は、「乙川乙彦」名での郵便物や荷物のやりとりのために、住所がほしいと思い、ネットで探して、マイレター.JP のサービスを利用してきました。名刺にも品川区の「住所」を記載していました。こちらに郵便物を送ると、乙の本当の自宅あてに転送してくれるサービスです。
しかし、11月末をもって、これを解約することにしました。
一つには、この会社の「住所」が移転するということがあります。つまり、いずれにせよ名刺を作り直さなければならないということです。
もう一つ、乙あての郵便物や荷物があまりにも少ないということがあります。以前は基本料が無料サービスで、転送郵便物ごとに料金が発生する仕組みだったのですが、現在は有料サービスになり、毎月 525 円かかることになっています。ほとんど使わない住所の確保のために年間 6,300 円は痛いです。
というわけで、ふたたび「住所なし」に戻ることになります。
いずれにせよ、名刺も近日中に作り替えなければなりません。
これからは、乙の知り合いにでも転送を依頼してみましょうか。
しかし、11月末をもって、これを解約することにしました。
一つには、この会社の「住所」が移転するということがあります。つまり、いずれにせよ名刺を作り直さなければならないということです。
もう一つ、乙あての郵便物や荷物があまりにも少ないということがあります。以前は基本料が無料サービスで、転送郵便物ごとに料金が発生する仕組みだったのですが、現在は有料サービスになり、毎月 525 円かかることになっています。ほとんど使わない住所の確保のために年間 6,300 円は痛いです。
というわけで、ふたたび「住所なし」に戻ることになります。
いずれにせよ、名刺も近日中に作り替えなければなりません。
これからは、乙の知り合いにでも転送を依頼してみましょうか。
2010年08月26日
自分で電子書籍を作るか
乙は、ダイヤモンドオンラインで「一億総作家時代」をうたう記事を読みました。
http://diamond.jp/articles/-/9068
「パブー」を利用すれば、簡単に本が作れるという話です。
http://p.booklog.jp/
を見ると、ホントにすぐにでもできそうな感じになっています。
まあ、投資関連のことを書いて本にしようにも、あまりにも乙の知識がなさ過ぎるし、売れないことは明らかなのですが、退職後にでも書くなら、何か人生の新しい目標ができたようなものでしょう。
とはいえ、そのころには出版業界はさらに大きな変貌を遂げている可能性も高いので、今考えてもしかたがないのかもしれません。
当面は、日記としてブログに記録しておいて、後日、参照できればいいということにしておきましょう。
http://diamond.jp/articles/-/9068
「パブー」を利用すれば、簡単に本が作れるという話です。
http://p.booklog.jp/
を見ると、ホントにすぐにでもできそうな感じになっています。
まあ、投資関連のことを書いて本にしようにも、あまりにも乙の知識がなさ過ぎるし、売れないことは明らかなのですが、退職後にでも書くなら、何か人生の新しい目標ができたようなものでしょう。
とはいえ、そのころには出版業界はさらに大きな変貌を遂げている可能性も高いので、今考えてもしかたがないのかもしれません。
当面は、日記としてブログに記録しておいて、後日、参照できればいいということにしておきましょう。
ラベル:電子書籍
2010年08月21日
身辺が忙しすぎます。
以前にもグチを書いたのですが、
2009.5.22 http://otsu.seesaa.net/article/119976756.html
身辺が忙しすぎて、ほとほと困っています。
SBI 証券にログインしたところ、「最終ログイン」のところが1ヵ月前の日付が書かれていて、びっくりしました。
いつのまに1ヵ月経ったのでしょう。
その間、電子交付の書類なども見ることなく溜まってしまいました。
こんな状況だと、投資なんてやってられません。(いや、正確にいうと、何か適当な金融商品を購入するという判断ができません。)
やっぱり、定期的な購入(積立投資)がサラリーマンには一番いいようです。
2009.5.22 http://otsu.seesaa.net/article/119976756.html
身辺が忙しすぎて、ほとほと困っています。
SBI 証券にログインしたところ、「最終ログイン」のところが1ヵ月前の日付が書かれていて、びっくりしました。
いつのまに1ヵ月経ったのでしょう。
その間、電子交付の書類なども見ることなく溜まってしまいました。
こんな状況だと、投資なんてやってられません。(いや、正確にいうと、何か適当な金融商品を購入するという判断ができません。)
やっぱり、定期的な購入(積立投資)がサラリーマンには一番いいようです。
2010年06月10日
証券会社からの報告書とメール
乙は、各種投資信託や ETF に投資しているため、定期的に運用報告書が届きます。
あまりに多くて、とてもではないけれど、全部はとうてい読み切れません。
これは紙の無駄遣いだなあと思い、なるべくならば電子的に入手しようとして、そういう手続きをしました。
最近は、銀行も statement を電子的に送ってくるようになってきました。銀行のサイト内に置いておいて、利用者はネットで接続してみるという方式です。
新生銀行の場合も、
2009.5.21 http://otsu.seesaa.net/article/119912421.html
HSBC 香港も
2010.6.1 http://otsu.seesaa.net/article/151741977.html
電子的な書類になってきました。
こういうのも、メールで連絡が来るので、似たようなものです。
さて、ここで問題が生じました。乙の手元に届くメールが多すぎて、読み切れない事態になってきたのです。紙で読み切れないものは電子媒体でも読み切れないのです。まあ、運用報告書などは読まなくても大した影響はないのですが、それにしても、メールボックスに読み切れないメールが次々とたまっていくのは、心理的にイヤなものです。実際、乙のメールボックスの中には重要なメールとそうでないメールが混在しており、いつなんどきトラブルが起こるか、わかりません。毎日100通ほどのメールを読み、30通くらいメールを書いていますが、とてもではないけれど、整理しきれません。それとは別に迷惑メールなどは毎日 300 通近く来ますが、こちらは自動的に捨てるようにしています。
メールがそういう状態になると、紙はもっと悲惨になります。自宅でも勤務先でも、届く郵便物が多すぎて、読み切れないどころか、封筒を開封するのさえおっくうになり、そういう郵便物が机の上にうずたかく溜まっていきます。もう何が何だかわかりません。ファイリングなどの各種整理法は一通り読める状態のときに役立つのであって、読み切れないものは整理しようがありません。
当面は、仕事関連の書類の整理を優先し、時間の余裕ができたら机の上を整理することにしたいと思いますが、そうなると、運用報告書などのメールを読むのは、ますます遅れてしまいそうです。
メールは便利ですが、紙と違って、タイトルだけを見ても何が何だかよくわかりません。同じ投資信託の1年後の運用報告書がきたら、1年前の報告書はもう読む必要がないのですが、それがどのメールなのか、タイトルだけでは判別できません。
年齢とともに忙しさは増加していくものですが、これから先は一体どうなっていくのでしょうか。
あまりに多くて、とてもではないけれど、全部はとうてい読み切れません。
これは紙の無駄遣いだなあと思い、なるべくならば電子的に入手しようとして、そういう手続きをしました。
最近は、銀行も statement を電子的に送ってくるようになってきました。銀行のサイト内に置いておいて、利用者はネットで接続してみるという方式です。
新生銀行の場合も、
2009.5.21 http://otsu.seesaa.net/article/119912421.html
HSBC 香港も
2010.6.1 http://otsu.seesaa.net/article/151741977.html
電子的な書類になってきました。
こういうのも、メールで連絡が来るので、似たようなものです。
さて、ここで問題が生じました。乙の手元に届くメールが多すぎて、読み切れない事態になってきたのです。紙で読み切れないものは電子媒体でも読み切れないのです。まあ、運用報告書などは読まなくても大した影響はないのですが、それにしても、メールボックスに読み切れないメールが次々とたまっていくのは、心理的にイヤなものです。実際、乙のメールボックスの中には重要なメールとそうでないメールが混在しており、いつなんどきトラブルが起こるか、わかりません。毎日100通ほどのメールを読み、30通くらいメールを書いていますが、とてもではないけれど、整理しきれません。それとは別に迷惑メールなどは毎日 300 通近く来ますが、こちらは自動的に捨てるようにしています。
メールがそういう状態になると、紙はもっと悲惨になります。自宅でも勤務先でも、届く郵便物が多すぎて、読み切れないどころか、封筒を開封するのさえおっくうになり、そういう郵便物が机の上にうずたかく溜まっていきます。もう何が何だかわかりません。ファイリングなどの各種整理法は一通り読める状態のときに役立つのであって、読み切れないものは整理しようがありません。
当面は、仕事関連の書類の整理を優先し、時間の余裕ができたら机の上を整理することにしたいと思いますが、そうなると、運用報告書などのメールを読むのは、ますます遅れてしまいそうです。
メールは便利ですが、紙と違って、タイトルだけを見ても何が何だかよくわかりません。同じ投資信託の1年後の運用報告書がきたら、1年前の報告書はもう読む必要がないのですが、それがどのメールなのか、タイトルだけでは判別できません。
年齢とともに忙しさは増加していくものですが、これから先は一体どうなっていくのでしょうか。
2010年05月06日
お金と時間
fullofsunshine さんからのコメント
http://otsu.seesaa.net/article/148702213.html#comment
の中に「お金を時間で買う、あるいは、時間でお金を買う、この選択がありますね。」とありました。
確かに、世の中にはお金を払うことで時間が節約できる場合がありますし、時間を活かしてお金を得ることができる場合もあります。「働く」というのは、その典型的な例でしょう。
時間はどれくらい貴重かということを考えることがあります。この感覚は年齢によって大きく変わってきます。
若い(子供の)ときは、時間が豊富にある(というか時間が気にならない)ので、十分時間をそそいで思った通りのことができます。趣味の分野などでは、時間を集中的に使うことで、大きく力を伸ばせることなどもあるでしょう。
ところが、働くようになると、個人の時間がなくなってきます。会社に出て行って働いている間は、自分のために時間を使うことは許されません。(お昼休みなどは例外でしょうが。)
年を取ってくると、そろそろ人生の終わりが見えてきますから、「残された時間」が気になるものです。
時間がますます貴重なものになってきます。
乙がプラズマテレビを買ったのは、2003年2月のことでした。
2006.12.29 http://otsu.seesaa.net/article/30467014.html
当時、42型で50万円はちょっと高かったように思います。しかし、BSデジタルでハイビジョンを見たいと思いました。そこで、思い切ってプラズマテレビを買いました。実は、そのときに合わせて D-VHS 方式のビデオデッキを2台買ったのですが、それも「いつまで待っていてもしかたがない」と考えたからです。
その後、プラズマテレビの値段が安くなっていくことはわかっていました。しかし、今買ってハイビジョンを楽しまないと(十分安くなってから買ったのでは)死ぬまでに十分楽しめないのではないかと考えたのです。
5年後に買うよりも、今買うならば、毎月1万円ずつ払ってもいいだろうと思いました。(それ以外に、NHK と WOWOW で毎月5千円くらい払うことになります。)すると、5年間で60万円になります。60万円のテレビでも、他人よりも5年間先に見ることができれば、十分元が取れると考えたわけです。
乙の場合は、死ぬまでまだまだ数十年あると考えていますが、それにしても、残された時間は貴重です。自分の楽しみのために使える時間はわずかしかありません。時間がますます貴重になってきます。
時間を買うためには、もっとお金をかけてもいいのかもしれません。この感覚は、最近、だんだん強まってきました。
なお、退職してしまえば、一気に自由時間が増えますので、それはそれで楽しいようにも思いますが、乙の場合は、仕事に生きがいを感じていますので、当面は退職予定はありません。
2009.3.17 http://otsu.seesaa.net/article/115772289.html
http://otsu.seesaa.net/article/148702213.html#comment
の中に「お金を時間で買う、あるいは、時間でお金を買う、この選択がありますね。」とありました。
確かに、世の中にはお金を払うことで時間が節約できる場合がありますし、時間を活かしてお金を得ることができる場合もあります。「働く」というのは、その典型的な例でしょう。
時間はどれくらい貴重かということを考えることがあります。この感覚は年齢によって大きく変わってきます。
若い(子供の)ときは、時間が豊富にある(というか時間が気にならない)ので、十分時間をそそいで思った通りのことができます。趣味の分野などでは、時間を集中的に使うことで、大きく力を伸ばせることなどもあるでしょう。
ところが、働くようになると、個人の時間がなくなってきます。会社に出て行って働いている間は、自分のために時間を使うことは許されません。(お昼休みなどは例外でしょうが。)
年を取ってくると、そろそろ人生の終わりが見えてきますから、「残された時間」が気になるものです。
時間がますます貴重なものになってきます。
乙がプラズマテレビを買ったのは、2003年2月のことでした。
2006.12.29 http://otsu.seesaa.net/article/30467014.html
当時、42型で50万円はちょっと高かったように思います。しかし、BSデジタルでハイビジョンを見たいと思いました。そこで、思い切ってプラズマテレビを買いました。実は、そのときに合わせて D-VHS 方式のビデオデッキを2台買ったのですが、それも「いつまで待っていてもしかたがない」と考えたからです。
その後、プラズマテレビの値段が安くなっていくことはわかっていました。しかし、今買ってハイビジョンを楽しまないと(十分安くなってから買ったのでは)死ぬまでに十分楽しめないのではないかと考えたのです。
5年後に買うよりも、今買うならば、毎月1万円ずつ払ってもいいだろうと思いました。(それ以外に、NHK と WOWOW で毎月5千円くらい払うことになります。)すると、5年間で60万円になります。60万円のテレビでも、他人よりも5年間先に見ることができれば、十分元が取れると考えたわけです。
乙の場合は、死ぬまでまだまだ数十年あると考えていますが、それにしても、残された時間は貴重です。自分の楽しみのために使える時間はわずかしかありません。時間がますます貴重になってきます。
時間を買うためには、もっとお金をかけてもいいのかもしれません。この感覚は、最近、だんだん強まってきました。
なお、退職してしまえば、一気に自由時間が増えますので、それはそれで楽しいようにも思いますが、乙の場合は、仕事に生きがいを感じていますので、当面は退職予定はありません。
2009.3.17 http://otsu.seesaa.net/article/115772289.html
2010年05月04日
忙しいと低コストの投資はできない?
乙の周辺がいよいよ忙しくなってきました。ブログ記事を書く時間もなくなってきています。
最近は、自分のポートフォリオを確認することもできなくなって、間隔が空いてきました。(以前は、毎月1回だったのに、……。)
ポートフォリオを確認して、比率が下がっているところに追加投資するのがよいと思っています。一種のリバランスです。
現在のポートフォリオが確認できないと、何に投資したらいいかが判断できません。数ヶ月前のポートフォリオにしたがっていていいのか、疑問に思います。
つまり、「忙しい→ポートフォリオが確認できない→投資するべき金融商品が決定できない」というわけで、投資行動が延び延びになってしまっています。
乙は、最近、ETF 投資に傾いてきて、いくつかの ETF を購入することで一種のリバランスを行っているのですが、なかなかこれができなくなりつつあります。
低コストの投資を心がけると自分の時間を使うことになります。忙しくなると、自分の時間がなくなりますから、結果的に低コストの投資ができなくなります。
つくづく、定時積立は、忙しい人にはありがたい制度だと思います。バランス型ファンドも同様の効用があるかもしれません。
最近は、自分のポートフォリオを確認することもできなくなって、間隔が空いてきました。(以前は、毎月1回だったのに、……。)
ポートフォリオを確認して、比率が下がっているところに追加投資するのがよいと思っています。一種のリバランスです。
現在のポートフォリオが確認できないと、何に投資したらいいかが判断できません。数ヶ月前のポートフォリオにしたがっていていいのか、疑問に思います。
つまり、「忙しい→ポートフォリオが確認できない→投資するべき金融商品が決定できない」というわけで、投資行動が延び延びになってしまっています。
乙は、最近、ETF 投資に傾いてきて、いくつかの ETF を購入することで一種のリバランスを行っているのですが、なかなかこれができなくなりつつあります。
低コストの投資を心がけると自分の時間を使うことになります。忙しくなると、自分の時間がなくなりますから、結果的に低コストの投資ができなくなります。
つくづく、定時積立は、忙しい人にはありがたい制度だと思います。バランス型ファンドも同様の効用があるかもしれません。
2010年05月01日
投資家としての自己紹介
最近、乙のブログへのアクセス(訪問者数)が増えてきましたので、新しく読み始めた方には、ちょっと自己紹介があったほうがいいかななどと思いました。
乙の投資経験は、1990 年に松下電器産業(現パナソニック)と東芝の株を買ったことから始まりました。
とはいえ、株の知識もなく、単に臨時の収入があったので、株を買ってみたというだけの経験でした。
その後、松下の株は2006年に売却しましたし、東芝の株も2007年に売却しました。
乙は、国家公務員だった時期があり、さらに地方公務員になったりしたのですが、2005年に退職しました。その段階で民間に勤めるようになったのですが、それまでの公務員時代の分の「退職金」が出ました。それはそれなりの金額でした。
そこで、これを現金のまま15年も持っておくのは、非効率的だと考え、投資を考えるようになりました。
2004年の秋くらいから、いろいろ投資のことを調べはじめたのですが、どうしたらいいか、よくわからず、2005年4月から適当な投資をはじめました。
その後、2006年1月からこのブログを書き始め、ブログを書きながら考えるという経験を積みながら、次第に自分の流儀の投資法を作り上げてきました。
というわけで、「投資経験は何年ですか」と聞かれると、ちょっと困ります。最初に株を買ったところから数えると約20年になりますし、本格的に投資を意識しはじめたところから数えると約6年になります。
まだまだ投資家として未熟だと意識していますが、「ブログを書きながら考える」というのはなかなか得がたい経験だと思っています。いろいろな方からいただくコメントも元気の素です。
今後とも、よろしくお願いいたします。
乙の投資経験は、1990 年に松下電器産業(現パナソニック)と東芝の株を買ったことから始まりました。
とはいえ、株の知識もなく、単に臨時の収入があったので、株を買ってみたというだけの経験でした。
その後、松下の株は2006年に売却しましたし、東芝の株も2007年に売却しました。
乙は、国家公務員だった時期があり、さらに地方公務員になったりしたのですが、2005年に退職しました。その段階で民間に勤めるようになったのですが、それまでの公務員時代の分の「退職金」が出ました。それはそれなりの金額でした。
そこで、これを現金のまま15年も持っておくのは、非効率的だと考え、投資を考えるようになりました。
2004年の秋くらいから、いろいろ投資のことを調べはじめたのですが、どうしたらいいか、よくわからず、2005年4月から適当な投資をはじめました。
その後、2006年1月からこのブログを書き始め、ブログを書きながら考えるという経験を積みながら、次第に自分の流儀の投資法を作り上げてきました。
というわけで、「投資経験は何年ですか」と聞かれると、ちょっと困ります。最初に株を買ったところから数えると約20年になりますし、本格的に投資を意識しはじめたところから数えると約6年になります。
まだまだ投資家として未熟だと意識していますが、「ブログを書きながら考える」というのはなかなか得がたい経験だと思っています。いろいろな方からいただくコメントも元気の素です。
今後とも、よろしくお願いいたします。
2010年02月07日
忙しくなってくると、ブログを読むのが大変
乙は、ネット内でいくつかのブログを読んでいますが、気がつくと、だんだん増えてきて、今や RSS に登録してあるサイトが65個にもなっていました。
昨年は、5月から9月まで、ブログ類を読まなかったのですが、
2009.6.4 http://otsu.seesaa.net/article/120790527.html
それでも、自分の投資行動が変わることはないですし、別にどうということはありません。
乙は、過去数年間、ブログ類を読むことを楽しみにしてきましたが、これからは、読むほうを若干減らしたほうがいいのかもしれません。読んでいると、時間がなくなり、日常生活に支障を来すようになっています。
日付で削減する(一定の期間読まないことにする)のは問題なので、RSS に登録しておくサイトを半減させてみるのも一つの手のように思いました。
昨年は、5月から9月まで、ブログ類を読まなかったのですが、
2009.6.4 http://otsu.seesaa.net/article/120790527.html
それでも、自分の投資行動が変わることはないですし、別にどうということはありません。
乙は、過去数年間、ブログ類を読むことを楽しみにしてきましたが、これからは、読むほうを若干減らしたほうがいいのかもしれません。読んでいると、時間がなくなり、日常生活に支障を来すようになっています。
日付で削減する(一定の期間読まないことにする)のは問題なので、RSS に登録しておくサイトを半減させてみるのも一つの手のように思いました。
ラベル:ブログ
2010年01月07日
新生銀行のサイトとブラウザ Google Chrome(3)
まあ、多くの人にとっては、どうでもいいことでしょうが、新生銀行にアクセスするとき、サイトデザインが新しくなりました。
ところが、それにしたがって、乙にとっては大きな改善が行われていたのです。新生銀行のサイトがブラウザ Google Chrome に対応してくれたのです。
以前、新生銀行にアクセスしたときには、
2009.2.16 http://otsu.seesaa.net/article/114316309.html
2009.2.13 http://otsu.seesaa.net/article/114149078.html
で述べたように、対応していませんでしたので、新生銀行にアクセするときだけ別のブラウザを立ち上げるという不便を甘受しなければなりませんでした。
しかし、今は、Google Chrome でサクサクと実行できます。
もちろん、公には、新生銀行として Google Chrome に対応しているとは言っていないし、自分の勝手でアクセスしているだけですが、乙には大助かりでした。
ところが、それにしたがって、乙にとっては大きな改善が行われていたのです。新生銀行のサイトがブラウザ Google Chrome に対応してくれたのです。
以前、新生銀行にアクセスしたときには、
2009.2.16 http://otsu.seesaa.net/article/114316309.html
2009.2.13 http://otsu.seesaa.net/article/114149078.html
で述べたように、対応していませんでしたので、新生銀行にアクセするときだけ別のブラウザを立ち上げるという不便を甘受しなければなりませんでした。
しかし、今は、Google Chrome でサクサクと実行できます。
もちろん、公には、新生銀行として Google Chrome に対応しているとは言っていないし、自分の勝手でアクセスしているだけですが、乙には大助かりでした。
ラベル:新生銀行 Google Chrome
2009年10月18日
民主党が派遣社員を使う?
城繁幸氏が、「民主党は派遣使っちゃダメでしょう」というブログ記事をお書きです。
http://blog.goo.ne.jp/jyoshige/e/57a33b3771f20181fb1f0123458f1ca4
なかなかおもしろい記事でした。
朝日新聞の記事
http://www.asahi.com/politics/update/1012/TKY200910110301.html
を基にしたブログ記事です。年金記録問題の解決のために6万人を投入するという長妻昭厚労相の方針ですが、4年間で6万人を投入する(1年あたり 15,000 人)という大規模な人員をどう手当てするかという問題です。
朝日新聞の記事には「必要な要員は、来年1月に社保庁の後継組織として発足する日本年金機構で一括採用する。派遣やアルバイトによる臨時職員を想定し、社会保険労務士などの専門知識を持った人も含める。」とありますが、6万人が派遣やアルバイトで集められるか、その管理をどうするかという問題があり、城氏はその問題を取り上げているわけです。
この仕事自体は、4年間で終わってしまうので、このために終身雇用の公務員を雇うことはできません。そこで、派遣やアルバイトという発想が出てくるのでしょう。しかし、それだけの陣容を整えることができるでしょうか。
乙だったら、任期付きの雇用を考えたいところです。任期付き公務員ということです。
すでに社会保険庁がそういう募集をしています。
http://www.sia.go.jp/~aomori/2008.03.07%20ninkitsuki-saiyou.pdf
この文書では、たった 10 人ですが、これを 15,000 人にすればいいのではないでしょうか。
「4年」という任期が認められるのかどうか知りませんが、いざとなったら、そういう仕組みを(法律で)作ってしまえばいいでしょう。
とはいえ、城氏が指摘するように、これでホントに人が集まるか、仕事が進められるかという懸念はあります。4年の任期付き公務員を 15,000 人募集したとして、果たしてどんな人が応募してくるでしょうか。
続きを読む
http://blog.goo.ne.jp/jyoshige/e/57a33b3771f20181fb1f0123458f1ca4
なかなかおもしろい記事でした。
朝日新聞の記事
http://www.asahi.com/politics/update/1012/TKY200910110301.html
を基にしたブログ記事です。年金記録問題の解決のために6万人を投入するという長妻昭厚労相の方針ですが、4年間で6万人を投入する(1年あたり 15,000 人)という大規模な人員をどう手当てするかという問題です。
朝日新聞の記事には「必要な要員は、来年1月に社保庁の後継組織として発足する日本年金機構で一括採用する。派遣やアルバイトによる臨時職員を想定し、社会保険労務士などの専門知識を持った人も含める。」とありますが、6万人が派遣やアルバイトで集められるか、その管理をどうするかという問題があり、城氏はその問題を取り上げているわけです。
この仕事自体は、4年間で終わってしまうので、このために終身雇用の公務員を雇うことはできません。そこで、派遣やアルバイトという発想が出てくるのでしょう。しかし、それだけの陣容を整えることができるでしょうか。
乙だったら、任期付きの雇用を考えたいところです。任期付き公務員ということです。
すでに社会保険庁がそういう募集をしています。
http://www.sia.go.jp/~aomori/2008.03.07%20ninkitsuki-saiyou.pdf
この文書では、たった 10 人ですが、これを 15,000 人にすればいいのではないでしょうか。
「4年」という任期が認められるのかどうか知りませんが、いざとなったら、そういう仕組みを(法律で)作ってしまえばいいでしょう。
とはいえ、城氏が指摘するように、これでホントに人が集まるか、仕事が進められるかという懸念はあります。4年の任期付き公務員を 15,000 人募集したとして、果たしてどんな人が応募してくるでしょうか。
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2009年06月30日
ブラウザ Google Chrome でイーバンク銀行にログインできない
乙は、今はイーバンク銀行をメインにしています。
ブラウザは、いろいろな変遷を経て、現在は Google Chrome にしています。
イーバンク銀行にアクセスしても、快適な状況です。
ところが、29日にログインしようとすると、「不正な操作が行われました」というメッセージが出て、ログインできなくなりました。
何回か試してもダメだったので、さっそくイーバンク銀行に電話して聞いてみました。
すると、「当行での推奨ブラウザは Internet Explorer 7.0 までです」といわれてしまいました。
乙は、IE もパソコンにインストールしていますが、最近、バージョン8にしてしまいました。(使っていると、アップデートの案内が届くので、何となく最新版にしてしまうのです。)今さらバージョンダウンするのも大変です。そこで、IE8でイーバンク銀行にアクセスしてみたら、ログインできました。
しかし、これはなかなか大変です。普段使わないブラウザを立ち上げてアクセスするのはできれば避けたいものです。
そこで、念のために、もう一度 Google Chrome でイーバンク銀行のサイトにアクセスしてみると……、あれれ、ログインできてしまいました。
何が起こったのか、よくわかりません。
まあ、今までの状態に戻ったので、特に問題はないのですが、こういう不安定さは気になります。銀行側では、推奨ブラウザだけに限定したいのでしょうが、それでは利用者側が不便です。
今回の「事件」で、新生銀行でも似たようなことがあったことを思い出しました。
2009.2.13 http://otsu.seesaa.net/article/114149078.html
いろいろなことがあるものですね。
ブラウザは、いろいろな変遷を経て、現在は Google Chrome にしています。
イーバンク銀行にアクセスしても、快適な状況です。
ところが、29日にログインしようとすると、「不正な操作が行われました」というメッセージが出て、ログインできなくなりました。
何回か試してもダメだったので、さっそくイーバンク銀行に電話して聞いてみました。
すると、「当行での推奨ブラウザは Internet Explorer 7.0 までです」といわれてしまいました。
乙は、IE もパソコンにインストールしていますが、最近、バージョン8にしてしまいました。(使っていると、アップデートの案内が届くので、何となく最新版にしてしまうのです。)今さらバージョンダウンするのも大変です。そこで、IE8でイーバンク銀行にアクセスしてみたら、ログインできました。
しかし、これはなかなか大変です。普段使わないブラウザを立ち上げてアクセスするのはできれば避けたいものです。
そこで、念のために、もう一度 Google Chrome でイーバンク銀行のサイトにアクセスしてみると……、あれれ、ログインできてしまいました。
何が起こったのか、よくわかりません。
まあ、今までの状態に戻ったので、特に問題はないのですが、こういう不安定さは気になります。銀行側では、推奨ブラウザだけに限定したいのでしょうが、それでは利用者側が不便です。
今回の「事件」で、新生銀行でも似たようなことがあったことを思い出しました。
2009.2.13 http://otsu.seesaa.net/article/114149078.html
いろいろなことがあるものですね。
ラベル:Google Chrome イーバンク銀行
2009年06月15日
株主総会への出席
乙のところに、このシーズンになると、たくさんの会社から株主総会への出席の案内が来ます。
乙の場合、今年は、特に仕事が忙しい年なので、出席は原則不可能です。
それはそれでいいのですが、委任状を書くことだけでも困ってしまいます。
最近はネットで処理できる場合も多いので、大した手間ではないといえば、それはそうなのですが、そうは言いつつも、机の上に広がる封筒の束を見ると、げんなりします。
退職した後で、時間の余裕があったら、こういうのを楽しみに、各種書類をながめるのもいいなあなどと思いますが、さて、どうなのでしょうかね。
3月末の会計の締めなど、なぜこんなにも重なるのでしょうか。
まあ、個人投資家の保有株数はたかがしれていますから、委任状など出そうが出すまいが、大勢に影響はないわけですが、それでも、こういうことに返事をしないということが自分の行動基準に反するようでイヤなのです。
それはともかく、多数の株を保有するアクティブファンドなどは、この時期の決算書類などをチェックするだけでも大変でしょうね。たとえ専門家でも、見落としが起こりうると思います。
乙の場合、今年は、特に仕事が忙しい年なので、出席は原則不可能です。
それはそれでいいのですが、委任状を書くことだけでも困ってしまいます。
最近はネットで処理できる場合も多いので、大した手間ではないといえば、それはそうなのですが、そうは言いつつも、机の上に広がる封筒の束を見ると、げんなりします。
退職した後で、時間の余裕があったら、こういうのを楽しみに、各種書類をながめるのもいいなあなどと思いますが、さて、どうなのでしょうかね。
3月末の会計の締めなど、なぜこんなにも重なるのでしょうか。
まあ、個人投資家の保有株数はたかがしれていますから、委任状など出そうが出すまいが、大勢に影響はないわけですが、それでも、こういうことに返事をしないということが自分の行動基準に反するようでイヤなのです。
それはともかく、多数の株を保有するアクティブファンドなどは、この時期の決算書類などをチェックするだけでも大変でしょうね。たとえ専門家でも、見落としが起こりうると思います。
ラベル:株主総会
2009年06月04日
投資ブログを読まないでいると
5月は乙にとって忙しい月でした。
仕事が溜まってしまい、自宅でも勤務先でも郵便物の山ができてしまい、にっちもさっちもいかなくなってしまいました。
2009.5.22 http://otsu.seesaa.net/article/119976756.html
2009.5.8 http://otsu.seesaa.net/article/118872598.html
気が付くと、投資ブログを1ヵ月ほど読んでいません。
普段は、投資ブログだけでなく、それ以外のさまざまなブログ類も楽しみに読んでいるのですが、それもかないません。
では、1ヵ月投資ブログを読まないでいると、何かが変わるか。
そんなことはありません。いつもと同じです。たんたんと投資するだけです。
ただし、世の中の流れに取り残されているような気はしています。この状態が数ヶ月続くとさすがにヤバイということになるでしょう。
読まないでいた投資ブログですが、6月からは再開して読もうかなと思います。いや、しかし、今後ともこの忙しさが軽減しそうにないので、6月も投資ブログを読まないままかもしれません。
仕事が溜まってしまい、自宅でも勤務先でも郵便物の山ができてしまい、にっちもさっちもいかなくなってしまいました。
2009.5.22 http://otsu.seesaa.net/article/119976756.html
2009.5.8 http://otsu.seesaa.net/article/118872598.html
気が付くと、投資ブログを1ヵ月ほど読んでいません。
普段は、投資ブログだけでなく、それ以外のさまざまなブログ類も楽しみに読んでいるのですが、それもかないません。
では、1ヵ月投資ブログを読まないでいると、何かが変わるか。
そんなことはありません。いつもと同じです。たんたんと投資するだけです。
ただし、世の中の流れに取り残されているような気はしています。この状態が数ヶ月続くとさすがにヤバイということになるでしょう。
読まないでいた投資ブログですが、6月からは再開して読もうかなと思います。いや、しかし、今後ともこの忙しさが軽減しそうにないので、6月も投資ブログを読まないままかもしれません。
ラベル:投資ブログ
2009年05月22日
身辺が忙しすぎます。
最近、乙の身辺が忙しすぎます。生活上でもあちこちに摩擦が起きています。
一番は、メールの破綻でしょう。毎日100〜200通も処理していると、来たメールを読むことはできても、返事を書くことができなくなります。数日(以上)かかってしまうのです。重要なメールを優先して返事を書くようにすると、そうでないメールには返事が1〜2週間かかることもしばしばです。
次に、郵便の破綻です。勤務先でも、いろいろなところから送られてくる郵便物が机の上に溜まってきて、積み上がっています。自宅でも同様です。毎日20通くらいは来るのでしょうか。帰宅時に玄関のところのメールボックスを開けるのもめんどうだし、封筒を開けるのもめんどうです。もう整理しきれなくて、しばしば行方不明事件が起こっています。
そんな状態ですから、ファンドの運用報告書などが来ても、読む時間がなく、そのうち読もうと置いておいたら、もう次の期の運用報告書が来たなんてこともしばしばです。何が何だかわからなくなってきました。
ネットで各種サイトにアクセスする時間もとりにくくなってきました。
以前は、毎月1回、自分の運用資産の時価を求めて確認する作業をしていたのですが、そんなこともむずかしくなってしまいました。2ヵ月に1回になり、今や3ヵ月に1回でもむずかしいです。
こうなると、投資自体がむずかしくなります。自分のポートフォリオが確認できないと、何に投資したらいいかもわかりません。
給料は銀行口座に届くので、放っておいても大丈夫ですが、普通預金残高が増えるばかりです。それで株を買ったりする時間もないのです。
だからといって、投資しないままでいいかというと、そんなことはなく、むしろ、今が好機だと思います。
日本株はネット証券で簡単に買えますから、まだいいのですが、Interactive Brokers 経由で外国株を買おうとすると大変です。送金も手間ですし、両替も手間です。
やっとの思いで注文しても、それがどうなったかを確認するのがまた手間です。
Interactive Brokers からは、月当たり数回、Activity Statemant がメールで届くのですが、これを開封するのもめんどうです。
乙はさまざまなファンド類に投資してきましたが、投資先も、利用する金融機関も多すぎて、管理しきれなくなってしまいました。今年は、大なたを振るって、これらを整理するようにしようかと考えています。もっと種類を減らすようにしないと、にっちもさっちもいきません。生活が破綻しそうです。
こんなことを考えていると、つくづく「投資は生活だ」と思います。
毎日のブログの更新は止めようと思いつつ、今日もグチを書いてしまいました。失礼しました。
そういえば、最近もグチを書いたばかりでした。
2009.5.8 http://otsu.seesaa.net/article/118872598.html
続きを読む
一番は、メールの破綻でしょう。毎日100〜200通も処理していると、来たメールを読むことはできても、返事を書くことができなくなります。数日(以上)かかってしまうのです。重要なメールを優先して返事を書くようにすると、そうでないメールには返事が1〜2週間かかることもしばしばです。
次に、郵便の破綻です。勤務先でも、いろいろなところから送られてくる郵便物が机の上に溜まってきて、積み上がっています。自宅でも同様です。毎日20通くらいは来るのでしょうか。帰宅時に玄関のところのメールボックスを開けるのもめんどうだし、封筒を開けるのもめんどうです。もう整理しきれなくて、しばしば行方不明事件が起こっています。
そんな状態ですから、ファンドの運用報告書などが来ても、読む時間がなく、そのうち読もうと置いておいたら、もう次の期の運用報告書が来たなんてこともしばしばです。何が何だかわからなくなってきました。
ネットで各種サイトにアクセスする時間もとりにくくなってきました。
以前は、毎月1回、自分の運用資産の時価を求めて確認する作業をしていたのですが、そんなこともむずかしくなってしまいました。2ヵ月に1回になり、今や3ヵ月に1回でもむずかしいです。
こうなると、投資自体がむずかしくなります。自分のポートフォリオが確認できないと、何に投資したらいいかもわかりません。
給料は銀行口座に届くので、放っておいても大丈夫ですが、普通預金残高が増えるばかりです。それで株を買ったりする時間もないのです。
だからといって、投資しないままでいいかというと、そんなことはなく、むしろ、今が好機だと思います。
日本株はネット証券で簡単に買えますから、まだいいのですが、Interactive Brokers 経由で外国株を買おうとすると大変です。送金も手間ですし、両替も手間です。
やっとの思いで注文しても、それがどうなったかを確認するのがまた手間です。
Interactive Brokers からは、月当たり数回、Activity Statemant がメールで届くのですが、これを開封するのもめんどうです。
乙はさまざまなファンド類に投資してきましたが、投資先も、利用する金融機関も多すぎて、管理しきれなくなってしまいました。今年は、大なたを振るって、これらを整理するようにしようかと考えています。もっと種類を減らすようにしないと、にっちもさっちもいきません。生活が破綻しそうです。
こんなことを考えていると、つくづく「投資は生活だ」と思います。
毎日のブログの更新は止めようと思いつつ、今日もグチを書いてしまいました。失礼しました。
そういえば、最近もグチを書いたばかりでした。
2009.5.8 http://otsu.seesaa.net/article/118872598.html
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2009年04月05日
確定申告、やや遅れて出しました。
今年の確定申告は、3月16日の締切に間に合いませんでした。
なかなか忙しくて、計算の時間が取れなかったためです。
乙の場合、源泉徴収の他に、第1期、第2期として事前にかなりの金額を振り替え納税していますので、確定申告するときは、還付申告になり、少しくらい遅れてもあまり問題にならないと思います。(もちろん、遅れてはいけないのが原則なのですが、……。)
しかし、追加して税金を払う結果になる場合、遅れて確定申告すると、延滞税とかの問題になることがありそうです。
2008年は、投資信託の乗り換えにともなって、損失が出てしまいました。
そこで、これを来年度に繰り延べることにしたいのですが、昨年の確定申告
2008.3.15 http://otsu.seesaa.net/article/89631188.html
と同様にめんどうなことになりました。
まあ、金額が大したことないので、繰り延べなくてもいいのですが、税金の仕組みを知るためには、そういう手続きをしておいたほうがいいと思います。
後日、税務署から普通に返信が返ってきましたので、特に問題はなかったようです。(いや、今後、税務調査があるかもしれませんが……。)
なかなか忙しくて、計算の時間が取れなかったためです。
乙の場合、源泉徴収の他に、第1期、第2期として事前にかなりの金額を振り替え納税していますので、確定申告するときは、還付申告になり、少しくらい遅れてもあまり問題にならないと思います。(もちろん、遅れてはいけないのが原則なのですが、……。)
しかし、追加して税金を払う結果になる場合、遅れて確定申告すると、延滞税とかの問題になることがありそうです。
2008年は、投資信託の乗り換えにともなって、損失が出てしまいました。
そこで、これを来年度に繰り延べることにしたいのですが、昨年の確定申告
2008.3.15 http://otsu.seesaa.net/article/89631188.html
と同様にめんどうなことになりました。
まあ、金額が大したことないので、繰り延べなくてもいいのですが、税金の仕組みを知るためには、そういう手続きをしておいたほうがいいと思います。
後日、税務署から普通に返信が返ってきましたので、特に問題はなかったようです。(いや、今後、税務調査があるかもしれませんが……。)
ラベル:確定申告
2009年02月16日
新生銀行のサイトとブラウザ Google Chrome(2)
先日、新生銀行のサイトは、ブラウザ Google Chrome でアクセスできないということを述べました。
2009.2.13 http://otsu.seesaa.net/article/114149078.html
その後、Google Chrome で「口座情報」を表示している画面で「名前を付けてページを保存」を実行して、ファイルに書き出しました。また、Firefox でも同様の操作をしました。両者の吐き出したものを比べてみると、……全然違った形になっていました。乙は「出力結果を比べれば何かわかるかな」と思っていたのですが、話はそんな簡単なものではありませんでした。
言い換えれば、新生銀行のサイトは相当に複雑なことをしているようです。
保存された HTML 言語 (Java Script) の最初のほうを読んでみると、
var is_nav = ((agt.indexOf('mozilla')!=-1) && (agt.indexOf('spoofer')==-1)
&& (agt.indexOf('compatible') == -1) && (agt.indexOf('opera')==-1)
&& (agt.indexOf('webtv')==-1) && (agt.indexOf('hotjava')==-1)
&& (agt.indexOf('safari')==-1));
の次のあたりですが、新生銀行のサイトはさまざまなOSのさまざまなブラウザ(バージョン番号ごと)に対応しているようで、たくさんのスイッチが見えます。
電話での対応で「Internet Explorer 5.5 以上だけがアクセスできる」と言っていたのは表向きの公式な話で、実際は裏で密かに各種ブラウザでアクセスできるようにサイトを改修しているようです。
まあ、改修しても、新生銀行としては、そんなことは一切口にせず、お知らせも何にもしないわけで(だってサポート対象外なのですから)、利用者としては知るすべがありません。しばらくして再度アクセスしてみるしかないのです。
新生銀行もネット銀行なのですから、ネット環境については、もう少し利用者に優しい銀行であってほしいものです。
もっとも、銀行としては「他のブラウザでもたぶん使えます」などというあいまいなことをうたうわけにもいかず、対応するなら、銀行としてプログラムを徹底的にチェックする必要がありますから、それなりに大変だとは思いますが。
続きを読む
2009.2.13 http://otsu.seesaa.net/article/114149078.html
その後、Google Chrome で「口座情報」を表示している画面で「名前を付けてページを保存」を実行して、ファイルに書き出しました。また、Firefox でも同様の操作をしました。両者の吐き出したものを比べてみると、……全然違った形になっていました。乙は「出力結果を比べれば何かわかるかな」と思っていたのですが、話はそんな簡単なものではありませんでした。
言い換えれば、新生銀行のサイトは相当に複雑なことをしているようです。
保存された HTML 言語 (Java Script) の最初のほうを読んでみると、
var is_nav = ((agt.indexOf('mozilla')!=-1) && (agt.indexOf('spoofer')==-1)
&& (agt.indexOf('compatible') == -1) && (agt.indexOf('opera')==-1)
&& (agt.indexOf('webtv')==-1) && (agt.indexOf('hotjava')==-1)
&& (agt.indexOf('safari')==-1));
の次のあたりですが、新生銀行のサイトはさまざまなOSのさまざまなブラウザ(バージョン番号ごと)に対応しているようで、たくさんのスイッチが見えます。
電話での対応で「Internet Explorer 5.5 以上だけがアクセスできる」と言っていたのは表向きの公式な話で、実際は裏で密かに各種ブラウザでアクセスできるようにサイトを改修しているようです。
まあ、改修しても、新生銀行としては、そんなことは一切口にせず、お知らせも何にもしないわけで(だってサポート対象外なのですから)、利用者としては知るすべがありません。しばらくして再度アクセスしてみるしかないのです。
新生銀行もネット銀行なのですから、ネット環境については、もう少し利用者に優しい銀行であってほしいものです。
もっとも、銀行としては「他のブラウザでもたぶん使えます」などというあいまいなことをうたうわけにもいかず、対応するなら、銀行としてプログラムを徹底的にチェックする必要がありますから、それなりに大変だとは思いますが。
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2009年02月14日
日本の未来が見える村 長野県下條村、出生率「2.04」の必然
日経ビジネス ONLINE に出ていた記事です。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090209/185533/
長野県下條村がここ数年出生率が高いのだそうです。
乙は、この記事を読んで、しっかりした村だなあと思いました。
現在の日本では、補助金や地方交付税をはじめとする国の中央と地方の問題など、考えるべき点がいろいろあります。それにしても、首長による地方自治体の運営のしかたによって、ずいぶんと変わるものだと思いました。社長が替われば企業も変わりますからねえ。
下條村にはたくさんの視察者が訪れているそうですが、日本各地で同様の「変化」が起これば、少子化の傾向に歯止めがかかることになり、日本の未来もまんざら捨てたものではないかもしれません。
何だか、読んで明るい気分になれる記事でした。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090209/185533/
長野県下條村がここ数年出生率が高いのだそうです。
乙は、この記事を読んで、しっかりした村だなあと思いました。
現在の日本では、補助金や地方交付税をはじめとする国の中央と地方の問題など、考えるべき点がいろいろあります。それにしても、首長による地方自治体の運営のしかたによって、ずいぶんと変わるものだと思いました。社長が替われば企業も変わりますからねえ。
下條村にはたくさんの視察者が訪れているそうですが、日本各地で同様の「変化」が起これば、少子化の傾向に歯止めがかかることになり、日本の未来もまんざら捨てたものではないかもしれません。
何だか、読んで明るい気分になれる記事でした。
2009年02月13日
新生銀行のサイトとブラウザ Google Chrome
乙は、最近、ブラウザを Google Chrome に変えました。OS は Windows Xp/SP3 ですが、とても快適に使っています。
ところが、一つ、問題が見つかりました。新生銀行のサイトにアクセスして、「口座情報」をクリックすると、Firefox でも Internet Explorer でも、その下の位置に「口座情報一覧」「詳細」「入出金明細」「お取引レポート」という下位タブが表示されるのですが、Google Chrome でアクセスすると、下位タブがまったく表示されません。ということは、これらの情報にアクセスできないということです。
もちろん、別のブラウザにすれば問題はないのですが、ついつい慣れたブラウザでアクセスしたいと思うものなのです。それに、メールソフトやエディタなどで URL をクリックしてブラウザを立ち上げる場合も、一つだけが優先されるしくみになっています。それが Google Chrome になっていると、一部のサイトだけ別のブラウザを使うということはかなりの手間になります。
銀行側にも言い分があって、「指定されたブラウザでアクセスしなければ、正常に表示されないようなことがあってもしかたがない」ということでしょう。それはもっともです。新生銀行に電話で聞いてみると、「当行の推薦環境では Internet Explorer 5.5 以上となっており、それ以外の環境では不具合が起こることがある」と言われてしまいました。
新生銀行は Firefox にも対応していないのですが、以前、Firefox で不具合があり、新生銀行だけは Internet Explorer でアクセスしなければならない時期がありました。その後、しばらくすると、Firefox でアクセスしてもトラブルが起こらなくなりました。ですから、新生銀行としては「推奨」はしないけれども、実際は利用者の便を考えて、適当にサイト内を改修しているように思います。(いや、もしかして、Firefox のバージョンアップで変わったのかもしれませんが。)
今回の話も、そんな「解決」がなされることを期待したいところです。
続きを読む
ところが、一つ、問題が見つかりました。新生銀行のサイトにアクセスして、「口座情報」をクリックすると、Firefox でも Internet Explorer でも、その下の位置に「口座情報一覧」「詳細」「入出金明細」「お取引レポート」という下位タブが表示されるのですが、Google Chrome でアクセスすると、下位タブがまったく表示されません。ということは、これらの情報にアクセスできないということです。
もちろん、別のブラウザにすれば問題はないのですが、ついつい慣れたブラウザでアクセスしたいと思うものなのです。それに、メールソフトやエディタなどで URL をクリックしてブラウザを立ち上げる場合も、一つだけが優先されるしくみになっています。それが Google Chrome になっていると、一部のサイトだけ別のブラウザを使うということはかなりの手間になります。
銀行側にも言い分があって、「指定されたブラウザでアクセスしなければ、正常に表示されないようなことがあってもしかたがない」ということでしょう。それはもっともです。新生銀行に電話で聞いてみると、「当行の推薦環境では Internet Explorer 5.5 以上となっており、それ以外の環境では不具合が起こることがある」と言われてしまいました。
新生銀行は Firefox にも対応していないのですが、以前、Firefox で不具合があり、新生銀行だけは Internet Explorer でアクセスしなければならない時期がありました。その後、しばらくすると、Firefox でアクセスしてもトラブルが起こらなくなりました。ですから、新生銀行としては「推奨」はしないけれども、実際は利用者の便を考えて、適当にサイト内を改修しているように思います。(いや、もしかして、Firefox のバージョンアップで変わったのかもしれませんが。)
今回の話も、そんな「解決」がなされることを期待したいところです。
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2009年01月10日
日経家計プロジェクト・金融リテラシー向上プログラム
乙は、ゆうきさんのブログ
http://fund.jugem.jp/?eid=926
で知ったのですが、「日経家計プロジェクト・金融リテラシー向上プログラム」
http://kakei.nikkei.jp/
というのがあります。
その中に、「リスク許容度診断」というのがあります。やってみたところ、乙の場合は56点で、「積極的」となりました。モデルポートフォリオは「積極的」ということでゆうきさんとまったく同じでした。
「なあんだ」ということで、急にこのプログラムがつまらなく思えてきました。
ま、お遊びプログラムに付き合って一喜一憂していてもしかたがありませんが。
それにしても、わざわざ日経新聞がこういうのをネットに公開して、一体どういう意味があるのでしょうか。「日経家計プロジェクト・金融リテラシー向上プログラム」の先頭には、「上手な資産形成のためには金融リテラシーの習得が不可欠。マネー力トレーニングでは、皆様のお役に立つ金融知識を提供します。」と書いてあります。しかし、まさか、こんなきれいごとでサイトを開設したのではないでしょう。
いよいよ紙メディアの先行きが怪しくなってきた(新聞が売れない)ので、将来への布石として早めにネット情報を充実させ、姿勢をシフトさせつつあるのでしょうかね。
http://fund.jugem.jp/?eid=926
で知ったのですが、「日経家計プロジェクト・金融リテラシー向上プログラム」
http://kakei.nikkei.jp/
というのがあります。
その中に、「リスク許容度診断」というのがあります。やってみたところ、乙の場合は56点で、「積極的」となりました。モデルポートフォリオは「積極的」ということでゆうきさんとまったく同じでした。
「なあんだ」ということで、急にこのプログラムがつまらなく思えてきました。
ま、お遊びプログラムに付き合って一喜一憂していてもしかたがありませんが。
それにしても、わざわざ日経新聞がこういうのをネットに公開して、一体どういう意味があるのでしょうか。「日経家計プロジェクト・金融リテラシー向上プログラム」の先頭には、「上手な資産形成のためには金融リテラシーの習得が不可欠。マネー力トレーニングでは、皆様のお役に立つ金融知識を提供します。」と書いてあります。しかし、まさか、こんなきれいごとでサイトを開設したのではないでしょう。
いよいよ紙メディアの先行きが怪しくなってきた(新聞が売れない)ので、将来への布石として早めにネット情報を充実させ、姿勢をシフトさせつつあるのでしょうかね。
2009年01月01日
今年の抱負
元旦を迎えました。
何と言っても気分が変わります。
1年を振り返り、次の1年の計画を立てるにはピッタリのときです。
Seesaa ブログでも、「今年の抱負」に関する記事を書くようにという勧誘がありました。
http://info.seesaa.net/article/111736088.html
とはいえ、実は、考えてみると、年が改まったからといって、何か変わるかというと、そんなことはないのです。淡々と投資を続けるだけです。
昨年は、乙も大損失をこうむりました。あと12年でこれが回復することがあるのだろうかと思うくらいの大損失でした。とはいえ、具体的な損失金額は求めていません。計算自体がむずかしいことに加えて、そんなことをしても無意味だと思っています。
経済が動いているのと同様に、個人も動いています。乙の場合、昨年大きな出費があって、一時投資活動を休みました。これについては「投資活動を再開します」
2008.10.28 http://otsu.seesaa.net/article/108713269.html
および「投資行動をしばらく休みます。」
2008.6.8 http://otsu.seesaa.net/article/99784901.html
をご覧ください。
この間に世界経済は激変してしまいました。今年もその余波が残るでしょう。さらなる経済の悪化の懸念が多方面から聞こえてきます。しかし、逆にいえば、2009 年は株価が底を打つ年ともいえるのではないでしょうか。
乙の場合、サラリーマンとして定期的な収入があります。それはつまり投資に回せる資金があるということになります。大底で株を買うなんて、とうてい無理な話ですが、適当に買っていれば、結果的に安く仕込めることがあるのではないでしょうか。
ということで、あまり抱負らしいものはありませんが、淡々と投資を続けるだけということになります。
何と言っても気分が変わります。
1年を振り返り、次の1年の計画を立てるにはピッタリのときです。
Seesaa ブログでも、「今年の抱負」に関する記事を書くようにという勧誘がありました。
http://info.seesaa.net/article/111736088.html
とはいえ、実は、考えてみると、年が改まったからといって、何か変わるかというと、そんなことはないのです。淡々と投資を続けるだけです。
昨年は、乙も大損失をこうむりました。あと12年でこれが回復することがあるのだろうかと思うくらいの大損失でした。とはいえ、具体的な損失金額は求めていません。計算自体がむずかしいことに加えて、そんなことをしても無意味だと思っています。
経済が動いているのと同様に、個人も動いています。乙の場合、昨年大きな出費があって、一時投資活動を休みました。これについては「投資活動を再開します」
2008.10.28 http://otsu.seesaa.net/article/108713269.html
および「投資行動をしばらく休みます。」
2008.6.8 http://otsu.seesaa.net/article/99784901.html
をご覧ください。
この間に世界経済は激変してしまいました。今年もその余波が残るでしょう。さらなる経済の悪化の懸念が多方面から聞こえてきます。しかし、逆にいえば、2009 年は株価が底を打つ年ともいえるのではないでしょうか。
乙の場合、サラリーマンとして定期的な収入があります。それはつまり投資に回せる資金があるということになります。大底で株を買うなんて、とうてい無理な話ですが、適当に買っていれば、結果的に安く仕込めることがあるのではないでしょうか。
ということで、あまり抱負らしいものはありませんが、淡々と投資を続けるだけということになります。
ラベル:抱負
2008年12月28日
「にちぎん☆NIGHT」に参加しました
乙は、イーノ・ジュンイチさんのブログ
http://www.fund-no-umi.com/blog/2008/11/post-9c5f.html
で知って、「にちぎん☆NIGHT」という市民講座に参加してきました。26日の回でした。
講義は「日本銀行本店本館 その歴史と変遷について」でした。明治29年に建築された本館の建物の歴史的変遷などを中心に古い写真や図なども多用したもので、内容はわかりやすかったのですが、乙は、建築学的なことにはあまり興味がなかったので、途中、少し居眠りしてしまいました。失礼しました。
講師の人(日本銀行文書局技師 中村茂樹氏)は、「にほんぎんこう」と発音していましたが、正式には「にっぽんぎんこう」のはずですから(お札の裏に「NIPPON GINKO」と書いてあります)ちょっと違和感がありました。
会場には、1億円の模擬紙幣(1万円札)がありました。約 10kg ということで、持ってみると、大したことのない重さでした。
その後、3グループに分かれて、地下金庫の見学に行きました。金庫といっても、通気口が壁と床に開いていて、どちらかといえば、地下室といった感じでした。扉はいかにも重そうで、話によれば 15 トンの重さがあるとのことでした。数年前まで実際に使われていたということでしたが、今は、使われておらず、中には模擬紙幣や模擬硬貨、模擬金塊などがおいてありました。紙幣は 40 億円をひとまとまりにして運搬するということですが、あっさりした感じで梱包されていました。
本物の現金の山を見ることはできなかったのですが、では、今、現金はどこに保管されているのでしょうか。係りの人に聞いてみたら、各支店に分散配置されているのだそうです。また、埼玉県の配送センターのようなところに特に多く保管してあるとのことでした。場所は、秘密でも何でもないとのことでしたが、銀行強盗を誘発しないためにも、あまり大っぴらに語らないほうがいいのかもしれません。
千円札は、発行されてから1年程度で回収・裁断されるのだそうです。1万円札でも2〜3年だそうです。お札はどんどん新しくなっているわけですね。貨幣は相当長期間使われるとのことです。当たり前ですね。
日本銀行は、こんなこともしているのですね。
今回の見学のお土産として、紙幣の裁断クズをくれました。約 3g ということで、お札3枚分だそうです。シュレッダーでカットしてあるので、がんばっても、お札は再現できません。
なお、燃えたりしてしまったお札は、日本銀行に持ち込めば、新札と交換してくれるとのことで、2/5〜2/3 が残っていれば、半額分になり、1/3 以下では価値ゼロだそうです。2/5 ということでは、うまくお札を切れば、2枚分で5回の交換が可能になります。1回あたり 1/2 が戻ってくるわけですから、5回分で 2.5 枚分となります。が、しかし、手間の割には儲けが少ないので、やってはいけません。というか、意図的にお札を切る行為は、それだけで問題になるはずです。
ともあれ、日本銀行に親しみを感じた2時間でした。見学はいつでも受け付けているとのことなので、一度行ってみるといいかもしれません。無料の社会科見学です。
余談ですが、
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-916.html
のコメント欄で「ひろん」さんが「日本銀行本店を Google Map などで上から見ると、"円" に見える」という話をお書きです。今回の講義でも、その話が出ました。講義の最初のほうで Google から得た航空写真を見せてくれました。
しかし、明治20年ころ(工事のとき)には、航空写真などは存在しなかったので、これは単なる偶然であろうとのことでした。
水瀬ジュンイチさんも別の日の「にちぎん☆NIGHT」に参加したとのことです。
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-956.html
おちゃめクールさんの25日のレポートはくわしい(くわしすぎる)と思います。
http://d.hatena.ne.jp/ochame-cool/20081225/1230212317
http://www.fund-no-umi.com/blog/2008/11/post-9c5f.html
で知って、「にちぎん☆NIGHT」という市民講座に参加してきました。26日の回でした。
講義は「日本銀行本店本館 その歴史と変遷について」でした。明治29年に建築された本館の建物の歴史的変遷などを中心に古い写真や図なども多用したもので、内容はわかりやすかったのですが、乙は、建築学的なことにはあまり興味がなかったので、途中、少し居眠りしてしまいました。失礼しました。
講師の人(日本銀行文書局技師 中村茂樹氏)は、「にほんぎんこう」と発音していましたが、正式には「にっぽんぎんこう」のはずですから(お札の裏に「NIPPON GINKO」と書いてあります)ちょっと違和感がありました。
会場には、1億円の模擬紙幣(1万円札)がありました。約 10kg ということで、持ってみると、大したことのない重さでした。
その後、3グループに分かれて、地下金庫の見学に行きました。金庫といっても、通気口が壁と床に開いていて、どちらかといえば、地下室といった感じでした。扉はいかにも重そうで、話によれば 15 トンの重さがあるとのことでした。数年前まで実際に使われていたということでしたが、今は、使われておらず、中には模擬紙幣や模擬硬貨、模擬金塊などがおいてありました。紙幣は 40 億円をひとまとまりにして運搬するということですが、あっさりした感じで梱包されていました。
本物の現金の山を見ることはできなかったのですが、では、今、現金はどこに保管されているのでしょうか。係りの人に聞いてみたら、各支店に分散配置されているのだそうです。また、埼玉県の配送センターのようなところに特に多く保管してあるとのことでした。場所は、秘密でも何でもないとのことでしたが、銀行強盗を誘発しないためにも、あまり大っぴらに語らないほうがいいのかもしれません。
千円札は、発行されてから1年程度で回収・裁断されるのだそうです。1万円札でも2〜3年だそうです。お札はどんどん新しくなっているわけですね。貨幣は相当長期間使われるとのことです。当たり前ですね。
日本銀行は、こんなこともしているのですね。
今回の見学のお土産として、紙幣の裁断クズをくれました。約 3g ということで、お札3枚分だそうです。シュレッダーでカットしてあるので、がんばっても、お札は再現できません。
なお、燃えたりしてしまったお札は、日本銀行に持ち込めば、新札と交換してくれるとのことで、2/5〜2/3 が残っていれば、半額分になり、1/3 以下では価値ゼロだそうです。2/5 ということでは、うまくお札を切れば、2枚分で5回の交換が可能になります。1回あたり 1/2 が戻ってくるわけですから、5回分で 2.5 枚分となります。が、しかし、手間の割には儲けが少ないので、やってはいけません。というか、意図的にお札を切る行為は、それだけで問題になるはずです。
ともあれ、日本銀行に親しみを感じた2時間でした。見学はいつでも受け付けているとのことなので、一度行ってみるといいかもしれません。無料の社会科見学です。
余談ですが、
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-916.html
のコメント欄で「ひろん」さんが「日本銀行本店を Google Map などで上から見ると、"円" に見える」という話をお書きです。今回の講義でも、その話が出ました。講義の最初のほうで Google から得た航空写真を見せてくれました。
しかし、明治20年ころ(工事のとき)には、航空写真などは存在しなかったので、これは単なる偶然であろうとのことでした。
水瀬ジュンイチさんも別の日の「にちぎん☆NIGHT」に参加したとのことです。
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-956.html
おちゃめクールさんの25日のレポートはくわしい(くわしすぎる)と思います。
http://d.hatena.ne.jp/ochame-cool/20081225/1230212317
2008年12月22日
郵便局で「冬のありがとうフェア」の応募ハガキをもらう
乙は、郵便局で切手を買ったとき、「冬のありがとうフェア」の応募ハガキをもらいました。
シール2枚で応募できるということで、以前もらった1枚と合わせて、応募しました。
応募ハガキには切手を貼る欄があり「郵送する場合は 50円切手をはってください。」とありました。そこで、切手を濡らして貼ろうとすると、さらに続きがあることがわかりました。「●窓口にお持ちいただく場合は切手は不要です。」何と、切手はなくてよかったのです。「しまった!」と思いました。しかし、濡らしてしまった切手を再利用するのもめんどうだったので、貼ってしまいました。
応募ハガキの宛先を見ると、「日本郵便 新東京支店 留」になっています。だとしたら、ポストに投函する場合も、無料にしてしまってかまわないのではないでしょうか。窓口に出す場合と比べると、大差はないように思います。
また、応募ハガキの記載も、前後を逆にするべきでしょう。
乙は、50 円を損した気分になりました。
たった 50 円というなかれ、何人か(何万人か)が50円ずつムダにすると、その分は郵便局の収入増になってしまうのです。
シール2枚で応募できるということで、以前もらった1枚と合わせて、応募しました。
応募ハガキには切手を貼る欄があり「郵送する場合は 50円切手をはってください。」とありました。そこで、切手を濡らして貼ろうとすると、さらに続きがあることがわかりました。「●窓口にお持ちいただく場合は切手は不要です。」何と、切手はなくてよかったのです。「しまった!」と思いました。しかし、濡らしてしまった切手を再利用するのもめんどうだったので、貼ってしまいました。
応募ハガキの宛先を見ると、「日本郵便 新東京支店 留」になっています。だとしたら、ポストに投函する場合も、無料にしてしまってかまわないのではないでしょうか。窓口に出す場合と比べると、大差はないように思います。
また、応募ハガキの記載も、前後を逆にするべきでしょう。
窓口にお持ち
いただく場合は
切手は不要です。
●
郵送する場合は
50円切手を
はってください。
乙は、50 円を損した気分になりました。
たった 50 円というなかれ、何人か(何万人か)が50円ずつムダにすると、その分は郵便局の収入増になってしまうのです。
2008年11月26日
CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)
今回の世界の金融危機については、アメリカのサブプライムローンから始まって、CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)が影響して今回のような事態になったといわれています。
そこで、ちょっと CDS について調べてみました。
まずは、一番手軽に Wikipedia です。「クレジット・デフォルト・スワップ」という見出しで解説がありました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%AF%E3%83%83%E3%83%97
ちょっとわかりにくいですが、一応、読めば納得できます。
なお、この Wikipedia の補足記事のような話が
http://q.hatena.ne.jp/1225470764
にありますので、読んでおくといいでしょう。
他に、CDS の簡略な説明として
http://nikkei225kuroiwa.blog90.fc2.com/blog-entry-1380.html
http://www.findai.com/yogo/0302.htm
があります。
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2008/02/cds.html
では、CDS を「債務保証」と比較しながら説明してあるので、わかりやすいと思います。
http://www.104ka.com/2008/09/cds.html
も、具体例が書いてあって、わかりやすいです。コメントも充実していて勉強になります。
http://japan.pimco.com/LeftNav/Bond+Basics/2007/Bond+Basics+CDS+JPN.htm
では、5年契約のときの受取額・支払額も図で示してあって、とてもわかりやすいです。
http://cloudkimagure.blog.shinobi.jp/Entry/381/
では、CDS を宝くじにたとえて説明しています。
また、「CDSの総額が一応60兆とか80兆ドル位だろうと言われています。どこの国にもそんなお金はありません。」とあり、本来の「保証」と切り離されたマネーゲームが行われていたことがうかがえます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081016-00000028-fsi-bus_all
では、「6月末の取引残高は54兆ドル(約5400兆円)に達し、世界のGDP(48兆ドル)や株式時価総額(49兆ドル)を上回る。」とあります。
http://blogs.yahoo.co.jp/toudaimori_yt/35379591.html
では、「社債 6兆2000億ドル、住宅ローン担保証券 7兆6000億ドル、資産担保証券 2兆5000億ドル、合計 16兆ドルとなる。しかし、実際にはCDS合計が55兆ドルに成るそうです。16兆ドルと55兆ドルとの差は、保険と言うより投機だったのでしょうね。」とあり、総額がよくわからないというべきなんでしょうね。
http://ameblo.jp/otsukaresam/entry-10142113410.html
では「このCDS残高が2007年末時点で約6500兆円といわれている。超優良企業も含まれているので全てがリスクと言うわけではないが、一説ではリーマン・ブラザーズで約60兆円以上、AIGで約40兆以上のCDS残高があるとも。」というわけで、いやはや実に大規模な金額が動いていたことになります。
なぜ、CDS では、こういうふうに話が大きくなるかという点では
http://diary.jp.aol.com/uvsmfn2xc/1140.html
の説明が納得できます。
というようなわけで、CDS が金融危機を引き起こすということの説明でした。
今や、ネットで検索することで、何でもわかるような時代になっているのですね。ありがたい世の中になったものです。
そこで、ちょっと CDS について調べてみました。
まずは、一番手軽に Wikipedia です。「クレジット・デフォルト・スワップ」という見出しで解説がありました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%AF%E3%83%83%E3%83%97
ちょっとわかりにくいですが、一応、読めば納得できます。
なお、この Wikipedia の補足記事のような話が
http://q.hatena.ne.jp/1225470764
にありますので、読んでおくといいでしょう。
他に、CDS の簡略な説明として
http://nikkei225kuroiwa.blog90.fc2.com/blog-entry-1380.html
http://www.findai.com/yogo/0302.htm
があります。
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2008/02/cds.html
では、CDS を「債務保証」と比較しながら説明してあるので、わかりやすいと思います。
http://www.104ka.com/2008/09/cds.html
も、具体例が書いてあって、わかりやすいです。コメントも充実していて勉強になります。
http://japan.pimco.com/LeftNav/Bond+Basics/2007/Bond+Basics+CDS+JPN.htm
では、5年契約のときの受取額・支払額も図で示してあって、とてもわかりやすいです。
http://cloudkimagure.blog.shinobi.jp/Entry/381/
では、CDS を宝くじにたとえて説明しています。
また、「CDSの総額が一応60兆とか80兆ドル位だろうと言われています。どこの国にもそんなお金はありません。」とあり、本来の「保証」と切り離されたマネーゲームが行われていたことがうかがえます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081016-00000028-fsi-bus_all
では、「6月末の取引残高は54兆ドル(約5400兆円)に達し、世界のGDP(48兆ドル)や株式時価総額(49兆ドル)を上回る。」とあります。
http://blogs.yahoo.co.jp/toudaimori_yt/35379591.html
では、「社債 6兆2000億ドル、住宅ローン担保証券 7兆6000億ドル、資産担保証券 2兆5000億ドル、合計 16兆ドルとなる。しかし、実際にはCDS合計が55兆ドルに成るそうです。16兆ドルと55兆ドルとの差は、保険と言うより投機だったのでしょうね。」とあり、総額がよくわからないというべきなんでしょうね。
http://ameblo.jp/otsukaresam/entry-10142113410.html
では「このCDS残高が2007年末時点で約6500兆円といわれている。超優良企業も含まれているので全てがリスクと言うわけではないが、一説ではリーマン・ブラザーズで約60兆円以上、AIGで約40兆以上のCDS残高があるとも。」というわけで、いやはや実に大規模な金額が動いていたことになります。
なぜ、CDS では、こういうふうに話が大きくなるかという点では
http://diary.jp.aol.com/uvsmfn2xc/1140.html
の説明が納得できます。
ただ、困ったことに、(以下は竹森俊平氏の「資本主義が嫌いですか」の全くの受け売りなのだが)Xという金融機関の保有する100(億円)の債券を保証するために、Aという証券会社がCDS 100(億円)を売ったとしよう。A証券会社はCDSの保険料収入はゲットできるのだが、あまりにリスクを取り過ぎたと考えて、A証券会社は、今度は別の証券会社Bから、その債券について80のCDSを買う。BはCDSを80も売ってしまったので、あまりにリスクを取り過ぎたと考えて、別の証券会社Cから60のCDSを買う。同じように、C証券会社は、D証券会社にから40のCDSを買い、D証券会社はE証券会社から20のCDSを買う。すると、100の債券を保証するために、CDSという保険型の金融商品の名目の発行残高(取引規模)は、合計すると、元本100の三倍である300に達している(100+80+60+40+20=100)。極端な話、もとの債券の元本が1銭も帰って来なかった場合、もし、Eという金融機関がなにかの理由でCDSの契約を履行できずに倒産したら、Dという金融機関も、Cも、Bも、Aも倒産し始めてしまう。
というようなわけで、CDS が金融危機を引き起こすということの説明でした。
今や、ネットで検索することで、何でもわかるような時代になっているのですね。ありがたい世の中になったものです。
ラベル:CDS クレジット・デフォルト・スワップ
2008年11月21日
アメリカの E*TRADE 証券から W-8BEN の再提出の請求
乙のところに、アメリカの E*TRADE 証券から W-8BEN の再提出の請求がありました。今までの書類は2008年12月31日までしか有効でないとのことです。
同封の紙に書いて郵送してもいいし、11月下旬からはオンラインで記入することができるようになるという話で、それを使って申告してもいいということでした。
乙は、紙を郵送することにしました。
オンラインでは、万が一記入を間違えると大変だと思いました。それに(それ以上に)提出の締切が12月末だったので、11月下旬まで待って、それから記入するとなると、記入することを忘れそうな気がしたからです。手紙を見たときにオンラインで手続きできれば、そんなことを「忘れる」心配はないのですが、1ヵ月後に記入ということだと、忘れてしまうかもしれません。忘れないように手帳に書いておいても、送られてきた手紙を1ヵ月保存しておくことが別の意味で大変です。
同封されていた提出用の書類には、すでに乙の口座番号が記されていました。
乙が前回 W-8BEN を E*TRADE に提出したのは 2006 年12月だったのですが、
2006.12.21 http://otsu.seesaa.net/article/29970176.html
有効期限は意外と短いものですね。2年ごとにこの書類を書くのでしょうか。
手紙によれば、「An updated W-8BEN【中略】will be valid until December 31 of the third succeding calendar year after it is signed【後略】」とあったので、2006.12 にサインしていれば、2009.12 まで有効だと思うのですが、……。乙にはわかりません。
しかし、まあ、こういう手紙が来たら、文句をいわずに書いておくほうが無難です。長いものには巻かれろ主義です。
それにしても、日本からアメリカに出す手紙の航空便の料金は 110 円です。アメリカから来た封筒には 40 セントのスタンプが押してありました。差し出し日と到着日から考えて、航空便で送られてきたに違いありません。約3倍の料金格差があるわけですね。こんなことで日本のコスト高を感じました。国内でも封書を送ると 80 円なんですから。
同封の紙に書いて郵送してもいいし、11月下旬からはオンラインで記入することができるようになるという話で、それを使って申告してもいいということでした。
乙は、紙を郵送することにしました。
オンラインでは、万が一記入を間違えると大変だと思いました。それに(それ以上に)提出の締切が12月末だったので、11月下旬まで待って、それから記入するとなると、記入することを忘れそうな気がしたからです。手紙を見たときにオンラインで手続きできれば、そんなことを「忘れる」心配はないのですが、1ヵ月後に記入ということだと、忘れてしまうかもしれません。忘れないように手帳に書いておいても、送られてきた手紙を1ヵ月保存しておくことが別の意味で大変です。
同封されていた提出用の書類には、すでに乙の口座番号が記されていました。
乙が前回 W-8BEN を E*TRADE に提出したのは 2006 年12月だったのですが、
2006.12.21 http://otsu.seesaa.net/article/29970176.html
有効期限は意外と短いものですね。2年ごとにこの書類を書くのでしょうか。
手紙によれば、「An updated W-8BEN【中略】will be valid until December 31 of the third succeding calendar year after it is signed【後略】」とあったので、2006.12 にサインしていれば、2009.12 まで有効だと思うのですが、……。乙にはわかりません。
しかし、まあ、こういう手紙が来たら、文句をいわずに書いておくほうが無難です。長いものには巻かれろ主義です。
それにしても、日本からアメリカに出す手紙の航空便の料金は 110 円です。アメリカから来た封筒には 40 セントのスタンプが押してありました。差し出し日と到着日から考えて、航空便で送られてきたに違いありません。約3倍の料金格差があるわけですね。こんなことで日本のコスト高を感じました。国内でも封書を送ると 80 円なんですから。
2008年11月19日
ねんきん特別便
乙のところにも、勤務先経由で「ねんきん特別便」が来ました。
http://www.sia.go.jp/top/kaikaku/kiroku/tokubetsubin/index.html
年金記録のところを見ると、今の勤務先、その前の勤務先の記録が書いてありました。
それはいいのですが、さらにその前の18年間の国家公務員の記録が落ちています。乙はびっくりして、回答票にくわしく勤務経験を書いて出そうと思いました。乙は国家公務員としていくつかの職場を異動した経験があります。
しかし、添付されていた文書を読むと、事情がわかりました。以下、一部引用します。
長々とした文書で、非常にわかりにくいと思います。単純に言えば、国家公務員時代の記録がなくても心配はいらないということなのですが、それにしても、そんな簡単なことをきちんと書くと、こんなにも長くなるのでしょうか。
年金がそれぞれの制度ごとに縦割りになっていることの弊害の一部が実感できました。
もっとも、だからといって統合すればいいというような簡単な問題ではありませんが、……。
また、似たような趣旨のブログ記事を見つけました。
http://ogasawara.cocolog-nifty.com/ogasawara_blog/2008/11/post-3a85.html
http://www.sia.go.jp/top/kaikaku/kiroku/tokubetsubin/index.html
年金記録のところを見ると、今の勤務先、その前の勤務先の記録が書いてありました。
それはいいのですが、さらにその前の18年間の国家公務員の記録が落ちています。乙はびっくりして、回答票にくわしく勤務経験を書いて出そうと思いました。乙は国家公務員としていくつかの職場を異動した経験があります。
しかし、添付されていた文書を読むと、事情がわかりました。以下、一部引用します。
◇社会保険庁では、各共済年金保険者が管理する共済組合員の方の年金加入記録について、各共済組合等から定期的に情報提供を受けて記録を更新し管理していますが、現状では、各共済年金保険者が管理する年金加入記録と社会保険庁の記録が一部相違している場合があります。
◇このため、今回お送りしました「ねんきん特別便」では、共済組合員期間以外の国民年金、厚生年金、船員保険の期間について「もれ」や「間違い」がないか、確認いただきご回答をお願い致します。
◇今回お送りしました「ねんきん特別便」の共済年金の加入記録が、別に各共済組合等から送付された「年金加入記録のお知らせ」の加入記録と相違する場合がありますが、各共済組合等からのお知らせにより確認いただき、もれや間違いがあった場合には共済組合等に申し出ていただいていることと思います。共済組合等は、その申し出等から記録を整備しておりますので「年金加入記録回答票」に「ある」と回答いただく必要はありません。(※)
【中略】
※ 一部の共済組等の説明に、このような事例の場合、「ねんきん特別便」に「もれ」や「間違い」が「ある」と回答するようにご案内している場合がありますが、現在組合員である方については、ご本人様からの回答によらず、社会保険庁と共済組合等との情報交換により確認を行い、記録を整備することといたしました。
長々とした文書で、非常にわかりにくいと思います。単純に言えば、国家公務員時代の記録がなくても心配はいらないということなのですが、それにしても、そんな簡単なことをきちんと書くと、こんなにも長くなるのでしょうか。
年金がそれぞれの制度ごとに縦割りになっていることの弊害の一部が実感できました。
もっとも、だからといって統合すればいいというような簡単な問題ではありませんが、……。
また、似たような趣旨のブログ記事を見つけました。
http://ogasawara.cocolog-nifty.com/ogasawara_blog/2008/11/post-3a85.html
2008年10月31日
海外投資と英語
乙のブログに、AKI さんからの質問がありました。
http://otsu.seesaa.net/article/108757638.html
これについて、乙の意見を書いておきます。
まず「英語などは全くできない」が気になります。日本人は誰でも中学校以来、ほとんどの人が高校までの6年間英語を学んでいるはずですし、若者の約半数は大学・短大に進みますから、さらに数年間英語を学ぶはずです。大学で専門科目を学ぶ際に、英語で書かれた教科書を使うようなこともあるでしょう。そのようなことで英語を学んでいれば、英語が全くできないということにはならないと思います。
謙遜のつもりでお書きならばいいのですが、もしも、基本的なことも(英語では)理解できないとなれば、海外投資(ただし、海外への投資ではなく、海外での投資のことです)はやめておいたほうがいいのではないかと思います。
日本国内の証券会社経由でも海外への投資はできますし、最近は、一部のネット証券で海外の ETF なども扱われるようになってきましたから、そういうものを利用するほうが安全・安心ではないかと思います。
「海外への投資」ではなく、「海外での投資」を行う場合には、英語は必須です。今はかなり日本語によるサービスも行われるようになってきましたので、状況は違いますが、そうはいっても、最終的には英語でやりとりをしなければならない点がいくつかあります。たとえば、アメリカで投資する際には FORM W-8 BEN を書いて提出することになります。自分でサインする書類ですが、その内容が理解できますか。少なくとも、書類の中身を読んで理解できる英語力がなければ、サインしては危険だと思います。これは契約書全般に通じる話です。
また、実際、海外の証券会社に口座を開設すると、各種の連絡が来ます。乙の経験では、メールでも、郵便でも、ほぼすべて英語です。香港の一部の業者は、日本人スタッフがいるために、日本語によるサービスがありますが、こちらのほうがむしろ例外でしょう。そのような連絡のすべてをきちんと読む必要はありませんが、少なくとも、どんな連絡なのか、ざっと目を通して理解して、無視していいものか、無視できない(自分に関係のある)重要なものなのかは判別しなければなりません。
トラブルに遭遇した場合は、さらに高い英語力が必要になってきます。担当者と英語でやり合わなければならないからです。メールで済めば、まだいいですが、場合によっては、電話で直接話をしなければなりません。
乙は、英語力がそんなに高いわけではありませんが、少なくとも、英語での日常生活程度は困らないと思います。(とはいえ、アメリカでの最長滞在期間は1ヵ月でしかありませんが。)書かれた英語を読むのは、そんなに苦になりません。
というようなことで、乙の意見では、英語がまったくできないならば、海外での投資はあきらめたほうがよいと思います。
なお、海外への投資と海外での投資の違いについては、
2007.2.23 http://otsu.seesaa.net/article/34452967.html
でも書いたことがあります。
http://otsu.seesaa.net/article/108757638.html
乙川様は海外のETFなどを用いて運用されています。
その際海外のどこの金融機関がお勧めでしょうか?自分はヘッジファンドなどには2年ほど投資経験があるのですが最近の世界株式の値下がりで、海外のETFなどにも大変興味を持っております。
英語などは全くできない自分なのでなにかトラブルなどあった際不安なのですが、そのような者でも海外の証券会社などを利用する価値はおありでしょうか?
これについて、乙の意見を書いておきます。
まず「英語などは全くできない」が気になります。日本人は誰でも中学校以来、ほとんどの人が高校までの6年間英語を学んでいるはずですし、若者の約半数は大学・短大に進みますから、さらに数年間英語を学ぶはずです。大学で専門科目を学ぶ際に、英語で書かれた教科書を使うようなこともあるでしょう。そのようなことで英語を学んでいれば、英語が全くできないということにはならないと思います。
謙遜のつもりでお書きならばいいのですが、もしも、基本的なことも(英語では)理解できないとなれば、海外投資(ただし、海外への投資ではなく、海外での投資のことです)はやめておいたほうがいいのではないかと思います。
日本国内の証券会社経由でも海外への投資はできますし、最近は、一部のネット証券で海外の ETF なども扱われるようになってきましたから、そういうものを利用するほうが安全・安心ではないかと思います。
「海外への投資」ではなく、「海外での投資」を行う場合には、英語は必須です。今はかなり日本語によるサービスも行われるようになってきましたので、状況は違いますが、そうはいっても、最終的には英語でやりとりをしなければならない点がいくつかあります。たとえば、アメリカで投資する際には FORM W-8 BEN を書いて提出することになります。自分でサインする書類ですが、その内容が理解できますか。少なくとも、書類の中身を読んで理解できる英語力がなければ、サインしては危険だと思います。これは契約書全般に通じる話です。
また、実際、海外の証券会社に口座を開設すると、各種の連絡が来ます。乙の経験では、メールでも、郵便でも、ほぼすべて英語です。香港の一部の業者は、日本人スタッフがいるために、日本語によるサービスがありますが、こちらのほうがむしろ例外でしょう。そのような連絡のすべてをきちんと読む必要はありませんが、少なくとも、どんな連絡なのか、ざっと目を通して理解して、無視していいものか、無視できない(自分に関係のある)重要なものなのかは判別しなければなりません。
トラブルに遭遇した場合は、さらに高い英語力が必要になってきます。担当者と英語でやり合わなければならないからです。メールで済めば、まだいいですが、場合によっては、電話で直接話をしなければなりません。
乙は、英語力がそんなに高いわけではありませんが、少なくとも、英語での日常生活程度は困らないと思います。(とはいえ、アメリカでの最長滞在期間は1ヵ月でしかありませんが。)書かれた英語を読むのは、そんなに苦になりません。
というようなことで、乙の意見では、英語がまったくできないならば、海外での投資はあきらめたほうがよいと思います。
なお、海外への投資と海外での投資の違いについては、
2007.2.23 http://otsu.seesaa.net/article/34452967.html
でも書いたことがあります。
2008年10月19日
書籍の宣伝
乙は、『大前研一ニュースの視点』というメルマガを読んでいるのですが、そこに次のようなPRがありました。
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彼は30年以上に渡り、マイクロソフト、IBM、AT&T、
シティバンクなどに対し、計測できているだけで8400億円
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実は、1時間60万円のコンサルティング、300万円の
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さっそくクリックしてみましたが、投資の話とは全然違うようです。
ちなみに、名前を登録すると、55,000 円の本を買いませんかという話が表示されます。乙は買いませんが、こういう宣伝で買う気になる人もいるのでしょうね。
メールアドレスを登録したので、その後、21日にわたって、毎日1回、メールが送られてきました。
内容は企業家向けのもので、どうビジネスを立ち上げるか、どう改善していくかといったことでした。
投資とは話が違うので、無視することにしました。
乙の場合、メールは、毎日何百通も来ていますので、その中に1通くらい入っても、大した影響はありません。
今回は、ちょっと失敗しました。まあ実害はありませんでしたが。
まあ「PR」と明記してあるものですから、おもしろい話であるわけはないのですが、……。
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内容は企業家向けのもので、どうビジネスを立ち上げるか、どう改善していくかといったことでした。
投資とは話が違うので、無視することにしました。
乙の場合、メールは、毎日何百通も来ていますので、その中に1通くらい入っても、大した影響はありません。
今回は、ちょっと失敗しました。まあ実害はありませんでしたが。
まあ「PR」と明記してあるものですから、おもしろい話であるわけはないのですが、……。
2008年09月07日
中国の農村部のトイレ事情
中国では都市部と農村部の経済格差が大きいことはよく知られています。
オリンピックが行われた北京は、まあ中国で一番進んだ都会ということになるでしょうね。(上海の方がもっと洗練されているような気もします。)
最近、気が付いたのですが、ネット内で、農村部の生活事情を記述した統計調査があります。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0226&f=business_0226_011.shtml
に概略が記述されています。
それによると、「簡易式トイレ利用やトイレが全くない農家が西部地区では5割を超える」となっています。トイレなしで用を足すにはどうするのか、乙には想像もできませんが、ノグソしかありませんね。女性も当然です。
水洗トイレの普及率は、全国平均で 12.6%、東北地区は 1.3% だそうですから、この面でもまだまだこれから改善の余地があります。もっとも、「農村部では一戸建てが普通。そのため、東北地方の農家が水洗式トイレを作る場合、厳寒期の凍結防止策が難しいとの見方がある。」というのは知りませんでした。いわれてみればその通りです。実は、トイレに暖房を用意しなければならないのですね。まずはそれが先決です。
また、この記事中に「ただし、西部地域は人口密度が極端に少ない遊牧地域や半遊牧地域も多い。このような地域では、し尿の排出量に比べて自然の浄化能力の方が大きいので、衛生面からはトイレを作る必然性が乏しい。」とあり、日本人の常識でものを見てはいけないということもわかりました。
炊事の燃料に木の枝(柴)や草を使う農家が全国平均で 60.2%、東北地区では 88.2% ということですから、炊事の苦労も大変でしょう。生活にはきびしいものがあることが想像されます。日本では、スイッチ一つでガスか電気で調理できるのが普通ですから、こういう生活はキャンプなどでしか経験できないでしょう。
乙は、以前、北京に数ヶ月間滞在したことがありますが、ときおり、仲間と一緒に、バス旅行と称して郊外の観光地などに出かけました。「明の十三陵」のような超有名観光地はトイレはかなりマシでしたが、そう有名でもないところでは、トイレ事情が、それはそれは大変なもので、(ちょっとここに具体的に書くのははばかられます)日本人はホテル以外では用を足せないだろうと思いました。
トイレを見ることで、その場所の経済水準などは一目瞭然です。北京市でオリンピックを機にトイレの改装が相次いだのは当然かもしれません。
中国全土に清潔な水洗トイレが普及するのはいつごろになるのでしょうか。
オリンピックが行われた北京は、まあ中国で一番進んだ都会ということになるでしょうね。(上海の方がもっと洗練されているような気もします。)
最近、気が付いたのですが、ネット内で、農村部の生活事情を記述した統計調査があります。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0226&f=business_0226_011.shtml
に概略が記述されています。
それによると、「簡易式トイレ利用やトイレが全くない農家が西部地区では5割を超える」となっています。トイレなしで用を足すにはどうするのか、乙には想像もできませんが、ノグソしかありませんね。女性も当然です。
水洗トイレの普及率は、全国平均で 12.6%、東北地区は 1.3% だそうですから、この面でもまだまだこれから改善の余地があります。もっとも、「農村部では一戸建てが普通。そのため、東北地方の農家が水洗式トイレを作る場合、厳寒期の凍結防止策が難しいとの見方がある。」というのは知りませんでした。いわれてみればその通りです。実は、トイレに暖房を用意しなければならないのですね。まずはそれが先決です。
また、この記事中に「ただし、西部地域は人口密度が極端に少ない遊牧地域や半遊牧地域も多い。このような地域では、し尿の排出量に比べて自然の浄化能力の方が大きいので、衛生面からはトイレを作る必然性が乏しい。」とあり、日本人の常識でものを見てはいけないということもわかりました。
炊事の燃料に木の枝(柴)や草を使う農家が全国平均で 60.2%、東北地区では 88.2% ということですから、炊事の苦労も大変でしょう。生活にはきびしいものがあることが想像されます。日本では、スイッチ一つでガスか電気で調理できるのが普通ですから、こういう生活はキャンプなどでしか経験できないでしょう。
乙は、以前、北京に数ヶ月間滞在したことがありますが、ときおり、仲間と一緒に、バス旅行と称して郊外の観光地などに出かけました。「明の十三陵」のような超有名観光地はトイレはかなりマシでしたが、そう有名でもないところでは、トイレ事情が、それはそれは大変なもので、(ちょっとここに具体的に書くのははばかられます)日本人はホテル以外では用を足せないだろうと思いました。
トイレを見ることで、その場所の経済水準などは一目瞭然です。北京市でオリンピックを機にトイレの改装が相次いだのは当然かもしれません。
中国全土に清潔な水洗トイレが普及するのはいつごろになるのでしょうか。
2008年07月18日
日本のこれからと投資
大前研一氏が「「アジアで最も豊かな国」から転落した日本」という記事をお書きです。
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/a/140/
日本の1人あたり GDP がシンガポールに抜かれてしまったことを論じています。そして、グローバル経済の動きなどを考えた場合、日本の今の考え方ではこれからやっていけないことを明確に指摘しています。
乙は多いに共感しながらこの記事を読みました。
日本全体を覆う閉塞感は、一体何が原因なのだろうと考えてみると、大前氏の指摘には納得できる部分があります。
ひるがえって、投資の観点で見ると、今の日本には明るい未来が待っているようには見えません。
2008.1.14 http://otsu.seesaa.net/article/78351629.html
乙は、外国に投資するほうが、何だかそれらの国の将来を買うような気がして、好ましく思っていました。
もっとも、投資はそんな簡単な話ではありませんから、変な日本でも、それなりに日本株に投資することもありうる話ではあります。
2008.6.5 http://otsu.seesaa.net/article/99419388.html
ともあれ、そんなことを考えなくてもいいように、日本のこれからが明るくなるように期待したいものです。今の政治家の議論などを聞いていると、とてもそんなふうには見えないところが残念なのですが……。
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/a/140/
日本の1人あたり GDP がシンガポールに抜かれてしまったことを論じています。そして、グローバル経済の動きなどを考えた場合、日本の今の考え方ではこれからやっていけないことを明確に指摘しています。
乙は多いに共感しながらこの記事を読みました。
日本全体を覆う閉塞感は、一体何が原因なのだろうと考えてみると、大前氏の指摘には納得できる部分があります。
ひるがえって、投資の観点で見ると、今の日本には明るい未来が待っているようには見えません。
2008.1.14 http://otsu.seesaa.net/article/78351629.html
乙は、外国に投資するほうが、何だかそれらの国の将来を買うような気がして、好ましく思っていました。
もっとも、投資はそんな簡単な話ではありませんから、変な日本でも、それなりに日本株に投資することもありうる話ではあります。
2008.6.5 http://otsu.seesaa.net/article/99419388.html
ともあれ、そんなことを考えなくてもいいように、日本のこれからが明るくなるように期待したいものです。今の政治家の議論などを聞いていると、とてもそんなふうには見えないところが残念なのですが……。
2008年07月10日
Walton 社の移転記念レセプション
乙は、Walton International Group Inc. のランド・バンキングにも投資しています。
2006.8.7 http://otsu.seesaa.net/article/22025403.html
最近、Walton 社から手紙が来ましたが、オフィスが移転する記念にレセプションを開催するということで、その招待状でした。乙は出席したかったのですが、別の用事と重なっていたために欠席せざるを得ませんでした。
ところで、この招待状は英語がメインで、ほぼ同様の趣旨の日本語がついていました。
しかし、日本語と英語で文面が違うところもあり、ちょっと気になりました。
英語版:inviting you & your partner
日本語版:ご夫妻またはパートナーの方もご一緒にお越しいただければ
英語のほうが簡単です。日本語のほうは複雑であるとともに、ちょっと変です。今の文面では「ご夫妻」が2人を指すのに「パートナーの方」は1人を指しますから、うまく文がつながらず、論理的に考えると変な日本語になってしまいます。「配偶者またはパートナー」ならいずれも1人を指しますからいいのですが、表現が固すぎます。正式に結婚しているか、していないかを含めて表現するとき、日本語ではいい言い方がないようです。「パートナー」では、誤解する人もいそうです。
英語版:in an evening of entertainment and enlightenment
日本語版:記念レセプション
英語のほうが、何があるかが示されています。日本語のほうは説明不足のように思います。
英語版:More information on the evening can be had from your Walton Broker or from the Walton Office.
日本語版:なし
日本語でも、これを書いたほうがよさそうに思います。なお、英語の「can be had」というのは、あまり聞き慣れない表現です。「is available」のほうが普通ではないでしょうか。
英語版:Business Suits for the Gentlemen and appropriate equivalent for the ladies.
日本語版:なし
なぜ日本語のほうはこの文が省略されているのか、わかりません。大事な情報のように思います。なお、この英語表現は動詞がなくてすわりが悪いと思います。(この文は、個条書きではなく、一続きの文章の途中にピリオドをともなって書かれていました。)文末に「are required」あたりを補うほうがよさそうです。また、「Suits」と「Gentlemen」がなぜ大文字で始まっているのかもわかりません。
英語版:The evening will end at 10pm.
日本語版:なし
これも大事な情報です。日本語でもきちんと書くべきでしょう。受付が 6:30 開始ということですから、かなり長めのパーティのようです。
2006.8.7 http://otsu.seesaa.net/article/22025403.html
最近、Walton 社から手紙が来ましたが、オフィスが移転する記念にレセプションを開催するということで、その招待状でした。乙は出席したかったのですが、別の用事と重なっていたために欠席せざるを得ませんでした。
ところで、この招待状は英語がメインで、ほぼ同様の趣旨の日本語がついていました。
しかし、日本語と英語で文面が違うところもあり、ちょっと気になりました。
英語版:inviting you & your partner
日本語版:ご夫妻またはパートナーの方もご一緒にお越しいただければ
英語のほうが簡単です。日本語のほうは複雑であるとともに、ちょっと変です。今の文面では「ご夫妻」が2人を指すのに「パートナーの方」は1人を指しますから、うまく文がつながらず、論理的に考えると変な日本語になってしまいます。「配偶者またはパートナー」ならいずれも1人を指しますからいいのですが、表現が固すぎます。正式に結婚しているか、していないかを含めて表現するとき、日本語ではいい言い方がないようです。「パートナー」では、誤解する人もいそうです。
英語版:in an evening of entertainment and enlightenment
日本語版:記念レセプション
英語のほうが、何があるかが示されています。日本語のほうは説明不足のように思います。
英語版:More information on the evening can be had from your Walton Broker or from the Walton Office.
日本語版:なし
日本語でも、これを書いたほうがよさそうに思います。なお、英語の「can be had」というのは、あまり聞き慣れない表現です。「is available」のほうが普通ではないでしょうか。
英語版:Business Suits for the Gentlemen and appropriate equivalent for the ladies.
日本語版:なし
なぜ日本語のほうはこの文が省略されているのか、わかりません。大事な情報のように思います。なお、この英語表現は動詞がなくてすわりが悪いと思います。(この文は、個条書きではなく、一続きの文章の途中にピリオドをともなって書かれていました。)文末に「are required」あたりを補うほうがよさそうです。また、「Suits」と「Gentlemen」がなぜ大文字で始まっているのかもわかりません。
英語版:The evening will end at 10pm.
日本語版:なし
これも大事な情報です。日本語でもきちんと書くべきでしょう。受付が 6:30 開始ということですから、かなり長めのパーティのようです。
2008年06月25日
フィッシングメールに引っかかってしまったのかも……
海外のある銀行からメールが届きました。乙が普段使っている正しいアドレス宛でした。一部伏せ字にして、示します。
乙は、似たような名前の銀行に送金したこともあるので、乙が投資している海外のファンドのいずれかが送ってきたメールだと思いこんでしまいました。
そこで、示された URL にアクセスしたところ、User ID と Password を入れるようになっていたので、普段よく使っているものを入れました。そうしたら、エラーとなり、再度入力するようなメッセージが表示されて、ハッとしました。
そうです。これはフィッシングメールではないかということです。
以前にも同様のことがありましたが、
2008.2.6 http://otsu.seesaa.net/article/82610268.html
乙はフィッシングに引っかからない自信がありました。
しかし、今回はころりとだまされてしまいました。まだまだ修行が足りません。
今回入力した User ID と Password は、国内の通販などのいろいろなサイトで使っているものですが、まあ、実害はなかろうと思います。しかし、実は、海外の証券会社のサイトでも同じ User ID と Password を使っているところがありましたので、さっそく、Web でパスワードを変更しておきました。
今回のメールが本当にフィッシングサイトからのメールであった場合、自動的に User ID と Password を収集しているわけで、だまされた人の入力を用いて世界中のさまざまなサイトにこれを入れてみるでしょう。ログインできたら、まずパスワードを変更して正しい利用者のアクセスをブロックし、登録している送金先を変更して(利用者の同名の銀行口座を用意する必要があるでしょうが、セキュリティ意識が低い国なら可能でしょう)、そこに出金するような操作をするのではないでしょうか。
ですから、失敗に気が付いたら、早くパスワードを変更するのが最善の方策です。
もっとも、このメールはフィッシングでないかもしれません。そこで、別途、送信元のアドレスに宛てて問い合わせのメールも出しておきました。しかし、それに対する返事はありません。そこで、フィッシングの線がいよいよ濃くなってくるわけです。
このブログの読者の方で同じようなメールを受け取った方がいらしたら、経験談をお聞かせいただけると幸いです。
You have received an important delivery from The N****** Company
This Communication has been sent to you via the N****** Transfer
Agency Department.
This Report contains important information pertaining to your current
Holdings.
Please pick up the report package at the following Web address:
https://www3383.****.com/dsp/W/S.jsp?c=CO12&x=4-1575667-1050928-AZ6PIWLS
The report package will expire on Monday June 13, 2011 at 10:14:18 CDT5
Please ensure that you change your password on a regular basis (every 30
Days) to prevent your account being locked out.
.......................................................................
How to pick up your message -
* If the Web address above is highlighted, click on it to open a
browser window. You will automatically be taken to the message.
* Enter your User Name and Password when prompted
* If the Web address above is not highlighted, follow these steps:
- Open a Web browser window.
- Copy and paste the entire Web address into the "location" or
"address" bar of the browser.
- Press enter.
乙は、似たような名前の銀行に送金したこともあるので、乙が投資している海外のファンドのいずれかが送ってきたメールだと思いこんでしまいました。
そこで、示された URL にアクセスしたところ、User ID と Password を入れるようになっていたので、普段よく使っているものを入れました。そうしたら、エラーとなり、再度入力するようなメッセージが表示されて、ハッとしました。
そうです。これはフィッシングメールではないかということです。
以前にも同様のことがありましたが、
2008.2.6 http://otsu.seesaa.net/article/82610268.html
乙はフィッシングに引っかからない自信がありました。
しかし、今回はころりとだまされてしまいました。まだまだ修行が足りません。
今回入力した User ID と Password は、国内の通販などのいろいろなサイトで使っているものですが、まあ、実害はなかろうと思います。しかし、実は、海外の証券会社のサイトでも同じ User ID と Password を使っているところがありましたので、さっそく、Web でパスワードを変更しておきました。
今回のメールが本当にフィッシングサイトからのメールであった場合、自動的に User ID と Password を収集しているわけで、だまされた人の入力を用いて世界中のさまざまなサイトにこれを入れてみるでしょう。ログインできたら、まずパスワードを変更して正しい利用者のアクセスをブロックし、登録している送金先を変更して(利用者の同名の銀行口座を用意する必要があるでしょうが、セキュリティ意識が低い国なら可能でしょう)、そこに出金するような操作をするのではないでしょうか。
ですから、失敗に気が付いたら、早くパスワードを変更するのが最善の方策です。
もっとも、このメールはフィッシングでないかもしれません。そこで、別途、送信元のアドレスに宛てて問い合わせのメールも出しておきました。しかし、それに対する返事はありません。そこで、フィッシングの線がいよいよ濃くなってくるわけです。
このブログの読者の方で同じようなメールを受け取った方がいらしたら、経験談をお聞かせいただけると幸いです。
2008年06月16日
予定納税
乙が平成19年分の確定申告をしたところ、
2008.3.15 http://otsu.seesaa.net/article/89631188.html
6月14日に税務署から連絡が来て、今年は予定納税をせよとのことです。
乙は今まで予定納税をしたことがなかったので、初めての経験でした。
ネットで調べてみると、
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2040.htm
http://tax.ifpin.net/
http://www.pitaco.jp/zeikin067.html
http://www.aichi-ja.or.jp/nagoya/soudan/gimon/gimon.Q&A.2007.6.html
確定申告で15万円以上の納税をした人は、次の年度に予定納税をしなければならないようです。たぶん、前年度と同じくらいの所得があるものとして税金を前納させられるのでしょう。
乙は、主たる勤務先からもらう給与所得の他に、いくつかの給与所得がありますから、まあ、しかたがないですね。
源泉徴収が少し多めになったようなものです。
妻にも同じ書類が来ましたが、妻は「先に取れるところから取ってしまおうという制度で、ひどい!」と憤慨していました。3月15日の確定申告でちゃんと払う予定なのに、そのときに払えないかもしれないと考えて、その金額の 1/3 をずっと前に先払いせよ(実際は銀行からの引き落としですが)ということで、いきどおっているわけです。
しかし、予定納税に関していえば、税金が払えるほどの(予定外の)収入があったことを喜ぶべきではないでしょうか。どうせとられるものはとられるのです。3月15日の確定申告できちんと計算すれば、別に得でも損でもないように思います。
7月末、11月末の予定納税の期限に遅れてしまうと、延滞税がかかるということで、予定納税とはいえ、かなり厳しい制度だと思います。しかし、これも考え方の問題です。
http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~JFOA/douyuu/306.htm
によれば、「予定納税というのは単なる前納ということでなく、一年間の所得のうち既に発生している所得に見合う税金、つまり7月には1月から6月までの半年分の所得は既に発生しているわけですから、これに見合う分の税金は納付してもらおうといった考えが基本にあります。」とのことです。予定納税に腹を立ててもしかたがありません。
それよりも、むしろ、予定納税で税金を多く取られすぎても、それでいいのだという考え方があることを知り、乙は驚きました。
http://allabout.co.jp/finance/savemoney/closeup/CU20030429A/index.htm
の記事です。「予定納税した所得税のうち納めすぎた金額に対して「前年の11月30日の公定歩合+4%」(上限7.3%)という高金利で計算された還付加算金がついて還付されるから!」だそうです。なるほど、考え方もさまざまですね。「予定納税の特権(?)を持つ人だけに許される一種の金融商品といえます。活用しない手はないでしょう!?」などといわれると、それもそうだと思ってしまいます。
それにしても税金の「重み」を感じます。
2008.3.15 http://otsu.seesaa.net/article/89631188.html
6月14日に税務署から連絡が来て、今年は予定納税をせよとのことです。
乙は今まで予定納税をしたことがなかったので、初めての経験でした。
ネットで調べてみると、
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2040.htm
http://tax.ifpin.net/
http://www.pitaco.jp/zeikin067.html
http://www.aichi-ja.or.jp/nagoya/soudan/gimon/gimon.Q&A.2007.6.html
確定申告で15万円以上の納税をした人は、次の年度に予定納税をしなければならないようです。たぶん、前年度と同じくらいの所得があるものとして税金を前納させられるのでしょう。
乙は、主たる勤務先からもらう給与所得の他に、いくつかの給与所得がありますから、まあ、しかたがないですね。
源泉徴収が少し多めになったようなものです。
妻にも同じ書類が来ましたが、妻は「先に取れるところから取ってしまおうという制度で、ひどい!」と憤慨していました。3月15日の確定申告でちゃんと払う予定なのに、そのときに払えないかもしれないと考えて、その金額の 1/3 をずっと前に先払いせよ(実際は銀行からの引き落としですが)ということで、いきどおっているわけです。
しかし、予定納税に関していえば、税金が払えるほどの(予定外の)収入があったことを喜ぶべきではないでしょうか。どうせとられるものはとられるのです。3月15日の確定申告できちんと計算すれば、別に得でも損でもないように思います。
7月末、11月末の予定納税の期限に遅れてしまうと、延滞税がかかるということで、予定納税とはいえ、かなり厳しい制度だと思います。しかし、これも考え方の問題です。
http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~JFOA/douyuu/306.htm
によれば、「予定納税というのは単なる前納ということでなく、一年間の所得のうち既に発生している所得に見合う税金、つまり7月には1月から6月までの半年分の所得は既に発生しているわけですから、これに見合う分の税金は納付してもらおうといった考えが基本にあります。」とのことです。予定納税に腹を立ててもしかたがありません。
それよりも、むしろ、予定納税で税金を多く取られすぎても、それでいいのだという考え方があることを知り、乙は驚きました。
http://allabout.co.jp/finance/savemoney/closeup/CU20030429A/index.htm
の記事です。「予定納税した所得税のうち納めすぎた金額に対して「前年の11月30日の公定歩合+4%」(上限7.3%)という高金利で計算された還付加算金がついて還付されるから!」だそうです。なるほど、考え方もさまざまですね。「予定納税の特権(?)を持つ人だけに許される一種の金融商品といえます。活用しない手はないでしょう!?」などといわれると、それもそうだと思ってしまいます。
それにしても税金の「重み」を感じます。
2008年05月12日
今年もペイジーで自動車税を払いました。
乙は、自動車税を払うとき、ペイジーを利用しています。みずほ銀行から送金するのがとても簡単です。
昨年の経験は
2007.5.4 http://otsu.seesaa.net/article/40728556.html
に書きました。
今年も1年前と同様に簡単に送金できました。
しかし、3月の確定申告のときは e-Tax を使っていません。今年も手書きの書類にしました。
2008.3.15 http://otsu.seesaa.net/article/89631188.html
来年は、e-Tax でもいいかなあとは思っているのですが、忙しい時期に、いろいろな事前準備が必要なので、ちょっと躊躇してしまいます。
乙は、今まで数十年手書きで確定申告してきたわけで、それなりに経験を積み重ねてきました。今までの知識のままでもいいような気がしています。
これから乙がどうなるか、考えてみると、給与所得は15年ほどでなくなると思いますが、雑所得がずっとありそうなので、確定申告は死ぬまで続く可能性が高いように思います。とすると、これから30年くらいは確定申告を継続するということになりますから、今後の便宜のためには e-Tax にしてもいいかもしれません。しかし、30年もしたら、e-Tax の端末も使われなくなって、次世代機が導入されているでしょうね。
どうにも決心が付かない話題です。
昨年の経験は
2007.5.4 http://otsu.seesaa.net/article/40728556.html
に書きました。
今年も1年前と同様に簡単に送金できました。
しかし、3月の確定申告のときは e-Tax を使っていません。今年も手書きの書類にしました。
2008.3.15 http://otsu.seesaa.net/article/89631188.html
来年は、e-Tax でもいいかなあとは思っているのですが、忙しい時期に、いろいろな事前準備が必要なので、ちょっと躊躇してしまいます。
乙は、今まで数十年手書きで確定申告してきたわけで、それなりに経験を積み重ねてきました。今までの知識のままでもいいような気がしています。
これから乙がどうなるか、考えてみると、給与所得は15年ほどでなくなると思いますが、雑所得がずっとありそうなので、確定申告は死ぬまで続く可能性が高いように思います。とすると、これから30年くらいは確定申告を継続するということになりますから、今後の便宜のためには e-Tax にしてもいいかもしれません。しかし、30年もしたら、e-Tax の端末も使われなくなって、次世代機が導入されているでしょうね。
どうにも決心が付かない話題です。
2008年05月10日
年金記録訂正で減額の場合「受給額、減らさず」・社保庁
乙が日経新聞で見かけた記事です。5月8日朝刊5面でした。
記事の先頭の一部(2段落分)は NIKKEI NET でも読めるようになっています。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080508AT3S0701C07052008.html
(この記事の見出しでは「額減」とありますが、新聞本紙では「減額」となっており、当然、NIKKEI NET のほうが間違っています。)
未納や未加入とされていた期間の記録が見つかって、年金記録を訂正すると、何と支給される年金が減額される場合があるというのです。これは見過ごせない記事です。
しかし、この記事のおもしろい部分は、具体例が書いてある、次のパラグラフです。新聞記事から引用します。
「一例は遺族厚生年金をもらっている人で、会社員の夫が亡くなったとき妻に遺族厚生年金が支給されるが、年金額は夫の過去の平均収入から算出する。夫が若手だった当時の安い給料の期間が見つかると平均報酬月額が下がる。障害厚生年金も同様の仕組みで、年金額が減る可能性がある。」
考えてみると、実におかしな制度であり計算法です。日本の年金は賦課方式であり、積立方式ではありません。そこでこんなことが起こるのでしょう。積立方式ならば、自分で積み立てたものを自分で受け取るので、未納とされていた期間に年金の掛け金を支払っていたことが確認されれば、それは年金増額の方向での修正しかありません。
他にも、こんなことがありうるのかと思ってネットを探してみると、坂本直紀氏のブログ記事
http://arcmist.net/html/nenkin/176.html
http://sakamotonaoki.seesaa.net/article/96023560.html
(両者は同じ記事です)
がありました。
賦課方式は、いろいろとめんどうな計算がありそうですが、それにしても、こんなことがあるというのは、制度上の不備としか思えません。こんなことがあると、特に若いときに、掛け金を払いたくなるという人が増えるかもしれません。多くの人が掛け金を払いたくなくなると年金制度は崩壊します。
そして、単純に考えれば、逆のケースがあり得ます。年を取って年金の受領が始まるときに、いつから年金に加入したかによって受領額が変わります。もしかして、若いときの一部の加入記録を放棄する方が年金の受領金額が高くなるわけです。だったら、いろいろな場合分けを考慮して、最大年金受領額を計算し、そうなるように、若いときの年金加入記録の一部を放棄すればいいのです。実際は年金に加入して、掛け金を払っていたとしても、それをなかったことにする「記録の修正」は可能なのではないでしょうか。本人にしてみれば、払った掛け金を捨てようというだけのことで、何も悪いことはしていません。
この話は、今後、日本がインフレになり、給料が大幅にアップするようなことがあると、より深刻な形で現れてきます。ただし、インフレ時には、過去の標準報酬月額は現在の賃金水準から比較すると著しく低いものとなり、不合理なものとなるので、現在の平均水準報酬月額に見合うよう一定の修正率を乗じる仕組みになっています。このあたりの詳細は乙にはよくわかりませんが、本当に修正ができるのでしょうか。できるのでしょうね、たぶん。
そもそも、年金の支給額を計算するときに、コンピューターで計算するわけですから、自動的に最大年金受領額を算出するように、そういう計算手続きをプログラムに組み込んでしまえば問題はなくなります。そんなに複雑なことではなさそうに思います。社会保険庁はNTTデータに毎年システム経費として800億円も支出している
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20070611
のですから、この程度のプログラム改修は無料でやってもらって当然です。
いろいろな年金加入記録の放棄の組み合わせを考えて、最大年金額になるように計算して、それをその人の受領額にします。簡単なことじゃないですか。なぜこうなっていないのでしょうか。こういうシステム設計がそもそもおかしいと思えるのです。
今回は、5000 万件の宙に浮いた年金記録問題があったから、こういうことが表沙汰になったわけで、そういうことがなければ、わからなかったでしょう。
実に残念な話です。
記事の先頭の一部(2段落分)は NIKKEI NET でも読めるようになっています。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080508AT3S0701C07052008.html
(この記事の見出しでは「額減」とありますが、新聞本紙では「減額」となっており、当然、NIKKEI NET のほうが間違っています。)
未納や未加入とされていた期間の記録が見つかって、年金記録を訂正すると、何と支給される年金が減額される場合があるというのです。これは見過ごせない記事です。
しかし、この記事のおもしろい部分は、具体例が書いてある、次のパラグラフです。新聞記事から引用します。
「一例は遺族厚生年金をもらっている人で、会社員の夫が亡くなったとき妻に遺族厚生年金が支給されるが、年金額は夫の過去の平均収入から算出する。夫が若手だった当時の安い給料の期間が見つかると平均報酬月額が下がる。障害厚生年金も同様の仕組みで、年金額が減る可能性がある。」
考えてみると、実におかしな制度であり計算法です。日本の年金は賦課方式であり、積立方式ではありません。そこでこんなことが起こるのでしょう。積立方式ならば、自分で積み立てたものを自分で受け取るので、未納とされていた期間に年金の掛け金を支払っていたことが確認されれば、それは年金増額の方向での修正しかありません。
他にも、こんなことがありうるのかと思ってネットを探してみると、坂本直紀氏のブログ記事
http://arcmist.net/html/nenkin/176.html
http://sakamotonaoki.seesaa.net/article/96023560.html
(両者は同じ記事です)
がありました。
賦課方式は、いろいろとめんどうな計算がありそうですが、それにしても、こんなことがあるというのは、制度上の不備としか思えません。こんなことがあると、特に若いときに、掛け金を払いたくなるという人が増えるかもしれません。多くの人が掛け金を払いたくなくなると年金制度は崩壊します。
そして、単純に考えれば、逆のケースがあり得ます。年を取って年金の受領が始まるときに、いつから年金に加入したかによって受領額が変わります。もしかして、若いときの一部の加入記録を放棄する方が年金の受領金額が高くなるわけです。だったら、いろいろな場合分けを考慮して、最大年金受領額を計算し、そうなるように、若いときの年金加入記録の一部を放棄すればいいのです。実際は年金に加入して、掛け金を払っていたとしても、それをなかったことにする「記録の修正」は可能なのではないでしょうか。本人にしてみれば、払った掛け金を捨てようというだけのことで、何も悪いことはしていません。
この話は、今後、日本がインフレになり、給料が大幅にアップするようなことがあると、より深刻な形で現れてきます。ただし、インフレ時には、過去の標準報酬月額は現在の賃金水準から比較すると著しく低いものとなり、不合理なものとなるので、現在の平均水準報酬月額に見合うよう一定の修正率を乗じる仕組みになっています。このあたりの詳細は乙にはよくわかりませんが、本当に修正ができるのでしょうか。できるのでしょうね、たぶん。
そもそも、年金の支給額を計算するときに、コンピューターで計算するわけですから、自動的に最大年金受領額を算出するように、そういう計算手続きをプログラムに組み込んでしまえば問題はなくなります。そんなに複雑なことではなさそうに思います。社会保険庁はNTTデータに毎年システム経費として800億円も支出している
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20070611
のですから、この程度のプログラム改修は無料でやってもらって当然です。
いろいろな年金加入記録の放棄の組み合わせを考えて、最大年金額になるように計算して、それをその人の受領額にします。簡単なことじゃないですか。なぜこうなっていないのでしょうか。こういうシステム設計がそもそもおかしいと思えるのです。
今回は、5000 万件の宙に浮いた年金記録問題があったから、こういうことが表沙汰になったわけで、そういうことがなければ、わからなかったでしょう。
実に残念な話です。
2008年04月26日
某テレビ番組に出演依頼がありましたが……
乙は、単なる個人投資家ですが、先日(といってもだいぶ前ですが)、某テレビ番組に出演依頼がありました。
顔をテレビ画面に出すことは、ちょっといやな部分がありましたが、何回かメールで打合せをして、OKということにしました。
その後、メールで何往復かやりとりがありました。
出演したときにどんな話をするか、内容を詰めるために、資産運用について詳しく聞きたいといわれ、一番儲けた場合とか、一番損失を出した場合とか、運用資金の金額などを聞かれました。かなり細かい内容でしたが、一通り答えました。資産の全体額については、番組中ではまったく触れないつもりでしたが、打合せをする場合には必要なことだろうと思いました。その後、打合せの日取りまで質問されたので、その日も乙から知らせました。
ところが、そこまでで、その後何の連絡もなくなってしまいました。
それまでのやりとりから考えて、誠実なところだと思っていましたが、何の連絡もなく、乙から日取りを知らせたメールに返事も来ないで、結局、取材は行われませんでした。
一般のビジネスの習慣では、こういうことはありえないと思います。
何の連絡もなしに打合せをキャンセルすること自体、とんでもない話です。乙の知らせた内容が気に入らない(番組の趣旨に合わない)なら、その旨をいってきちんとキャンセルするべきでしょう。また、資産運用にからむ話で、乙の具体的な例を伝えた後でしたので、それらの情報を社内で今後どう扱うつもりかもぜひ知らせてほしかったところです。きちんと消してくれる(くれた)のでしょうか。
こういう人は、まったく信用をなくします。
今後、何らかの連絡があっても、乙の側からは連絡しません。この一件について明確な謝罪がなければ、一切応じないつもりです。
それにしても、こういう会社が作る番組っていったいどんなものになるのでしょうか。乙は、その番組を一度も見たことがないのですが、……。
顔をテレビ画面に出すことは、ちょっといやな部分がありましたが、何回かメールで打合せをして、OKということにしました。
その後、メールで何往復かやりとりがありました。
出演したときにどんな話をするか、内容を詰めるために、資産運用について詳しく聞きたいといわれ、一番儲けた場合とか、一番損失を出した場合とか、運用資金の金額などを聞かれました。かなり細かい内容でしたが、一通り答えました。資産の全体額については、番組中ではまったく触れないつもりでしたが、打合せをする場合には必要なことだろうと思いました。その後、打合せの日取りまで質問されたので、その日も乙から知らせました。
ところが、そこまでで、その後何の連絡もなくなってしまいました。
それまでのやりとりから考えて、誠実なところだと思っていましたが、何の連絡もなく、乙から日取りを知らせたメールに返事も来ないで、結局、取材は行われませんでした。
一般のビジネスの習慣では、こういうことはありえないと思います。
何の連絡もなしに打合せをキャンセルすること自体、とんでもない話です。乙の知らせた内容が気に入らない(番組の趣旨に合わない)なら、その旨をいってきちんとキャンセルするべきでしょう。また、資産運用にからむ話で、乙の具体的な例を伝えた後でしたので、それらの情報を社内で今後どう扱うつもりかもぜひ知らせてほしかったところです。きちんと消してくれる(くれた)のでしょうか。
こういう人は、まったく信用をなくします。
今後、何らかの連絡があっても、乙の側からは連絡しません。この一件について明確な謝罪がなければ、一切応じないつもりです。
それにしても、こういう会社が作る番組っていったいどんなものになるのでしょうか。乙は、その番組を一度も見たことがないのですが、……。
2008年03月15日
今年の確定申告
乙は毎年この時期になると確定申告をします。
今年もめんどうな計算をしました。いやはや。
今年、特にめんどうだと思ったことは、損益通算の処理でした。
乙の場合、株の取引で収入があったのですが、一方では、GS グローバル・マーケット・ストラテジーの売却で損失が出たのです。
2007.8.22 http://otsu.seesaa.net/article/52266643.html
まずは、税務署に電話して、損益通算できるかどうか、尋ねました。税務署側がしばらく調べてから、OKの返事が来ました。
株式の取引は、源泉徴収ありの特定口座で行っていますから、証券会社から送られてきた投資家交付用の年間取引報告書で全部明らかです。
一方、投資信託のほうは、もう少しめんどうでした。購入時の2004年10月26日の送金額は手元に記録してあったので、それを書いて、損失額が 148,706 円ということになりました。
普通は、損益通算しなければ、株の取引は分離課税ですから、確定申告には何も関係ないわけですが、損益通算するとなると、とたんにややこしくなります。
第1に、第三表というのを書かなければなりません。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/yoshiki01/shinkokusho/05a.pdf
これがけっこう大変でした。第二表から、途中抜け出して計算して元に戻るわけですが、四苦八苦でした。おまけに第三表の用紙がなく、ネットでダウンロードして印刷したものを使ったので、3枚ほど同じことを書くことになりました。
第2に、計算明細書
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/pdf/10.pdf
を書くのですが、これが、また大変で、特定口座でなければ、書けるのですが、特定口座の場合の書き方がわからなかったです。証券会社からの書類は、すべてまとめられていますからね。結局、計算明細書は1面だけの記載でいいようです。
第3に、住民税の書き方がわかりませんでした。特定口座では、所得税7%と住民税3%で合計10%が源泉徴収されるのですが、源泉徴収税額の欄は7%の分を書くだけなのです。では、3%はどこに行くかというと、第二表の住民税の欄に書くわけです。これがわからなかったですね。
乙は、初めての経験でしたので、けっこう悩み、記入に数時間ばかりかかってしまいました。(もっとも、源泉徴収票が数十枚あるので、これを整理するだけでも大変なのですが。)
今年の確定申告でもう一つめんどうだと思ったことは、税金の徴収方法でした。今までは、郵便局に行って直接払い込んでいたのですが、銀行口座からの自動引き落としが可能だというわけで、イーバンク銀行を指定したところ、ネット銀行ではダメなのだそうです。後日税務署から電話がかかってきて、ネット銀行以外の口座を指定するようにいわれました。こんなことがあるとは思いませんでした。まだまだ日本ではネット銀行が十分使えないようになっているんですね。
ともあれ、確定申告を終えて、ほっとしました。でも、振替納税でけっこう多額の税金を払うことになるので、こればかりはズシンと「痛み」を感じました。
今年もめんどうな計算をしました。いやはや。
今年、特にめんどうだと思ったことは、損益通算の処理でした。
乙の場合、株の取引で収入があったのですが、一方では、GS グローバル・マーケット・ストラテジーの売却で損失が出たのです。
2007.8.22 http://otsu.seesaa.net/article/52266643.html
まずは、税務署に電話して、損益通算できるかどうか、尋ねました。税務署側がしばらく調べてから、OKの返事が来ました。
株式の取引は、源泉徴収ありの特定口座で行っていますから、証券会社から送られてきた投資家交付用の年間取引報告書で全部明らかです。
一方、投資信託のほうは、もう少しめんどうでした。購入時の2004年10月26日の送金額は手元に記録してあったので、それを書いて、損失額が 148,706 円ということになりました。
普通は、損益通算しなければ、株の取引は分離課税ですから、確定申告には何も関係ないわけですが、損益通算するとなると、とたんにややこしくなります。
第1に、第三表というのを書かなければなりません。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/yoshiki01/shinkokusho/05a.pdf
これがけっこう大変でした。第二表から、途中抜け出して計算して元に戻るわけですが、四苦八苦でした。おまけに第三表の用紙がなく、ネットでダウンロードして印刷したものを使ったので、3枚ほど同じことを書くことになりました。
第2に、計算明細書
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/pdf/10.pdf
を書くのですが、これが、また大変で、特定口座でなければ、書けるのですが、特定口座の場合の書き方がわからなかったです。証券会社からの書類は、すべてまとめられていますからね。結局、計算明細書は1面だけの記載でいいようです。
第3に、住民税の書き方がわかりませんでした。特定口座では、所得税7%と住民税3%で合計10%が源泉徴収されるのですが、源泉徴収税額の欄は7%の分を書くだけなのです。では、3%はどこに行くかというと、第二表の住民税の欄に書くわけです。これがわからなかったですね。
乙は、初めての経験でしたので、けっこう悩み、記入に数時間ばかりかかってしまいました。(もっとも、源泉徴収票が数十枚あるので、これを整理するだけでも大変なのですが。)
今年の確定申告でもう一つめんどうだと思ったことは、税金の徴収方法でした。今までは、郵便局に行って直接払い込んでいたのですが、銀行口座からの自動引き落としが可能だというわけで、イーバンク銀行を指定したところ、ネット銀行ではダメなのだそうです。後日税務署から電話がかかってきて、ネット銀行以外の口座を指定するようにいわれました。こんなことがあるとは思いませんでした。まだまだ日本ではネット銀行が十分使えないようになっているんですね。
ともあれ、確定申告を終えて、ほっとしました。でも、振替納税でけっこう多額の税金を払うことになるので、こればかりはズシンと「痛み」を感じました。
ラベル:確定申告
2008年02月28日
乙川流の読書術
昨日のブログの記事
2008.2.27 http://otsu.seesaa.net/article/87320020.html
で、乙のブログの「投資関連本」の記事数がちょうど 200 本になりました。
乙が読んだ冊数とブログの記事数が厳密に一致するわけではありません(一つの記事で複数の本を扱うことがありましたし、1冊を2回に分けて扱ったこともありました)が、だいたい2年間で 200 冊程度読んだということで、毎週2冊のペースということになります。
乙の場合、電車の中で、トイレの中で、医者の待合室で、郵便局の窓口で並びながら、本を読んでいます。最近は、道を歩きながら本を読むことも増えてきました。
本を読むときは、いつも、しおり代わりに小さな紙をはさんでおき、読みながら気が付いたことをこれにメモしています。
当初は、ブログで取り上げた本を全部買って読んでいたのですが、本を捨てられない乙の性分により本が自宅の中のスペースを取ってしまうことと、中には保存しておく必要のないトンデモ本があったりすることを考えて、最近は図書館で借りて読むことが増えました。(買うのは、本当に読みたい最新のものくらいです。)
乙の自宅には、仕事関係の本がたくさんあり、投資関連本はそれに比べればごく一部にすぎませんが、やはりそれなりの量になってしまいます。とはいえ、今のところ、本棚一つに全部収まっています。
図書館で本を借りると、読むのが数ヶ月〜数年遅くなりますが、やはり、いい本はいいですし、ダメな本はダメなのですから、急いで読む必要はありません。
乙は、いろいろな投資関連本を読んできて、やっとそれなりに投資ということがわかってきたような気がしています。そういうこともあって、最近は新刊本をすぐに読もうという気持がやや弱くなりました。
しかし、まだまだ乙自身は勉強不足ですし、読んでみたい本はたくさんあるので、ブログの「投資関連本」のカテゴリーはこれからも継続的に追加されることと思います。
気になった本があると、パソコンの中のファイルにメモとして書いておきます。そして、図書館に行くときにプリントしていき、「予約」することになります。自分の住む区の図書館にある蔵書は、インターネットで予約できるので一番便利ですが、それ以外の図書館にある蔵書は、紙で申し込まなければなりません。
2008.2.27 http://otsu.seesaa.net/article/87320020.html
で、乙のブログの「投資関連本」の記事数がちょうど 200 本になりました。
乙が読んだ冊数とブログの記事数が厳密に一致するわけではありません(一つの記事で複数の本を扱うことがありましたし、1冊を2回に分けて扱ったこともありました)が、だいたい2年間で 200 冊程度読んだということで、毎週2冊のペースということになります。
乙の場合、電車の中で、トイレの中で、医者の待合室で、郵便局の窓口で並びながら、本を読んでいます。最近は、道を歩きながら本を読むことも増えてきました。
本を読むときは、いつも、しおり代わりに小さな紙をはさんでおき、読みながら気が付いたことをこれにメモしています。
当初は、ブログで取り上げた本を全部買って読んでいたのですが、本を捨てられない乙の性分により本が自宅の中のスペースを取ってしまうことと、中には保存しておく必要のないトンデモ本があったりすることを考えて、最近は図書館で借りて読むことが増えました。(買うのは、本当に読みたい最新のものくらいです。)
乙の自宅には、仕事関係の本がたくさんあり、投資関連本はそれに比べればごく一部にすぎませんが、やはりそれなりの量になってしまいます。とはいえ、今のところ、本棚一つに全部収まっています。
図書館で本を借りると、読むのが数ヶ月〜数年遅くなりますが、やはり、いい本はいいですし、ダメな本はダメなのですから、急いで読む必要はありません。
乙は、いろいろな投資関連本を読んできて、やっとそれなりに投資ということがわかってきたような気がしています。そういうこともあって、最近は新刊本をすぐに読もうという気持がやや弱くなりました。
しかし、まだまだ乙自身は勉強不足ですし、読んでみたい本はたくさんあるので、ブログの「投資関連本」のカテゴリーはこれからも継続的に追加されることと思います。
気になった本があると、パソコンの中のファイルにメモとして書いておきます。そして、図書館に行くときにプリントしていき、「予約」することになります。自分の住む区の図書館にある蔵書は、インターネットで予約できるので一番便利ですが、それ以外の図書館にある蔵書は、紙で申し込まなければなりません。
2008年02月06日
フィッシングメール
乙のところにきたフィッシングメールです。
どうですか。
いかにももっともらしいですよね。
乙は、一瞬ホントに HSBC からきたメールかと思いました。
hsbc.com という実在する本物のドメインを名乗っているので、信用してしまう人も多いように思います。
でも、乙が使っている nifty の「迷惑メールフォルダ」に自動的に分類されていたので、安心でした。逆に、そういう処理がされていたので、気が付くまで日数がかかってしまいました。
そもそも、乙が HSBC に登録しているメールアドレスは、この迷惑メールが送られてきたアドレスとは別なのです。だから、引っかかるわけはありません。
それでも、かなり恐い話ですよね。フィッシング詐欺には気をつける必要があります。
もしかして、乙が HSBC に登録してあるアドレスあてでこのメールがきたら、どうでしょうか。たぶん、乙は HSBC に問い合わせるだろうと思います。HSBC がこんなメールを送ってくるということ自体、不自然だと思うからです。
メールをよく見ると、なぜこれが spam と判定されるかが、メールのヘッダーに書いてありました。nifty の監視ソフトが書き込んだものでしょう。
ちなみに、本文は html 形式で送られてきましたが、上のようなことで全部かと思っていたところ、実は、この後ろに白い背景に白い文字で(つまり普通には見えないようにして)次のようなものが書いてあったのです。
そこで Ctrl+A で白いところを見てみたら、こんなにもたくさん書いてあったのです。
こういう文字で書いてあったので、実行可能プログラムではなさそうですが、とんだものが送りつけられてきたものです。
続きを読む
From:"HSBC Bank"
To:【乙の使っているアドレスの一つが書いてあります。】
Subject:Please Read This Message!
Date:Sun, 03 Feb 2008 11:10:09 +0100
Dear HSBC Bank business customer,
HSBC Customer Service team requests you to complete Business Internet Banking Online Form (BIB Online Form).
This procedure is obligatory for all HSBC Bank business and commercial customers.
Please select the hyperlink and visit the address listed to access BIB Online Form.
http://business-and-commercial.hsbc.com/bibform/formStart?partnerid=BIB87583971057423655903924178740343383321003523016822723505
Please do not respond to this email.
******************************************
(c) Copyright hsbc.com, inc 2008. All rights reserved.
どうですか。
いかにももっともらしいですよね。
乙は、一瞬ホントに HSBC からきたメールかと思いました。
hsbc.com という実在する本物のドメインを名乗っているので、信用してしまう人も多いように思います。
でも、乙が使っている nifty の「迷惑メールフォルダ」に自動的に分類されていたので、安心でした。逆に、そういう処理がされていたので、気が付くまで日数がかかってしまいました。
そもそも、乙が HSBC に登録しているメールアドレスは、この迷惑メールが送られてきたアドレスとは別なのです。だから、引っかかるわけはありません。
それでも、かなり恐い話ですよね。フィッシング詐欺には気をつける必要があります。
もしかして、乙が HSBC に登録してあるアドレスあてでこのメールがきたら、どうでしょうか。たぶん、乙は HSBC に問い合わせるだろうと思います。HSBC がこんなメールを送ってくるということ自体、不自然だと思うからです。
メールをよく見ると、なぜこれが spam と判定されるかが、メールのヘッダーに書いてありました。nifty の監視ソフトが書き込んだものでしょう。
ちなみに、本文は html 形式で送られてきましたが、上のようなことで全部かと思っていたところ、実は、この後ろに白い背景に白い文字で(つまり普通には見えないようにして)次のようなものが書いてあったのです。
0x960, 0x426, 0x27, 0x80, 0x5 LHCL JMO 333O file MDX. 0x9725, 0x45373780, 0x764, 0x94789695, 0x2, 0x2, 0x1302 close: 0x47, 0x500, 0x59674086, 0x61 0x94500067, 0x87, 0x6482, 0x1, 0x17, 0x79, 0x56224052, 0x2, 0x56, 0x2441, 0x734, 0x10, 0x61951540, 0x68333504 start: 0x2, 0x41, 0x2, 0x4905, 0x74750529, 0x3 V5L9: 0x1, 0x5669, 0x77, 0x0, 0x7240, 0x77097973 0x395, 0x0, 0x870, 0x55, 0x4, 0x82, 0x99, 0x127, 0x96, 0x5, 0x780, 0x598, 0x0779 root: 0x13, 0x3831, 0x475ふと、マウスを動かしたら、うっかり左ボタンを押したようで、この一部が見えたのでびっくりしました。
type: 0x6, 0x53, 0x78705603, 0x2863, 0x26, 0x43323394, 0x26, 0x3, 0x900, 0x65, 0x91, 0x4 85IY: 0x3, 0x7, 0x912, 0x91258255, 0x22759593, 0x6, 0x25, 0x79, 0x85, 0x1268 0x87, 0x42387347, 0x7, 0x25900919, 0x579, 0x7, 0x6, 0x5, 0x0465, 0x41332042, 0x83919858 source, 6XL, serv, close, 4D3, exe, FET1, hex, HIQS. 42U: 0x4198, 0x62270455, 0x16510096 exe: 0x27, 0x197, 0x5072, 0x4527, 0x33, 0x49, 0x9, 0x11766120, 0x656 UDCK QBC9: 0x173, 0x905, 0x1662, 0x3265, 0x799, 0x9728 0x5708, 0x8, 0x626 0x4, 0x6857, 0x7, 0x92, 0x4, 0x2815, 0x9, 0x063, 0x07, 0x32
0x095, 0x7, 0x2, 0x52, 0x6953, 0x1682, 0x2, 0x97072562, 0x0136, 0x5732, 0x02, 0x73944279, 0x18, 0x46244603, 0x23 rev: 0x319, 0x138, 0x453, 0x0592, 0x16, 0x5080, 0x45, 0x91, 0x68, 0x7821 I7H: 0x99644664, 0x9, 0x394, 0x88 0x57, 0x67, 0x769, 0x43748262, 0x81474977, 0x8, 0x2671, 0x57 create 9SL U13 I4T rcs JJI U69J: 0x011, 0x1458, 0x37182019, 0x0838, 0x0, 0x67, 0x36966799, 0x8, 0x26 0x62415482, 0x8, 0x267, 0x855, 0x6826, 0x25462118, 0x1055, 0x81654223, 0x382 create: 0x38, 0x4, 0x187, 0x73, 0x4, 0x2, 0x5, 0x7816, 0x7 3EYG, rev, JPQ0, OLFW, tmp, PPX. end: 0x4
そこで Ctrl+A で白いところを見てみたら、こんなにもたくさん書いてあったのです。
こういう文字で書いてあったので、実行可能プログラムではなさそうですが、とんだものが送りつけられてきたものです。
続きを読む
2008年02月05日
乙ということばと名前
乙はずっと知らなかったのですが、ネット語(2ちゃんねる語)で「乙」ということばがあります。
http://zokugo-dict.com/05o/otu.htm
http://www.geocities.jp/GL_Hobby/Zatsugaku/JA-Z901.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B0
「お疲れ様」の略語だそうです。
http://sacrifice.jugem.jp/?eid=110
によれば、ネット用語ランキングで1位だとか。
いやはや、時代は変わったものです。
しかし、このブログでは、自称詞の代わりに「乙」ということにしています。
ネットの中には、「乙さんシネマ倶楽部」
http://www.otsu-cinema.jp/
というのもありますが、乙とは無関係のまったくの別人です。
ブログには、「最近の乙さん★ブログ」
http://blog.goo.ne.jp/otsu-blog/
や、あるいは「乙さん.com」
http://salariat.blog34.fc2.com/
というものもありますが、これらも乙とは無関係です。
契約書などにある「甲は……、乙は……。」とももちろん無関係です。
簡単な名前にすると、検索エンジンでも引っかかってきません。「乙」で検索しても、まったくダメです。「乙川乙彦」ならば(Yahoo! でも Google でも)乙のサイトがトップに表示されるんですけど……。
http://zokugo-dict.com/05o/otu.htm
http://www.geocities.jp/GL_Hobby/Zatsugaku/JA-Z901.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B0
「お疲れ様」の略語だそうです。
http://sacrifice.jugem.jp/?eid=110
によれば、ネット用語ランキングで1位だとか。
いやはや、時代は変わったものです。
しかし、このブログでは、自称詞の代わりに「乙」ということにしています。
ネットの中には、「乙さんシネマ倶楽部」
http://www.otsu-cinema.jp/
というのもありますが、乙とは無関係のまったくの別人です。
ブログには、「最近の乙さん★ブログ」
http://blog.goo.ne.jp/otsu-blog/
や、あるいは「乙さん.com」
http://salariat.blog34.fc2.com/
というものもありますが、これらも乙とは無関係です。
契約書などにある「甲は……、乙は……。」とももちろん無関係です。
簡単な名前にすると、検索エンジンでも引っかかってきません。「乙」で検索しても、まったくダメです。「乙川乙彦」ならば(Yahoo! でも Google でも)乙のサイトがトップに表示されるんですけど……。
ラベル:乙
2007年07月15日
澤上篤人氏の方言
renny さんのブログ
http://renny.jugem.jp/?eid=289
で知って、澤上篤人氏の対談
http://www.i-owa.com/blog/archives/Zaikai20070724-5.pdf
を読んでいたら、上から2段目の先頭から2行目ですが、澤上氏の発言で「まいまいする」という言い方が出てきました。
乙は「おや?」と思いました。こんな言い方、知らないからです。
さっそく、検索エンジンで調べてみると、「まいまいする」は関西の言い方であることがわかりました。かなり広い範囲で使えるようです。奈良県、和歌山県、岐阜県などなどの使用例があることがわかります。
次に、澤上氏の出身地を調べてみると、
http://money.quick.co.jp/know_t/top/02.html
には、愛知県名古屋市生まれとあります。
これでわかりました。澤上氏は、方言と思わずに「まいまいする」を使っていたんですね。
この場合は、関西の言い方が名古屋まで進出しているということでしょう。
5分でわかる方言のお勉強でした。
いやあ、検索エンジンは万能の百科事典ですね。
http://renny.jugem.jp/?eid=289
で知って、澤上篤人氏の対談
http://www.i-owa.com/blog/archives/Zaikai20070724-5.pdf
を読んでいたら、上から2段目の先頭から2行目ですが、澤上氏の発言で「まいまいする」という言い方が出てきました。
乙は「おや?」と思いました。こんな言い方、知らないからです。
さっそく、検索エンジンで調べてみると、「まいまいする」は関西の言い方であることがわかりました。かなり広い範囲で使えるようです。奈良県、和歌山県、岐阜県などなどの使用例があることがわかります。
次に、澤上氏の出身地を調べてみると、
http://money.quick.co.jp/know_t/top/02.html
には、愛知県名古屋市生まれとあります。
これでわかりました。澤上氏は、方言と思わずに「まいまいする」を使っていたんですね。
この場合は、関西の言い方が名古屋まで進出しているということでしょう。
5分でわかる方言のお勉強でした。
いやあ、検索エンジンは万能の百科事典ですね。
2007年07月06日
メキシコ人富豪、長者番付でB・ゲイツ氏抜き首位に
乙はロイターの記事で読みました。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-26709320070703?rpc=131
世界一の大富豪は、何と、メキシコ人なんですね。
その資産総額は、8兆3000億円だそうです。驚きの金額です。
こんなにも資産があったら、死ぬまでに使い切ることはありません。いや、それどころか、安全に運用していても、どんどん総額がふくらんでいくことでしょう。今後、これをどう使うかというところにこの大富豪の考え方が表れます。きっと、悩ましいでしょうねえ。
記事によれば、メキシコは貧富の差が激しいとのことなので、是非、メキシコの(貧困層の)ためになるようなお金の使い方をしてもらいたいものです。
乙が住む世界とは別世界ですが、驚きのニュースでした。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-26709320070703?rpc=131
世界一の大富豪は、何と、メキシコ人なんですね。
その資産総額は、8兆3000億円だそうです。驚きの金額です。
こんなにも資産があったら、死ぬまでに使い切ることはありません。いや、それどころか、安全に運用していても、どんどん総額がふくらんでいくことでしょう。今後、これをどう使うかというところにこの大富豪の考え方が表れます。きっと、悩ましいでしょうねえ。
記事によれば、メキシコは貧富の差が激しいとのことなので、是非、メキシコの(貧困層の)ためになるようなお金の使い方をしてもらいたいものです。
乙が住む世界とは別世界ですが、驚きのニュースでした。
2007年05月23日
最近、迷惑メールが減少しています
乙は、複数のメールアドレスを持っています。10個くらいです。
数年前の話ですが、それぞれのアドレスに宛てて、ジャンジャン迷惑メールが来るようになりました。1日あたり100-200通くらいでしょうか。出会い系が多いようですが、何だか意味がわからない英語の単語の羅列メールも多いです。日常のメールのやりとりに差し支えるほどになりました。
そこで、乙はプロバイダの迷惑メール自動振り分けを利用するようになりました。これで、パソコンのメールボックスまで届く迷惑メールが激減し、ホッとしました。
最近、プロバイダの迷惑メールのボックスをのぞいてみて、驚きました。迷惑メールが1日あたり 20 通程度しか来ていません。なぜなんでしょうか。otsu@estyle.ne.jp のアドレスはブログで公開しているのに、このアドレス宛の迷惑メールはほとんど来ません。他にも、ホームページに掲載しているアドレスがあるのですが、こちらにも来ません。こんなにも少ないことに(そして以前から大幅に減少したことに)驚きました。
3年ほど前にメインのアドレスを変更したので、もしかすると、その影響なのかもしれません。
ネット全体としては、相変わらず、取り交わされるメールのほとんどが迷惑メールだという話ですが、乙の場合はそうなっていません。ありがたいことですが、一方では乙がネット社会から取り残されているような感覚にもなります。
何とも不思議な話です。
これに関連して、最近行われたネット調査
http://japan.internet.com/research/20070522/1.html
によると、
ということで、乙の受信する迷惑メール通数はまあ平均的なところのようでした。
ちょっとだけ安心しました。
数年前の話ですが、それぞれのアドレスに宛てて、ジャンジャン迷惑メールが来るようになりました。1日あたり100-200通くらいでしょうか。出会い系が多いようですが、何だか意味がわからない英語の単語の羅列メールも多いです。日常のメールのやりとりに差し支えるほどになりました。
そこで、乙はプロバイダの迷惑メール自動振り分けを利用するようになりました。これで、パソコンのメールボックスまで届く迷惑メールが激減し、ホッとしました。
最近、プロバイダの迷惑メールのボックスをのぞいてみて、驚きました。迷惑メールが1日あたり 20 通程度しか来ていません。なぜなんでしょうか。otsu@estyle.ne.jp のアドレスはブログで公開しているのに、このアドレス宛の迷惑メールはほとんど来ません。他にも、ホームページに掲載しているアドレスがあるのですが、こちらにも来ません。こんなにも少ないことに(そして以前から大幅に減少したことに)驚きました。
3年ほど前にメインのアドレスを変更したので、もしかすると、その影響なのかもしれません。
ネット全体としては、相変わらず、取り交わされるメールのほとんどが迷惑メールだという話ですが、乙の場合はそうなっていません。ありがたいことですが、一方では乙がネット社会から取り残されているような感覚にもなります。
何とも不思議な話です。
これに関連して、最近行われたネット調査
http://japan.internet.com/research/20070522/1.html
によると、
1日に届くおおよその迷惑メールの受信件数をたずねたところ、「10通未満」32.78%(355人)、「10以上50通未満」31.49%(341人)を合わせ、64.27%(696人)、約6割が1日に50通未満程度迷惑メールを受信している一方、「まったく届かない」と言うユーザーも15.51%(168人)いた。
ということで、乙の受信する迷惑メール通数はまあ平均的なところのようでした。
ちょっとだけ安心しました。
ラベル:迷惑メール
2007年05月17日
若い人がクルマを持たない?(続)
乙が書いた記事
2007.5.15 http://otsu.seesaa.net/article/41834132.html
は、団藤保晴さんの記事「車が売れない現象は若者の指向変化か」
http://dando.exblog.jp/6852421/
に対する反論のようなもので、「車が売れない現象は若者の指向変化ではなく、少子化のせいで日本人の人口が減っているからだ」という趣旨でした。
これに対して、団藤保晴さんが反論しています。
http://dando.exblog.jp/6860986
まだ少子化の影響は始まったばかりで、20代後半ではほとんど効いていないということです。
この問題について、さらに計算してみました。
平成17年度国勢調査の結果による日本の年齢別人口
http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2005/kihon1/00/09.htm
のデータと、平成7年度国勢調査の結果による日本の年齢別人口
http://www.stat.go.jp/data/kokusei/1995/zuhyou/06273.xls
のデータを用いて、20 歳から 79 歳までの5歳刻みの年齢別人口をまとめると、表1のようになります。
表1 1995年 2005年
20 〜 24 9,895,001 7,350,598
25 〜 29 8,788,141 8,280,049
30 〜 34 8,126,455 9,754,857
35 〜 39 7,822,221 8,735,781
40 〜 44 9,006,072 8,080,596
45 〜 49 10,618,366 7,725,861
50 〜 54 8,921,918 8,796,499
55 〜 59 7,953,480 10,255,164
60 〜 64 7,475,109 8,544,629
65 〜 69 6,396,078 7,432,610
70 〜 74 4,695,167 6,637,497
75 〜 79 3,289,067 5,262,801
総数 125,570,246 127,767,994
これに対して、元々団藤さんが引用した表では、運転者の分布が
表2 1995年 2005年
〜24歳 10% 5%
〜29歳 9% 6%
〜39歳 24% 21%
〜49歳 29% 23%
〜59歳 17% 23%
60歳〜 11% 23%
合計 100% 100%
となっており、これが各年度ごとの全運転者数を 100% とした表だったので、乙が表2の形式は問題だと言ったのでした。
さて、この運転者数の比率ですが、各時代で運転者が6千万人いたと仮定すれば、運転者数に直すことができます。(6千万を5千万にしても似たような議論になります。)もともと概数ですから、あまり細かいことは気にしないことにしましょう。
表3 1995年 2005年
〜24歳 600 300
〜29歳 540 360
〜39歳 1440 1260
〜49歳 1740 1380
〜59歳 1020 1380
60歳〜 660 1380
合計 6000 6060万人
表1に示した年齢別の人口と表3の運転者数から各年齢の運転者率を計算してみましょう。運転者は仮に20 歳から 79 歳までとします。20歳未満と80歳以上の運転者は少ないでしょうから、ここでは無視するということです。結果は表4のようになります。
表4 1995年 2005年
〜24歳 61% 41%
〜29歳 61% 43%
〜39歳 90% 68%
〜49歳 89% 87%
〜59歳 60% 72%
60歳〜 30% 49%
表4から、29歳以下の若い人で、確かに運転者率が(この10年で20ポイントも)下がっていることがわかります。
つまり、乙の結論は正しくなく、むしろ団藤さんの結論のほうが正しかったということです。
ただし、乙は、表2からこの結論を出すのは、やはり言い過ぎで、表4(あるいはもっと妥当な数値)に基づいて見ていかないと、ときには傾向を見誤ることがあると思っています。負け犬の遠吠えに聞こえますかね。
2007.5.15 http://otsu.seesaa.net/article/41834132.html
は、団藤保晴さんの記事「車が売れない現象は若者の指向変化か」
http://dando.exblog.jp/6852421/
に対する反論のようなもので、「車が売れない現象は若者の指向変化ではなく、少子化のせいで日本人の人口が減っているからだ」という趣旨でした。
これに対して、団藤保晴さんが反論しています。
http://dando.exblog.jp/6860986
まだ少子化の影響は始まったばかりで、20代後半ではほとんど効いていないということです。
この問題について、さらに計算してみました。
平成17年度国勢調査の結果による日本の年齢別人口
http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2005/kihon1/00/09.htm
のデータと、平成7年度国勢調査の結果による日本の年齢別人口
http://www.stat.go.jp/data/kokusei/1995/zuhyou/06273.xls
のデータを用いて、20 歳から 79 歳までの5歳刻みの年齢別人口をまとめると、表1のようになります。
表1 1995年 2005年
20 〜 24 9,895,001 7,350,598
25 〜 29 8,788,141 8,280,049
30 〜 34 8,126,455 9,754,857
35 〜 39 7,822,221 8,735,781
40 〜 44 9,006,072 8,080,596
45 〜 49 10,618,366 7,725,861
50 〜 54 8,921,918 8,796,499
55 〜 59 7,953,480 10,255,164
60 〜 64 7,475,109 8,544,629
65 〜 69 6,396,078 7,432,610
70 〜 74 4,695,167 6,637,497
75 〜 79 3,289,067 5,262,801
総数 125,570,246 127,767,994
これに対して、元々団藤さんが引用した表では、運転者の分布が
表2 1995年 2005年
〜24歳 10% 5%
〜29歳 9% 6%
〜39歳 24% 21%
〜49歳 29% 23%
〜59歳 17% 23%
60歳〜 11% 23%
合計 100% 100%
となっており、これが各年度ごとの全運転者数を 100% とした表だったので、乙が表2の形式は問題だと言ったのでした。
さて、この運転者数の比率ですが、各時代で運転者が6千万人いたと仮定すれば、運転者数に直すことができます。(6千万を5千万にしても似たような議論になります。)もともと概数ですから、あまり細かいことは気にしないことにしましょう。
表3 1995年 2005年
〜24歳 600 300
〜29歳 540 360
〜39歳 1440 1260
〜49歳 1740 1380
〜59歳 1020 1380
60歳〜 660 1380
合計 6000 6060万人
表1に示した年齢別の人口と表3の運転者数から各年齢の運転者率を計算してみましょう。運転者は仮に20 歳から 79 歳までとします。20歳未満と80歳以上の運転者は少ないでしょうから、ここでは無視するということです。結果は表4のようになります。
表4 1995年 2005年
〜24歳 61% 41%
〜29歳 61% 43%
〜39歳 90% 68%
〜49歳 89% 87%
〜59歳 60% 72%
60歳〜 30% 49%
表4から、29歳以下の若い人で、確かに運転者率が(この10年で20ポイントも)下がっていることがわかります。
つまり、乙の結論は正しくなく、むしろ団藤さんの結論のほうが正しかったということです。
ただし、乙は、表2からこの結論を出すのは、やはり言い過ぎで、表4(あるいはもっと妥当な数値)に基づいて見ていかないと、ときには傾向を見誤ることがあると思っています。負け犬の遠吠えに聞こえますかね。
2007年03月28日
中国での交通事故の話
乙がたまたま WWW で見かけたコラムニュースです。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=0326&f=column_0326_005.shtml
によると、上海で交通事故に出くわした日本人の経験が書いてあります。いやはや、ひどい対応です。
中国人のすべてがこのような態度だとは思いませんが、それにしても、現実にこういう人たちがいても何ら不思議ではないと思います。
乙の狭い経験からも、中国の人たちは、身内に対してとことん親切に接する反面、他人に対して配慮が足らず、傍若無人に振る舞うことがあるように思います。
北京での乙の経験で一番驚いたのは、歩行者の多数が信号を無視することでした。大きな交差点でも、車が来なければ、当然のごとく、赤信号のときに平気で渡りますし、それどころか、クルマが猛スピードで近づいてきていても、それをするりとかわしながら赤信号を渡っていくのです。乙も数日のうちに北京流の歩行者になってしまいましたが。
タクシーに乗ると、乗客の目からはそういう歩行者が実にじゃまに思えます。普通に走っていると横から平気で車道に飛び出してくるので、タクシーに乗りながらも冷や冷やしていました。見なければいいのでしょうが、つい見えてしまいます。タクシードライバーは、そういう状況でも平気です。クルマの側が、歩行者がいるからといってスピードを落とすなんてことをしたら、後続車に追突されるかもしれませんから、断固として歩行者に突っ込んでいくのです。「もしもぶつかったら、歩行者が悪い」という感覚でしょう。
そんなわけで、北京市内のあちこちで交通事故の現場を見ました。北京で交通のマナーを見る限りでは、毎日のように交通事故があっても当然だと思います。事故現場での中国人同士の口論は、それはひどく、大声で徹底的にやり合う感じです。保険があるのかどうか、どうやって事故の補償をするのか、乙は知りませんが、たえず、ケンカを見ているような気分でした。
というわけで、上述の記事を見ても、乙は「中国ならあり得る」と思いました。
2007.3.24 http://otsu.seesaa.net/article/36698945.html
にも書きましたが、日常生活の一端をかいま見た限りでも、中国の経済的な発展はそれとして、どうも中国人の生き方・暮らし方・将来性について、あまり明るい展望がないように思ったのでした。北京オリンピックがあるからといって、中国政府がマナー向上を叫んでも、そんなことで中国の人々の態度が変わるとも思えません。
続きを読む
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=0326&f=column_0326_005.shtml
によると、上海で交通事故に出くわした日本人の経験が書いてあります。いやはや、ひどい対応です。
中国人のすべてがこのような態度だとは思いませんが、それにしても、現実にこういう人たちがいても何ら不思議ではないと思います。
乙の狭い経験からも、中国の人たちは、身内に対してとことん親切に接する反面、他人に対して配慮が足らず、傍若無人に振る舞うことがあるように思います。
北京での乙の経験で一番驚いたのは、歩行者の多数が信号を無視することでした。大きな交差点でも、車が来なければ、当然のごとく、赤信号のときに平気で渡りますし、それどころか、クルマが猛スピードで近づいてきていても、それをするりとかわしながら赤信号を渡っていくのです。乙も数日のうちに北京流の歩行者になってしまいましたが。
タクシーに乗ると、乗客の目からはそういう歩行者が実にじゃまに思えます。普通に走っていると横から平気で車道に飛び出してくるので、タクシーに乗りながらも冷や冷やしていました。見なければいいのでしょうが、つい見えてしまいます。タクシードライバーは、そういう状況でも平気です。クルマの側が、歩行者がいるからといってスピードを落とすなんてことをしたら、後続車に追突されるかもしれませんから、断固として歩行者に突っ込んでいくのです。「もしもぶつかったら、歩行者が悪い」という感覚でしょう。
そんなわけで、北京市内のあちこちで交通事故の現場を見ました。北京で交通のマナーを見る限りでは、毎日のように交通事故があっても当然だと思います。事故現場での中国人同士の口論は、それはひどく、大声で徹底的にやり合う感じです。保険があるのかどうか、どうやって事故の補償をするのか、乙は知りませんが、たえず、ケンカを見ているような気分でした。
というわけで、上述の記事を見ても、乙は「中国ならあり得る」と思いました。
2007.3.24 http://otsu.seesaa.net/article/36698945.html
にも書きましたが、日常生活の一端をかいま見た限りでも、中国の経済的な発展はそれとして、どうも中国人の生き方・暮らし方・将来性について、あまり明るい展望がないように思ったのでした。北京オリンピックがあるからといって、中国政府がマナー向上を叫んでも、そんなことで中国の人々の態度が変わるとも思えません。
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2007年03月14日
所得税の確定申告
乙は毎年所得税の確定申告をしています。
しかし、だんだん所得の種類が増えてきて、計算がめんどうになってきました。自分で計算すると、丸1日かかります。こういった処理を税理士などに頼む手もありますが、自分でやったほうが税金の仕組みを知ることができるので、なるべくならば自分で計算して確定申告するほうが望ましいと思っています。
株の売買は、申告分離課税であり、乙の場合は特定口座の源泉徴収ありを選んでいますので、確定申告は必要ありません。
さて、今回は、わからないことが二つほどありました。
(1) 匿名組合契約等の利益の分配の支払い調書をもらったが、これはどの所得に分類されるのか。
REIST不動産投資ファンドブリッジ型1号
http://otsu.seesaa.net/article/21405777.html
では、1年ちょっとで償還され、出資金の 9% 弱が分配金となりました。
レジャーホテルファンド
http://otsu.seesaa.net/article/29589329.html
では、第1回目の分配金が支払われました。
この二つとも匿名組合の形式を取っていました。
(2) 商品ファンドで赤字になった(損失が出た)場合、確定申告書にどう書くのか。
乙は、オプションマスターを損切りしました
http://otsu.seesaa.net/article/17568213.html
が、そのとき、会社から損失が出たことを明記する書類をもらっています。
で、まずは税務署に電話したわけですが、電話口に出た係員は、いずれの質問にもまともに答えられませんでした。彼は匿名組合も商品ファンドも知りませんでした。したがって、確定申告書の書き方が答えられなかったわけです。
税務署員といってもこの程度なんですね。
挙げ句の果てに「そういうことは、源泉徴収した会社に聞いてください。」ということで終わってしまいました。
みんながみんなこういう人ではないと思いますし、今は確定申告の時期で税務署も忙しいのでしょう。もしかすると、電話の応対の人には税務の知識が少ない人をあてているのかもしれません。でも、そんなことでいいのでしょうか。確定申告する一人ひとりが、助けを求めて税務署に電話するのですから、何とか適切な対応をしてもらいたいものです。
さて、それぞれの会社に聞いて、確定申告のしかたがわかりました。
(1) 匿名組合契約等の利益の分配は、雑所得になります。
(2) 商品ファンドも雑所得です。赤字分はマイナスの所得があったとして「所得の内訳書」に記載します。(結果的に他の雑所得と合算することになります。)
わかってみれば簡単なことです。しかし、乙は今まで損失を知りませんでしたので、こういう書き方は初めての経験でした。
ところで、乙は、所得税率が3割のランクにいます。ということは、所得があると3割が税金として持って行かれてしまうということです。
http://otsu.seesaa.net/article/21405777.html
で書いたように、2割でも税金が重いなあと感じるのに、実際は3割なんですから、もうその重さにあえぐしかない状態です。
平成18年度の場合、確定申告の計算を終えたら、数万円を追加して払わなければならないということになりました。今まではたいてい還付申告になる(税金がもどってくる)ケースが多かったので、少しはやる気が出たのですが、結果的に追加納税になると、急にやる気をなくします。
ま、所得税は国民の義務なので、しかたありませんが、それにしても、金融商品で雑所得になるものは不利ですねえ。株式の譲渡益ならば、税金が1割でいいので、まだマシです。
匿名組合の形式は、こんなところで不利な面を露呈してしまいました。
しかし、だんだん所得の種類が増えてきて、計算がめんどうになってきました。自分で計算すると、丸1日かかります。こういった処理を税理士などに頼む手もありますが、自分でやったほうが税金の仕組みを知ることができるので、なるべくならば自分で計算して確定申告するほうが望ましいと思っています。
株の売買は、申告分離課税であり、乙の場合は特定口座の源泉徴収ありを選んでいますので、確定申告は必要ありません。
さて、今回は、わからないことが二つほどありました。
(1) 匿名組合契約等の利益の分配の支払い調書をもらったが、これはどの所得に分類されるのか。
REIST不動産投資ファンドブリッジ型1号
http://otsu.seesaa.net/article/21405777.html
では、1年ちょっとで償還され、出資金の 9% 弱が分配金となりました。
レジャーホテルファンド
http://otsu.seesaa.net/article/29589329.html
では、第1回目の分配金が支払われました。
この二つとも匿名組合の形式を取っていました。
(2) 商品ファンドで赤字になった(損失が出た)場合、確定申告書にどう書くのか。
乙は、オプションマスターを損切りしました
http://otsu.seesaa.net/article/17568213.html
が、そのとき、会社から損失が出たことを明記する書類をもらっています。
で、まずは税務署に電話したわけですが、電話口に出た係員は、いずれの質問にもまともに答えられませんでした。彼は匿名組合も商品ファンドも知りませんでした。したがって、確定申告書の書き方が答えられなかったわけです。
税務署員といってもこの程度なんですね。
挙げ句の果てに「そういうことは、源泉徴収した会社に聞いてください。」ということで終わってしまいました。
みんながみんなこういう人ではないと思いますし、今は確定申告の時期で税務署も忙しいのでしょう。もしかすると、電話の応対の人には税務の知識が少ない人をあてているのかもしれません。でも、そんなことでいいのでしょうか。確定申告する一人ひとりが、助けを求めて税務署に電話するのですから、何とか適切な対応をしてもらいたいものです。
さて、それぞれの会社に聞いて、確定申告のしかたがわかりました。
(1) 匿名組合契約等の利益の分配は、雑所得になります。
(2) 商品ファンドも雑所得です。赤字分はマイナスの所得があったとして「所得の内訳書」に記載します。(結果的に他の雑所得と合算することになります。)
わかってみれば簡単なことです。しかし、乙は今まで損失を知りませんでしたので、こういう書き方は初めての経験でした。
ところで、乙は、所得税率が3割のランクにいます。ということは、所得があると3割が税金として持って行かれてしまうということです。
http://otsu.seesaa.net/article/21405777.html
で書いたように、2割でも税金が重いなあと感じるのに、実際は3割なんですから、もうその重さにあえぐしかない状態です。
平成18年度の場合、確定申告の計算を終えたら、数万円を追加して払わなければならないということになりました。今まではたいてい還付申告になる(税金がもどってくる)ケースが多かったので、少しはやる気が出たのですが、結果的に追加納税になると、急にやる気をなくします。
ま、所得税は国民の義務なので、しかたありませんが、それにしても、金融商品で雑所得になるものは不利ですねえ。株式の譲渡益ならば、税金が1割でいいので、まだマシです。
匿名組合の形式は、こんなところで不利な面を露呈してしまいました。
2007年01月01日
電車の中で席を譲った話
乙は電車の中で老人などに席を譲ることはありません。(シルバーシートは別で、そもそも乙はシルバーシートには座りません。)
電車に乗る以上、込んでいれば立ったままでいるしかなく、本人がそういう条件で切符を買って電車に乗るという判断をしたならば、それは、立ったままの覚悟があってのことです。(ちょっと大げさな言い方に響きますが。)
したがって、別の乗客が席を譲る必要はないというのが乙の考えです。
先日、乙が電車に乗っていたら(ロングシートの端のほうに座っていたのですが)杖をついた老人(女性)が乗ってきました。歩き方が遅く、立っているのがちょっと危なっかしい感じがしました。乙は、考える時間もなく、立ち上がりました。そのとき、吊革につかまっていた若い人が乙の座っていたところに座ろうとしたので、それを手で遮りながら、老人に「どうぞ」といって席を譲りました。その老人は、素直に座ってくれました。(最近は、席を譲られて「老人扱いするんじゃない」と怒り出す人もいるという話ですからねえ。)
ほんのちょっとしたことですが、何だか、自分の心がほんのり温かくなるような気分がしました。
乙は、自分の信念に反した行為を行ったわけですが、結果的に、そういう気分を感じることでトクをしたような気がします。
自分の信念がぐらつきました。
席を譲るのは、他人のためではなくて、自分のためという面もあるのだと実感しました。やっぱりお互いが助け合うような社会がお互いのためになり、住みやすい社会になるのではないかと考え直しました。
乙は、他人に「老人に席を譲れ」というつもりはありません。考え方は人それぞれです。乙は、あくまで自分で考えて自分で行動する。それだけのことです。
電車に乗る以上、込んでいれば立ったままでいるしかなく、本人がそういう条件で切符を買って電車に乗るという判断をしたならば、それは、立ったままの覚悟があってのことです。(ちょっと大げさな言い方に響きますが。)
したがって、別の乗客が席を譲る必要はないというのが乙の考えです。
先日、乙が電車に乗っていたら(ロングシートの端のほうに座っていたのですが)杖をついた老人(女性)が乗ってきました。歩き方が遅く、立っているのがちょっと危なっかしい感じがしました。乙は、考える時間もなく、立ち上がりました。そのとき、吊革につかまっていた若い人が乙の座っていたところに座ろうとしたので、それを手で遮りながら、老人に「どうぞ」といって席を譲りました。その老人は、素直に座ってくれました。(最近は、席を譲られて「老人扱いするんじゃない」と怒り出す人もいるという話ですからねえ。)
ほんのちょっとしたことですが、何だか、自分の心がほんのり温かくなるような気分がしました。
乙は、自分の信念に反した行為を行ったわけですが、結果的に、そういう気分を感じることでトクをしたような気がします。
自分の信念がぐらつきました。
席を譲るのは、他人のためではなくて、自分のためという面もあるのだと実感しました。やっぱりお互いが助け合うような社会がお互いのためになり、住みやすい社会になるのではないかと考え直しました。
乙は、他人に「老人に席を譲れ」というつもりはありません。考え方は人それぞれです。乙は、あくまで自分で考えて自分で行動する。それだけのことです。
2006年12月24日
レバレッジ
最近、乙が気になっていることがあります。
投資家にとって、投資用語としての「レバレッジ」について説明する必要はありませんが、これが元々どういう意味かということは、ちょっと気をつけたほうがいいように思います。
検索エンジンで「レバレッジ」を調べると、いろいろ用例が探せます。その中には、意味を説明しているものもあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B8
では、「1.梃(てこ)の意味。」とあります。
http://money.quick.co.jp/search/kabu/selection/01.html
によれば、「レバレッジとは「てこ」という意味です。」と書いてあります。
http://swap.sakura.ne.jp/013.htm
には、「レバレッジとは「てこ」を意味します。」と書いてあります。
その他、例は挙げませんが、このように「レバレッジ=てこ」と理解している場合が目立ちます。
しかし、「てこ」を英語でいえば、lever であり、lever とは、外来語として入ってきたレバー(操縦桿、操作棒)のことなんです。(焼鳥屋で食べる「肝臓=liver」ではありません。)
leverage というのは、「てこ」そのものではなく、「てこの作用」のことです。
辞典で「-age」を引くと、「《接尾辞》「集合」「地位・身分」「状態」「動作」「料金」などを表わす名詞を作る。」(ニューアンカー英和辞典)とあります。そして、用例としては、「bondage=奴隷の状態[身分]」などがあがっています。
ということは、lineage(血統、家系)、linage(行数)、acreage(エーカー数、面積)、linkage(連鎖)、coverage(適用範囲)、storage(倉庫、貯蔵)、passage(通過)、percentage(百分率)、shortage(不足)、postage(郵便料金)なども、接尾辞 -age が付いていると考えられるでしょう。
マイルとマイレージの関係も同様に考えていいと思います。
レバレッジを単純に「てこ」と理解している例が多いことが気になることです。「てこを効かせること」くらいの意味がいいと思います。
投資家にとって、投資用語としての「レバレッジ」について説明する必要はありませんが、これが元々どういう意味かということは、ちょっと気をつけたほうがいいように思います。
検索エンジンで「レバレッジ」を調べると、いろいろ用例が探せます。その中には、意味を説明しているものもあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B8
では、「1.梃(てこ)の意味。」とあります。
http://money.quick.co.jp/search/kabu/selection/01.html
によれば、「レバレッジとは「てこ」という意味です。」と書いてあります。
http://swap.sakura.ne.jp/013.htm
には、「レバレッジとは「てこ」を意味します。」と書いてあります。
その他、例は挙げませんが、このように「レバレッジ=てこ」と理解している場合が目立ちます。
しかし、「てこ」を英語でいえば、lever であり、lever とは、外来語として入ってきたレバー(操縦桿、操作棒)のことなんです。(焼鳥屋で食べる「肝臓=liver」ではありません。)
leverage というのは、「てこ」そのものではなく、「てこの作用」のことです。
辞典で「-age」を引くと、「《接尾辞》「集合」「地位・身分」「状態」「動作」「料金」などを表わす名詞を作る。」(ニューアンカー英和辞典)とあります。そして、用例としては、「bondage=奴隷の状態[身分]」などがあがっています。
ということは、lineage(血統、家系)、linage(行数)、acreage(エーカー数、面積)、linkage(連鎖)、coverage(適用範囲)、storage(倉庫、貯蔵)、passage(通過)、percentage(百分率)、shortage(不足)、postage(郵便料金)なども、接尾辞 -age が付いていると考えられるでしょう。
マイルとマイレージの関係も同様に考えていいと思います。
レバレッジを単純に「てこ」と理解している例が多いことが気になることです。「てこを効かせること」くらいの意味がいいと思います。
2006年09月03日
宝くじ
乙は宝くじはやりません。
話は簡単で、還元率(客側がゲットする賞金の期待値)が 45% しかないからです。宝くじを買った瞬間に 55% は胴元(地方自治体など)が取ってしまうということで、こんな割に合わないギャンブルはありません。
しかし、世界は広いもので、ドバイでは、還元率がかなり高い宝くじがあるということを知りました。
http://blog.mag2.com/m/log/0000038945/107591340.html
元のホームページ http://www.dubaidutyfree.com/ を見ると、US$ 278 で購入して、5000 枚に1枚の割合で100万ドルがあたるとのことです。単純に計算して、還元率 71.9% です。
宝くじは、その仕組み上、還元率が100%を越えることはないので、乙は買うつもりはありませんが、世界は広いものです。
日本の宝くじはみずほ銀行が独占していますが、まずは、このあたりに風穴をあけないと、グローバル・スタンダード(世界標準)から外れたままになってしまいそうです。いや、インターネットの普及で、すでに風穴はあいているのかもしれません。
日本でドバイの宝くじを買うことは法律で禁止されていますが、すでに法律違反を承知でこういう宝くじを買っている人もいるかもしれません。海外旅行のついでに、どこかのインターネットカフェからサイトに接続して買えば違法ではなくなるわけですし。
話は簡単で、還元率(客側がゲットする賞金の期待値)が 45% しかないからです。宝くじを買った瞬間に 55% は胴元(地方自治体など)が取ってしまうということで、こんな割に合わないギャンブルはありません。
しかし、世界は広いもので、ドバイでは、還元率がかなり高い宝くじがあるということを知りました。
http://blog.mag2.com/m/log/0000038945/107591340.html
元のホームページ http://www.dubaidutyfree.com/ を見ると、US$ 278 で購入して、5000 枚に1枚の割合で100万ドルがあたるとのことです。単純に計算して、還元率 71.9% です。
宝くじは、その仕組み上、還元率が100%を越えることはないので、乙は買うつもりはありませんが、世界は広いものです。
日本の宝くじはみずほ銀行が独占していますが、まずは、このあたりに風穴をあけないと、グローバル・スタンダード(世界標準)から外れたままになってしまいそうです。いや、インターネットの普及で、すでに風穴はあいているのかもしれません。
日本でドバイの宝くじを買うことは法律で禁止されていますが、すでに法律違反を承知でこういう宝くじを買っている人もいるかもしれません。海外旅行のついでに、どこかのインターネットカフェからサイトに接続して買えば違法ではなくなるわけですし。
2006年07月27日
日経新聞社員がインサイダー取引容疑で逮捕されました
今や、あちこちで報じられている経済事件です。
日経新聞が一番大きく報道しているのは、自社の事件だからでしょうか。
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt100/index20060725AS1G2502825072006.html
もちろん、こういうことはあってはいけないことですし、新聞社としても今後こういうことが起きないような努力は必要でしょう。しかし、この事件はそれだけではないように思います。
第1に、乙は金額の大きさに驚きました。
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt100/20060725AS1G2502A25072006.html
によれば、「夏以降は取引に拍車がかかり、1日の売買回数が100回以上のこともあった。大半は信用取引。開設していた証券口座は15あり、主に取引していたのは3つのインターネット証券会社の口座で、法定公告を悪用したインサイダー取引はこうした膨大な取引の一部だった。」とあります。
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt100/20060725AS1G2502R25072006.html
によれば、各社の株式計9万4000株を約2億4000万円で不正に購入し、売却益は約3000万円だったとのことです。信用取引は証拠金の3倍まで株が買えるという話ですが、(乙はやっていないのでわかりませんが)それにしても、すごい金額です。ただし、いちどきに2億4000万円の株を買ったわけではなく、容疑者は順次売ったり買ったりして、それらを合計するとその金額になるようですから、8000万円の現金を用意して株を買ったわけではありません。それでも、31歳の若者が多額の資金をどのように工面したのか、疑問が残ります。インサイダー取引を継続してここまで増やしたのでしょうか。だとしたら、不当利益は3000万円どころではなくなります。そして、容疑者は、かなりの期間にわたって継続的にインサイダー取引をしてきたということになります。それがずっと見逃されてきたわけです。
第2に、乙はなぜこの事件が発覚したかを知りたいと思いました。上述の記事によれば、「特捜部は笹原容疑者の単独の犯行とみている。」や「株取引は本人や親族名義でインターネットを通じて行われ、」などの記述があります。個人がこっそりとインサイダー取引を行って、誰にもそのことをいわなければ、たぶん発覚しないのではないでしょうか。
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20060726/K2006072507100.html
によれば「実際、社内調査でも、同僚を含めてだれも不正取引に気づいていなかった」ということです。
この容疑者が1日に100回も売買している中で、その一部にインサイダー取引のものを含めるようにしたら、なかなかばれないもののように思えます。(容疑者も、そう考えてインサイダー取引を継続的に行っていたのでしょう。)
なぜ発覚したかは、今後の類似事件の防止とも関わるため、公表されないのだと思いますが、ニュースでは一番大事な(知りたい)点がぼかされているように思います。
第3に、乙は類例がもっともっとありそうな気がします。日経新聞の社内でIDとパスワードを共用していたとすれば、社内で他にも同様のことをやっていた人がいても不思議ではありません。そしてそれは(上述の記事で明らかなように)社内調査ではわかりません。すべては闇の中で行われています。
投資の問題と絡めていうと、こういうインサイダー取引で儲ける人がいる分だけ、一般の株主は(一人ずつで考えればわずかですが)損失を被っているわけです。日本市場が公正かどうかは、投資家全員にかかわる大問題でもあります。
日経新聞が一番大きく報道しているのは、自社の事件だからでしょうか。
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt100/index20060725AS1G2502825072006.html
もちろん、こういうことはあってはいけないことですし、新聞社としても今後こういうことが起きないような努力は必要でしょう。しかし、この事件はそれだけではないように思います。
第1に、乙は金額の大きさに驚きました。
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt100/20060725AS1G2502A25072006.html
によれば、「夏以降は取引に拍車がかかり、1日の売買回数が100回以上のこともあった。大半は信用取引。開設していた証券口座は15あり、主に取引していたのは3つのインターネット証券会社の口座で、法定公告を悪用したインサイダー取引はこうした膨大な取引の一部だった。」とあります。
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt100/20060725AS1G2502R25072006.html
によれば、各社の株式計9万4000株を約2億4000万円で不正に購入し、売却益は約3000万円だったとのことです。信用取引は証拠金の3倍まで株が買えるという話ですが、(乙はやっていないのでわかりませんが)それにしても、すごい金額です。ただし、いちどきに2億4000万円の株を買ったわけではなく、容疑者は順次売ったり買ったりして、それらを合計するとその金額になるようですから、8000万円の現金を用意して株を買ったわけではありません。それでも、31歳の若者が多額の資金をどのように工面したのか、疑問が残ります。インサイダー取引を継続してここまで増やしたのでしょうか。だとしたら、不当利益は3000万円どころではなくなります。そして、容疑者は、かなりの期間にわたって継続的にインサイダー取引をしてきたということになります。それがずっと見逃されてきたわけです。
第2に、乙はなぜこの事件が発覚したかを知りたいと思いました。上述の記事によれば、「特捜部は笹原容疑者の単独の犯行とみている。」や「株取引は本人や親族名義でインターネットを通じて行われ、」などの記述があります。個人がこっそりとインサイダー取引を行って、誰にもそのことをいわなければ、たぶん発覚しないのではないでしょうか。
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20060726/K2006072507100.html
によれば「実際、社内調査でも、同僚を含めてだれも不正取引に気づいていなかった」ということです。
この容疑者が1日に100回も売買している中で、その一部にインサイダー取引のものを含めるようにしたら、なかなかばれないもののように思えます。(容疑者も、そう考えてインサイダー取引を継続的に行っていたのでしょう。)
なぜ発覚したかは、今後の類似事件の防止とも関わるため、公表されないのだと思いますが、ニュースでは一番大事な(知りたい)点がぼかされているように思います。
第3に、乙は類例がもっともっとありそうな気がします。日経新聞の社内でIDとパスワードを共用していたとすれば、社内で他にも同様のことをやっていた人がいても不思議ではありません。そしてそれは(上述の記事で明らかなように)社内調査ではわかりません。すべては闇の中で行われています。
投資の問題と絡めていうと、こういうインサイダー取引で儲ける人がいる分だけ、一般の株主は(一人ずつで考えればわずかですが)損失を被っているわけです。日本市場が公正かどうかは、投資家全員にかかわる大問題でもあります。
2006年01月28日
ともかく、書き始めることにしました。
ブログは、以前から興味がありましたが、どんなものか、今ひとつわかりませんでした。
しかし、迷っていてもしかたがない。
今日から書き始めることにしました。
最初は、ブログのチェックのためのテスト的な書き込みです。
そのうち、内容も充実したものにしようと思います。
しかし、迷っていてもしかたがない。
今日から書き始めることにしました。
最初は、ブログのチェックのためのテスト的な書き込みです。
そのうち、内容も充実したものにしようと思います。