2013年04月26日

MRI に対して証券取引等監視委員会が処分

 新聞記事などで大きく報道されました。MRI に対して証券取引等監視委員会が処分の方針だそうです。
http://digital.asahi.com/articles/TKY201304250671.html
から一部引用します。
 資産運用会社「MRIインターナショナル」(本社・米ネバダ州)が、日本国内の顧客から預かった資産約1300億円を運用せず、財務局にもうその事業報告書を提出していた疑いがあることが25日、証券市場関係者の話でわかった。資金の大半が失われている可能性があるという。
 証券取引等監視委員会も、立ち入り検査などを通じてこうした疑いを把握しており、26日にも金融商品取引法違反の疑いで行政処分をするよう、金融庁に勧告する方針だ。
【後略】

 MRI の MARS 投資については、乙も以前ブログ記事で書いたことがあります。
2006.2.22 メディカル・アカウント・レシーバブル投資商品「MRI SERIES SELECT A」
    http://otsu.seesaa.net/article/13588603.html
自分なりに検討した結果、乙は納得できなかったので、投資は見送りました。
 そういう昔の(乙にとっては「昔」です)金融商品がこんなことになるのですね。
 時間は、その金融商品がどんなものかを見事に示してくれます。10年後、あるいは20年後、その投資先がちゃんと生き残っているでしょうか。
 乙も失敗したケースがあるので、大きな顔はできませんが、詐欺や破綻のニュースを見ると、昔検討してやっぱりやめておこうと思ったようなケースがかなりあります。
 どんなものに投資するべきか。あるいは投資するべきでないか。
 いろいろ考えさせられるニュースでした。
タグ:MRI
posted by 乙 at 07:27| Comment(2) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月14日

FXですごい実績をうたう全自動売買ソフト

 乙のブログの読者(ちゃたさん)からコメントがあって、
http://otsu.seesaa.net/article/167423181.html
以下のようなおたずねがありました。

>FXの潟宴Cズワン さんの
>Bee Com という商品も気になっていますがご存じでしょうか?
>メール登録すると毎日の取引の決算を見ることがでくるのですが、お値段がこれまた、、、
>お時間ある時で全然構いませんのでどのように感じるかアドバイスくださいませ。
>お値段はるので失敗したくないなあと。

 乙は、現在、FXには投資しないことにしています。
 したがって、その意味では「やめておくほうがよい」ということになります。
 FX自体に投資しないと決めているので、それ以上語る必要はないのですが、ついでに、ちょっとどんなことを感じるかを書いておきます。
 以下は、http://www.bee-com.jp/ (およびその下のページの一部)を眺めただけでの感想や判断ですので、あまりあてにしないように願います。

(1)ソフトを販売するという方針がおかしい
 このソフトが本当に年利81%の実績があり、FX取引に有効ならば、開発者は、その全自動売買ソフトを他人に販売するなんてバカなことをするのでなく、開発者の手元で完全に秘密にしておき、開発者自身が大量の資金を投入してFXのデイトレードをするべきです。きっと大儲けすることができます。
 逆に言えば、この会社は、自分で大量の資金を投入して年利81%儲けるよりも、他人にこのソフトを販売する方が儲かると判断しているから販売しているわけです。ということで、年利81%も儲かるはずはないと思います。

(2)年利実績81%という数値があやしい
 全自動売買ソフトということですが、年利実績81%というのは、あやしいと思います。
http://www.bee-com.jp/jisseki.html
によれば、過去10年間のバックテストで81%を出しているとのことです。
 しかし、バックテストは、過去10年間の値動きに合わせて計算するものですから、過去10年間には当てはまっても、今後の動向に当てはまるとは限りません。
 なお、このページには「BeeComシリーズは10年間にのぼるバックテストにより、リーマンショック、サブプライムローン、ギリシャ問題など相場が急落した際にも対応し、長期的に極めて安定した資産運用が可能である事を証明しました。ロジックを常時更新しておりますので、今後5〜10年以降も最新のBeeComシリーズをご使用頂けます。」とあります。あくまで、ある一定のロジックで過去10年間運用していたとしたら、こうなっていたはずだというのがバックテストですから、ロジックを常時更新していくと、バックテストは無効になります。

 ちなみに、理論的にいえば、FXはギャンブルなので、儲かりません。しかし、(レバレッジもよりますが)FXはリスクが大きいので、大きく儲かることもあれば、大きく損をする場合もあるといったところでしょう。

(3)ソフトの価格が高すぎる
 このソフトの価格が、どこに書いてあるのか、よくわかりませんでした。もっとわかりやすく価格を表記するべきでしょう。
 それはともかく、「特定商取引法に基づく表記」
http://www.bee-com.jp/houki.html
のところに価格が書いてありました。それによれば、
  「BeeCom」ソフト代金:680,000円(税込)
  「BeeComEX」ソフト代金:798,000円(税込)
  「BeeComMINI」ソフト代金:298,000円(税込)
とのことです。他に、サーバー管理料金年額3万円などがかかります。
 ソフトの価格は、高い/安いを一概にいうことはできませんが、乙の感覚では、いかにも高いと感じます。
 これを購入して、結果的にペイするには、一体いくら資金をつぎ込めばいいのでしょうか。理論的にはペイしません。
posted by 乙 at 14:03| Comment(1) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月28日

再度、定期預金

 乙は、ボーナスをもらったので、100万円を定期預金に入れようと思いました。(半年ごとに積むことにしています。)
 今は金利が安いので、定期預金に入れても、あまり意味があるとも思えませんが、下ろすときにはすぐに下ろせることが必要なので、銀行の定期預金はそれなりに意味があると思います。
 どうせ、金利が大したことないということは、金利に期待するのではありません。普通預金に入れたままにするよりは、別口に入れてそのまま取っておこうということです。
 とはいえ、せっかく定期預金にするなら、すこしでも金利が高いところがいいに決まっています。
 ちょっとネットを見てみると、
http://taishokukin-unyou.sblo.jp/
100万円を預けるなら1年ものでは、0.55% 沖縄銀行 美ら島(ちゅらしま)支店「定期預金金利優遇キャンペーンU」などというのがあります。
http://bank-deposits.net/
を見ると、5年物では、あおぞら銀行インターネット支店が 0.5% です。東京スター銀行が3年物で 0.7% という利率です。
 とはいえ、わずかな利息を稼ぐためにわざわざ口座を作るというのもばからしい話です。ハンコや証拠書類を持参したりして手間もかかります。
 乙が使っている銀行で3年物の定期預金を調べると、楽天銀行が 0.23%、新生銀行は 0.25%、SBJ銀行は 0.6% となっています。大手ではみずほ銀行にも口座を持っていますが、こちらは3年物で 0.06% ととんでもなく低い金利しかつきません。
 まずは、SBJ 銀行がいいかなと思いました。で、電話で聞いてみると、SBJ 銀行は窓口まで行かないと定期預金にできないのだそうです。100万円を持って、虎ノ門あるいは上野まで行かなければなりません。これは大変です。乙の場合、今は仕事が忙しくなって、平日に遠方の銀行に出向くのはほとんど不可能です。
 となると、ネットで申し込める新生銀行がいいということになります。

 というようなわけで、今回は、新生銀行に100万円の定期預金をすることにしました。
タグ:定期預金
posted by 乙 at 05:02| Comment(4) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月25日

ドリームブッククラブから配当がありました

 乙は、ドリームブッククラブで自分の好きな本の出版に1万円を投資しています。
 これも、「投資」とはいえ、実際は寄付みたいなものです。みんながお金を出し合って、好きな本を出版してもらうという話です。
 乙が投資したのは『セカンドクラスの添乗員』です。その昔、メルマガとして読んでいて、とてもおもしろい内容だと思ったのでした。
 今回、ドリームブッククラブから配当があったのは 306 円です。この調子では、配当の合計金額は1万円には届きそうもありません。つまり、乙は損をするということです。でもいいのです。応援したい人を応援する。こんなことを通じて自分のお金が有効に使われるのですから、それでいいのです。
 振込があったころに、配当の明細がメールで送られてきました。

書籍タイトル定価出荷数販売数返本数払済配当
【電子】セカンドクラスの添乗員
380円
100冊
38円
【文庫】セカンドクラスの添乗員 ラストツアー
560円
7,820冊
3,574冊
4,171冊
2,001円
【文庫】セカンドクラスの添乗員
560円
8,715冊
4,889冊
3,746冊
2,737円
セカンドクラスの添乗員 ラストツアー
1200円
4,938冊
2,206冊
2,712冊
2,647円
セカンドクラスの添乗員
1200円
4,867冊
3,199冊
1,660冊
3,838円

 おや、配当の合計を計算してみると、11,261 円です。
 そうそう、思い出しました。乙は2冊(2種類)分として2万円を出資したのでした。出資と思っていなかったので、金額をきちんと記録していませんでした。(過去のメールを調べて確認しました。)
 自分のお金が世の中に回っていくというのはこういう感覚なのですね。何かうれしい感じです。

 この話が、1万円でなく、数十万円から数百万円になると、「寄付」ではなく「投資」という感覚になってきます。
 株式を買うときも、こんな感覚で買うことができたらいいのですが、金額が大きくなると感覚が違ってしまうのですね。自分の持っている資金を全額寄付するつもりなら、それでいいのですが、老後の資金として使うと考えると「全額寄付」というわけにはいきません。だからこそリターンを求めて投資することになるわけです。
 考えてみると、寄付と投資はけっこう近いものがあるのかもしれません。
posted by 乙 at 05:18| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月13日

ミュージックセキュリティーズに本人確認の書類を送る

 乙は、味彩せいじファンドに出資しています。
2010.12.11 http://otsu.seesaa.net/article/172786845.html
 その運営会社・ミュージックセキュリティーズから「本人確認手続きのお願い」というメールがきました。
当社は、昨今厳格化する金融商品取引法を遵守するため、
2010年12月に社内規程を改定致しました。

そのため、2009年11月末までに
弊社ファンドをご購入されている会員様に対し、
本人確認手続を実施させていただく運びとなりました。

 というわけで、本人確認資料を送る必要があります。本人確認資料とは、以下の通りです。
 ・運転免許証
 ・健康保険証
 ・住民票の写し
 ・各種年金手帳
 ・住民票の記載事項証明書
 ・各種福祉手帳
 ・印鑑証明書
 ・住民基本台帳カード

 送付方法ですが、「画像データを登録(アップロード)」というのが可能で、マイページへログイン後、本人確認資料の画像をアップロードすることになります。
 さっそく、乙はスキャナで画像を取り込んで送りました。
 なるほど、金融商品取引法の改定というのは、こういうことだったのですね。
posted by 乙 at 05:51| Comment(3) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月26日

UWマカオ・プロジェクト投資事業匿名組合の償還

 乙は「UWマカオ・プロジェクト投資事業匿名組合」にも投資していました。
 そのため、マカオにも興味があって、以下のようなブログ記事を書いてきました。
2009.11.19 マカオのカジノの現状
    http://otsu.seesaa.net/article/133318096.html
2009.5.31 UWマカオ・プロジェクト投資事業匿名組合
    http://otsu.seesaa.net/article/120527273.html
2008.12.7 マカオは不動産バブルだったのか
    http://otsu.seesaa.net/article/110818084.html
2008.5.24 UWマカオ・プロジェクト投資事業匿名組合
    http://otsu.seesaa.net/article/97743639.html
2007.10.6 マカオのカジノ
    http://otsu.seesaa.net/article/59121830.html
2006.4.15 UWマカオ・プロジェクト投資事業匿名組合
    http://otsu.seesaa.net/article/16584471.html

 マカオのカジノについては、ユナイテッドワールド証券からの資料などでも割と好印象を持っていました。
 たとえば、
http://www.uwg.co.jp/mmaga/1007/mm1007.pdf
によれば、マカオのカジノ収益は2007年1月の60億パタカから、2010年5月には160億パタカにまで伸びています。
 では、2010年8月31日に償還されたマカオファンドは、どうだったのか。
http://www.uwg.co.jp/fund_tk/Form/ProjectReport/01001/2010m1letter.pdf
に最終償還のお知らせがあります。37%減という大きな損失で終わりました。
 香港ドルで見ると、不動産資産では +21.78%、株式では +0.37% という成績でしたが、何といっても円高が響きました。2005年10月の1香港ドル=15円が、2010年8月には 10.5円になり、30%もの円高では、損失が出てもしかたがないかと思います。
 とはいえ、「経費」もそれなりにかかっているわけですが、その点は明示的には示されません。計算すれば産出できますが、面倒なので、そんなことをする人は少数派でしょう。
 というわけで、この投資は失敗に終わりました。
 結果的に損失になったことをとやかくいうつもりはありませんが、再度、こういう話が持ち込まれたときにどう考えるべきかということでは、大いに参考になりました。
 第1に、最長5年間という投資期間が設定されていることの問題点です。
 円→香港ドル→円という両替が絡み、円高時には損失が出ます。もっと長期的に(20年から30年くらいで)考える方がよかったと思います。頻繁に両替するのは不利です。いや、長期間の投資にしても損失が出るかもしれません。しかし、そもそも5年くらいで円転するようだと「投資」としては無理があるのではないでしょうか。乙がこの投資をはじめるときには、こういう感覚は持っていませんでした。5年もあれば十分長いと思っていました。しかし、そうではないのです。もっと長期で考えなければなりません。
 第2に、香港ドルベースで利益が出ているのに、円ベースでは損失が出ている問題です。円高が悪いといえばそれまでですが、これは海外投資ではけっこう重要なポイントかもしれません。投資をはじめる前に、各種の資料を読んだときには、マカオの不動産投資は有望だと思いました。実際に、香港ドルベースでは相当な利益が出ているわけです。しかし、それを超える円高があったわけです。ここまで考えて今回の投資が有望と思えたかというと、5年前の時点ではわかりませんでした。やはり、マカオは延びしろがあるとしか思えないのです。円高を加味して考えなければならなかったのでした。(まあ、為替のことは何ともわからない面も多いですが。)
 第3に、これとからみつつ見逃されやすいですが、手数料(報酬)の問題があります。これが高かったのです。

申込手数料 1.05%
募集委託費(媒介手数料) 2.1%
管理報酬(毎年) 2.1% (業務手数料 1.575% 事務手数料 0.525%)
運用報酬(毎年)(投資助言会社報酬 1% 成功報酬 純益の20%)

 管理報酬が 2.1% もあると、5年間で1割を超える報酬になります。乙は、5年前は、報酬はこんなものだろうと思っていましたが、今は「明らかに高い」と思います。
 また、運用報酬は成功報酬ですが、これは、今回のような場合に、香港ドルベースで算出されますから、投資家が円高で損失を出しているときに、運用会社は香港ドルベースで大きな利益を上げ、その 20% が報酬として取られてしまいます。

 結論として、相当うまくいくように思われる投資話でも、手数料が高ければ損失が出るということです。当たり前ですが。
 今回の教訓としては、こういう話には乗らないのがいいということです。
 今から過去にさかのぼって、5年前の乙に声をかけることはできませんが、もしもできるならば、「やめておけ」とささやいたことでしょう。
 ずいぶん高い授業料になりましたが、乙は、投資の世界の一端をのぞいた気分でした。正しい判断をしないと「個人はむしられる」のです。
posted by 乙 at 05:09| Comment(6) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月11日

味彩せいじファンド 第1期決算

 乙は、味彩せいじファンドなどというものにも出資しています。
2010.10.4 http://otsu.seesaa.net/article/164605664.html
2009.11.21 http://otsu.seesaa.net/article/133486025.html
 ここは2010年11月8日に第1回決算を迎えました。
 さて、どうなったか。
 先日、メールで決算の連絡がありました。
 累計売上金額(税抜)は 16,139,325円とのことですから、1ヵ月あたりでは 134 万円ほどの売り上げということになります。200 万円までは届かないということで、このまま営業を継続しても、出資者としては出資額が毀損するだけです。(とはいえ、出資額はたった5万円ですから、たかがしれていますが。)
 こういうファンドは、出資している実感として濃いものがあります。トータルでマイナスになってもいいので、平原氏にはぜひがんばってもらいたいものです。
 小さなお店ですが、乙は、こういう店を応援することにより、日本を少しでも変えたいと願っています。(大げさな言い方ですが。)

 そういえば、第2期に入っているわけですから、また近いうちに味彩せいじに飲みに行きましょう。出資者には割引券が送られてきています。

 第1回の決算の連絡には、平原氏のメッセージが付いていました。
 真心が伝わってくるようなメッセージです。以下に転載します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□味彩せいじ 平原成二店主より ご出資いただいた方々へご挨拶 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 開業して1年が経ちました。メディアにも取り上げられ、開業当初から多くの方々のご来店をいただきあっという間に過ぎていた事を思い返します。
 この1年、敢えて広告などに重きを置かず、ご出資いただいた皆様方をはじめご来店いただいた方々に対して、日々精一杯のおもてなしをする事に注力してまいりました。
 また漁業をより身近に感じられる機会として、漁師を招く会や、浜のかあさんを招く会などの取り組みも行ってまいりました。
 わざわざ遠路はるばるご来店いただいた方々、お忙しい中様子を見に来ていただいた方々、一言「頑張って」と声を掛けていただいた方々。
 ご馳走様!と笑顔で帰っていただけるよう、これからも精進していく所存でございます。
 書面上ではございますが、この機会をお借りし改めて御礼を申し上げます。
 今後とも温かいご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
           平原成二
posted by 乙 at 03:49| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月08日

日本の REIT の問題点(2)

 乙は以前、日経新聞の記事を引用しつつ「日本の REIT の問題点」という記事を書きました。
2010.11.11 http://otsu.seesaa.net/article/168997748.html
 J-REIT はいろいろな問題があるという話ですが、加藤鉱氏が「リートを買い取る日銀の愚」
http://agora-web.jp/archives/1139521.html
という記事をお書きです。趣旨は以前の日経新聞と同様のものですが、J-REIT の作り手と売り手が同じでもいいという設計をしたことが根本の原因だとしています。
 いやはや。J-REIT を買うと、痛い目に合いそうです。
 でも、日銀は、こういうのを買ってしまうのですよね。大丈夫ですかね。
タグ:REIT
posted by 乙 at 05:15| Comment(1) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月11日

日本の REIT の問題点

 日経新聞11月10日夕刊5面「十字路」欄に「日銀が REIT を買う前に」という記事が掲載されていました。
 日本の REIT の問題点をいくつか指摘したものです。
 第1に、REIT の組込み不動産に優良なものがほとんどなく、資産価値がないものが多いこと。
 第2に、資金を借りて(レバレッジを効かせて)不動産に投資していること。つまり投機になっていること。
 第3に、不動産取引自体が手数料が高いこと。不動産売買は、売り・買いの両方から 3% ずつの売買手数料を取るということです。したがって、REIT が保有している不動産も、実際の価値は、表面的なものほどないことになります。
 第4に、REIT が親会社の不動産会社から不動産物件を購入する例が多いこと。不動産会社が優良物件を抱え、不良物件は REIT に押しつけているということです。
 いやはや、REIT にこんなにも問題があったとは知りませんでした。
 これでは、日本の REIT を買うことは(日銀が買うことも問題ですが)個人投資家だって、あぶなくて、とてもではないけれど、踏み込めないでしょう。
 この記事で、REIT の問題点が鋭く指摘されていると思いました。
続きを読む
タグ:REIT
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2010年10月11日

レジャーホテルファンドの問題

 乙は、読者からのコメントで知り、ブログ記事
2010.9.6 http://otsu.seesaa.net/article/161683172.html
を書きましたが、レジャーホテルファンドについて、最近、@nifty ニュースの記事になっていることに気がつきました。
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jiji-09X502/1.htm
 元本が毀損するといったって、16%(つまり 84% 減)になってしまうというのは信じがたい話です。
 乙が投資していたころは、毎月のように運用状況の連絡がありましたが、ちょっと頻繁すぎて、コストのかけ過ぎだなあなどと思いました。しかし、そうして、毎月の運用状況を確認していれば、最終的に 16% になってしまうということは、まず考えられないと思います。ホテルを売るとしても、そんな金額にしかならないというのは、どうにも変です。
 やっぱり、最初から詐欺話だったのでしょうか。
posted by 乙 at 06:32| Comment(18) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月04日

味彩せいじ@白金

 乙は、白金にある「味彩せいじ」
http://www.ajisai-seiji.com/
に妻と出かけてきました。
 なぜ、わざわざこの店にいったかといえば、それは乙が「味彩せいじファンド」に出資しているからです。
2009.11.21 http://otsu.seesaa.net/article/133486025.html
 出資額は5万円にすぎませんが、5年間にわたって、毎年1枚の 5,000 円の食事券がもらえます。
 それを使う意味もあって、出かけてみたわけです。
 きれいな店で、雰囲気はなかなかのものです。テーブルもお互いが離れて設置されており、おちついて話ができます。食べたものもおいしかったです。値段と内容を勘案すれば、まあこんなところでしょう。安くもなく高くもないです。若い人にはやや高いと感じられるでしょう。
 乙たち2人の他には、カウンターに客が二人いただけです。ちとさみしい感じでした。2時間ほどいましたが、他に客は入ってきませんでした。
 やはり、立地があまりよくないようで、本通りから一歩奥まったところにあるのですが、そうなると、一見の客は入りにくいですね。
 料理人「平原成二」氏の意気込みは買いますし、今後にも期待したいところですが、この商売を継続していくのは大変そうです。
 分配シミュレーションによれば、毎月 200 万円ほどの売り上げがあればトントンで、それ以上あれば出資額を上回る分配があり、下回れば出資額が毀損されるとのことです。
 1回お店に行っただけではわかりませんが、毎月 200 万円の売り上げは無理そうです。
 となると、5万円の出資金はかなり毀損しそうです。

参考記事:
  http://r.tabelog.com/tokyo/A1316/A131602/13099756/
  http://chez-kayo.com/concierge/post-201/
続きを読む
タグ:味彩せいじ
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2010年09月19日

勤め先の積立貯金

 乙は、預貯金のたぐいをあまりしていませんでしたが、数年ほど前から定期預金をするようになりました。
2009.12.8 http://otsu.seesaa.net/article/135002513.html
2009.9.25 http://otsu.seesaa.net/article/128785028.html
2009.6.1 http://otsu.seesaa.net/article/120590919.html
はっきり言って国債の代わりです。定期預金の方が利率が高いからです。
 個人向け国債については、じゅん@さんがお書きですが、
http://www.lay-up.net/archives/blog-entry-840-1009031958.html
話にならないくらいの低金利です。
 こんな国債に投資するくらいなら、定期預金の方がマシです。

 ところで、ふと気がついたのですが、乙の勤務先で積立貯金の募集をしていました。毎月1回の積立で、ボーナス時の増額も選べます。払い戻しは月1回です。一部払い戻しでも、解約でも選べます。利率ですが、年 0.60% で、半年複利です。銀行などの金利よりも高くなっています。
 これは、定期預金ではありませんので、必要なときに(月1回のタイミングではありますが)おろせるのが便利です。何かの際にも安心です。
 ペイオフの対象ではなく、預金保険にも入っていませんが、まあ、元本は大丈夫でしょう。
 ちょっと考えてもいいかなと思いました。
 それにしても、0.6% という利率が低くて、あまり気が進みません。
 普通の銀行の3年もの定期預金で 0.08%、ゆうちょ銀行の定額貯金3年以上で 0.07% という金利ともいえない金利なのですが、日本の現状ではこんなものでしょう。これを基準とすると、0.6% というのは、それなりに意味があるようにも思いますが、100万円を1年預けても、利息は 6,000 円にしかならないわけですから(半年複利だから、厳密にはもう少し多いですが)預けても預けなくても、あまり差が付きません。数%もあればその気になるのですけれどもねえ。
 今まで何回もパンフレットが配布され、そのたびに見送ってきたのは、利回りの低さが理由でした。
 やっぱり今回も見送りとしましょうか。
 ボーナスの時期には、ある程度の金利の定期預金のキャンペーンなどがあるでしょうから、それを利用することにしようかということです。
タグ:積立貯金
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2010年09月06日

レジャーホテルファンドのその後

 乙のブログの読者からのコメントで驚きの事実を知りました。
http://otsu.seesaa.net/article/15111327.html#comment
 HOPE LAST が今年11月に償還されますが、償還額は出資50万円につき8万円だそうです。

 乙は、以前、自分で投資してみたレジャーホテルファンドについて、過去に何本かの記事を書いています。

2007.6.28 レジャーホテルファンドについてWWWを検索すると
http://otsu.seesaa.net/article/46085453.html
2007.6.26 レジャーホテルファンド(HOPE α3)は償還されます。
http://otsu.seesaa.net/article/45923010.html
2006.12.14 レジャーホテルファンドへの出資は保留します
http://otsu.seesaa.net/article/29589329.html
2006.8.1 レジャーホテルファンド(HOPE α3)の会計報告書
http://otsu.seesaa.net/article/21743958.html
2006.6.22 山村剛人(2005.10)『ラブホテルは今日も満室!!』ゴマブックス
http://otsu.seesaa.net/article/19651675.html
2006.3.20 レジャーホテルファンド(HOPE α3)
http://otsu.seesaa.net/article/15111327.html

 結論からいうと、どうにも納得できない部分があって、投資は1回だけでやめました。
 その後も、何回も新しい HOPE シリーズに出資しないかというパンフレットが送られてきましたが、自分で納得できなかったので、見送りました。
 結果的には、それでよかったということです。
 乙は、最終的に今回のようになると予想したわけではありません。しかし、儲けが出るスキームにいささか自信がなかったというわけです。
 この手の話は、新しい形の投資話から詐欺話まで、さまざまな段階があると思います。最初に話が持ち込まれた段階でそれを見破るのはなかなかむずかしいように思います。
 乙もいろいろ失敗をしています。たとえば、以下のようなものです。
 南アフリカ・ランド建債券
2010.5.15 http://otsu.seesaa.net/article/149917699.html
 SBI未公開株組入ファンドV
2009.4.18 http://otsu.seesaa.net/article/117689854.html
 GSグローバル・マーケット・ストラテジー
2007.8.22 http://otsu.seesaa.net/article/52266643.html
 オプション・マスター
2006.5.9 http://otsu.seesaa.net/article/17568213.html
 ニュージーランド・ドル建債券
2006.3.25 http://otsu.seesaa.net/article/15412720.html
 後から考えれば、なぜこんなものに投資をしたのだろうという感じです。しかし、投資前にその実態を知ることはむずかしかったです。
 まあ、こんなふうに失敗を重ねつつ、勉強していくのかもしれません。
 すべては自己責任ですから、それぞれの金融商品についてよく考えた上で、自分なりに納得できるかどうかといったところでしょうか。
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2010年09月05日

アゼルバイジャン定期預金口座開設情報サービス

 乙は、ブログの読者の方から「アゼルバイジャン定期預金口座開設情報サービス」というのがあると教えてもらいました。
http://www.yieldtrust-top.com/
日本にいながら、アゼルバイジャン国際銀行にUSドル建ての預金をすると、年利 19% の利息が付くというのです。19% ですよ! ちょっと考えられない高金利です。3万USドルから預けられるというのです。
 すぐにでも預金したくなります。
 しかし、うまい話には裏があるといいます。19% の利回りがあるならば、なぜ、多くの人がここを利用しないのでしょうか。特に、低金利にあえぐ日本国内の投資家などは、すぐにでもUSドルを送金すればいいのではないでしょうか。
 みんながそうしないのは、それなりのリスクがあるためとしか考えられません。
 そういう不利な情報は、ホームページなどには書かれませんから、一般にはわからないことになります。

 アゼルバイジャンの銀行がUSドル定期預金で高金利を提示するのは、そういう高金利でないと預金が集まらないためです。
 投資家たちは一体何を恐れているのでしょうか。
 乙が推測するに、二つのリスクがありそうです。

(1)カントリーリスク
 アゼルバイジャンがどういう国か、直接具体的に知っている人はほとんどいないでしょう。どんな法律に基づいているのかさえわからないと思います。
 ということは、この国は、今後何があるかわからないということです。政府が転覆してしまうとかいう大事件があるかもしれません。
 何といっても、新興国は、カントリーリスクが高いと思います。

(2)信用リスク
 アゼルバイジャン国際銀行が今後5年間つぶれないとはいえません。どんな銀行か、まったくわかりません。それを知るには、英語のHPなどを丹念に調べる必要があります。
 アゼルバイジャンにも日本のような「預金保険」があって、預金者は保護されている(銀行が倒産しても預金は預金者の手元に返る)のでしょうか。非居住者である外国人の預金も、現地居住の内国人の預金と同様に扱ってもらえるのでしょうか。
https://ssl93.heteml.jp/azi/top/ibar_bank.html
には、「預金保険:非対象」と書いてあります。

 さて、リスクとともに、もう一つの問題は、この銀行が 19% の利率で預金者からUSドル預金を集めたとして、それを上回るドルの運用ができるのかという点です。19% 以上の運用ができなければ、赤字になるわけですから、銀行としてやっていけません。
 「現地はインフレだから、19% くらいの利息は当たり前だ」というのは危ない考え方です。現地通貨ではインフレでも、USドルでも同じとはいえません。一般に、こういうときは為替レートが変動し、現地通貨が安くなり、ドル高になります。ドル建てで 19% を稼ぎ出すことはきわめてむずかしいことです。一体、この銀行はUSドルをどのように運用しようとしているのでしょうか。
 このあたり、「情報提供サービス」としては、まったく情報不足です。

 なお、日本の会社(口座開設を仲介してくれる)の情報提供料は 4.935% だそうです。500 万円預けると、25 万円近くかかってしまいます。これはかなり高めの手数料といえるでしょう。
 それくらいのお金を払うなら、現地に行って口座開設したほうがいいかもしれません。
http://www.ibar.az/ を見れば、何とかなりそうです。

 結論として、乙はこの定期預金を利用しません。
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2010年02月17日

某社のファンドの説明会

 乙のところに、某社からメールで案内が来ました。
 一部引用します。
現在募集中ファンドのミニ説明会のご案内

当社が募集を行っておりますファンドのスキームやリスク、
出資に際して留意していただきたいこと等、担当者がご説明いたします。

各ファンドをなぜ立ち上げたのか?
どういう趣旨なのか?
         などなど
ファンドの内容に沿って進めて参ります。

1名様からご参加可能ですので、少しでもご興味のある
ファンドがございましたら、お気軽にご参加ください。

【現在の募集中のファンド】
《例が多数列挙されていましたが、省略します:乙》

【開催概要】
会場:《都内某所の会議室が書いてありましたが、省略します:乙》
定員:5名程度(1名から実施します)
会費:無料
対象:当社取扱ファンドへの出資をお考えの方や既に出資されている方

 日程が列挙されていましたが、1時間ほどの説明会を十数回行うようです。
 この案内を見て、乙としては、不安になりました。
 都内で会議室を借りて、担当者が説明するとなると、少なくとも会場費+人件費がかかります。これはかなりのコストでしょう。一方では、会費(参加費)を無料にして、1名でも実施するというのです。これでは、投資の募集のコストがかかりすぎます。メールやウェブを活用することで、ファンドの募集のコストを下げることが長期的な運営では必須のことだと思います。しかし、某社の方針はそうではありません。
 乙は、某社のファンドへの追加出資は見合わせます。
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2009年12月08日

高金利の定期預金を探すと

 高金利の定期預金を探すと
http://ranking.zmix.jp/ranking3/
というサイトがあり、定期預金のランキングが書いてあります。(しかし、中途半端かもしれません。)
 また、
http://www13.atwiki.jp/koukinri/
などという比較サイトもあります。
 こちらでは、5年ものを見ると、日本振興銀行インターネット定期預金が 1.5% と一番高金利なようです。
 日本振興銀行のサイトを見てみると、
http://www.shinkobank.co.jp/webdeposit/index.html
まあ、納得できるように思います。
 以前、ブログで取り上げたことのある SBJ 銀行
2009.9.25 http://otsu.seesaa.net/article/128785028.html
も、(5年ものは募集終了ですが)3年ものなどでかなりな高金利を提供しています。
 以前乙が定期預金をチェックしたとき
2009.1.6 http://otsu.seesaa.net/article/112214633.html
とはだいぶ状況が違ってきました。
 これについては、「吊られた男の投資ブログ」
http://blog.livedoor.jp/tsurao/archives/1245284.html
も参考になります。

 今のところは、次のような感じでしょうか。

 SBJ 銀行(中途解約時は普通預金金利 0.05%)
  100 万円3年もの 1.4%
  300 万円3年もの 1.6%
 日本振興銀行
  3年もの 1.2%
  5年もの 1.5%

 どうせ新しく口座を作るなら、手間は似たようなものですから、なるべく高金利をねらうということで、SBJ 銀行にしようと思います。
 なお、定期預金の冬のキャンペーンがしょぼいのは、国債の金利が低下したためだという説もあります。
http://www.lay-up.net/archives/blog-entry-728-0912050942.html
そうかもしれませんし、そうでないかもしれません。
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2009年12月04日

新生銀行で定期預金をしようとすると

 乙は、半年ごとに 100 万円を定期預金に入れることにしていました。そして、前回、前々回と、新生銀行に預金しました。

2009.6.1 新生銀行で 100 万円の定期預金
http://otsu.seesaa.net/article/120590919.html
2008.12.15 預金をしよう(6)
http://otsu.seesaa.net/article/111249401.html
2008.12.12 預金をしよう(5)
http://otsu.seesaa.net/article/111097491.html
2008.12.9 預金をしよう(4)
http://otsu.seesaa.net/article/110934038.html
2008.12.2 預金をしよう(3)
http://otsu.seesaa.net/article/110549064.html
2008.12.1 預金をしよう(2)
http://otsu.seesaa.net/article/110488379.html
2008.11.25 預金をしよう
http://otsu.seesaa.net/article/110155141.html

 そろそろ12月になったので、次の 100 万円を定期預金しようと思いました。
 しかし、新生銀行のサイトを見ても、1.7% 程度の利息が付いた定期預金が見あたりません。
 一方で、目に付いたのが、12月1日にキャンペーンが開始された「パワード定期プラス」
http://www.shinseibank.com/campaign/0912dcd/index.html?top_text
です。
 ボーナス金利が付くという話ですが、年 3.0% の金利を1ヵ月分だけ付けるというかなりみみっちい話です。
 それはともかく、「パワード定期プラス」とはどういうものか、見てみましょう。
http://www.shinseibank.com/powerflex/dcdplus/index.html
http://www.shinseibank.com/powerflex/dcdplus/structure.html
 何と、実は仕組預金です。名前からして定期預金と間違えそうです。
 金利自体は円定期預金より高いものの、「元金は、判定日の実勢為替レートにより、当行が「円」または「外貨」での受け取りを判定します。」だそうです。なるほど。通貨オプションを組み込んだ商品設計になっているのですね。こういうのは、一般に銀行に有利に(預金者に不利に)なるように銀行側が判断するので、いわゆる定期預金のように一定の金利が約束されているわけではありません。
 当面、一番普通に選ぶと、円・ニュージーランドドルタイプのものになるようですが、ニュージーランドドルは、高金利ではありますが、高金利であるだけに、数年後はたぶん円高になっているでしょう。
 これでは、安心して「定期預金」として預けておけません。途中解約は、いよいよ元本割れの可能性が大きくなります。
 さらに、新生銀行のサイトを探すと、パワーステップアップ預金
http://www.shinseibank.com/powerflex/cam/cam_teiki.html
というのがありました。
 こちらは、当初3年間は年 1.00% の利率ですが、最長10年まで預入期間が延長されることがあるという仕組預金です。これまた延長の可否を銀行側が判断するということですので、10年にわたって低金利に固定される可能性があることになり、また、満期まで中途解約ができないということで、乙が予定する数年後の支出に対応できません。
 今回は、新生銀行で定期預金をすることはむずかしそうです。
 それにしても、預金者(銀行利用者)としては、変な預金をいろいろ用意するのでなく、単純な定期預金の利率を上げてほしいものです。
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2009年11月21日

味彩せいじファンド

 乙は日経ビジネスONLINE の記事で知りました。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20091111/209494/
 「味彩せいじファンド」というのは、みんなで出資したお金で日本料理店を運営しようという話です。
http://www.zen-food.jp/project/
に説明があります。1口5万円で、850万円が最大募集額です。5年間の出資になります。
 出資者は、お食事優待券だけでも、毎年出資金額の10%、5年合計で50%を受け取ることができます。それに加えて、いくつかのイベントにも優先的に参加できます。
 ファンドの申し込みは、music securities のほうで行います。
http://www.musicsecurities.com/communityfund/details.php?st=i&fid=126
 わざわざ白金まで魚を食べに行くことがあるかといわれれば、普段ならそんなことはしないわけで、こういう出資はしないほうがいいのかもしれません。
 でも、何だか夢があります。自分のお金が出資金として日本の社会に出回っていく感じです。
 料理人「平原成二」氏を応援しようという意味で、乙としては出資してもよさそうに思いました。ホームページに書かれている内容には共感します。出資額は5万円ですから、これまた寄付みたいなものです。
 一方、リスクは大きそうです。お店が潰れれば何も返ってこないでしょう。赤字が続けば、出資金は償還時には大きく欠けてしまうでしょう。5年間、ちゃんと営業していけるか、まったくわかりません。飲食店は水物ですから。分配シミュレーションによれば、毎月 200 万円ほどの売り上げがあればトントンで、それ以上あれば出資額を上回る分配があり、下回れば出資額が毀損されるとのことです。
 「味彩せいじ」は11月7日にオープンしたとのことですから、滑り出しはうまくいっているといえます。
 24席の店ですが、毎日15人の客が来て 5,000 円使うとすれば、売り上げ 7.5 万円。1ヵ月で 187.5 万円程度と計算できます。これでは 200 万円に届きません。さて、平日を含めて、そんなに客が来るでしょうか。
 食べログにはすでに登録されていました。(写真1枚ですが。)
http://r.tabelog.com/tokyo/A1316/A131602/13099756/
ブログでも言及されています。
http://d.hatena.ne.jp/Jenesaispas/20091111

 というわけで、いろいろ悩みましたが、1口申し込んでみました。
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posted by 乙 at 05:39| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月19日

マカオのカジノの現状

 日経ビジネス ONLINE に、熊野信一郎氏が「アジアで始まる「カジノ大競争」」という記事がありました。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20091028/208270/
今やシンガポールもカジノが開業するという話です。
 ASEAN 以東の主要国でカジノを持たないのはタイとインドネシア、日本だけということで、それだけアジアでカジノが盛んになっているということでしょう。
 カジノといえばマカオです。上記の記事によれば、こちらも元気になったきたとのこと。マカオに投資している乙としては、うれしい話です。
 それにしても、マカオは中国政府に振り回されているみたいで、安心していいのか、心配するべきか、迷ってしまいます。
 こういう投資は早いところ足を洗ってしまいたい気分です。

参考記事:マカオは不動産バブルだったのか
2008.12.7 http://otsu.seesaa.net/article/110818084.html
UWマカオ・プロジェクト投資事業匿名組合
2009.5.31 http://otsu.seesaa.net/article/120527273.html
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2009年10月21日

カンボジアONE

 乙は、エッジさんの記事で知りました。
http://ameblo.jp/happy-retire/entry-10367940795.html
 9月まで各種ブログを読まないままで過ごしてきたものですから、……。
 カンボジアのマイクロファイナンスファンド「カンボジアONE」というのがあります。
http://www.securite.jp/microfinance/
 さっそく、申し込んでみました。乙にしてみれば、寄付みたいなものです。
 あ、金額は最低の1口=3万円にしておきました。だって、あまりに不透明なので、まずは様子見といったところです。
 3年間の結果を見て、うまくいくようであれば、もう少し出資額を増やしてもいいとは思いますが、とりあえずは寄付みたいなものということです。全額が蒸発しても、特に心配なわけではありません。
 こういう理念は好きですし、応援しようと思います。しかし、書類を読むと、心配な部分もないわけではありません。ま、そのあたりは、これから3年で見極めようということです。
 最低募集金額まで達しないでファンドがスタートできないということもありうるわけですし、……。
posted by 乙 at 04:48| Comment(1) | TrackBack(1) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月19日

SBJ 銀行のプレミアム定期預金5年ものの募集終了

 以前、SBJ 銀行の高金利を知り、定期預金しようと考えていたのですが、
2009.9.25 http://otsu.seesaa.net/article/128785028.html
SBJ 銀行から募集終了のお知らせがありました。
http://www.sbjbank.co.jp/announcing/press/pdf/20091005_press_info15_1.pdf
残念です。期間限定だけでなく、募集金額限定でもあったのですね。
 ま、あわてることもないし、12月ころにはボーナスをねらって、各銀行がキャンペーンとしていろいろな手を打ってくると思いますので、そのころに改めて考えればいいと思っています。
 もしかすると、逃がした魚は大きかったかもしれません。
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2009年09月25日

SBJ銀行の円定期預金の利率

 「りょうえき」さんから乙のブログにコメントがありました。
http://otsu.seesaa.net/article/128298525.html
SBJ銀行(韓国系と思う)が定期預金を高金利で集めています。5年で2%、1年でも1.4%です(300万以上のとき)。これまで高金利だった日本振興銀行よりも高率。しかも途中解約もOK(普通預金の金利になる)です。金融庁のサイトで確認すると確かに銀行免許を下ろしているようです。
 預金保険があるので1000万円までの預金ならユーザーにとっては、他に預けるよりも有利といえます。
 これだけの金利を払っても経営できるならば、日本の銀行の金利は安すぎるように思います。

 この情報の出所は
http://www.sbjbank.co.jp/cp/index.html
です。
 「日本開業記念」とはいえ、かなりの利率を提示しています。
 一般の定期預金の金利は、他の銀行と変わりません。
http://www.sbjbank.co.jp/commodity/rate/index.html
 では、今、この銀行に定期預金してもいいでしょうか。
 乙は、OKと考えます。
 この銀行は、銀行業の免許も取得し、預金保険にも入っているのですから、まずトラブルにはならないのではないかと思います。
 「開業記念」の金利は12月30日まで適用だそうなので、乙はそれまでに300万円をかき集めて、定期預金しようかと思っています。
 ところで、「りょうえき」さんのおっしゃるとおり、日本の銀行の金利は安すぎるでしょうか。これはいろいろ今までのいきさつや種々の問題がありますが、乙の見方では「その通り」だと思います。
 今までの都市銀行は、高賃金の行員を抱え、りっぱな店舗を都市の一等地に構えたりしているのですから、どうみてもコスト高です。従来の国内で閉じた金融しかない時代であれば、それでもよかったのかもしれませんが、経済のグローバル化が進み、個人が海外で銀行預金できるようなことになってくると、否応なしに、国内の銀行と海外の銀行を比べてしまいます。
 あくまで個人からの見方にすぎませんが、日本の都市銀行(といっても、乙の場合は自分が口座を開設しているみずほ銀行と三菱東京UFJ銀行しか知りません)は、収益の挙げ方に関して、海外の銀行とは比べものにならないくらい、違っています。今の日本は、都市銀行に代わって、ネット銀行がかなりがんばっているように思いますが、それでも、いわば「当たり前の水準」なのではないでしょうか。
 定期預金の金利一つを見ても、その差が見えてきます。
 では、韓国系の銀行は、なぜ高金利を提示できるのでしょうか。
 あくまで推測でしかありませんが、韓国などでの円の運用に長けているのではないでしょうか。乙が関係しているある組織で、韓国の銀行に数億円の円定期預金をしていたことがありました。大っぴらにはいいにくいのですが、今回よりもさらに高金利でした。話を聞いてみると、韓国内で日本円の需要があるようなのです。そこに日本円で貸し付けるのだそうで、ということは、銀行が為替リスクを取ることなく円資金を動かしていることになります。
 日本の銀行も、海外に出て行って、こんな円資金の運用などを考えてみるといいのになどと感じました。(もうやっているのかもしれませんが、……。)
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2009年07月06日

市民風車ファンド 2006 の分配金

 乙は、市民風車ファンド2006 にも投資しています。
2006.5.3 http://otsu.seesaa.net/article/17324264.html
2007.6.23 http://otsu.seesaa.net/article/45659163.html
に記事を書きました。
 最近、第4期の運用報告書が送られてきて、分配金が出るとのことです。
 分配金=41,980 円
  うち、出資の戻し=28,918 円
     利益の分配=13,062 円
  源泉徴収税額(20%)=2,612 円
 差し引きお支払金額=39,368 円
というわけです。
 実は、昨年も、分配+一部償還ということで 38,621 円が振り込まれました。
 昨年から「出資の戻し」があったのですが、乙は意識していませんでした。
 一口あたりの純資産額は、484,282 円だそうです。
 15年計画で元本が償還されるのかどうか、わかりませんが、仮に償還されなくても、社会貢献として意味があると思っていました。元本が戻ってくれば、それはそれでうれしい話です。
posted by 乙 at 05:34| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月05日

e-kawase の口座解約

 乙はFX取引として、e-kawase を使ってきました。とはいえ、昨年秋の急激な円高でやられてしまいましたが。
 最近、乙の持っている各種口座などが多すぎるように感じ、閉鎖・縮小しようと思い、まずは、e-kawase を解約しました。解約といっても、単に残金を全額出金するだけです。簡単でした。
 FXについては、すでに見切りをつけており、
2008.6.4 http://otsu.seesaa.net/article/99251970.html
使わないことにしています。
 e-kawase については、外貨への両替と海外送金のために口座を開設したのですが、
2007.12.9 http://otsu.seesaa.net/article/71765716.html
最近は、Interactive Brokers で ETF を買うことが多く、それ以外の投資行動はほとんどしていません。海外送金はあまり必要でないし、もしもそうなったら、IB から HSBC 香港に出金して、そこから世界中に送金すればいいので、今後 e-kawase を使うことはないように思いました。
 解約したら、少しだけすっきりした気分です。

タグ:e-kawase FX
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2009年06月01日

新生銀行で 100 万円の定期預金

 乙は、昨年12月にも新生銀行で 100 万円の定期預金をしました。
2008.12.15 http://otsu.seesaa.net/article/111249401.html
 そろそろ半年経つので、再度 100 万円を定期預金に入れることにしました。パワーダイレクト円定期預金というものです。
 しかし、今回は、前回のときと金利が大きく違っていました。
 前回の預入期間ごとの預金金利は、
2008.12.9 http://otsu.seesaa.net/article/110934038.html
に書いておきました。以下、コピーしておきます。
-------------------------
1 ヶ月 ~ 0.250 %
3 ヶ月 ~ 0.250 %
6 ヶ月 ~ 0.700 %
12 ヶ月 ~ 1.100 %
24 ヶ月 ~ 1.200 %
36 ヶ月 ~ 1.400 %
48 ヶ月 ~ 1.500 %
60 ヶ月 ~ 1.700 %
-------------------------
 ところが、今回は、以下のような数字が示されました。
-------------------------
1 ヶ月 ~ 0.200 %
3 ヶ月 ~ 0.200 %
6 ヶ月 ~ 0.220 %
12 ヶ月 ~ 1.100 %
24 ヶ月 ~ 0.350 %
36 ヶ月 ~ 0.400 %
48 ヶ月 ~ 0.400 %
60 ヶ月 ~ 1.700 %
-------------------------
 これってかなり変です。2年定期よりも1年定期のほうが圧倒的に利率が高いのです。これでは2〜4年の定期にする人はいないと思われます。今回は、1年と5年だけを優遇しているようです。
http://sre.shinseibank.com/InterestRateB/rate_jy.aspx#powerdirecttd
のところで確認しても、この数字が出てきます。
 乙は、当然、5年を選びました。
 それにしても、日曜日でも定期預金ができることはすばらしいことです。

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2009年05月31日

UWマカオ・プロジェクト投資事業匿名組合

 乙のところに手紙が来て、UWマカオ・プロジェクト投資事業匿名組合の運用期間をさらに1年間延長することが書いてありました。
 この匿名組合は1年前にも1年間の延長をしています。
2008.5.24 http://otsu.seesaa.net/article/97743639.html
 最大2年の延長があり得るという話でしたから、今回の延長が最後です。
 今はマカオ不動産市場も状況が悪いようで、今匿名組合を解散すると、かなりの損失が出ることが予想されます。
2008.12.7 http://otsu.seesaa.net/article/110818084.html
 しかたがないといえばしかたがないわけですが、4年前に投資を決めたときは、まさかこんな状況になるとは思ってもみませんでした。
 償還期限がある投資はよくないと思いました。
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タグ:マカオ
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2009年05月16日

エンジェルファンドのその後

 乙は、エンジェルファンドには投資しないと決めました。
2008.8.14 http://otsu.seesaa.net/article/104714407.html
その後、いくつかの書類を読み、
2008.8.20 http://otsu.seesaa.net/article/105031169.html
2008.8.21 http://otsu.seesaa.net/article/105082749.html
2008.8.22 http://otsu.seesaa.net/article/105136657.html
2008.8.24 http://otsu.seesaa.net/article/105240478.html
運用状況報告書も読みました。
2009.2.2 http://otsu.seesaa.net/article/113544953.html
 最近、気が付きましたが、このファンドは、運用会社が変わりました。
http://www.angelcom.co.jp/index.html
には、次のようにあります。
 2009年5月7日 社名変更のご案内
株式会社エンジェル・コムは社名変更致しました。
HAYASHI FUND MANAGEMENT が新しい社名となります。
 2009年5月1日 窓口変更のご案内
平成21年5月1日より一般投資家様のエンジェルファンドの窓口が変わりました。
※トップゲイン株式会社が新しい窓口となります。

 わかりにくいですが、HAYASHI FUND MANAGEMENT が運用を担当し、窓口は「トップゲイン株式会社」になるようです。
 そもそも、なぜ、こんなふうに社名を変更するのでしょうか。ファンドにおいては、社名はブランドと同じで、同じ社名の基に長期に運用を続けることで投資家からいっそうの信頼を得られるようになるはずです。

 ちなみに、HAYASHI FUND MANAGEMENT のホームページは、
http://www.h-fundmanagement.jp/
のようです。トップページにはいきなり「運用実績」などのリンクが見えますが、肝心のファンドの名前すら書いてありません。
http://www.h-fundmanagement.jp/report/report/20090515report.pdf
には、2009年4月のレポートが掲載されていますが、これがエンジェルファンドなのかどうか、はっきりしません。
 それにしても、これが運用レポートとは驚きです。書かれている内容を読むと、うさんくささいっぱいですが、さて、こんな「運用報告」を信じる人がいるのでしょうか。
 乙は、このレポートはおかしいと思いましたが、さて、このレポートを素直に読む人は、おかしいことに気が付くのでしょうか、気が付かないのでしょうか。
 このレポートは、投資リテラシーの向上の教材として、利用価値がありそうです。

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2009年04月30日

アースウインド2009

 乙は、市民風車ファンド2006 に投資しています。
2007.6.23 http://otsu.seesaa.net/article/45659163.html
 最近、ここがアースウインド2009 という、新たなファンドの募集を始めました。
http://www.greenfund.jp/fund/fund_tvt.html
 一口50万円からで、予想配当率は、10年で 2.0%、18.5 年で 3.6% ということになっています。
 純粋に投資効率を求める場合には、ここに投資することがいいことだとは思いませんが、みんなのお金で風力発電をしようという話は夢があっておもしろいと思います。一種の社会貢献であるともとらえられます。
 乙は、ここに(追加)投資しようかなとも思ったのですが、考えた上で、しないことにしました。
(1) 乙のポートフォリオの中で、ヘッジファンドなどの、従来型資産でないものが占める割合がやや高いので、今、アースウインド2009 に出資して、この偏りをさらに広げることはないと考えました。
(2) 2回、市民風車に出資するよりは、1回にとどめて、その分を他の出資先に回したほうがいいと考えました。社会貢献は、風力発電だけではなく、いろいろ考えられそうです。

 もう数年すると、(今は伝統的資産の割合を高めつつありますから)乙のポートフォリオが変化して、非伝統型資産の割合が低くなるので、そのころ改めて考えればいいと思います。
 急ぐことはないと思っています。

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2009年03月26日

maneo の活動をどう考えるか

 テレビ東京の「ガイアの夜明け」(3月24日放送)を見ていたら、個人間の金融システムとして maneo が取り上げられていました。
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview090324.html
 これについては、乙も過去にブログで「個人同士のお金の貸し借り」として取り上げたことがあります。
2008.9.5 http://otsu.seesaa.net/article/106037036.html
また、同様のサービスで「ウィキバンク」というのを紹介したことがあります。
2007.10.30 http://otsu.seesaa.net/article/63360523.html
 現在、ネットでウィキバンクの方にアクセスしてみると、今ひとつの感じがします。仕組みはわかるのですが、一体どれくらいの活動実績があるのか、借りたいというリクエストがどれくらいあるのか、さっぱりわかりません。もしかすると、構想だけで、実態は未だないのかも知れません。
 それに比べると、maneo のほうがずっと活発です。ホームページ
https://www.maneo.jp/
を見ると、いきなり「オークション状況」というのが見られます。今現在のマーケット状況も見られます。ローン総額 40,560,000 円、登録者 4,898 人、開催オークション17 件とあります。2008.10.22 にオークション開始とありますから、実際に始まったということです。
 貸し手(レンダー)として、maneo をどう見るか。乙なりの当面の感想を書いておきましょう。

(1) 手数料が高い
 「ガイアの夜明け」によると、手数料が、借り手(ボロアー)にも、貸し手にもかかるそうです。融資金額の 1.5% と言っていました(乙の聞き違いかもしれません)が、これはけっこう高いように思います。
 仲介するだけにしては、会社の取り分が多いように感じます。貸し手がほぼ全てのリスクを引き受けるわけですから、会社としてはけっこううまみのある商売だと思います。立ち上がった後、会員が増えていけば、それなりのおいしい商売になりそうです。

(2) 貸し手側のリスクが大きい
 ここでいうリスクは「危険性」という意味です。
https://www.maneo.jp/lender_risk.jsp
に貸し手側のリスクの説明が書いてあります。
 借入申込人の信用力の調査を会社が行うといっていますが、ここが心配です。どこまできちんとできるでしょうか。きちんと行えば手間がかかり、結局コストに跳ね返ります。
https://www.maneo.jp/about_announce.jsp
にあるように、詐欺師たちにねらわれたら、ひとたまりもない(貸し手側が大きな損失をこうむる)ように思います。

(3) 借り手側の状況の詳細がわからない
 いろいろと借り手側の申込はあるようですが、現在示される程度の情報では、貸していいのかどうか、判断が付きません。もっといろいろ知りたいと思うところですが、お互い匿名だと、あまり細かいところまで知ることはできないでしょう。いろいろ質問しても、借り手がちゃんと答えているかどうか、わかりません。となれば、「えいや」で貸すしかなくなりますが、それはリスクの評価ができないということと同じで、貸し倒れの危険性が予想外に高いように思えます。

(4) 会社の倒産が心配である
 まだ始まったばかりですから、何ともいえませんが、ローン総額4千万円程度では、その3%が会社の利益だとすると、1年で120万円しかありません。これでは会社としては持たないでしょう。
 今後の事業の拡大がどれくらいになるか、わかりませんが、ローン総額が少なくとも10倍、できたら100倍くらいになってほしいと思います。そのくらいになると、会社として安定してくるし、十分な利益があると思いますので、倒産の心配はないでしょう。
 今は、会社が倒産しそうで怖いです。

 以上の4点のようなことから、乙の感覚では、今は見送りで、もう少し事業が大きくなってきたら考えてもいいといったところでしょうか。時間がある程度経って、この会社に実績と経験が積み重なってきてから、貸し手になってもいいと思います。投資する立場からいえば、あせる必要はまったくないのです。
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2009年03月14日

ETF転換権付き株式取得機構債(続)

 日経新聞3月13日朝刊1面に出ていた記事です。
 ETF転換権付き株式取得機構債については、すでにブログで述べたことがありますが、
2009.3.8 http://otsu.seesaa.net/article/115307279.html
政府・与党が検討に入ったということで、まだ決まったわけではありません。
 記事では、次のように述べていました。「機構は買い取り原資を調達するため、政府が元本を保証した無利息の債券を発行することを検討。投資家は将来、一定価格でETFに転換できるようにする。将来の時価が転換価格を上回っていれば、売却益を手にできる。売却益への税金を軽減することも検討する。」
 無利息とはいえ、元本保証であれば、この債券を買う人はたくさんいるでしょう。いや、それどころか、現在上場されている日本株ETFは、存在意義がなくなります。誰だって、元本割れの危険性を負いたくないですからね。
 こんな債券が売られている状態で、通常のETFを買う人がいるのでしょうか。いないはずです。それどころか、現在のETFは解約が相次ぐものと思われます。どちらも平均株価に連動し、一方は値下がりの可能性があり、他方はそれがないとすれば、通常のETFを買う人がいないのと同様、すでに保有している人はそれを売却してこちらの債券に乗り換えるでしょう。
 そもそも、現在、日本株に投資しようとしている人さえ、ためらわせます。この先どうなるかわからない日本株を直接買うよりも、ちょっと待って元本保証のETFに相当する債券で運用したほうがいいからです。
 こうして、資金が集まり、株価が上昇し、ETF価格も上昇し、みんながバンバンザイです。
 しかし、話はこれで終わりません。
 出口戦略はどうなるのでしょうか。
 債券ですから償還期限が決められていると思いますが、それにともなって、どの段階で売却すればいいか、なかなか悩ましい問題になります。特に、この債券に資金が十分すぎるほど集まりすぎると、それがカンフル剤になって株価が上昇しますが、その後債券を売ろうとすると、それだけで株価が下がり、したがってETF価格も下がる可能性があります。大きすぎる株式ファンドと同じ問題です。売ろうにも売れない事態になるわけではないのですが、価格が下がってしまえば、この債券のメリットはなくなってしまいます。
 この債券で運用し、ある程度経ったところで、償還日を迎えるよりは前に売却するのが良さそうです。
 それにしても、こんな債券が出たら、株式市場へのインパクトは大きなものになるでしょう。それがいいのかどうか、乙にはわかりません。

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2009年03月08日

ETF転換権付き株式取得機構債

 変な金融商品が経団連から提案されています。「ETF転換権付き株式取得機構債」というものです。
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-36845320090306
 これに対して、ゆうきさんは全面的に否定しています。
http://fund.jugem.jp/?eid=1003
 renny さんも同意見だそうです。
http://renny.jugem.jp/?eid=890
 他にもこの件に触れているブログ記事がいくつかあります。
http://401k.sblo.jp/article/27410364.html
http://nightwalker.cocolog-nifty.com/money/2009/03/post-30ac.html
http://ch01173.kitaguni.tv/e879965.html
http://max999.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-bbfa.html
 確かに、変な提案ではありますが、しかし、こういうものすごくお得な金融商品が出るなら、個人投資家としては、文句を付けるよりも、全力で買ったほうがいいのではないでしょうか。
 乙の意見はモンチさん
http://m0nch1.blog.shinobi.jp/Entry/564/
と同じです。
 詳細がどうなるか、わからない段階なので、あまり単純に判断するのもおかしいのですが、ロイターの記事にあるようなことならば、無リスクで日本株に投資できることになり、画期的な金融商品になります。
 しかし、こんな商品が実現可能でしょうか。
 ロイターの記事では、「機構は、ETF転換権付き債を発行するため、ETFをあらかじめ買い付ける。」としています。つまり ETF 運用が基本ということです。だとしたら、ETF の価格が暴落した場合、その損失を誰が(どこが)かぶるのでしょうか。考えてみれば、それは株式取得機構
http://www.bspc.jp/
です。銀行等保有株式取得機構の債券といえば、政府が保証しているわけで、つまり、債券が大きく毀損してしまった場合、結果的には国民の税金で穴埋めすることになるわけです。
 いやはや、これはすごい話です。巡り巡って、我々の税金が担保になっているわけですね。誤解を恐れずにいえば、いざとなったら、日本国民の金を投資家に移動させましょうというような話です。投資家としてはうれしい話だけれど、納税者としてはうれしくない話です。
 オプションを利用してこんな金融商品を生み出すという考え方もあり得ますが、購入した側にこんな有利なものを作るとなると、オプションを反対売買する側は必ず損をするようなことになりそうで、そもそも金融商品として成り立つのかどうか、大いに疑問です。
 この話が実現すれば、今後の日本株の投資先としては、ETF転換権付き株式取得機構債で決まりです。
 でも、資金が何兆円も、もしかして何十兆円も、ETF転換権付き株式取得機構債に流れることになったら、日本市場はどうなるのでしょうか。株価暴騰でしょうか。そういうとき、果たしてこの債券をうまく売ることができるでしょうか。たいていの人はそういうバブルには乗れずに、大けがをしそうです。売るときになって売れないような事態になるとか、別のトラブルになりそうに思います。

 他の日本株のファンドは資金の大量流失ですべて早期償還になるでしょう。だって、こんな有利な商品ならば、資金のシフトは当然であり、ファンドとしてまったく売れなくなるのですから。

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2009年02月08日

新生銀行の定期預金

 乙は、新生銀行で定期預金をしていますが、
2008.12.15 http://otsu.seesaa.net/article/111249401.html
なぜ、こんなに高金利の定期預金があるかといえば、新生銀行の経営がおかしくなっているからだといえます。
 この件について、ネットを探してみると、
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/backnumber/n_shinsei_bank__20090204_1/story/04fuji320090204202/
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0902/04/news053.html
では、新生銀行の債券利回りが非常に高くなっていることを指摘しています。市場がそう見ている(高い利回りにしないと債券が売れない)という意味で、危ない金融機関だというわけです。
 また、
http://www.tom.sfc.keio.ac.jp/~sakai/d/?date=20090109
では「新生銀行も日本振興銀行も色々ヤバイという話はありながら、それでも預金保険をあてにして高金利の銀行に預金するのだから、モラルハザードだなぁと我ながらに思う。」と述べています。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1321483728
http://blog.livedoor.jp/avexfreak/archives/51567358.html
なども同様の話です。
 多数の人は、預金保険で保護される範囲内で(1000 万円以下で)定期預金にするでしょうから、特に心配する必要はないのではないでしょうか。(2009.2.9 削除)これはモラルハザードということではないと思います。日本政府が(金融庁が)用意した正規のしくみなのですから、安心して利用すればいいというだけの話です。
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2009年02月05日

為替レートの今後はわからない

 DIAMOND ONLINE で「吉田恒のデータが語る為替の法則――◆逆張りの2月でいったん100円に戻すか? 100年に一度の危機で80円へ向かうか?」という記事がありました。
http://diamond.jp/series/fx_yoshida/10016/
さっそく一読してみました。著者は FX を中心に考えているようでした。それはともかく、見事に何もいっていません(笑)。ま、為替の専門家でもレートの予測はできないということがはっきりわかる話でした。
 「データが語る為替の法則」とはいえ、一体、何がデータなんでしょうか。何を予測しているのでしょうか。これは法則でしょうか。「為替レートの今後は予測できない」というのが法則だとしたら、法則なんですけれど。
 吉田氏の一連の記事のバックナンバー
http://diamond.jp/series/fx_yoshida/bn.html
を読んでも、何がいいたいのか、さっぱりです。

 乙は、3月までに1ドル86円まで下がる予想をしています。
2009.1.30 http://otsu.seesaa.net/article/113383939.html
そのあたりでドルに両替して、各種 ETF を買おうというつもりです。
 もしも外れたら、……そのときはあきらめて90円でも100円でもドルに両替しようかと思います。
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2009年02月04日

昨年末の預金残高 ネット銀行40%増

 日経新聞2月2日夕刊1面に出ていた記事です。
 NIKKEI NET でも一部読めます。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090202AT1D0200C02022009.html
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090202AT1D0200C02022009.html
 株式の取引は、個人の場合、もうとっくにネット取引主体に変わってしまいましたが、銀行も同じ流れの中にあります。保険もネット経由になってきています。
 日本でも、ようやくインターネットが浸透してきたことをうかがわせます。
 この傾向は後戻りすることはないでしょう。
 となると、問題は、既存の大手銀行(都市銀行)や保険会社です。今までのやり方では未来がないことが明らかですが、さて、どうするのでしょうか。図体の大きさ(社員や建物など)を小さい方向に変えていくことがポイントであることは明らかですが、本当に可能でしょうか。大きな図体を小さくするのは大変な痛みです。
 人員を削減するのは大変ですが、ここを何とかしないと、マンモスは生きていけません。
 建物は、どこかに売却して、そこから借りる手がありますが、信用力を重視する大手銀行がそういうことができるでしょうか。ここでは発想の転換が求められています。
 そういう発想がないと、大手銀行には、何とか儲けようとするあくどいやり方しか残っていないわけで、それではいよいよ預金者(銀行利用者)の足が遠のくわけです。
 最近驚いた話は、みずほ銀行のノーロード型の投信です。乙は、NightWalker さんの記事
http://nightwalker.cocolog-nifty.com/money/2009/02/post-bbc5.html
で知りました。何ということでしょう。ノーロードといったって、その分、信託報酬を高く設定しているというだけなんですから、あきれてものがいえません。
 みずほ銀行は、手数料をがっぽり取ると宣言しているような話です。これでは、ネット銀行やネット証券に太刀打ちしていくのは困難です。
 こんなことをしているようでは、大手銀行がいつ死んでもおかしくありません。10年も持たないかもしれません。今回の金融危機を乗り越えられるでしょうか。
 乙は、みずほ銀行をメインバンクにしていた時期がありましたから、
2006.3.11 http://otsu.seesaa.net/article/14604306.html
なつかしく思います。でも、経済は「なつかしさ」ではダメです。今、生きているのですから。

参考記事:
http://nightwalker.cocolog-nifty.com/money/2009/02/0840-e151.html
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2009年02月02日

エンジェルファンドの運用状況報告書

 乙は、エンジェルファンドには投資しないという判断を固めましたが、
2008.8.14 http://otsu.seesaa.net/article/104714407.html
その後、ネットで運用状況報告書を読むことができるようになっており、以前とはだいぶ違ってきました。
 さっそく、1月発行の12月の運用状況を見てみましょう。
http://www.angelcom.co.jp/reportmonth/report2009january.pdf
 p.2 では、エンジェルファンドの総運用金額が約15億円であることが示されています。こういう大切な情報が、以前は非開示だったのですが、開示されたのは大変望ましいことです。
 さて、p.2 に運用成績が載っています。12月の一ヶ月間で全体の運用益が +8.5803% だとのことです。1,363,269,724 JPY が1ヵ月で 1,480,241,638 JPY になったというわけですから、本当だとすれば、すごい話です。
 ところで、この運用状況報告書ですが、肝心な投資家への配当(分配金)が記載されていません。出資金に対して毎月 2.5% の配当があるはずですから、決算では、その分を減額してファンドの時価総額を出さなければならないはずです。それがまったく記載されていません。
 それから、このファンドでは、毎月の運用益の内 2.5% を越える部分は運用会社が全部受け取ることになっているはずです。その記載もありません。
 このようにしてファンドの運用益を投資家あるいは運用会社が全部受け取る形になっていると、端数のない出資金(1口5万円単位)は、ずっと端数が付かないままになります。しかし、運用状況報告書には端数の付いている総運用額が記載されています。これは何を意味しているのでしょうか。
 また、新たに参加した投資家(出資者)もいるはずですが、その人の出資分の記載もありません。
 p.2 の真ん中あたりに、ポートフォリオが載っていますが、次のように記載されています。

FX運用              0.0040%
日経225運用(先物)     -0.0032%
国内株式割安株運用     0.0155%
運用会社への運用委託A社 4.1227%
運用会社への運用委託B社 2.7207%
運用会社への運用委託C社 1.5005%
運用会社への運用委託D社 0.0734%
運用会社への運用委託E社 0.1467%
【中略】
合計               8.5803%

 それぞれの区分の運用成績を足していくと、8.5803% になりますが、こういう書き方はポートフォリオになっていません。
 書くべきは、全体を 100% としたとき、それぞれの運用に何%を配分したのかということと、それぞれの運用ごとに何%の運用益があったか(この場合の運用益は、それぞれの運用ごとの資金を 100 として計算します)ということです。それがわかれば、全体の運用益も計算されます。
 p.3 では、国内割安株運用は、3%のプラスになったと書いてあります。p.2 では、0.0155% となっていますから、総資金の 0.5% 程度を振り向けたことになります。0.5% の部分で 3% の利益を上げると、全体では 0.0155% の利益を上げたことになるわけです。ここでいう 0.5% というのがポートフォリオというべきものです。
 しかし、p.4 では、p.2 の数値と同じ運用益が書いてあり、国内割安株運用のところの記載と方針が一致しません。
 p.5 には、毎月の運用益がグラフと表で示されます。毎月すごい成績を上げています。でも、平成20年7月のところが、表では 13.05% と書いてあるのに、グラフでは 7.62% となっていて、こんな大事な数字に間違いがあることで、報告書の信用を落としています。
 エンジェルファンドは、30号とか31号のように、子ファンド単位で募集しています。しかし、この運用状況報告書は子ファンド単位のものではなく、親ファンド全体のもののようです。こういうことでいいのでしょうか。

 ついでに、11月分の運用報告書を見てみました。
http://www.angelcom.co.jp/reportmonth/report2008december.pdf
その p.2 には、平成20年11月30日時点の数字として、エンジェルファンドからの総投資額 1,124,600,000 JPY と総投資額に複利金を加えた実質運用総額 1,131,155,000 JPY という数字が載っています。この 1,131,155,000 という数字と、12月分の当初の総運用額 1,363,269,724 の関係がわかりません。常識的には一致するはずです。

 乙の感覚では、これでは「運用状況報告書」といえません。通常の投資信託の報告書と比べて、まったく不透明です。やはり、エンジェルファンドには投資しないという乙の判断は揺らぎません。
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2009年02月01日

2009年 楽天証券 新春講演会

 乙は、1月31日(土)に、みなとみらいのパシフィコ横浜で行われた新春講演会
http://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/investment/in03_seminar_study_2009.html
に参加してきました。
 昨年も参加した講演会でした。
2008.1.15 http://otsu.seesaa.net/article/78550074.html
 初めに、10:00-10:10 楽天証券 代表取締役社長の楠雄治氏から「新年のご挨拶」がありました。昨年のシステム障害についてお詫びのことばを述べ、これからもさまざまな商品開発をしていくつもりだとのことでした。
 次に、10:10-11:10 澤上篤人氏(さわかみ投信 代表取締役社長)「ゆったり長期投資で豊かに生きる」がありました。澤上氏はいつも通りに日本株に強気でした。現状は、不景気でさまざまなものの供給を絞っており、世界各国の中央銀行は金をばらまいており、世界の人口増は続いており、多くの人々の生活がぜいたく化しているというわけで、5年先、10年先を見ればきっと株価は上がるという話です。
 アメリカの株価の変動に言及し、1973.11 から 1992.8 まで景気が低迷したが、1982.8 から株価が上がっており、株価の値上がりは景気の先行指標だとのことでした。また、アメリカでは 1978-1984 の不景気のときに新しい企業群が生まれてきたというわけで、いつかミニバブルが起こるだろうと予想していました。ただし、いつ起こるかはわからないというわけです。
 乙は15年くらいのスパンで株式投資を考えていますが(本当はもっと先まで継続したいと考えていますが)、それにしても、株価の低迷が何年間も続くとなると、なかなか「我慢」もつらいものがあります。澤上氏は、どうしてこんなにも楽天的になれるのかわかりません。筋金入りの長期投資家であるからでしょうか。乙もさわかみファンドを購入しているため、澤上氏の考え方に賛成の面もありつつ、一方では、もう少し別の考え方もできそうなように思います。
 最後の質疑応答のときに、株を売るとき、少し残しておくといいという話は、もっともだと思いました。その株に対する興味が継続しますから。
 次が、11:20-12:10 山崎元氏(楽天証券経済研究所 客員研究員)「2009年投資環境と投資戦略」でした。山崎氏は、最初に 2008 年の新春講演会の自分の発言に触れ、2008 年末の株価予測でまずいところがあったと素直に述べました。こういうところは好感が持てます。その上で、現状の株価について、適性株価は 7,000 円を下回るので、今は必ずしも安値ではないこと、為替はさらにドル安・円高になる可能性があることを述べました。また、今は世界的に低金利で、日本と外国の金利差がないので、日本からの対外投資が減り、資金が日本に逆流することがあるという見通しを述べました。オバマ大統領の雇用重視の姿勢は、さらにドル安を導くということです。今回の金融危機は規模が大きいけれども普通のバブルだという見方は新鮮でした。というわけで、2009 年は投資のチャンスだということになります。世界経済の回復のテンポはかつての日本よりも速く、2009 年後半から回復に向かうのではないかという見通しを述べました。
 経済評論家のコメントは当たらないことを考えると、山崎氏の講演内容もどこまで当たるか、わからないわけですが、まあ、今の日本の多数派の意見をまとめて述べたような印象を持ちました。
 ここまでで午前の部が終わり、12:10-12:50 休憩に入りました。
 午後は、12:50-13:50 田嶋智太郎氏(経済アナリスト/株式会社アルフィナンツ代表取締役)「チャートを活用してFXの売買ポイントを見極める。」から始まりましたが、乙はスキップしました。
 次が、14:00-14:50 堀古英司氏(ホリコ・キャピタル・マネジメントCEO)「2009年米国経済・株式相場見通し」でした。堀古氏はアメリカのヘッジファンドのマネージャーだったということで、アメリカをよく見ているなあと感じました。今までの講演でも経済動向見通しをよく当ててきたようです。アメリカでは、20% 以上住宅価格が下落すると、大きな問題になります。これは以前からそうだったわけですが、20% の下落が実際上なかったので、問題にならなかったのです。住宅ローンは、一般的に頭金が 20% であり、しかも、ノンリコースローンですから、住宅価格が 20% 以上下落すると、住宅を捨てたほうがいいということになります。そうなると、住宅を担保として受け取った銀行が大変になるというわけです。住宅を処分して債権を回収するには 40% ものコストがかかるという話でした。シティバンクは、MMF で集めた資金を ABS や CDO に投資してきているので、大変な事態になったという説明がありました。アメリカの現状の解説として、納得のいく話でした。
 次が 15:00-15:25 本田淳一氏(バークレイズ・グローバル・インベスターズ株式会社 証券営業部 営業部長)「海外ETFの魅力とその活用法」です。iShares の「i」は、Index の「i」だそうです。Information や Innovation も兼ねているという解釈もあるそうです。shares は「株」のことです。講演では、米国の株式市場の売買代金の上位10銘柄のうち、8個が ETF であり、2008年12月の売買を見ると、全体の 38% が ETF の売買だったそうです。2008 年全体を通して、ミューチュアルファンドは 1,400 億ドルの資金流出だったのに、ETF は 1,350 億ドルの流入があったということで、アメリカの投資家は急速に ETF にシフトしているということでした。以下、各種 ETF の紹介(宣伝?)がありました。こう言っては申し訳ないけれど、通り一遍の解説といった内容でした。
 15:25-15:50 豊島逸夫氏(ワールド ゴールド カウンシル 日韓地域代表)「金市場―ヘッジファンドの売りと年金の買いの構図」は、金市場の現状を解説するものでした。金は、ヘッジファンドが2,3ヵ月ごとに売買しているため乱高下する傾向があるとのことです。しかし、一方では、年金資金が10年くらいの長期投資のスパンで買いに出ているとのことです。金 ETF の売買もどんどん伸びているとのことです。それにしたがって、金の価格が上昇しています。金は掘ってもなかなか出ずに、今は都市鉱山が着目されています。金の産出量が減る傾向もあるので、金はますます値上がりするだろうということでした。
 こんなことから金投資を考える人もいるでしょうが、乙は、これこそバブルではないかと思っています。金自体がもともと何かを生み出す性質をもっているわけでもないので、金投資はしないでおきます。
 次が 16:00-16:50 福永博之氏(株式会社インベストラスト 代表取締役)「今からでも遅くない。局面別対処法〜個人投資家にできる、最善の方法とは…〜」ということでした。福永氏は IFTA 国際検定テクニカルアナリストだそうで、乙はこんな職があることに驚きました。日本では、個人投資家が自分で投資できる幅広い商品が揃っており、株価の急激な下落のときも、それによって大きく値上がりする金融商品がいろいろある(オプションのプットの買い、ベア投信など)ということを話しました。プロは、他人の資金を運用しなければならないから、なかなか幅広い投資はできないが、個人投資家はそういうしばりがなく、まったく自由なので、好成績が上げられる可能性があるとのことでした。それはそうですが、乙は、株価の値下がりのタイミングを見極めることがきわめてむずかしいし、本業を持って働いている場合、なかなかそういう細かいチェックもできないのではないかと思うので、福永流の投資はできないように思います。
 17:00-17:50 大島和隆氏(楽天証券経済研究所 チーフストラテジスト)「2009年投資の着眼点」では、現在を投資対象やテーマが選別しやすいときだとしています。今は世界の中央銀行が(低金利ということで)バルブを開けているときです。ユーロ経済もおかしくなったし、新興国もデカップリング論が成り立たなかったことが明らかです。そこで、アメリカのオバマ大統領に着目すると、自分たちはやれるしやるつもりだということで4点を上げています。だからその4項目に対応する株を買えばいいということです。インフラ関連、科学関連、グリーン・ニューディール、IT・インターネット関連ということで、アメリカのセクター別の ETF を使えば、簡単に投資できるという話でした。
 話は簡単ですが、実際、オバマ大統領の演説がその通りに実現されていくのでしょうか。話はそう簡単ではないように感じました。ま、「そういう解釈もあり」というくらいに受け止めておけばいいでしょう。
 朝10時から夕方6時まで、長丁場の講演会でした。
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2009年01月22日

パブリック ライジング ジャパン

 乙のブログの読者の方から質問があって、「パブリック ライジング ジャパン」
http://www.pr-jp.com/fund/index.html
をどう思うかというのです。
 さっそく WWW を一通り見てみました。
 この会社は、いくつかのPRJファンドを運用しているわけですが、それぞれが年間配当率 30% をうたっており、過去に運用が終了したものも、27% から 30% という結果になっています。これはすばらしい成績です。
 では、どのようにしてこのような好成績を上げているのでしょうか。ファンドの詳細を見てみると、すべてが「PRJマザーファンド」に投資しています。このマザーファンドはどんな投資をしているのでしょうか。
http://www.pr-jp.com/fund/scheme.html
によると、「FX運用会社への投資 40%以上、その他の事業投資 30%以上、自社での運用 20%以下」と書いてあるだけで、詳細は不明です。FAQ
http://www.pr-jp.com/fund/faq.html
を見ても、このような高配当が可能な理由は説明されていません。
 FXで利益を上げることは可能ですが、長期的に継続させることはきわめて困難というのが常識です。
 運用規模が小さいことは、小回りがきくというメリットもあるかもしれませんが、その手数料で会社が動いていくことを考えると、儲けが小さくて会社が潰れるのではないかと思わせます。会社は、最低限、社長の報酬分の利益を上げなければならないのです。
 WWW を見た限りでは、公開されている情報が少なすぎて、このファンドがどのように運用され、どのように利益を上げているのか、さらには、会社(運用会社)がどう儲けているのか、まったくわかりません。
 子ファンドを次々と償還しているのも、たんなる実績作りのようにしか思えません。
 自転車操業ではないかという疑いの目で見た場合、それを否定できるだけの根拠となる情報が書かれていません。
 そんなことで、乙はここには投資しないことにします。

 パブリック ライジング ジャパン のファンドの問題点は、以前述べたエンジェルファンドの話
2008.8.14 http://otsu.seesaa.net/article/104714407.html
と似ていると思いました。エンジェルファンドよりもさらに情報開示が少ないようです。

 なお、検索エンジンで「"パブリック ライジング ジャパン"」を指定してみても、まったく情報が出てきません。(あちこちに掲げられている広告だけです。)これだけで判断してはいけませんが、「実績のない会社」のように見えます。
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2009年01月06日

日本振興銀行の定期預金

 乙が書いたブログ記事
2008.12.15 http://otsu.seesaa.net/article/111249401.html
に Nobody さんからコメントがありました。「日本振興銀行というところが5年定期で1.9%というのをやっていますが、どう思われますか?」ということです。
 きちんと調べないうちにはご返事もできないなあなどと思っていたら、日経新聞1月4日13面の SUNDAY NIKKEI 欄で「定期預金」が取り上げられていました。
 重要なのは、5年定期の金利と3年で中途解約したときの適用金利の表です。100万円預けた場合は以下の通りです。
 5年定期の金利3年で解約したときの適用金利
あおぞら銀行1.3% そのときの普通預金金利
オリックス信託銀行1.2%0.48%
新生銀行 1.7% 1.36%
日本振興銀行1.9% 0.095%

 というわけで、日本振興銀行は、まるまる5年預ける場合は一番金利が高いのですが、中途解約すると極端に金利が下がってしまいます。
http://www.shinkobank.co.jp/faq/deposit.html#q9
の質問9)の回答のところに、次のように説明されています。「中途解約には、所定の手続が必要です。なお、その際には、約定利率の1/20(=約定利率×5%)の中途解約利率が適用されることになります。」
 つまり、預入期間によらず、1/20 の利率になってしまうのです。これは、預金者にかなり不利になる考え方です。3年で中途解約するなら、せめて3年定期くらいの利息はもらいたいものだと思います。(新生銀行はそのようになっています。)
 日本振興銀行は、普通預金がなく、定期預金だけのようです。
 中途解約が不利であることと、定期預金しかないことの2点を考慮して、乙は利用しないことにしました。銀行選びは、金利が高ければいいというだけではありません。
 ちなみに、ネットで「日本振興銀行」を検索すると、いろいろと問題点が指摘されているようです。二つだけ URL を示しておきます。
http://d.hatena.ne.jp/Takaon/20080730
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%8C%AF%E8%88%88%E9%8A%80%E8%A1%8C
posted by 乙 at 04:59| Comment(1) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月15日

預金をしよう(6)

 乙は、新生銀行に定期預金をすることにしたのですが、
2008.12.12 http://otsu.seesaa.net/article/111097491.html
預入期間を深く検討せず、3年定期にしてしまいました。
 それをブログに書いたところ、だったら解約して5年に預け替えればいいというコメントをもらいました。なるほど、もっともなことです。
 さっそく、ネットで新生銀行にアクセスしてみましたが、ネットバンキングでは定期預金の解約ができません。
 しかたがないので、新生銀行に電話してみました。すると、平日でなくても、ちゃんと「定期預金の中途解約→普通預金に入金→5年もの定期預金に預入れ」ができてしまいました。この間の利息として 20 円ももらいました。
 乙が以前メインに使っていたみずほ銀行だったら、こんなことはできなかったはずですが、この点、新生銀行はがんばっているように思いました。他行でも、今は、こんなことが普通にできるようになっているのでしょうか。乙は、しばらく定期預金などと無縁だったものですから、新鮮な驚きでした。
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posted by 乙 at 04:11| Comment(4) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月12日

預金をしよう(5)

 乙は、新生銀行に定期預金したのですが、厳密に検討せずに、期間を3年と決めてしまいました。
2008.12.9 http://otsu.seesaa.net/article/110934038.html
 じゅん@さんによれば、
http://www.lay-up.net/archives/blog-entry-564-0812091902.html
5年定期にして、3年で解約すると、1.36% の利息が付くので、初めから3年定期 1.4% にするのとあまり変わらないとのことです。しかも、今後利率が上がらなければ、5年定期のままでいいし、利率が上がったら、その時点で3年や4年で定期を解約して、新たな定期預金にすればいいということです。
 確かにそうです。
 こんなことなら、5年定期にしておくんでした。
 中途解約の場合の利率を調べずにエイヤと判断したのはまずかったです。
 ま、大した違いでないといえば、大した違いではありませんが。
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posted by 乙 at 09:00| Comment(2) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月09日

預金をしよう(4)

 乙は、預金をしようと思いました。
2008.12.2 http://otsu.seesaa.net/article/110549064.html
2008.12.1 http://otsu.seesaa.net/article/110488379.html
2008.11.25 http://otsu.seesaa.net/article/110155141.html
 いろいろ考えた末、新生銀行で100万円の定期預金をすることにしました。
 コメント欄で pao さんから、給与振込を二つの口座に分けてするといいという話を聞き、それによって、毎月の定期預金の積立が可能になることから、有力な案だと思いましたが、毎月の給与は投資に向けたいと思います。この預金は、5年ほど先に取り崩すことがはっきりしているので、年2回100万円ずつの定期預金でいいと判断しました。
 新生銀行のサイトにアクセスすると、「パワーダイレクト円定期預金100」(最低預入額:1,000,000 JPY)を選んで預金することができます。
 迷ったのは、期間でした。預金期間によって利率が違ってきます。
1 ヶ月 ~ 0.250 %
3 ヶ月 ~ 0.250 %
6 ヶ月 ~ 0.700 %
12 ヶ月 ~ 1.100 %
24 ヶ月 ~ 1.200 %
36 ヶ月 ~ 1.400 %
48 ヶ月 ~ 1.500 %
60 ヶ月 ~ 1.700 %

 取り崩すのは5年先の予定ですが、では、今回の100万円は5年定期にするのがいいのでしょうか。1.7% の最高利率が享受できます。
 しかし、当面は低金利が続くと予想するものの、5年先までは、よくわからないと思いました。乙の予想では、たぶん低金利のままだと思いますが、しかし、利上げの可能性がないわけではありません。
 2年や3年でも、それなりの金利が得られます。
 乙は、迷った末、3年にしておきました。これからも半年ごとに100万円を3年定期にしようと思います。
 なお、この定期預金は満期時は自動解約になるとのことです。
http://www.shinseibank.com/guide/0808yen/index.html
ま、キャンペーン商品ですから当然でしょう。
 3年後には(5年先の引き出しを考えて)2年定期にすればいいわけです。
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posted by 乙 at 04:53| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月07日

マカオは不動産バブルだったのか

 Nikkei Business online に豊島信彦氏が気になる記事を書いています。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20081127/178516/
マカオは不動産バブルであり、それがはじけたために、カジノ産業に陰りが見え、ホテル建設なども先延ばしにされているというのです。乙は、中国人はギャンブル好きであり、その傾向はしばらく変わらないと思っていましたが、中国政府が地元民に渡航規制を強化するというのでは、さすがの中国人もマカオでカジノを楽しむことはしにくくなりました。
 なぜ、こんなことが気になるかというと、乙は中国ラスベガスファンド(UWマカオ・プロジェクト投資事業匿名組合)に投資しているからです。
2008.5.24 http://otsu.seesaa.net/article/97743639.html
2007.10.6 http://otsu.seesaa.net/article/59121830.html
2006.4.15 http://otsu.seesaa.net/article/16584471.html
 世界的な同時不況の影響が大きいのでしょうが、それにしても、不動産が大きく値下がりするとなると、このファンドも強烈な価格下落に見舞われそうです。
 いやはや、いやはや、……。
 こういうとき、償還期限が決められていることは、問題のように思います。
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posted by 乙 at 04:48| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月02日

預金をしよう(3)

 乙は、定期預金をしようと思い、さらに調べてみました。
 ネット内で定期預金の金利の比較をしているサイトがあります。(以下の四つは事実上同じものです。)
http://chibigyarusionn.vivian.jp/
http://tkykh.knr.lolipop.jp/
http://a.gnk.lolipop.jp/
http://www.woman110.com/200807/
 これらによると、新生銀行が「実りの特別円定期」というキャンペーンをやっていることがわかりました。
 新生銀行のサイトに説明
http://www.shinseibank.com/campaign/0808yen/index.html
があります。1回 100 万円以上ですが、「パワーダイレクト円定期預金 100」で、1年もので 1.1%、5年もので 1.7% ということです。これはなかなかの高金利です。
 2009.1.31 までのキャンペーンというところが気になりますが、たぶん、6月と12月のボーナスのころには毎回キャンペーンが展開されるのでしょう。
 毎月 166,666 円を積み立てるという乙の当初の方針と変わってきてしまいますが、これをねらう手もあるかと思いました。年2回 100 万円ずつ積み立てるのでも、5年で 1000 万円という点では同じことです。
 毎月送金すると、無料振込の回数の1回分を使ってしまうので、ちょっともったいないと思いました。
 乙の場合、新生銀行からあちこちの銀行に無料振込をするために、毎月のように、イーバンク銀行から新生銀行に資金を移動しています。したがって、年2回だけその金額を増やせば済んでしまいます。この方法が一番簡単です。

 昨日の記事
2008.12.1 http://otsu.seesaa.net/article/110488379.html
では、定期預金をするならオリックス信託銀行が一番いいということだったので、オリックス信託銀行のサイト
http://trust.orix.co.jp/
も見てみました。
 ここでは、「冬の特別金利キャンペーン」と称して、eダイレクト預金というのを用意しています。100 万円を1年預けて 0.90% ということですから、新生銀行の勝ちです。300 万円積む場合は、オリックス信託銀行が 1.20% ですから、新生銀行よりもよくなります。
 乙の預金の予定と使用予定と各種金利を考慮すると、新生銀行で年2回 100 万円ずつ定期預金にするのが最も現実的だと思うようになりました。
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posted by 乙 at 04:48| Comment(4) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月01日

預金をしよう(2)

 乙は、預金をしようと考え、そんな趣旨の記事を書きました。
2008.11.25 http://otsu.seesaa.net/article/110155141.html
そうしたら、ブログの読者の方から、いろいろなアドバイスをいただきました。
 「ハイブリッド預金」(0.45% の利息)などという新顔もありました。
 しかし、その後もいろいろ考えてみると、5年間にわたって積み立てていくとすれば、定期預金の毎月積立か、MMF の毎月購入がいいように思いました。
 ところで、11月29日(土)の日経新聞(NIKKEI PLUS 1)を見ていたら、ネット定期について書かれていました。
 大手銀行の1年定期では金利が 0.25% なのに対して、ネット銀行の1年定期預金では、以下のようになるそうです。

イーバンク銀行 0.53%
ジャパンネット銀行 0.54%
ソニー銀行 0.555-0.57%
住信SBIネット銀行 0.617%
オリックス信託銀行 0.8%

 MMF はどうでしょうか。乙が購入している「大同の MMF」の場合では、
http://www.tdasset.co.jp/fund/Operation_report/MMF.pdf
分配利回りは、0.46%-0.60% とのことです。
 こんなふうに見てくると、オリックス信託銀行で定期預金にしておくのが一番よさそうに思えてきました。今後の金利の動向などによっては有利・不利が変わってくると思いますが、乙は、今後5年間程度は大筋において現状維持だろうと予測していますので、現状で比べてもいいでしょう。
 0.6% 程度の利息が付くとすると、200 万円を預けておく場合で、12,000 円ですから、やっぱりバカにできないです。5年積み立てるとすれば、この5倍(以上)の差がつきます。
 この際、普通預金に積み立てるなどということは止めにして、定期預金にしておこうと思いました。
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タグ:定期預金 MMF
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2008年11月25日

預金をしよう

 先日の出費では、乙の場合、数ヶ月間の投資自粛という結果になりました。
2008.6.8 http://otsu.seesaa.net/article/99784901.html
2008.10.28 http://otsu.seesaa.net/article/108713269.html
それでも、十分な資金が手元に貯まらず、一部のファンドの解約などということになりました。
2008.9.17 http://otsu.seesaa.net/article/106629742.html
2008.9.20 http://otsu.seesaa.net/article/106843980.html
2008.10.15 http://otsu.seesaa.net/article/108093853.html
 しかし、妻がいうには、数年先には、再度1000万円程度の出費が考えられるということです。
 もちろん、手元にそんなキャッシュはないし、海外から資金を引き揚げるのは大変だから、1000 万円を目標に預金することにしました。予定期間は5年と考えました。出費の時期が多少前後することもありますが、それはそれで、そのときに考えましょう。
 どういう預金がいいか、考えてみると、やはり、毎月の天引き預金が一番です。普通預金口座に預金残高があるとやっぱり使ってしまいそうですし、投資に回す分と区別しにくくなります。そこで、毎月166,666円(200万円/年)を積み立てていくことにしました。
 5年後程度と使う時期が決まっている場合は、「投資」は危険なように思います。これはこれで現金を用意しておくのが一番です。
 「積立預金」の類があれば、いいのですが、乙がメイン銀行にしている(毎月の給与振込がある)イーバンク銀行では、この種の預金がないようです。サブ銀行として利用している新生銀行にもありません。
 MMF の毎月定額購入でもいいかなと思ったのですが、イーバンク銀行・新生銀行ともにこういう扱いはありません。
 しかし、イーバンク銀行では、「毎月おまかせ振込予約」というのがあり、これに申し込んでおけば、毎月決まった日にしかるべき口座に送金してくれるということです。本来は、家賃の支払いのようなものを想定しているのでしょう。
 というわけで、とりあえず、乙が持っている銀行口座のうち、休眠状態のものに毎月定額を送金することにします。どうせ日本の低金利はこれから5年は続くでしょうから(乙の勝手な予想です)、定期預金にしても、増えることはほとんど期待できません。つまり、その間、普通預金口座に寝かせておいたままでも特に問題はなさそうです。
 この方法の欠点は、他行への振り込みなので、イーバンク銀行では月3回までしか無料ではできないということです。うち1回の権利をこの積立のために使ってしまうので、他への送金がしにくくなります。しかも、このサービスがいつまで続くか、わかりません。イーバンク銀行が危ないという話はないですが、この種のサービスはけっこうしょっちゅう変わりますからね。
 しかし、どうせ毎月定期的に振り込みするなら、何も自分の銀行口座あてにする必要はないわけで、証券会社の口座でもかまわないわけです。とすると、証券会社で MMF の毎月定額購入という手もあるように思いました。MRF に置きっぱなしにしていても、普通預金よりは若干利回りがいいように思います。
 このあたり、もう少し調べてみる必要がありそうに思います。
 もし、この点について読者の方からアドバイスがいただければ、助かります。
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posted by 乙 at 04:52| Comment(7) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月30日

短期のデュアルカレンシー債

 乙は、メールマガジンで短期のデュアルカレンシー債があることを知りました。
http://archive.mag2.com/0000038945/20081028001000000.html
 それによると、次のようなことです。
今このメルマガの原稿を書いている時点(10月27日午前)での円と米ドル
の為替レートは1ドル93.89円です。具体的に交換レートと受取金利を見
てみましょう。

預金貨幣:日本円
受取金利:49.19%
期間:9日間
ドル交換レート:93.94銭

9日後に日本円に対してUSドルのレートが、93.94銭より円高であれば、
金利及び預けた日本円が全てドルで償還されます。円安になっていれば預
けた日本円と金利49%分が全て日本円で返されます。

同じ交換レートでも、預け入れ期間を変えると、受取金利も変わります。
ちなみに、2週間で40%、1ヶ月だと44%になります。

さらに交換レートを90円に変えて預け入れ期間1ヶ月で見てみましょう。
90円ならドルに交換しても良いという判断で手持ちの日本円を1ヶ月定期
で金利が31%でまわせることになります。
預金金利:日本円
受取金利:31%
期間:1ヶ月
交換レート:90円

でも90円ならありうるし、高金利もらいながら、日本円で元本と金利を償
還する可能性を探ってみましょう。さらに交換レートを円高、85円にして
みます。
預金金利:日本円
金利:17.63%
交換レート:85円

 長期のデュアルカレンシー債については、以前にも述べたことがありますが、
2007.12.17 http://otsu.seesaa.net/article/73067545.html
あまり存在価値がないように感じていました。
 しかし、短期で見ると、ちょっと興味を引かれます。
 金利 49% などと聞くと、すごい高金利のように思えますが、運用期間はたった9日間しかありません。計算すると、49%×9/365=1.2% というわけで、わずか 1.2% の手数料をもらって、9日間で円高にならないことを願う商品ということになります。
 同じ交換レートでも、預け入れ期間を変えると、受取金利も変わるという点もおもしろいと思います。
 しかし、これで儲けられるかといえば、決してそんなことはありません。こういうオプションを利用した金融商品は、必ず、販売側=金融機関側の手数料が多めにかかっているものです。
 乙は、興味を引かれましたが、考えてみると、こういう商品に投資するのはどうかなと思いました。
 むしろ、今後の円高・円安を考える上での参考にするといいでしょう。こんな(日本円の)高金利が提示できるということは、これからますます円高方向に変わっていく(と市場が予想している)ということです。

 いくつかの証券会社のサイトにアクセスして、こういうのが買えるかどうか、調べてみましたが、乙の調べ方が不足しているためか、どうやれば買えるのか、情報が何もありませんでした。
 もしかすると、取引は 1000 万円以上とかで、ネットで売買するようなものではないのかもしれません。
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2008年10月14日

OFWサポート・プログラムには投資しないことにしました

 乙は、ちょっとしたことで、「OFWサポート・プログラム」という金融商品があることを知りました。
http://nippon-credit.com/
 OFWというのは、Overseas Filipino Workers、つまり海外で働くフィリピン人のことです。そういう人たちにお金を貸して、その返済金から配当を払うというしくみです。米ドルですが、確定利回り 12% をうたっています。毎月 1% ずつで、1年間に 12% ということです。こういう高配当を見ると、すぐにも飛びつきたくなります。
 そこで、上記のホームページから、あちこちたどりながら、一通り見てみました。その結果、少なくとも、この Web の資料から判断する限り、乙は投資しないことにしました。
 この金融商品の一番の問題点は、各種リスクについて説明が不十分なところです。
 ホームページでは、「低貸し倒れリスク」と言って、3%から4%と書いています。それはいいのですが、海外で働く人に貸し出す以上、勝手に逃げ出してしまうような人がいたら、追いかけるのはむずかしそうです。貸し倒れのリスクは本当にこんな低率なのでしょうか。
 為替リスクについては Web 内に書いてありますが、そこの説明は間違っています。Web では次のように書いています。
日本人参加者は為替リクス【乙注:リスクの間違い】を負うことになりますが、3年契約を選択されれば、契約満了時には36%の配当金を受け取ることになるため、36% までの為替損までは相殺できることになります。つまり、1ドル/100円で参加した場合、3年後に1ドル/64円までの円高までは元本割れしないことになります。

 これを検算してみましょう。100万円を1万ドルに両替して投資したとします。3年後には 13,600 ドルになります。これが100万円に相当するためには、1,000,000/13,600=73.5 つまり1ドル73.5円の円高までが元本割れしないのであって、64円ではありません。こんなところで間違っていると、Web 内の記事の全部がうさんくさく思えてしまいます。
 次に、運営会社の倒産リスクです。これを推定するために、どれくらいの資金を運用して、どれくらいの利益を出しているのかということを数字で知りたいと思います。それによって、会社の安定性などがかなり判断できますが、Web には、この点が何も書かれていません。
 フィリピン人に対する貸出利息はどれくらいなのでしょうか。Web の記事では、昔の日本のサラ金並みの 30% くらいの利息を取るようですが、明記されていません。日本のサラ金の問題は、話が別ですが、利息が高いために、借り手がしばしば借金を返せなくなって、多重債務になったり、果ては夜逃げや自殺など、社会問題になったことは記憶に新しいところです。OFWサポート・プログラムでも同様の利率で貸し出すならば、似たようなことが起こらないとはいえません。乙は、サラ金で高金利で他人に金を貸すことが「社会貢献」だとは思いません。
 資金をどういう形で出資するのかも問題です。Web の「投資概要」のところには「投資」としか書かれていません。確定利回りなので、債券のようなものと思いますが、会社が潰れたときにどのように扱われるのか、よくわかりません。
 11年間の安定した実績があるとのことですが、それは配当金が安定して出せたということに過ぎません。あとから参加してきた人の資金を、前の投資家に回す、いわゆる自転車操業をやっているわけではないことはどうやって確認できるのでしょうか。
 「自分でわからないものには手を出すべきでない」という投資の原則があります。乙は、いろいろと疑問に思うところがあるので、投資しないことにしました。
 海外のサラ金のようなものというと、以前、乙のブログで書いた「ソウルコスモホールディングス」
2006.5.8 http://otsu.seesaa.net/article/17524604.html
と似たようなものかもしれません。
 ちなみに、ネットで検索しても、日本語では何も引っかかってきません。すごくマイナーな金融商品のようです。
 英語で「Nippon Credit Co., Inc.」ということで検索すると、いくつか引っかかってきます。しかし、ほとんど情報がありません。
http://www.philcom.ph/serv/nippon/index.html
 この会社がほんとうに11年も貸出事業をやってきているのか、17500人
http://nippon-credit.com/index.php?OFW%BB%D9%B1%E7%A5%ED%A1%BC%A5%F3
もの人に貸し出してきたのか、確認できませんでした。
posted by 乙 at 05:17| Comment(2) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月09日

人民元投資は有利か

 乙は、人民元に注目してきました。これから通貨が切り上げられるだろうというような予測もありました。
 しかし、人民元に投資することがそんなに有利でしょうか。
 投資の世界では、誰かがボロ儲けできることはないとされています。それはそうです。そういう手段があれば、大量の資金がそれに向かって流れ込んでくるからです。
 ところで、人民元が高くなることは、多くの人が認めることでしょう。だとしたら、現段階で人民元に投資しておくのが一番いい方法ではないでしょうか。こんなにも有利な投資先があるのに、世界の投資家は何を躊躇しているのでしょうか。
 実は、そう煽っておいて恐縮なのですが、人民元が上昇していることについては、もう少し検証が必要です。
 もしも人民元投資をするなら、たとえば、代行業者を使えば日本にいながらにして人民元口座が開設可能なようです。
 http://www.skyclub.jp/?gclid=CPiYttuNvZUCFQcnbwodInkSQw
によれば、人民元の中国銀行口座を開設できるということです。
 このようなことから、乙なりに考えてみました。
 人民元投資は本当に有利なのかということです。
 人民元が高くなっていることは、2005年7月の改革以降、いろいろと話題になってきました。ネットで検索すれば、山のような記事が出てきます。ごく一部を以下に示します。
http://japanese.china.org.cn/business/txt/2008-04/15/content_14957934.htm
http://news.searchina.ne.jp/topic/148.html
http://www.people.ne.jp/a/02e27492eee44c1f8cfede1c3c0bf32a
http://jp1.chinabroadcast.cn/151/2007/12/28/1@109718.htm
http://japanese.cri.cn/151/2007/05/21/1@93823.htm
http://japanese.cri.cn/151/2006/09/20/1@74061.htm
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080717-00000019-scn-cn
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/issue/0492.pdf
 さて、ここでの問題は、人民元の上昇は対米ドルの場合に限定されているということです。どんな感じか、wikipedia のグラフを見てみましょう。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/c/c3/CNY-USD_v2.svg
この間、米ドル〜円の相場は、いろいろな事情を反映して、複雑に動いています。
 ということは、日本円を中心に考える投資家にとっては、人民元は必ずしも高くなっていないということです。人民元が高くなっているのは、米ドル中心に考えることができる人なのです。乙は、日本に住んでいる一個人ですから、人民元投資は、当面あまり積極的になれません。
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2008年09月05日

個人同士のお金の貸し借り

 乙が見かけたニュースです。
 個人間でお金の貸し借りをするビジネスが日本に上陸するそうです。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20080829/169240/
 こういうのを「ソーシャル・レンディング」というのですね。知りませんでした。
 上記記事によれば、「初のソーシャル・レンディングサイト」だそうですが、以前、乙のブログで「ウィキバンク」というのを紹介したことがあります。
2007.10.30 http://otsu.seesaa.net/article/63360523.html
むしろ、こちらが「日本初」なのではないでしょうか。
 それはともかく、こういうインターネットの中抜きビジネスは、要注目です。いかにも今後発展しそうな気がします。
 今回のものは maneo というようです。ウェブサイトも(まだ準備中ですが)あります。
https://www.maneo.jp/
 貸し手側を管理する会社と借り手側を管理する会社の二つの会社が作られています。
https://www.maneo.jp/profile.html
 さて、今後どうなるのでしょうか。
続きを読む
posted by 乙 at 04:56| Comment(1) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月24日

エンジェルファンドの書類を読んで

 乙は、WWW で見た限りで、エンジェルファンドには投資しないという判断を固めました
2008.8.22 http://otsu.seesaa.net/article/105136657.html
2008.8.14 http://otsu.seesaa.net/article/104714407.html
が、申し込みの書類をもらってみると、もう少し別の情報が書いてあるかもしれないと思って、送ってもらいました。
 いくつかの書類が郵送されて来ました。
 その中で「匿名組合契約の契約締結前交付書面」を見てみると、税金のことが書いてありました。「配当金は源泉徴収を行わずに配当いたします。」とありました。「確定申告の際は税理士または税務署等にお問合せください。」ともありました。配当金のうち、普通配当としてどれだけが「儲け」にあたるのか、特別配当として「自分の出資金」をどれだけ取り崩しているのかは、別途出資者には知らされることでしょう。この点では、乙が
2008.8.14 http://otsu.seesaa.net/article/104714407.html
で書いた税金の話は言い過ぎだったかもしれません。
 次に、「エンジェルファンド――短期運用ファンド――」という書類を見てみました。FX運用会社の平成19年度の運用実績が書いてありました。1月から12月までですが、21.70%, 12.90%, 15.70%, 20.07%, 19.35%, 18.22%, 14.79%, 19.01%, 8.27%, 12.34%, 10.92%, 8.86% というわけで、平均 15.22% と書いてありました。出資金が1年で 5.4 倍になったということです。大変な好成績です。FXでこんな運用成績が(安定して)上げられるものでしょうか。投資の世界では、ローリスク・ハイリターンはないとされます。かなり信じがたい数字です。
 この数字は2社の運用会社の平均だそうです。
 同じページには「2社のFX運用会社に分散投資のメリット」という説明があります。分散投資をすることでリスクを軽減することができるとのことです。この言い方自体は間違っていませんが、2社で「分散投資」といっていいものでしょうか。なぜ3社にしないのでしょうか。多ければ多いほど「分散」投資になると思うのですが。2社では「分散」というよりは「集中」だと思います。
 FX運用会社は、100社の中から1社を選んでいるそうです。ですから、200社を検討して2社を選んでいるということになります。その基準にはいろいろあるのですが、その中の三つを以下に示します。
・1年間で利益率100%以上のパフォーマンスを出しているか。
・リスクヘッジを行っているか。
・10年間以上継続して利益を出し続けられるか。

 この三つを満たすようなFXの運用会社があるものでしょうか。これも乙には信じがたいものです。
 「Angel-club」という書類もありました。それを見ると、エンジェル6号は毎月 2.5% の配当を1年間行った(そして償還された)ことが明記されています。しかし、以前 EDINET で見たように、
2008.8.20 http://otsu.seesaa.net/article/105031169.html
このファンドは半期で 1.5%(1年あたりで 3% 強)ほどの利益を上げているに過ぎません。毎月 2.5% の配当を出したのが事実であれば、自分の資金を配当に回している(いわゆるタコ足配当)のではないでしょうか。
 この書類では、エンジェル7号、8号についても、毎月 2.5% の配当を達成したことを華々しくうたっていますが、こちらも EDINET 上の半期報告書によれば、
2008.8.21 http://otsu.seesaa.net/article/105082749.html
2008.8.22 http://otsu.seesaa.net/article/105136657.html
エンジェル6号と同様に、大した成績を上げているわけではありません。やはりタコ足配当というべきでしょう。
 エンジェルファンドの12号以降はマザーファンド方式を採用していますが、その運用状況報告のところを見てみると、出資総額 100%、運用総額 102% などと書いてあります。ここは、具体的に何円と書くべきところで、パーセンテージで表示しては「総額」になりません。
 このような問題を考慮した結果、乙の「このファンドに投資しない」という判断はより強固になりました。
posted by 乙 at 05:24| Comment(5) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月22日

エンジェルファンドの有価証券報告書(3)

 一昨日と同様の手順で、「G06574 エンジェル8号投資事業有限責任組合」を見てみましょう。
 3種類の書類が読めます。
H20.02.19 半期報告書(内国有価証券投資事業権利等) ‐ 第1期(平成19年5月22日‐平成20年5月21日)
H19.09.04 訂正有価証券届出書(内国組合契約出資持分)
H19.08.30 有価証券届出書(内国組合契約出資持分)

 「有価証券届出書」については、昨日、一昨日と同様です。
2008.8.20 http://otsu.seesaa.net/article/105031169.html
2008.8.21 http://otsu.seesaa.net/article/105082749.html
 「訂正有価証券届出書」は、日付を1日訂正するものなので、特に意味はありません。
 「半期報告書」を見てみましょう。
 出資持分総額は、57,750 千円とありますから、これが運用している資産ということになります。以前のものよりも運用している金額が大きくなっています。
 注目するべきは、自己資本利益率ですが、半期で 4.1% ほどの損失が出ていることが明記されています。
 6号、7号は、曲がりなりにもプラスの運用だったのですが、8号は半期ではマイナスだったのです。だから、このファンドでは分配金を出さなかったのでしょう。
 この書類でエンジェルファンドの実態の一部がうかがえます。運用成績は、大したことないというのが結論です。
 ところで、成功報酬制では、運用成績が伸びないと会社は何も儲けがありません。1年間に 30% 以上の利益を出さないと、会社の取り分がゼロなんです。そんなことで会社がやっていけるのでしょうか。乙にはわかりません。
 乙は、これらのエンジェルファンドの書類を見た限りでは、投資しない方針でいいと思いました。
続きを読む
posted by 乙 at 06:09| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月21日

エンジェルファンドの有価証券報告書(2)

 昨日と同様の手順で、「G06573 エンジェル7号投資事業有限責任組合」を見てみましょう。
 2種類の書類が読めます。
H20.02.19 半期報告書(内国有価証券投資事業権利等)‐第1期(平成19年5月21日‐平成19年6月20日)
H19.06.15 有価証券届出書(内国組合契約出資持分)

 このうちの「有価証券届出書」については、昨日の6号とほぼ同じです。
2008.8.20 http://otsu.seesaa.net/article/105031169.html
 「半期報告書」を見てみましょう。
 ここでも、自己資本利益率 3.4% というのは注目に値します。6号と同様に見ると、この投資組合は、1口当り、1,682.02 円の利益を上げながら、2,500 円を分配していることがわかります。
 これまた大した成績ではありません。
 このファンドは1年あたりで数十%もの高い利益を上げるものと思いましたが、そんなことはないのでした。
posted by 乙 at 04:30| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月20日

エンジェルファンドの有価証券報告書(1)

 乙は、勘違いをして、エンジェルファンドの有価証券報告書は EDINET で読めないと書いてしまいました。
2008.8.14 http://otsu.seesaa.net/article/104714407.html
 その記事は訂正しておきましたが、EDINET で読めます。
 さっそく、報告書を読んでみました。まずは「エンジェル6号」(EDINETコード番号:G06568)です。
https://info.edinet-fsa.go.jp/E01EW/
から「有価証券報告書」をクリックし、「ファンド検索」をクリックし、「G06568」を入れて「検索」します。
 2種類の書類が読めます。
H19.12.21 半期報告書(内国組合契約出資持分)‐第1期(平成19年4月4日‐平成19年10月3日)
H19.05.31 有価証券届出書(内国組合契約出資持分)

 まず、「有価証券届出書」を見てみました。
 「(13)【手取金の使途】」のところに「その全額を、投資先である株式会社フィナンシャルエージェント又は同会社取締役 志波清宏に対する金銭債権の取得及び保有を行い投資先会社はその資金をFX運用に充当します。」とあります。このファンドはFXをメインにしていたのでした。
 「B 設立報酬」のところでは、「本組合契約では、設立報酬として本組合契約29条第1項に定めるとおり、払込出資総額に対して10%を乗じた額を収受するものとする。」とあります。今は、特に記載がないので、その後設立されたファンドでは、こういう報酬はなくなったようです。設立報酬は申込手数料みたいなものですが、それが 10% というのはかなり高いと思います。
 書類の末尾の方に、「第2 関係法人の状況」の中に「(5) 事業の内容及び営業の概況」があり、株式会社エンジェル・コムがその当時運営していた組合の一覧が掲載されています。それぞれの出資金は 800 万円から 2,256 万円になっており、それぞれの規模がかなり小さいことがわかります。会社として、この規模でうまく運用していけるのでしょうか。

 次に、「半期報告書‐第1期(平成19年4月4日‐平成19年10月3日)」です。
 半年分の報告書ですが、自己資本利益率は 3.1% です。この読み方がよくわかりませんでした。
 注3のところに「自己資本利益率=中間純利益/期中平均純資産額(期首期末の純資産額の平均)」と書いてあります。中間純利益は 392 千円です。期中平均純資産額はよくわかりませんが、出資持分総額くらいでしょうか。すると、25,900 千円です。利益率を計算すると、1.5135% になります。半期分なので、1年あたりに直すと2倍になるということでしょうか。
 1口当りで見た場合、純資産 48,258.13 円、中間(当期)純利益金額 758.13 円ですから、当初の 47,500 円を運用して、758.13 円の利益を出したと読めます。758.13/50,000×100=1.516 ですから、ほぼ、上の計算と一致します。
 50,000 円と 47,500 円の差額は、書類中の1口当り分配金 2,500 円ということでしょう。つまり、この投資組合は、50,000 円の出資金から 758 円の利益を得ながら、2,500 円を分配しているわけで、分配金が一見多いようでも、実は自己資本を取り崩しているに過ぎないということがわかります。
 運用成績という面で見ると、大したことはないように見えます。
posted by 乙 at 04:25| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月18日

アブラハム・プライベートバンクからのメール

 先日、ブログでアブラハム・プライベートバンク株式会社のことを書きました。
2008.8.5 http://otsu.seesaa.net/article/104207792.html
 その後、乙のところにアブラハム・プライベートバンクからメールがありました。会って話がしたいということです。
 とうとう、乙もプライベートバンクに誘われるような立場になったかと感慨を持ちましたが、上の記事にも書いたように、ここに投資の助言を求めることは不要と思っていましたので、面談はお断りしました。
 しかし、それは乙の勘違いのようでした。乙のブログの記事が Google で会社のホームページよりも先に表示されるので
2008.8.15 http://otsu.seesaa.net/article/104762943.html
会社としては、ちょっと(かなり?)困っているようでした。会社の顧客が乙の否定的な記事を読んで不安になる(さらには顧客が離れてしまう可能性がある)のだそうです。乙が誤解しているような部分もあり、さらに、乙の記事が会社の顧客に誤解を与えるので、乙の記事を何とかしてほしいということのようでした。(そういう趣旨で乙に面談を申し込んできたということです。)
 もちろん、一番いいのは、乙自身がアブラハム・プライベートバンクに対して認識を変えることでしょう。そうすれば、記事を訂正するなり、後日新たな記事を書いて、旧記事からはそこにジャンプできるようにしたりするでしょう。そのため、会社からのメールで会社の考え方などを乙に説明してきたというわけです。
 メールの内容は、乙の個人あてのものですので、ここに掲載することはできませんが、乙は、その内容には多いに不満を持っています。WWW で説明していることとずいぶん違うのです。だったら、そういうメールの内容を WWW に掲載すればいいのにと思いました。
 乙のブログの執筆方針として、「会社名・商品名などは、伏せ字は使わず、差し障りのない範囲で実名主義で行く。」ということがあります。
2006.3.13 http://otsu.seesaa.net/article/14732420.html
 このことに直接関連しますが、乙のブログの執筆方針として、公表されている WWW 上での情報に基づいてブログを書くということがあります。(そこで、乙の記事にはしばしば URL が登場します。)WWW 上の情報ならば、第三者も確認できます。乙の意見が妥当であるのか妥当でないのか、誰でも WWW を見て確認すればいいのです。
 個人あてに来たメールに基づいてああだこうだ言っても始まりません。それは個人の経験でしかありません。他人からはメールの内容が確認できません。
 というわけで、アブラハム・プライベートバンク株式会社には、乙あてのメールで示したような話を WWW に書くことを要望します。それがアブラハム・プライベートバンク株式会社のことを多くの人に正しく(=ありのままに)受け止めてもらう一番いい方法なのではないかと思います。
 そうなればそうなったで、乙のブログでも違った書き方をするでしょう。

 なお、アブラハム・プライベートバンク株式会社には、乙から次のようなメールを送っておきました。(一部だけ示します。)
 確かに私の誤解がある部分もあるかと思います。私は、WWW で見ただけのことに基づいて御社のことをブログに書いたまでのことです。
 私の誤解を指摘なさる場合は、いろいろな手段が考えられます。(直接の面談は、よろしくないものと思います。)
 たとえば、私のブログの当該記事に対する「コメント」で、これこれを誤解していると具体的に指摘してくださるのが一番いいものと思います。コメントするときに「お名前」欄に仮名やペンネームを書くのでなく、御社の名前をお書きになることが望ましいと思います。
 あるいは、御社のサイト中に、「乙川乙彦の投資日記」のこれこれの部分は誤解に基づいていると記すことも一つの方法でしょう。
 そういうことがあれば、私が誤解していることを確認した場合には、訂正記事を書くなり何なり、対応をとらせていただきます。(御社のサイトに記述があれば、私の方でその URL を示した上で、ブログ記事を書くこともありうると思います。)
 私の誤解でなければ、「反論」の形で私の意見をさらに詳しく書くこともあり得ると思っています。
【中略】
 私のブログ記事に、第三者に誤解を与える部分があれば、それを修正することにやぶさかではありません。具体的に、どの表現が第三者に誤解を与えるのか、ご指摘ください。
 私のブログで固有名詞を省略することは、一般に行っていません。(過去のすべての記事で同じ方針です。)この方針については、私のブログにもすでに書きました。
2006.3.13 http://otsu.seesaa.net/article/14732420.html
 私のブログ記事は、(個人のプライバシーに関わるものなどは固有名詞を出しませんが)会社名、商品名など、すべて固有名詞をそのまま出しています。なぜならば、私のブログ中には URL をきちんと示すようにしていますが(これは情報の出典を明らかにすることであり当然のことです)、こうすることで、固有名詞を省略しても、読者は容易に固有名詞を同定することができてしまい、結果的に省略する意味がなくなってしまうからです。


posted by 乙 at 04:47| Comment(13) | TrackBack(2) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月14日

エンジェルファンドには投資しません

 ある読者の方からエンジェルファンドというものの紹介がありました。
 乙は、さっそく WWW を見てみました。
http://www.angelcom.co.jp/pr.html
がPRのページです。
 会社のホームページ
http://www.angelcom.co.jp/
からも簡単にアクセスできます。
 年間配当率が 30% というのを聞くと、思わず、身を乗り出したくなります。
 しかし、WWW を一読して、乙は投資しないことにしました。
 その理由を以下に書いておきます。

(1)30% もの高利回りを上げる仕組みが理解できない。
 毎月 2.5% の配当を出すとのことですが、なぜ、こんなにも高利回りの運用が可能なのでしょうか。
 どんな運用をしているのでしょうか。
 WWW を見る限りでは、株式運用、FX、先物取引、不動産取引など、幅広く運用専門会社を探して、100 社以上の中からさまざまに検討して決めているのだそうです。しかし、これらの取引で年率 30% もの高利回りを達成することはきわめて難しいというのが常識です。
http://www.angelcom.co.jp/manabu/manabu.html
には、「なぜ、そのような運用益が出るのか? 理由はとても簡単なことです。エンジェル・コムは、運用のプロフェショナル集団だからです。」とありますが、プロだから運用益が出るというのは、説明として十分ではありません。一時的には可能でも、それを継続することはどんなプロでも不可能に近いと思います。

(2)全体の資金運用額が明示されない。
 さまざまなファンドを組成して、それらをまとめてマザーファンドにしているようですが、その全体の大きさ(つまり資金運用している金額)がまったくわかりません。WWW 中のどこにも書いてないのです。まさか 100 万円程度を運用しているとも思えませんが、1000 万円なのか、1億円なのか、はたまた10億円なのか、もしかして 100 億円もあるのか、それによって運用のしかたは大きく変わってくるはずです。それを明示しないのは、情報開示が不十分だといわざるを得ません。

(3)完全成果報酬制度を採用している。
 完全成果報酬制度として、毎月 2.5% の運用益を越えた分が会社の取り分になるということですが、それでは、安定的な運用はできないと思います。マイナスの運用になったら(それが継続したら)会社としてファンドからの収入がなくなってしまいます。そんなことで会社がやっていけるのでしょうか。
 ハイリターンを達成するためにはハイリスクな投資が必要です。ハイリスクということは、大きなプラスの運用になることもあれば、とんでもない下落に見舞われるということもあるということです。それを考えたら、「完全成果報酬制度」では会社がやっていけないと思います。

(4)今までの運用成績の開示が不十分である。
 毎月 2.5% 以上の成績を上げ続けているという話ですが、今までの運用成績は、具体的にどうだったのでしょうか。何も開示されていません。
http://www.angelcom.co.jp/pr.html
には、月当たり 2.5% を上回る成績が1年続いているグラフが掲載されていますが、そこには「成功報酬参考図」と書いてあり、これはあくまで参考図なのであって、実績ではないことが示されます。
 こういうグラフこそ、実績に基づいて書くべきところです。
 参考図では、毎月 3% 程度の運用益を出しているようですが、そういう実態の数字を出す必要があると思います。
 配当達成率だけを示すのは、不十分です。

(5)配当達成率 99.9% というのはおかしい。
http://www.angelcom.co.jp/pr.html
では、配当達成率が 99.9% であることを示し、かつ「エンジェルファンドは、これまで30%/年間の配当を下回ったことは1度もありません。」と書いてあります。これは矛盾しています。99.9% ということは、0.1% だけ達成できなかったということです。「一度もない」ということはウソです。
 次に、99.9% というのは、1000 回中の 999 回という意味ですが、運用期間と矛盾しています。
http://www.angelcom.co.jp/company.html
によれば、会社設立は2006年(平成18年)2月20日とのことですから、まだ2年半ほどしか経っていません。毎月1回の配当をするならば、30回しかありません。つまり、1回下回れば、96.66…% になってしまいます。0回ならば、100% になります。99.9% という数字にはなりえません。

(6)出資金額が1口5万円と低額である。
 一人何口も購入するケースがあるでしょうから、単純には考えられませんが、1口5万円の出資でもいいようです。
 5万円程度の小口投資では、会社が投資家に連絡する際の手間(郵便でも80円かかります)などで、コストがかなり高くなってしまい、まともな運用はできないでしょう。

(7)投資家の人数を48人に制限している。
http://www.angelcom.co.jp/fund.html
によれば、募集している投資家の数は48人だそうです。
 こんなところで人数を制約する意味はあるのでしょうか。なぜ人数を制約するのでしょうか。
http://www.angelcom.co.jp/financial.html
によれば、49人以下の人数にすることで適格機関投資家特例届出制度を利用するためのようです。
 では、48人が5万円ずつ出し合ったらどうなるでしょうか。たった240万円しか資金が集まりません。これでどうやって運用するのでしょうか。
 マザーファンド方式を採用しているので、大丈夫だという説明も可能でしょう。しかし、それを逆にいえば、本来、もっとずっと大きい規模のスキームであるはずなのに、法令のすきまを突いて48人ごとに区分して募集しているわけで、制度の趣旨に反する行為なのではないでしょうか。エンジェルファンド20号、21号などと区分していますが、募集終了日が同じだったりします。(募集開始日がずれていれば、まったく同じではないわけですが。)

(8)監査がどのように行われているか不明である。
 匿名組合の形式で投資をするようですが、匿名組合では投資信託と違って、資金を受託機関に預けるわけではありません。自分でやりたい放題に運用できてしまいます。ですから、自転車操業(新しい投資家からの投資資金を前の投資家に配当として渡すこと)も可能です。
http://www.angelcom.co.jp/manabu/manabu.html
では、次のような部分があります。
質問)自転車操業ではないのですか?
お答え)当社は、全てのファンドに対して外部の監査を採用しております。
つまり、各ファンドの運用総額を、運用以外に使用できない環境となっております。
自転車操業ですと、監査法人に監査を通してもらうことが出来ません。エンジェル・コムの組成するファンドが監査を受けているという事は、自転車操業をしていない事の証なのです。

 これはどれくらい信頼できるでしょうか。
 まず、監査の内容が不透明です。入金・出金が正確に行われ、帳簿と通帳や現金の金額が一致していることを確認するだけなのではないでしょうか。仮に自転車操業が行われていても、帳簿の記載が正しければ、監査を通るのではないでしょうか。投資信託だって、運用成績がマイナスのときに分配金を出すことが認められています。「特別分配金」というものがそれです。匿名組合でも同様でしょう。監査の内容は、どこにも書いてありません。
 次に、監査法人に関しても、若干問題があります。このファンドの監査法人は、東京都中央区京橋1-5-15にあるイデア監査法人というところだそうです。
 WWW で「イデア監査法人」を入れて検索してみると、ある程度のことがわかります。
http://www.sigyo.net/list/archives/zeirisi-tateno-haruo.html
では、立野経営会計事務所が「イデア監査法人を併設するワンストップサービス対応型事務所です。」とうたっています。また、
http://www.ms-cpa.co.jp/introduction.html
の中に、山口学氏が 2007 年12月にイデア監査法人代表社員に就任したという話が出てきます。
 しかし、これだけです。WWW で検索して、まともにヒットしない監査法人というのは、どんなものでしょうか。
 「中央区京橋1-5-15」を入れて検索してみると、ここには巴川製紙ビルというのがあるようです。
 そのビルについては、
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/nfm/news/20080728/524698/
によれば、東急がこのビル全体を購入したようです。さて、イデア監査法人はどんなところなんでしょうか。

(9)税金の話が載っていない。
 毎月 2.5% の運用益を上げているとして、では、税金はどうなるのでしょうか。源泉徴収されるのでしょうか。この説明が何もありません。
 たぶん、20% の源泉徴収だと思いますが、すると、毎月 2.5% の運用益というのは、2.0% に下がってしまいます。この点は明確に書いておくべきところです。
 なお、自転車操業をしている場合は、源泉徴収はありません。自分の資金を取り崩しているのと同じことですから、「儲け」はなく、したがって税金を払う必要はありません。

(10)運用報告書がない。
 運用期間がすぎ、すでに償還されたファンドもあるようですが、運用報告書の類を WWW に掲載しておく方がいいと思います。それがないと、過去にどんな運用がなされたのか、確認もできません。
 どうせ出資者には運用報告書を配ったはずですから、それをそのままネットに載せるだけでいいのです。手間のかからない(しかし十分な情報開示になる)方法です。
 それがないのでは、過去の運用について疑念が生じます。
 ところで、
http://www.angelcom.co.jp/fund.html
には、次のようにあります。
EDINET(Electronic Disclosure for Investor’s NETwork)とは、金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システムと言い、金融庁より行政サービスの一環として提供されているものであり、提出された開示書類についてインターネット上でも閲覧を可能とするものです。

過去組成のファンドにつきましては下記の有価証券届出書を提出しております。

エンジェル6号
有価証券届出書  EDINETコード番号:G06568
エンジェル7号
有価証券届出書  EDINETコード番号:G06573
エンジェル8号
有価証券届出書  EDINETコード番号:G06574

 乙は、さっそく EDINET
http://info.edinet-fsa.go.jp/
にアクセスしてみました。
 提出者検索画面
https://info.edinet-fsa.go.jp/E01EW/BLMainController.jsp
で EDINET コード番号を指定してみましたが、3件とも「注意該当するデータが存在しませんでした。」になりました。

 また、「発行者検索画面」
https://info.edinet-fsa.go.jp/E01EW/BLMainController.jsp?1218489784062
で「エンジェル」を入れて、「前方後方検索」を指定しましたが、「該当するデータが存在しませんでした。」になりました。

 このようないくつかの理由から、乙はこのファンドに対する投資を見送ることにしました。

 ネットを検索してみると、この投資話について、ゆうきさんがすでに否定的な意見を述べていることがわかりました。
http://fund.jugem.jp/?eid=564
続きを読む
posted by 乙 at 05:50| Comment(12) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月06日

投資助言の手数料

 昨日の記事
2008.8.5 http://otsu.seesaa.net/article/104207792.html
で、投資助言の手数料 0.945% が高いということをいいました。
 乙としては、もっと手数料が安ければ、助言を受けてもいいような気がしています。その場合、どのあたりまで出せるでしょうか。ざっと考えて、0.2% くらいならばOKでしょうか。1億円運用する場合で、手数料20万円です。投資家としては、せいぜいこんなものでしょう。
 さて、この話を会社側の立場で考えてみましょう。
 1年あたり 0.2% の手数料ということになると、会社としては多くの投資家から多額の投資資金を任されなければ経営が成り立ちません。100億円分の助言をすることでやっと手数料が 2000 万円ですから、社長1人分の人件費くらいになりそうです。投資顧問会社が 100億円分の申し込みを受け付けるのはけっこう大変でしょう。ちょっとした投資信託でも純資産額が 100 億円にならないことが多いように思います。
 会社としてやっていくには、オフィスの賃料など人件費以外にもさまざまな経費がかかります。それを考慮すると、100億円をはるかに越える金額の投資助言を行わなければなりません。それだけの資金を集めるなんて、かなりむずかしい話です。
 ということで、投資顧問業は手数料が高めにならざるを得ないし、そうなれば助言を受ける人が少なくなるだろうしということになります。
 こんなことを考えると、投資助言を業とする会社は成立するのかどうか、かなりむずかしいように思えます。

 0.945% の手数料ならば、100億円の助言を行うことで、毎年 9450 万円の収入になりますから、何とかやって行けそうです。
 でも、1社が助言する資産残高が本当に 100億円もあるのでしょうか。乙にはわかりません。
posted by 乙 at 05:18| Comment(0) | TrackBack(1) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月05日

アブラハム・プライベートバンク株式会社

 乙は、たまたま知りましたが、投資助言業を営む会社で、アブラハム・プライベートバンク株式会社というのがあります。
http://abraham-bank.com/
 富裕層に対するアンケートでは、「自分の資産は自分で管理する一方、実績のある投資マネージャの助言を受けながら個別投資案件を吟味したい」という声が強いということから、投資の助言に特化した会社ができたとのことです。
 さて、気になるのは手数料ですが、初年度は「26.25 万円もしくは助言範囲資産額の 0.945% の何れか高い方」で、2年目以降は助言範囲資産残高の四半期毎 0.23625%(年換算 0.945%)だそうです。この手数料で、個人にとって最適なのは、26.25 万円が 0.945% に該当する場合ですから、助言範囲資産額は 2778 万円となります。この金額以下では、手数料が割高になってしまうということです。
 乙の場合は、金融資産額がこの金額を越えていますから、利用する可能性があるということになります。
 さて、では、0.945% の手数料を払ってここを利用することが望ましいことかどうか。このあたりが悩ましいところです。
 この会社の WWW を見ていくと、FAQ があります。
http://abraham-bank.com/faq/?la=0006
その中に、次のような部分があります。
Q 投資顧問報酬ですが、これは一般的に見て高くないのでしょうか。
A 例えば、国内大手証券のSMAやラップ口座ですと、毎年、預かり残高の約2%前後の手数料がかかります。またスイスのプライベートバンクでも、預かり残高の1.3%の手数料が毎年かかることが多いです。
一方弊社では、初年度は投資助言資産残高の26.25万円または助言範囲資産残高の0.945%の、いずれか高い方を投資顧問報酬として頂戴しています。先の例と比較していただいても、低く設定させていただいていることがお分かりいただけるかと思います。

 乙は、SMA やラップ口座は手数料が高すぎて、問題がありそうに思っています。
2006.10.11 http://otsu.seesaa.net/article/25246641.html
 スイスのプライベートバンクは、乙は利用していませんが、1.3% をとるというのはやはり手数料が高いと思います。
 アブラハム・プライベートバンク株式会社は、それに比べると良心的ですが、さて、0.945% を高いとみるか、安いとみるか。このあたりが判断の分かれ目でしょう。
 この会社の WWW 内の資料を見ると、高利回りの金融商品が並んでいますが、これらは結果的にそうなったのであって、投資する前にこれがわかっていたかどうかといえば、やはり「わからない」のではないでしょうか。本当にこの会社が「わかる」ならば(1年で数十%上昇する金融商品を見分けることができるならば)、他人に投資助言するよりも、自分で資金を集めてきてそういう金融商品に投資する方がはるかに儲かりそうです。この会社は、それよりも助言範囲資産残高の 0.945%(あるいは 26.25 万円)を受け取る方がよいと判断しているわけですから、期待利回りはあまり高くないはずです。
 やはり、投資にうまい話はないように思います。
 こんなことを考えて、乙は、この会社に投資助言を申し込むのはやめることにしました。
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2008年08月02日

HSBC 香港の CD(譲渡性預金)について

 5月に「りょうえき」さんからコメントをいただき、
2008.5.21 http://otsu.seesaa.net/article/97417369.html
気になっていたのですが、HSBC 香港の CD(Certificates of Deposit=譲渡性預金)について、考えてみました。
 まず、CD について、概括的知識を得ましょう。Wikipedia の記述で十分でしょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%B2%E6%B8%A1%E6%80%A7%E9%A0%90%E9%87%91
によれば、「銀行がそれに対して無記名の預金証書を発行する特別の定期預金をいい、預金者がこれを金融市場で自由に譲渡できることからその名がある。簡単に言うと、他人への譲渡が可能な特別なタイプの預金のこと。」ということです。日本では、「最低預金額は5,000万円以上と高額なものがほとんど(近年は1000万円からというのもある)で、個人が持つことはまず無く、企業などが決済用に利用するものである。記名式でないことから、預金保険の対象とはならない。」ということですから、個人投資家としては、ちょっとどうかというようなものです。
 金利水準は、よくわかりませんでした。
http://note.masm.jp/%BE%F9%C5%CF%C0%AD%CD%C2%B6%E2/
を読むと、自由金利とあります。
 参考までに、みずほ銀行の説明を読むと、
http://www.mizuhobank.co.jp/setsumeisho/pdf/jyouto.pdf
なるほど、5000万円以上の預け入れと書いてあります。適用利率は「その時点での市場実勢を反映し決定いたします。」とあるだけで、きわめて不親切であり、何の情報もないというべきでしょう。「店頭もしくは当行担当者までお問い合わせください。」という言い方は、まさに「木で鼻を括った言い方」です。これが客商売をしている企業の態度なんでしょうか。
 徳島銀行
http://www.tokugin.co.jp/manual/pdf/0122.pdf
や、りそな銀行
http://www.resona-gr.co.jp/resonabank/pdf/jyouto.pdf
や、青森銀行
http://www.a-bank.jp/html/yokin/pdf/joutoseiyokin.pdf
も同様です。ただし、青森銀行は、別のページ
http://www.a-bank.jp/html/yokin/joutoseiyokin.html
で「金利は当行ホームページに掲載しています。」と書いてあり、さっそく見てみましたが、
http://www.a-bank.jp/html/kinri/main.html
からたどると、
http://www.a-bank.jp/schtml/rateprintpage.cgi
に行き着きますが、CD に関しては、何も記載されていません。
 また、鹿児島銀行
http://www.kagin.co.jp/100_kojin/pdf/list_yokin_ncd.pdf
のように 1000 万円から受け入れるところもあるようです。
 しかし、まあ、国内では定期預金と同じで、低金利であることは間違いないでしょう。おもしろくも何ともない金融商品だと思います。
 さて、HSBC 香港のほうに目を転じましょう。
 CD に関する主たる説明は
http://www.hsbc.com.hk/1/2/hk/investments/cd
が詳しいわけですが、さすがに香港です。各種通貨ごとに金利(年利回り)が明示されています。
 しかし、Extended Maturity Date を見ても、過去の日付がかなり載っています。このリストはかなり古いのでしょうか。
http://www.hsbc.com.hk/1/2/hk/investments/cd-size#list
のほうには、預け入れ金額が書いてありますが、香港ドルの場合で5万ドルや10万ドルが多いようです。1香港ドルは14円くらいですから70万円ないし140万円から投資可能となります。日本よりもはるかに低額で、これなら投資も考えていいように思います。
 アメリカドルの場合は、最低預け入れ金額が3万ドルですから、約300万円になりますが、これでも個人が投資可能です。
 CD は、定期預金の一種で、元本は銀行が保証するものです。その意味では社債よりも安全で、国債よりは安全でないでしょう。
 MMF は、投資信託の一種ですから(わずかながら)元本が毀損する可能性があります。それに比べると、CD のほうが安全であると思います。CD の利回りは MMF よりも低いと思います。
 HSBC 香港は、定期預金の金利が意外と低いですから、その代わりに CD を利用するという手はあるように思います。
 外貨 MMF の代わりに CD に投資するのは、結論として「あり」ということになります。
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2008年07月20日

インデックス投資交流会に出席して

 乙は、7月19日の晩に開催された「インデックス投資交流会」に出席しました。
2008.6.9 http://otsu.seesaa.net/article/99900359.html
http://karetta.jp/article/blog/MoneyHacking/220284
 参加者は45人ほどで、会場に比べてやや多めでした。
 いろいろな方がいらっしゃいました。全体に、若い方が多かったですね。インデックス投資の考え方は若い人にこそ当てはまるので、それでいいのだろうと思います。
 えんどうさんの司会で、会が進行しました。途中、乙のブログがスクリーンで紹介されました。えんどうさんは「乙川乙彦」を「おとかわおとひこ」と読みましたが、これは「おつかわおつひこ」が正しい読み方です。乙は、ちょっとマイクを握って「訂正発言」をしましたが、そのとき、検索エンジンのことをいいました。その結果は、現在は違ってきているようなので、以下に訂正しておきます。
 今日、Yahoo! で検索すると「乙川 おつかわ」が 36 件、「乙川 オツカワ」が 33 件で、合計 69 件となりますが、「乙川 おとかわ」が 48 件、「乙川 オトカワ」が 15 件で、合計 63 件となり、両方の読みが拮抗しています。
 また、Yahoo! で「乙彦 おつひこ」が 6 件、「乙彦 オツヒコ」が 3 件、合計 9 件となりますが、「乙彦 おとひこ」が 295 件、「乙彦 オトヒコ」が 132 件で、合計 427 件で、こちらは「おとひこ」が圧倒的に多くなっています。
 男性が大半でしたが、女性の参加者もいました。
 いろいろな方々と話をしましたが、45人もいると、さすがに全員と話をするのは無理です。皆さん、活発な議論をしていらっしゃいましたが、必ずしも「インデックス投資家」とばかりはいえないようでした。まあ、インデックス投資が中心であることは間違いないのでしょうが、乙としては、そのあたりのスタンスの違いがおもしろかったです。
 ブログを書いているという人が意外に少ないというのも驚きでした。参加者の中でブログを書いている人たちは、そのブログが紹介されましたが、数は必ずしも多くなかったようです。
 幹事を務めたえんどうやすゆきさん、お疲れ様でした。

関連記事:乙ということばと名前
 2008.2.5 http://otsu.seesaa.net/article/82332647.html
posted by 乙 at 06:10| Comment(6) | TrackBack(2) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月30日

楽天証券サービス開始9周年記念投資セミナー

 乙は、6月29日に両国の国技館で行われた「楽天証券サービス開始9周年記念投資セミナー」に参加しました。
http://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/investment/in03_seminar_study_04.html
 あいにくの雨の中でしたが、国技館の広い会場が投資家たちで埋まっていました。
 10:00-10:10 は楽天証券の社長のあいさつでした。
 10:10-12:13 は澤上篤人氏の講演でした。『暴落相場を平然と買う! 長期投資で優雅な人生を』という題で、いつもの澤上節を聞くことができました。
 澤上氏は日本株に対して超強気でした。(アメリカでは)平均株価がさほど上昇していないときでも、個別株では上昇しているものもあったので、うまく銘柄を選んで長期投資しようということです。
 アメリカでは、80年代から90年代にかけて株式相場が大きく上昇したわけですが、それは、年金などの機関投資家が大量の資金を投入したからだということで、そういう資金は本来長期投資を志向しなければならないはずなのに、現実は短期投資志向になっていて、その結果、長期投資が下手になっているとのことでした。
 10:50 からは、質疑応答が行われました。ここでも、澤上節は健在で、分散投資、インデックス投資を否定し、自分の好きなところで勝負するというスタンスはぶれませんでした。質疑応答を聞いていると澤上氏の頭のよさが伝わってきました。
 13:00-14:00 は、森永卓郎氏の講演『年収崩壊――格差時代の資産運用法』でした。日本では、年収 200 万円以下の層が 1020 万人もいて、一方では年収 1000 万円以上、2000 万円以上の層も以前よりは増えており、日本は格差が増大しつつあるという認識でした。そこで、資産運用の話になるかと思いきや、なぜ日本の株式相場が上昇しないかという話になり、2007年2月にマネタリーベースを絞った政策、原油高と穀物高、サブプライムローン問題などの影響だということになりました。
 今後、オバマ大統領が誕生すれば、石油価格が下がるだろう、景気がよくなるだろう、日本は株と不動産が安いので、これが今後あがるだろうというような話でした。
 森永氏は、具体的な例を挙げつつわかりやすい話し方をするので、聞いているときはおもしろいのですが、次々脱線していく傾向があるようなので、話の流れをもう少し意識して話してくれるとありがたかったです。まあ、おもしろければ何でもいいのかもしれませんが。
 14:00- は、広瀬隆雄氏『54億人のヘルスケア』でした。人々のスマイルに投資してください、それが幸福の実現です、ということで、健康産業への投資の話でした。今は経済全体の中でヘルスケアの占める割合が必ずしも高くないけれども、これからは、変わっていくだろうということです。
 乙は、広瀬氏が勤務していたJPモルガンが広瀬氏個人に対して払っていた健康保険料が月額 4000 ドルだったなどという話を聞くと、アメリカの医療は崩壊しているのではないかという感想を抱きました。アメリカの薬代が、全体で1年あたり 2500 億ドルに達すると聞くと、一大産業だと思いました。ブランド薬とジェネリック薬の話など、話題はさまざまな方面に及びました。しかし、全体として、乙は医療や健康方面に投資することはあまり考えないほうがいいように思ったので、講演の途中で会場を出ることにしました。
 人の話を聞くことはおもしろい経験でした。会場が工夫されていて、数千人が入っても、全然問題なく話が聞き取れるなんて、すごい設備だと思いました。
posted by 乙 at 04:39| Comment(3) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月09日

インデックス投資交流会

 えんどうやすゆきさんのお誘いで、乙は7月19日(土)開催予定のインデックス投資交流会(えんどうさん主催)に出席することにしました。
http://karetta.jp/article/blog/MoneyHacking/220284
http://randomwalker.blog19.fc2.com/?no=761
 自由参加ですから、今からでも申し込めるようです。
 乙は、完全なインデックス投資家ではないのです(いろいろ変な経験をしています)が、まあ考え方の中心はインデックス投資においているので、参加してもいいかなと思いました。
 どんな方が出席になるのか、知りませんが、多くの方々と楽しく話ができればありがたいと思っています。
 えんどうさん、お世話様です。
posted by 乙 at 03:36| Comment(1) | TrackBack(1) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月04日

FXを試してみましたが、……

 乙は、FX(外国為替証拠金取引)をほとんどやっていません。
 しかし、海外送金のために、豊商事の e-kawase に口座開設をしたことがあります。今は送金手段としては使っていませんが。
 FXについては、このブログで述べたことがあります。
2006.6.17 http://otsu.seesaa.net/article/19378324.html
そこには、FXをやる理由として3点を書きました。
(1) ある程度、円安の見通しが立つときがある
(2) スワップポイントをねらう
(3) 円と外貨の両替手段として利用する
 このうち、(1)と(3)は成り立つと思いますが、(2)は成り立ちません。たとえば米ドルを買う場合で言えば、米ドルの高金利、円の低金利が継続する間は、為替レートは円高方向に動くので、スワップポイントはそれをカバーする分だけ円で収入があるということになります。つまり、為替レートの変動とスワップポイントを考えれば、それでトントンになります。スワップポイントをねらうという考え方は、間違っています。
 FXに関して付言すれば、ある程度円安・円高に流れる傾向がわかる(ように思える)場合もあるので、そのときを利用して売買を行うということになるでしょう。結果的に、長期投資には向かず、短期的な投資になります。(そもそも、こういうのを「投資」と呼んでいいのかどうか、大いに疑問ですが。)為替レートを日々チェックするような姿勢が大切でしょう。さもないと、予想外の為替レートの動きで損失が発生します。

 さて、その後、都合で外為どっとコムにも口座開設をしました。
2007.8.27 http://otsu.seesaa.net/article/52864227.html
 そのとき、115円で米ドルを買ったわけですが、その後は円高になり、ずっと塩漬けしています。
 まあ、こんなものでしょうか。
 さらに、e-kawase でも、米ドルを買っていたのですが、しばらく前に、円が 95 円台まで上昇したとき、強制決済されてしまいました。損失が出てしまったということです。まあ、大した金額ではないので、気にするほどのことでもないわけですが。
 FXは長期投資向けではありませんから、短期的に見て為替レートの変動で儲かるときにさっと手放すようなことをしないとうまく行きません。そして、為替レートの変動は予測がきわめて難しいものですから、儲けられるかどうかは大いに疑問です。
 乙は、FXにのめり込むことはないので、しばらく放っておこうと思います。でも、ホントは、上で述べたように、放っておいてはいけないのですけれどもね。
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posted by 乙 at 05:14| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月24日

UWマカオ・プロジェクト投資事業匿名組合

 乙は、「UWマカオ・プロジェクト投資事業匿名組合」にも投資しています。
 ブログでも、過去2回ほど言及したことがあります。
2007.10.6 http://otsu.seesaa.net/article/59121830.html
2006.4.15 http://otsu.seesaa.net/article/16584471.html
 最近、匿名組合の営業者・有限会社UWマカオ・プロジェクトから手紙が来て、2008年8月31日の期間満了予定を1年間延長するということになったとのことです。当初から、2年まで延長できるようになっていましたから、特に問題があるわけではありません。
 さて、この匿名組合の過去3年間の運用成績はどんなものでしょうか。
 1口10万円の出資金がどうなったかを見てみましょう。組合員持分を見ると、第1期末では 97,722 円、第2期末では 99,200 円でした。第3期は不動産資産を売却したりしていますから、10万円を越えると思います。また、第3期では利益分配も予定されているとのことです。
 ユナイテッドワールド証券内のサイトからマンスリーレポートを読むことができます(投資している人だけです)が、それによると、2007年11月に保有する不動産を一部売却した後は、現金の保有比率が高いままです。次の投資物件を考えているのでしょうか。何ヶ月もこういう状態が続くと、せっかくの投資機会をみすみす捨てているような気がしますが、大丈夫なのでしょうか。

 ところで、こういう投資が円ベースで行えることはメリットがあるように思います。外貨建て(香港ドルでしょうか、パタカでしょうか)で計算すると運用益が出ていても、円高の影響で、実はさほど利益が上がっているわけでもないという事態が考えられます。この匿名組合は、手数料が高く、成功報酬制を取っています。そこで、外貨建てで決算すると成功報酬としてがっぽり持って行かれる場合でも、円建てならば(円高のために)さほどでもないということになります。
 円建ての海外投資のメリットなんて、以前は考えても見ませんでしたが、けっこういい面があるようです。
 ただし、いうまでもないことですが、固定の手数料率がかかってくる場合は、円建てでも外貨建てでも同じことです。続きを読む
posted by 乙 at 04:43| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月13日

国際金融シンポジウムに参加しました

 乙は、3月11日に財団法人 国際通貨研究所
http://www.iima.or.jp/
が主催する第16回 国際金融シンポジウム「サブプライム危機と国際金融の新局面 〜危機の教訓とこれからの国際金融・通貨体制の展望〜」
http://cos.congre.co.jp/iima2008/j/
に参加しました。サブプライム・ローン問題を取り上げたシンポジウムでした。
 東京會舘で行われました。参加者は 300 名ほどだったでしょうか。
 最初に、行天豊雄氏による挨拶がありました(17:00-17:15)。挨拶といっても 15 分もあるもので、ちょっとした講演並みです。しかし、中身はあまりなく、すでに知られているようなことに過ぎませんでした。
 挨拶が始まると、会場にいた参加者たちが一斉にペンと紙を取り出しメモを書き始めたことに驚きました。不思議な感覚でした。
 次に竹中正治氏の基調講演(17:15-17:36)がありました。
 内容は、Web でも(PDF ファイルで)見ることができます。
http://www.iima.or.jp/pdf/200803-2.pdf
当日はこれがパワーポイントで示されました。
 米国は景気後退になっており、今年の後半にならないと回復しないだろうということでした。
 続いて、ロバート・A・フェルドマン氏の講演(17:36-18:00)でした。
 資料は Web にありますが、
http://www.iima.or.jp/pdf/20080305-f.pdf
実際は、その4ページ目を主として示しながら、いろいろな話が進みました。
 サブプライム・ローン問題では、債務者も債権者も監督者もそれぞれの立場で間違いを犯しているという主張でした。倫理が欠如し、解決まで時間がかかるだろうということが印象的でした。
 それから、パネルディスカッションになり、小島明氏(18:00-18:13)に続いて、榊原英資氏(18:13-18:20)が話しました。現状を金融バブルの崩壊ととらえ、金融収縮が起こっている以上、まだまだ問題は拡大し、日本も深刻化するということでした。
 そのあとで、司会者を含め5人によるディスカッションになりました。榊原氏は、為替に関して話題が振られ、円安バブルの崩壊だとし、1年〜1年半は円高になり、株も下がるだろうという見通しを述べました。フェルドマン氏は、G7という枠組みを古い仕組みだと指摘し、中国やインドなどをくわえるべきだとしました。行天氏は、アメリカの経常収支赤字額の対GDP比は下がるだろうとし、円もドルも安いがどちらかというとドルがさらに安くなるという見方を示しました。
 為替は、きわめてむずかしいものなので、これらのパネリストがきちんと予想できるとは思いません。まあこういう意見もあるという程度で十分でしょう。
 その他、一次産品の価格上昇の問題、SWFの問題、サブプライム・ローン問題の今後の見通しなど、いろいろな話題に関して話が展開しました。19:03 に終了しました。
 全体としての感想ですが、日本の現状の把握、今後の経済見通しとしては、すでにあちこちで言われていることを再確認する意味合いが強く、新しい解釈とかが聞けたとも思えません。シンポジウムとしては、まあこんなものかなという感じです。
 ついでに言えば、榊原氏はマイクの使い方が下手で、前を見て話すだけでなく、ときおり左右にいるパネリストを見ながら話すために、マイクと口との距離が大きく変わり、スピーカーを通して聞くと音量の変化が大きくなり、しばしば聞こえにくくなってしまいました。また、マイクの前でガハハと笑うので、その笑い声が会場に大きく響き、その間の他の発言者の声が聞き取りにくくなりました。マスコミ慣れしているはずの人なのに、意外な側面がありました。
 19:10 からレセプションがありました。乙は、会場に来ている人たちがどんな人なのか、よくわからなかったので、参加者の一人 I さんに声をかけてみました。I さんは、某銀行のリテール関連部門に所属しているということで、乙が個人投資家であることを言うと、ラップ口座などを勧められてしまいましたが(笑)、乙は、ラップ口座には手を出さないと決めているので、
2006.10.11 http://otsu.seesaa.net/article/25246641.html
I さんの営業活動は不発に終わりました。
 それはともかく、シンポジウムにはこういう銀行関係者などが聞きに来ているのだなあと思いました。
 乙は、単に日経BPの関連サイトで見かけて、申し込んだだけですが、シンポジウムを聞いて、レセプションにも参加できる(しかも全部無料)というのはありがたい話でした。こういうシンポジウムを毎年1回行っているとのことなので、次回も参加してもいいかなと思いました。

 財団法人 国際通貨研究所は、三菱東京UFJ銀行の日本橋別館の12階にあるとのことですから、三菱東京UFJ銀行の系列の組織なのでしょう。今回の国際通貨研究所関係者でシンポジウム登壇者のプロフィールを見ても、旧東京銀行の関係者が多いようです。
posted by 乙 at 05:38| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月24日

オプション・マスターの破綻

 乙のブログに読者からコメントの投稿があって、初めて知りました。
 商品ファンド「オプション・マスター」が破綻したそうです。
 日本ユニコムが顧客向けに「お知らせ」
http://www.unicom.co.jp/information/file_20080214.html
を出しています。そこには、「運用の中止」と「募集の中止」と書いてあります。これを読むと、元本の一部が返ってくるように期待されます。しかし、
http://saikyoutousika.enjyuku-blog.com/archives/2008_02_post_402.html
によれば、投資資金の全額が失われてしまったようです。
 だとすると、日本ユニコムの「お知らせ」は不適切なのではないでしょうか。
 乙は、一時期オプション・マスターに投資していたので、
2006.5.9 http://otsu.seesaa.net/article/17568213.html
2006.2.10 http://otsu.seesaa.net/article/13068411.html
このファンドの破綻は他人事とは思えませんでした。
 この出来事も、また、オプション取引の恐さをよく表しているように思います。ハイリスクなんですね。
http://blog.livedoor.jp/landsky/archives/51155431.html
が「お馬鹿ファンド」とこきおろしていますが、たしかにそれはあたっているように思います。
posted by 乙 at 05:28| Comment(3) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月15日

楽天証券 新春大講演会

 乙が参加した講演会です。1月14日(月:祝日)に、みなとみらいのパシフィコ横浜の国立大ホールで開かれました。
 はじめに楽天証券の社長の楠雄治氏のあいさつが10分ほどありました。楽天証券は、ネット証券としてがんばってきたし、これからもがんばりますという内容でした。
 最初が澤上篤人氏の講演でした。いつものように、日本株に強気の発言がありました。1550兆円の資金が 0.55% の利回りで眠っているのはもったいないから、投資家としてはっきりした行動を示そうという話でした。日本は世界的に見て第二の経済大国・債権国だし、さまざまな技術を持っているので、経済としては大丈夫だという話でした。これから新興国の人々がみんな豊かになろうとするから、40億人の成長あこがれ層があることになり、さらに世界的には人口が増えるから、むしろ、食料や資源の供給不足が心配されるとのことでした。
 澤上氏ならではの話でしたが、乙は、澤上氏がこんなにも日本株に強気になれることがうらやましく思えました。話のスジは理解できますが、日本の現状を見る限りでは、明るい展望が見えないように思うのですが、……。
 30分ほどの講演のあと、質疑応答がありました。質問者のレベルは必ずしも高くなかったですが、澤上氏は適宜質問をさえぎって自分の「答え」を話していました。こういう答え方でいいと思いました。
 そのあと、坂巻千弘氏の話がありましたが、乙はスキップして、お昼を食べに行きました。
 午後からは広瀬隆雄氏の「新興国市場、いまから何が出来るか?」という講演でした。
 新興国は 2003 年から継続的に株価が上昇し、1年あたり 37.6% になるとのことです。日本の周りを見ると、1980年代は「ジャパン・アズ・No.1」だったのが、1990年代には「グローバル・スタンダード」という名前のアメリカ中心主義になり、これからはどうなるだろうという話でした。新興国の時代ということになるのでしょうか。さらに、中国経済の構造変化を中心に話が続き、1964年の東京オリンピックのときを例に挙げ、開催後1年で製造業大手の設備投資が減ったことを指摘し、過剰設備問題が大きかったことを述べました。これを中国株にあてはめれば、オリンピックの終わったあとでは、製造業が伸びずに、第三次産業が発展するだろうということになります。これはこれで正しいと思いましたが、乙は、今は中国の個別企業に投資していませんので、まあどうでもいい話に聞こえました。
 次が堀古英司氏で、「2008年 米国経済と株式市場」という題でした。
 サブプライム層とは、所得が低い人ではなく、信用が低い人なのだという話から入りました。サブプライム層は、平均的に、年収が538万円あり、3162万円の住宅を買い、ローンが2564万円残っているのだそうです。けっして低所得ではありません。住宅価格が下がって、こういう住宅ローンが焦げ付くとアメリカ経済に打撃になるから、それを救済する目的もあって金利が下がっていくだろうという話でした。市場は金利が3%台まで下がることを織り込んでいるとのことでした。
 さらに、武者陵司氏が続きます。「2008年の市場展望〜サブプライム問題を越えて」ということで、日米とも株が売られすぎであるとして、楽観論を述べました。サブプライムローンでも、84% の人はきちんと返済しているのだそうです。しかし、一方ではサブプライムローンを組み込んだ証券の価格が7割下落してしまったとのことです。不良債権としては3千億ドルの損失が発生したが、それでもGDP比で見れば 2.5% に過ぎず、大きな問題ではないとのことです。米国の過去50年の経済統計を見ると、リセッションに入るときというのは、労働分配率がピークアウトしていること、企業の債務残高がピークアウトしていることという条件があるのだそうです。今は、この二つが成立していないので、リセッションには入らないとのことでした。
 日本については、株安、金利安、円安、物価安の4安状態だという話で、言い得ているなあと思いました。
 パワーポイントの資料がたくさん用意されていたのに、言及されたのはごく一部にとどまりました。ちょっと残念でした。
 休憩をはさんで、山崎元氏の「『合理的へそ曲がり』のすすめ」という講演になりました。日本株について、5月ころが株価の底とみているという話でした。また、投資のしかたとして ETF を勧めるということで、日本と外国の株を 4:6 くらいにもつのがいいということでしたが、これは、日本株と外国株のリターンが同じ(リスクが変わる)とした場合の計算結果であり、乙は実際には当てはまらないだろうなあと思いました。
 あとは、テクニカル分析の講演がありましたが、乙はテクニカル分析には興味がないので、ここで席を立ちました。
 全体に、日米の経済問題を中心に新興国市場の話も組込み、それらをどうとらえるかという内容でしたから、今の時期にピッタリでした。まあ、それぞれの講師の話はもっともだと思いつつも、経済見通しなどは必ずしもあたるとは限らないわけで、こんな見方もあるという程度に受け取っておけばいいのだと思いました。
 朝10時から夕方5時までの講演会というのは、長かったですね。乙は、やはり、本や雑誌などの活字メディアを読む方が好きです。自分のペースで読み進めることができますし、あとから読み返すこともできますから。
posted by 乙 at 04:21| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月17日

パワーリバースデュアル債

 昨日の話
2007.12.16 http://otsu.seesaa.net/article/73066817.html
の続きです。
 たとえば、某証券会社から持ち込まれた「マルチコーラブル・円/米ドル・パワーリバースデュアル債」などというのがありました。5億円もあれば、条件を自由に設定したオーダーメイドの仕組み債が用意されるんですね。
 パワーリバースデュアル債については、以下のようなページで説明されています。
http://www.qgi.co.jp/service4_glossary-power_reverse_dual.html
http://money.infobank.co.jp/contents/H100102.htm
http://www.boj.or.jp/type/release/zuiji07/data/fsc0705b5.pdf(6〜7ページ)
http://www.ose.or.jp/futures/report/0403.pdf
http://www.ose.or.jp/futures/report/0406.pdf
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/tyousa/1803shikinfurou_15.pdf
 円と米ドルの為替レートによって、利率が変わってくる債券です。
 乙が見た提案書では、当初5年間は 4.10% の利率を保証し、以降は、2037 年まで次の式で計算される利率になるというものでした。
  20×(そのときの為替レート)÷(契約時の為替レート)-16
ただし、利払いがマイナスになることはないとのことです。
 つまり、為替レートが円安に振れれば、利回りが 6% にも 7% にもなる一方、円高に振れれば利率ゼロになることもあるということです。
 しかも、発行体はある一定条件以上に円安になれば期限前に償還できるということです。ということは、あまり高い運用益は望めません。
 しかし、円建てで元本が保証されているので、運用手段のない財団法人などに適した設計になっています。
 ネットで検索してみると、実際、財団の基本財産としてこういう仕組み債を組み込んでいる例もあるようです。
 牧田国際育英会
http://www.makita-sf.jp/
の財産目録
http://www.makita-sf.jp/gai_zai/20.htm
に記載があります。もっとも、ここは株式なども保有しているようですから、状況が違うかもしれません。
 日韓文化協会
http://www.nikkanbunkakyokai.or.jp
の財産目録
http://www.nikkanbunkakyokai.or.jp/pdf/zaisan.pdf
にも記載があります。
 日本釣振興会
http://www.jsafishing.or.jp/
の財務諸表に対する注記
http://www.jsafishing.or.jp/field_b/b_07/b_07_2006/06_03_k.pdf
にも記載があります。
 静岡県文化財団
http://www.granship.or.jp/foundation/index.html
の平成18年度決算書
http://www.granship.or.jp/foundation/pdf/h18_kessan.pdf
にも記載があります。
 青森学術文化振興財団
http://www16.ocn.ne.jp/~aogaku
の平成18年度決算報告書
http://www16.ocn.ne.jp/~aogaku/H18kessannhoukokusho.pdf
にも記載があります。
 川野小児医学奨学財団
http://www.kawanozaidan.or.jp
の財産目録
http://www.kawanozaidan.or.jp/outline/koukai_pdf/mokuroku2006.pdf
にも記載があります。
 国際文化フォーラム
http://www.tjf.or.jp
の決算報告書
http://www.tjf.or.jp/jp/overview/2006kessan.pdf
にも記載があります。
 さて、こういう仕組み債をどう考えるべきか。銀座なみきFP事務所が答えを述べています。
http://www.ginzafp.co.jp/info/060616.html
「証券会社や関係金融機関の取り分など(外部から見えないだけに、いくらで設定されているか・・・少し怖い)を差し引くと、理論上は原資産のリスク・リターンより有利であるはずはないのです。」
 オプションを使えば、こういう変わった仕組みも作れることはわかります。しかし、こういう話は、基本的に金融機関が儲かるようにできているものです。一番の問題は金融機関の手数料部分が明示されないというところでしょう。
 乙の意見では、パワーリバースデュアル債というものは、単に円建てで元本が保証されているというだけが存在理由のようなものです。
 個人としては、こういうものには手を出さない方がいいと思います。
 財団法人のような特殊な存在の団体ならば、考慮の余地があるかもしれません。しかし、財団法人の窮状についてはどこも同じですから、文部科学省としても看過できないでしょう。ということは、そのうち制度改革があるかもしれません。株式や海外の債券など、元本を毀損する可能性があるものでもよいということになりそうに思います。それまで何とか持ちこたえるようにすることがいいのではないでしょうか。
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2007年12月16日

奨学財団と資産運用

 日経新聞12月12日朝刊1面「日本人とおカネ」の欄の記事です。一部引用します。
 「手続きにこんなに時間がかかるとは。もっと気軽に寄付できる仕組みがあれば」。一代で上場企業を築いた北陸地方の井戸晴雄(仮名、65)はため息をつく。個人資産で奨学金などを賄う基金を設立する決意をした。文部科学省、財務省、厚生労働省……。税制上の優遇措置を得る認可や調整に一年以上かかった。
 五億円で設立した基金も、運用の規制が厳しいうえ低金利が続く。自己資金二千五百万円を毎年補充することにした。次世代に貢献する残し方をしたいが、「高齢者がお金を生かしにくい世の中だ」と痛感する。

 乙が関係している某奨学財団でも全く同じ経験をしました。
 理事長が私財の5億円を拠出して基金を作り、それを運用して得られるお金を基に奨学金を苦学生に渡すというのがその財団の趣旨です。似たような財団は他にもいろいろあると聞いています。
 しかし、今の日本の低金利は、このやり方を継続できなくさせています。定期預金などで 1% で運用した場合、基金5億円があっても、運用益はたった 500 万円にしかならず、これでは財団の活動資金になりません。2000 万円ほどあれば、財団の活動が可能なのですが、現在のところ 4% の運用はかなりむずかしいものです。そこで、理事長は毎年多額の自己資金を財団に「寄付」として補充していました。
 文部科学省などの規制は、それはそれはきびしいもので、円建ての元本を毀損することがあってはならないのだそうです。ですから、株式などのリスクのあるもので運用してはいけないことになります。外貨建てならば、5% くらいの運用ができますが、それも円建ての元本保証ではないために、実行できません。
 そんなとき、某信託銀行や某証券会社から仕組み債の話が持ち込まれました。財団では、一時、そういうので資産運用を考えようということになり、乙もちょっと勉強してみることにしました。
 (以下、長くなるので、明日書きます。)
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2007年12月09日

FX、記録提出義務づけ

 乙は、FX(外国為替正気金取引)を本格的にやってはいませんが、口座だけは確保してあります。
 そのうち e-kawase は、外貨への両替と海外送金のために口座を開設したのですが、
2007.1.28 http://otsu.seesaa.net/article/32247601.html
2007.1.27 http://otsu.seesaa.net/article/32209181.html
2006.6.25 http://otsu.seesaa.net/article/19814060.html
2006.6.17 http://otsu.seesaa.net/article/19378324.html
最近は、乙は両替を Interactive Brokers で行っているので、e-kawase は使わなくなってしまいました。IB だけで乙の投資(取引)行動が閉じているので、それ以外への送金もしていません。
 さて、11月の話でしたが、e-kawase を開設している豊商事から手紙が来て、FXは来年度から国税庁への取引記録の提出が義務づけられることを述べ、店頭取引である e-kawase は税制面で取引所取引に勝てないので、取引所取引であるくりっく365に参加するように促すとのことでした。
 乙は、確定申告では、e-kawase からの取引報告書を添えて雑所得として申告していました(少額でしたが年間ではプラスになっていました)が、この手紙を見ると、かなり多くの人が税金の申告をしていないように読めます。実際は、どうなんでしょうか。調べようがありません。ま、それはともかく、そうやって確定申告する場合でも、手間はたいしたことありません。きちんと確定申告すればそれでいいと思います。
 さて、そこで、e-kawase から、くりっく365に乗り換えるかどうか、考えてみました。(豊商事からの手紙には、e-kawase とくりっく365の比較表なども入っていました。)
 乙にとって、比較表で一番重要な違いは、外貨の受け渡しができるかどうかという点でした。
 e-kawase はできますが、くりっく365ではできません。ということは、くりっく365を使うことにすると、今後外貨を口座に入金し、日本円に両替する操作ができないことになります。これは決定的でした。
 乙の場合、Interactive Brokers を利用して両替・送金するつもりなので、特に問題はないのですが、もしかして IB でトラブルがある場合には、両替・送金のために第2の手段が必要になります。それが e-kawase です。くりっく365 を使うことによって、この機能が使えなくなると、FX取引の意味はほとんどなくなってしまいます。乙は、FX自体で儲けることができるとは思っていません。
 ということで、乙は乗り換えをしないことにしました。
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2007年10月30日

個人間金融取引所・ゾーパ

 乙は、日経新聞 2007.10.28 朝刊 p.17 で見かけました。
 イギリスの話ですが、個人間金融取引所というのがあるそうです。ゾーパというのだそうです。貸し手と借り手をインターネットでつないだ新しい金融形態とのことです。
 これはおもしろいと思いました。
 仲介業者が手数料を貸し手と借り手の両方から 0.5% ずつ徴収するだけというのは、コストが安くてとても便利そうに響きます。借り手から見ると、大手銀行より3割程度安い金利になるということですから、これまた受けそうです。(3割安いというのは、9% の金利が 6.3% になるという意味でしょう。)
 貸し手も借り手も信用情報会社が与信審査をするということですから、比較的安心できそうです。貸し手のほうの信用は、あまり心配する必要はなさそうです。借金は、借りてしまえば、借り手のほうが強いからです。とはいえ、借り手から見れば、申し込んでも貸してもらえないことになったら困るわけですから、こういう審査があってもやむを得ないでしょう。
 創業2年でゾーパの利用者は18万人に増えたそうですが、さもありなんです。
 さっそくネットで調べてみると、すでにいろいろな記事があります。大まかな日付順に見ていきましょう。
[1] 2005.4.4 http://wiredvision.jp/archives/200504/2005040403.html
2005.4.6 http://zakki.paslog.jp/article/16392.html
 これらの記事によると、「貸し手は1人につき最低50人に融資を行ない、借り手1人に融資できる額は最高200ポンド(約4万円)までに制限されている。」「貸し手も法人ではなく個人でなければならず、いかなる時点においても貸し付け残高が2万5000ポンド(約500万円)を超えてはならない。」とあります。まさに分散投資と同じ考え方です。
[2] 2005.4.5 http://www.grope.info/index.php/index.php?no=r791
 こちらでは、どっちつかずの迷いが表明されています。
[3] 2005.6.17 http://oshimago.chu.jp/personal/archives/000367.html
 ここでは、日本国内でも大きな期待をしたいと言っています。
[4] 2006.5.8 http://blog.mag2.com/m/log/0000164032/?YEAR=2006&MONTH=5&DAY=8
 この記事によると、貸し手も借り手もイギリスに住んでいて、イギリスの銀行に口座を持っている人が対象とのことなので、日本に住む人間が投資するわけにはいきません。
[5] 2006.5.10 http://blog.livedoor.jp/lala33/archives/50602866.html
 この記事では、「昔あった無尽(頼母子講)の現代版」と位置づけています。
[6] 2006.9.27 http://www.sodan.info/colum/?sec=detail&did=14504
 ここでは、日経新聞 2006.9.27 夕刊のゾーパに関する記事が読めます。
[7] 2006.10.8 http://ameblo.jp/nippau/entry-10017965554.html
 この記事では、デフォルト(債務の不履行)が起きたときのことが詳しいです。
[8] 2006.10.17 http://www.osa-kigyou.com/topic114.html
 この記事では、起業資金の作り方の一例として考えています。
[9] 2007.1.8 http://bracingjapan.livedoor.biz/archives/50492077.html
 ここでも、ビジネス開始のタネ銭としての利用を考えています。[8] と同じ考え方です。
[10] 2007.1 http://www.jnews.com/special/reports/200701/200701.html
 この記事では、ゾーパの借り手は返済保護保険に入ることができるとあります。何と、保険付きも可能なんですね。
[11] 2007.2.28 http://ameblo.jp/sem-info/entry-10026611173.html
 こちらでは、「国の柔軟な対応の、また新しいサービスが根付くスピードが遅いという風土が日本にはあるように感じる。」ということで、日本の「遅さ」を嘆いています。

 また、これをテーマにしたメルマガまで出ているのでした。
[12] http://www.mag2.com/m/0000238187.html
[13] http://merumaga.yahoo.co.jp/Detail/6246/
 こちらは、ウィキバンクのメルマガですが、ゾーパについても触れられています。

 ゾーパについては、次のところでも記事があります。
[14] 2006.5.10 http://plaza.rakuten.co.jp/www9945/diary/200605090000/
[15] 2006.9.28 http://blog.goo.ne.jp/038sinagawa/e/8e9f720783061353ca2a72d51e3f7328
[16] 2007.2.5 http://plaza.rakuten.co.jp/rironbusou/diary/200702040000/
[17] 2007.3.8 http://community.eoy.ne.jp/blog/index.php?module=Blog&action=ShowBlog&uname=03fmsato&eid=6210d90ad2bf1218bc56627e724f6ebd&mode=permanent
 本家のHPは以下のところです。
[18] http://www.zopa.com/

 WWW で記事を見ていったら、ゾーパとともに、アメリカの prosper について触れられている記事も多かったです。両方とも個人間金融という点では共通しています。
[19] 2006.3.3 http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060303_prosper/
[20] 2007.4.24 http://d.hatena.ne.jp/kazundo/20070424
[21] 2007.6.12 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070521/271705/
[22] 2007.8.6 http://hiroyoshi.wordpress.com/2007/08/06/
[23] 2007.10.5 http://japan.internet.com/busnews/20071005/8.html

 ところで、日本でもこういう仕組みがあるのでしょうか。
 ウィキバンク
http://wikibank.jp/
http://wiki.bank.jp/
http://www.bank.jp/
がどうもそれに近いように思えます。2007年4月1日業務開始だそうです。
 それにしても、類似の URL が2個あるのはいかがなものでしょうか。両者は同一管理人が提供しているもののようですが、何となくいかがわしさを感じさせます(失礼な言い方で恐縮です)。
 こういう仕組みができて普及すれば、銀行の金利よりもさらに高い金利をとるサラ金は大きな影響を受けるでしょう。一般人が(信用レベルにもよりますが)銀行融資よりもさらに安い金利で資金が借りられるとなったら、サラ金に行く人はよほど信用のない人だけになってしまうでしょう。いよいよサラ金は貸し倒れリスクが高まり、倒産する業者が多数出てくることになりそうです。
 それどころか、銀行自体が危ないかもしれません。預金者から金を集めて企業などに貸し出すというモデルは、間接金融ですが、すでに機能しなくなってきており、直接金融が大きくなってきています。銀行は、したがって、経営が苦しくなってきています。
 個人間金融取引所は、まさに直接金融なんですね。投資家としても、自分の金が目に見えるところに有効に使ってもらえて、しかも後日金利が付いて返されるなら、こんなうれしいことはありません。
 インターネットの普及が、社会に影響を及ぼすというのは、たとえば、こういうことを指すのでしょうね。
 消費生活の面では、インターネットが生産者と消費者をつないで、問屋などの仲介業者を通さない、いわゆる「中抜き」を促進しているわけですが、金融面でも中抜きが起こりうるということです。
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2007年10月27日

中国は準先進国か

 おのさんから、乙のブログのコメント欄に問いかけがありました。
http://otsu.seesaa.net/article/62004596.html
 「最近、ファンドからETFにシフトしている中、ハンセンH株を増やしているのですが、(乙注:中国を)新興国としてみるのか、準先進国?としてみるのかによって、今後の投資配分が違います。乙さんの考えを教えてください。」
 ちょっとこれについて考えてみましょう。
 結論からいうと、乙は、中国を新興国に入れて考えています。
 先進国と新興国の違いは、株式市場の時価総額だけではないと思います。時価総額で考えると、香港+上海で日本を追い越す規模だという話ですが、それでも中国は先進国に入れるには問題があると思います。
 第1に、中国は資本主義経済を標榜していますが、社会構造の基本は共産党の一党独裁であり、この点で他の先進諸国と決定的に違っています。民主的に選ばれた議員たちが国の方針を決めているわけではありません。
 このような体制では、いつ何時、時の政権が経済制度をひっくり返すようなことがあるかもわかりません。そんなことしたら大混乱が起こりますから、しないだろうと思いますが、しかし、税制や各種の税率を大幅に変えることくらいは行うでしょう。他の先進国と比べれば、そういう大変化・大事件が起こる確率が高いだろうと思います。
 第2に、中国の株式市場はまだ十分に成熟していないと考えられることです。これについては、最近読んでいる、張志雄・高田勝巳(2007.6)『中国株式市場の真実―政府・金融機関・上場企業による闇の構造』ダイヤモンド社 にいろいろと記述があります。この本については、読み終わったらブログで取り上げる予定ですが、中国の株式市場を巡って、さまざまな汚い事件がたくさん起こっていることを赤裸々に詳しく記述しています。こういうことを知ると、中国では何でもありだと思えてきます。これでは先進国とは呼べません。
 第3に、最近の株価の高騰があります。上海A株は、特にすごいわけですが、こんな高騰は、新興国ならではでしょう。中国人の余剰資金が株式市場に過度に流れ込んでいるだけです。先進国の株式市場の場合は、もっと安定して上昇するものです。H株にしても、その上昇ぶりは目を見張るものがあります。これは単に上昇を喜ぶべきではなく、そのうち、大暴落があるのではないかと思わせます。こんなふうにボラティリティが高いことは、中国が新興国であることを示唆しています。
 第4に、世界に開かれた資本市場があるかどうかという点があります。人民元は、他の通貨と自由に両替できるようにはなっていません。為替レートは人為的に決定されています(少なくとも、そのように見えます。)したがって、外国人が自由に人民元投資ができるようにはなっていません。(各種の裏道はありますが。)人民元が変動相場制になり、他通貨との間で自由な資本の行き来ができてやっと「開かれた資本市場」といえると思います。
 中国企業が香港において香港ドル建てで上場したものがH株ですが、そもそもこんな上場があること自体おかしい制度だといえます。

 BRICs 各国は、世界の中で次第に大きな存在になってきています。これらの国で経済成長が続いていることは周知の事実です。特に、中国とインドの株式市場の時価総額が大きくなっています。このままいけば、今後10年程度で先進諸国と肩を並べ、その後抜き去るでしょう。しかし、その他もろもろのことをあわせて考えると、諸制度が整っていて安心して投資できる先進国とはやはり違っていると思います。
 準先進国扱いをするのはいつごろか。それは、そうなってみるまでは何ともいえません。乙は、単に時価総額だけを見て準先進国扱いするのはよくないと考えます。
 中国株には、乙も ETF の形で投資していますが、完全に信頼しているわけではありません。今は、おっかなびっくり資金の一部を投入しているといったところです。
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2007年10月17日

投資家の文系と理系

 乙が読んだブログですが、
http://hayakawa.enjyuku-blog.com/archives/2007_10_post_61.html
投資家にも文系と理系があるというのです。理系は統計やプログラミングに明るく、文系は歴史に詳しいということです。
 こういう基準で見ると、乙は理系に入りそうです。統計は好きですし、プログラミングも好きです。(最近は忙しくてあまりプログラムを作ったりしていませんが。)一方、歴史にはとんと暗いです。
 しかし、乙の出身大学(学部、学科とも)は全くの文系です。乙の現在の勤務先(の中の乙がいるセクション)も文系です。乙の知り合いも圧倒的に文系の人が多いです。
 乙の感覚としては、何かというと、データを集めて分析したいと思うほうですし、しばしばそれが大量データになるのですが、その場合は統計やコンピュータが必須のものになります。このあたりは文系・理系にかかわらず必要なことなのではないかと思います。
 カッコを付けていえば、文系と理系はそんなに隔たっていないし、両方に通じることが大事なんだということかと思います。必要ならば何でもやらなければなりません。
 しかしまあ、言われてみれば乙の考え方は(文系の中では)理系的なのかもしれません。時には、回りの文系の人たちに違和感を感じることがあるくらいですから。
 投資は、金額という数字を扱うことが多いので、理系のほうが好都合かもしれないなあと思うことがあります。乙はまだまだ勉強不足だと感じています。
 この話に関連して
http://blog.intelligent-investor.net//index.php?itemid=108545
という記事があります。
posted by 乙 at 05:08| Comment(1) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月06日

マカオのカジノ

 マカオのカジノについては、サーチナ(中国情報局)のニュースでたびたび取り上げられます。
 4月5日のニュース
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=0405&f=business_0405_017.shtml
では、2006年のカジノの売上高は前年比 21.3% 増で、中国大陸を含む他国・地域からの入境人数は 17.6% 増の 2200 万人、うち、中国大陸からの入境者は 54.5% 増だったとのことです。このころ、マカオのカジノ収入は米ラスベガスを抜いたものとみられます。
 中国人がいかに賭け事好きか、よくわかります。
 6月22日のニュース
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=0622&f=business_0622_018.shtml
では、2010年までにマカオでカジノが9箇所オープンし、合計で35箇所になる予定だとのことです。今後、カジノはますます活況を呈するはずですね。
 7月18日のニュース
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=0718&f=business_0718_019.shtml
では、マカオのカジノが絶好調で、2007 年の上半期の売り上げが前年同期比で3割も伸びているとのことです。
 10月4日のニュース
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=1004&f=business_1004_005.shtml
では、「マカオ:賭博業の伸び予想下回る「市場拡大なし」」という見出しが付いていますが、本文は以下の通りです。
 モルガンスタンレーは3日、マカオの9月の賭博業収益の伸びが同社予想の前年同月比75%を大きく下回る55%だったことが、マカオでカジノを展開する米企業サンズとウィンの米市場での株価下落の要因になったとの見解を示した。
 同社エコノミストは「マカオでは新しいカジノの開業が続いているが、売り上げが既存カジノから他に移っているだけで、市場の拡大は見込めない」と述べている。3日付で香港・経済通が伝えた。(編集担当:恩田有紀)

 この記事は、株価下落の要因としてはある意味で正しいのかもしれません。それにしても、75% 増の予想が 55% にすぎなかったという話ですが、伸び率自体は(予想と比べずに、絶対値としてみれば)すごい話です。大きな目で見れば、マカオのカジノは順調に伸びているとみなしていいのではないでしょうか。
 乙は、UWマカオ・プロジェクト投資事業匿名組合に投資しています
2006.4.15 http://otsu.seesaa.net/article/16584471.html
が、このファンドは、基本投資比率としてマカオ不動産(マンション)7割、株式3割となっています。こんなふうにマカオのカジノが伸びて行くとなると、この投資話はかなり期待できそうな気がします。(最終的にマンションが売れてみるまでは何ともいえないわけですが。)
 今のところ、8月末の運用レポートが読めますが、マカオ不動産が 79% を占め、香港株が 5%、現金預金が 15% になっています。乙の感覚では、ちょっと現金比率が高いような気もします。今の比率を基準にして、あと 5% から 10% くらいまで株に投資してもいいのではないかと思いますが、ま、このあたりは運用会社にお任せとするしかありません。
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2007年10月05日

中国の経済成長

 乙は、(多くの人と同様に)中国の経済成長に注目しています。
 乙が保有している中国の個別株も、中国株ファンドも、大幅に上昇しています。このこと自体は投資家としてありがたいことですが、このまま中国の経済成長が続くとどうなるかということも考えておかなければなりません。
 日経ビジネス ONLINE が、「2010 年 日中逆転」という特集を組んでいます。
http://business.nikkeibp.co.jp/special/china/
中国経済は、もう日本を追い越すところまで来たんですね。
 しかし、経済成長に伴う負の面もいろいろあるようです。レスター・ブラウン氏のインタビュー記事
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20071002/136648/
などはその代表例でしょう。耕作地の砂漠化、大気汚染、喫煙、環境監視体制、水と食糧の確保、自動車の普及、など、大量消費が引き起こす諸問題を語っています。中国は膨大な人口を抱えていますから、世界に対するその影響はきわめて大きいものがあります。先進国に対する(資源の消費や環境の破壊などの)負の影響という面とともに、中国は発展途上国のモデルという側面もあるので、それらの国に対する影響(それらの国が中国の政策を真似ることなど)も大きいものがあります。
 乙は、先日、BS Japan で放送された「2010 年 日中逆転」という番組も見ましたが、連携企画ということで、同趣旨のことが映像とともに語られました。水汚染の実態など、テレビで見るとすさまじいものがありました。
 中国の成長があるからこそ株価が上昇するともいえるので、投資家として、成長に反対することはできないのですが、もう少し、中国が経済発展一辺倒でなく、環境問題などにも配慮し、周辺国を初め世界の各国と協調しながら豊かな国づくりを目指してほしいものです。結果的に、それが中国の長期成長を支えるものになるでしょう。
 乙の保有している中国株関連の金融商品は、いつかは売る時期がくると思っていますが、さて、それはいつでしょうか。2008年の北京オリンピックころまででしょうか、2010年の上海万博ころまででしょうか、さらには、その後もずっと保有し続けるのがいいのでしょうか。誰も答えられない難問でしょうね。
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2007年09月10日

前田氏のセミナー参加費 33,000 円は高いと思います。

 現役プライベート・バンカーの前田和彦氏が行うセミナーがあります。
http://www.1mpb.com/seminar_070922.html
 外貨建てMMFについていろいろと語るようです。それはそれでいいのですが、4時間のセミナーで、参加費が 33,000 円もするというのです。
 こんなに高い参加費を払える人って、何人くらいいるんでしょうか。セミナーの定員は「150名 (80名様でしたが定員オーバーし、多数のご要望をいただいたため急きょ150名様まで対応することになりました)」とのことです。
 参加費の 450 万円全部が前田氏のポケットに入るわけではないにしても、(会場賃借料や資料作成費などがかかります)すごく実入りがいいように思います。
 セミナーの内容は、要するに「外貨MMFを買いなさい」ということでしょう。「外貨MMFのその後がある」といっても、そんなに変わった(珍しい)運用方法があるわけではありません。あるなら、むしろそちらをセミナーのテーマにするべきです。
 参加費を 3,300 円にしてくれたら、乙も参加してもいいかなと思えるのですが、33,000 円は高すぎます。同伴者は2割引だそうですが、26,400 円を払って、同伴者を連れてくる人がいるんですかね。計6万円も払うなら、2人で旅行にでも行ったほうがいいのではないでしょうか。これが乙の価値観です。
 こういうセミナーの参加者がたくさんいるということが日本の現状なんですね。
 前田氏は、何冊かの本をお書きで、乙も3冊ほど読んだことがあります。前田氏がどういう人か、どんなことを考えているかは、こういう本を読む方がずっとわかりやすいと思います。(こちらなら、合計で数千円の出費で済みます。)
前田和彦(2007.8)『5年後にお金持ちになる海外投資』フォレスト出版
2007.8.15 http://otsu.seesaa.net/article/51438133.html
前田和彦(2006.8)『5年後にお金持ちになる資産運用』フォレスト出版
2006.9.20 http://otsu.seesaa.net/article/24035583.html
前田和彦(2004.8)『借金国家から資産を守る方法』フォレスト出版
2006.6.6 http://otsu.seesaa.net/article/18894635.html

 セミナー参加費も、本の購入費も、資産運用の隠れたコストであり、コストは安い方がよいに決まっています。長期的な資産運用には、コストが大きな影響を与えるのはよく知られた事実です。
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2007年09月07日

大災害債券は投資しないほうがいいだろうと思います

 乙は、日経新聞で読んで驚きました。大規模台風が来ないことでリターンが大きくなる債券があるんですね。
 その後、調べてみると、NIKKEI NET にも同趣旨の記事が載っています。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070905AT2D1400Q05092007.html
 「満期となる09年5月までに日本で「60年に1回」級の大規模台風が来なければ、投資家は元本と金利を受け取る。風速が一定水準を超えた場合、元本は減額または没収され共栄火災の保険金支払いに充てられる。」という仕組みです。
 この記事で参照されていた共栄火災海上保険の台風ボンドについては、
http://www.hokenweb.co.jp/jouhou-so1kyo.htm
の07年7月20日のところにニュースが載っていました。
 共栄火災海上保険のホームページ
http://www.kyoeikasai.co.jp/
からは、該当する記事をうまく見つけることができませんでした。
 さて、これに投資するか否かと考えてみると、乙はどうにも否定的にならざるを得ません。
 第1に、大規模台風か否かを誰がどう決めるのか、はっきりしない点です。
 第2に、(債券の)利子や元本の返済率がどれくらいなのかが明示されないことです。
 アメリカでは、すでに似たものが作られていますが、
http://www.sumitomocorp.co.jp/econo/9710/j-kaigai.html
それによると、被害総額で元本のもどる比率が変わってくるようです。
約12%の利子は如何なる場合も保証されている。もし総額が10億ドル以下なら、元本は100%戻る。過去の統計によるとこの発生確率は99%弱。次に、総額が10億ドルから15億ドルなら、程度によるが20%から80%の元本喪失が生じる。この発生確率は1%弱。最後に、総額15億ドル以上なら元本は100%喪失。この発生確率は0.4%。

 このあたりをはっきり書かないと、記事としての意味がありません。(日経さんは、中途半端な書き方をしないで、もう少し明確に書かないとダメです。)
 それらがはっきりしたところで、投資の価値があるかどうかを判断するようにしなければなりません。
 上記のアメリカの債券の例では、発生確率を基に計算すると、元本の返済の期待値は(あくまで概算ですが)-8.5% 程度になります。したがって、12% の利子を考慮しても、リターンの期待値は 3.5% しかありません。リターンがたったこれだけでは、万が一元本ゼロになってしまうというリスクは取れないと思います。株だったら、8% くらいのリターンは期待できそうですし、普通の債券でも、(アメリカなら)5% くらいはいくでしょう。それに比べて、有利な点はあまりないというわけです。普通の債券や株と相関が低いといっても、やはりそれなりのリターンがないことには話になりません。

 記事には詳しく書かれていなかったので、わかりませんが、個人投資家向けに販売されるのでしょうか。
http://www.hokenweb.co.jp/jouhou-so1kyo.htm
には、機関投資家向けと書いてあります。
 たとえ個人が購入できるとしても、乙は投資しないと思います。
 長期投資にはまったく向かない商品だと思います。
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2007年08月09日

中国は無秩序国家

 乙が
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20070803/131649/
で見かけた記事です。著者4人はいずれも外国人です。彼らは中国の現状を無秩序国家と呼んでいます。
 官僚の汚職を初め、行政の失敗がたくさんあるとのことです。それはそうでしょう。きちんと批判することができない政治体制はいわば絶対権力であり、腐敗などの問題が起こるのは当然です。
 経済面だけ資本主義を導入しても、人々の考え方が社会主義の時代(国家が計画し、人民はそれを厳守するだけ)のままなら、うまく回転するはずがありません。この記事では、中国のあり方を「官僚資本主義」と呼んでいます。なるほど、そういう見方はかなり本質を突いているように思えます。しかし、これは企業の所有者は誰かという問題になります。地方官僚の汚職がひどいのにはそれなりに理由があるというのが著者たちの主張です。
 中国を根本的に変えるために、どうしたらいいかについて、著者たちは結論として次のように述べます。
 「地方官僚に規制逃れをさせない法制度、単なるGDP成長率だけでない数的指標に基づいた役人の評価システム、起業家を育成し報いるような資本市場が必要となる。つまり、ビジネスから共産党を排除しなければならないのだ。
 だが、今の段階ではそのような革命的変化は政治的に不可能だ。したがって、今日我々が目にしている中国の惨憺たる国内事情は10年後もほとんど変わらないと考えるのが妥当だろう。」
 当然です。権力とはこういうものでしょう。「中国は今のまま」と見るべきです。
 こういう記事を読むと、このまま中国株に投資していていいものかどうか、考え込んでしまいます。乙の投資額は大したものではありませんが、それでも心配です。
 中国の経済発展はあと何年持つのでしょうか。そして、中国株からの撤退の時期は「読める」ものでしょうか。
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2007年08月03日

マネー・カレッジと FLAT テスト

 renny さんがマネー・カレッジについて紹介しています。
http://renny.jugem.jp/?eid=304
 その中で、投資知識に関するテスト FLAT
http://www.money-college.org/flat.php
に言及しています。乙もこれが気になって、さっそく FLAT というテストにチャレンジしてみました。
 メールで知らされた「採点結果」は次のようなものでした。
●点数
あなたのFLATの採点結果は、
100点 (100点満点)でした。


●今後のお薦め
株や投資に関してしっかりとした知識を持っていらっしゃるあなたは、すぐにで
も投資を始める準備ができているのではないでしょうか。

あとは、心理的な部分での投資に対するためらいを乗り越えれば、初めの一歩を
踏み出せるはずです。

マネー・カレッジのセミナーでは、事前に投資の基本方針を設定して、実際にス
テップ・バイ・ステップで投資の行動を疑似体験していきます。

ぜひ受講を検討してみてください。

 このテストは、あまりにもやさしすぎる問題だったので、乙は違和感を感じました。
 まあ、こういうテストはやさしくしておいて、投資知識のない人でもいくぶんかは点数が取れるようにしておき、こういう投資セミナーに誘おうという考え方で設計されているのでしょう。
 このセミナーは初心者対象とのことなので、乙は、申し込まないことにしました。
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2007年07月16日

国の借金、最多の834兆円

 2007年3月末の時点ですが、国の借金は、最多の834兆円になったということだそうです。
http://mfeed.asahi.com/business/update/0625/TKY200706250391.html
 こんなにも借金を積み上げてしまって、国は一体どうするつもりなんでしょう。もうとうてい返せないとしか思えません。
 この状態は、今後も継続します。これから借金が更に増えていくということです。
 2011年にプライマリ・バランスが確保できる予定だそうですが、まあそれだって予定は予定であって、ホントに実現できるかどうか、わかりません。
 さらに、今後はこの膨大な借金を返さなければならないわけですが、それにしては増税論などは、どこでも議論されていません。こんなペースでいいのでしょうか。さっさと消費税を 15% くらいにしないと、取り返しが付かないように思えるのですが。
 この大問題を(今まできちんと討議してこなかった)政治家に任せてしまっていて、大丈夫なのでしょうかね。
 ちょうど参議院選挙の時期ですが、選挙で増税の話はまったくありません。秋からは増税の方向で審議が始まるという話なのに、……。政治というのは、突き詰めれば、どこからどのようにいくらくらいの金を集めて、どこにどのようにいくらくらいの金を使うのかを決める話でしょう。
 政治家は国民をバカにしていませんか。いや、もともと日本人はバカにされる程度の国民なんでしょうか。
 国の借金問題については、PALCOM さんもお書きです。
http://palcomhk.blog79.fc2.com/blog-entry-251.html
http://palcomhk.blog79.fc2.com/blog-entry-252.html
http://palcomhk.blog79.fc2.com/blog-entry-253.html
http://palcomhk.blog79.fc2.com/blog-entry-255.html
http://palcomhk.blog79.fc2.com/blog-entry-256.html
http://palcomhk.blog79.fc2.com/blog-entry-258.html
http://palcomhk.blog79.fc2.com/blog-entry-259.html
http://palcomhk.blog79.fc2.com/blog-entry-264.html
 どういう方向で議論が展開されるのか、乙も関心があります。
タグ:借金 増税
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2007年07月09日

自分の年金の調査

 乙も、昨今の年金問題には無関心ではいられません。
 自分の老後を考える上では、まずは最初に考慮するべき問題でしょう。
 ところで、社会保険庁は、ネットでこれまでの年金加入記録を照会できるようにしたようです。
https://www3.idpass-net.sia.go.jp/neko/action/z0401
 それはいいのですが、何と、共済組合に加入中の人についてはこのサービスの対象外だそうです。
https://www3.idpass-net.sia.go.jp/neko/service/s00001.html#kyosai
http://plaza.rakuten.co.jp/ismoney/diary/200707050000/
 共済組合の加入者の年金は大丈夫なのかというと、そんなことはなく、やはり似たような問題が起こっています。
http://www.nenkin.co.jp/pension/archives/2007/06/22/187.html/
 共済組合の加入者も個人ごとに調査してもらえないものでしょうか。
posted by 乙 at 04:31| Comment(1) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月02日

楽天証券のセミナーに参加してきました。

 乙は、7月1日(日)に両国の国技館で行われた「楽天証券 サービス開始8周年記念投資セミナー」に参加しました。
 国技館なんて、ずっと前に大相撲を見に行ったきりで、なかなか行く機会がなかったのですが、そこが大きな講演会場になっており、驚きました。枡席にも椅子が並べられていました。
 会場に入るときにも、楽天証券の社員が多数いて(首に名札をぶら下げているのですぐにわかります)、会場費・人件費・講師の謝礼などを考えると、このセミナーは相当に高くついているように思いました。
 入場時には、楽天証券の袋に入ったずっしりとした資料をもらいました。なかなか一読するのも大変な量です。それに加えて、チラシみたいのを次々くれたので、それはもう大騒ぎでした。もっとも、この資料の大部分は講演の内容とは無関係だったのですが。
 森永卓郎氏「年収 120 万円時代の経済、マーケット論」は、大変おもしろかったです。日本の格差が広がりつつあること、アメリカと比べれば日本はまだそれほど極端な格差があるわけではないこと、竹中氏の構造改革はつまりアメリカ化のことであること、労働分配率が下がっており、30代で非婚が増えていることなどをデータを示しながら語っていました。内容がわかりやすくて、声が良く通り、理路整然としていて聞きやすかったです。
 澤上篤人氏「人生を豊かにする資産づくり」は、持論の長期投資家の考え方を語ってくれました。今は日本株に強気だとのことです。その理由も4点ほど挙げていましたが、まあ細かくなるので、詳細は書きません。1兆円でも運用を任せてもらえば、ありったけ日本株を買うという発言が印象的でした。
 これで午前の部は終わりで、昼食休憩になりました。
 午後は、ピーター・タスカ氏「日本の選択」から始まりました。イギリス人で、日本語は達者ですが、やはり講演には向いていないように思いました。ところどころで不自然な日本語が出てきたり、語句の切り方が違っていたりして意味が汲み取りにくいところがあったりしました。日本株は割安で、特に大企業にその傾向が強く、自分は強気だと発言していました。お昼を食べたあとということもあってかなり居眠りをしてしまいました。
 堀古英司氏「米国株:良いビジネスを安く買う」は、米国の企業をどう見るかという話でした。米国株は割安だということです。
 広瀬隆雄氏「地球温暖化現象と BRICs」は、アメリカで環境問題への関心が高まっていることを指摘し、太陽電池関連企業などの株価が上昇するだろうと予想していました。GE がおすすめだそうです。それに、STP, LDK などを推薦していました。さらに、エタノールがアメリカやブラジルで使われはじめていることを指摘し、VSE や AVR を推薦していました。
 なお、最後に、会場に来ている人に「BRICs に投資している人は手を挙げてください」と呼びかけたところ、半数くらいの人が挙手しました。意外でした。こんなセミナーに来ているのは投資家の中でもかなり意識が高い人で、だったら、大部分の人が何らかの形で BRICs にすでに投資しているだろうと予想していました。(何となく手を挙げそびれた人も多かったのかもしれません。)
 山崎元「個人投資家のためのホンネの投資理論」は、成長株理論、割引配当モデル、ポートフォリオ理論、効率的市場仮説、CAPM、APT、アノマリーの研究、行動ファイナンス、ニューロファイナンス、生物学的市場モデルなどについて手際よく解説していました。その中のいくつかの理論について「役に立たない」と切り捨てていたのが印象的でした。
 ここで、15分の休憩になりましたが、乙は、この段階で退出しました。あとは、テクニカル分析の話とラジオ NIKKEI の記者の座談会ということで、特定の企業の話になったようです。インデックス投資の考え方からすると、こういうのを聞いても時間のムダですから、省略しました。

 セミナー全体としては、満足できました。音響設備も良く、広い会場のどこにいてもそれなりに良く聞こえたように思います。森永氏も、澤上氏も、山崎氏も、声が良く、自信を持って話しているようすが伝わってきました。
 こういうセミナーの内容は、だいたい「強気」発言が出るものです。証券会社としては、株を買ってもらわないと商売にならないですからね。
 こういうセミナーを無料で開催するところはおもしろいです。乙は単にアンケートに答えただけですが、個人を特定するものは何もありませんでした。こんな大規模なセミナーを開催して、楽天証券は儲かるのでしょうか。そこが一番心配になったことでした。
 なお、
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-508.html
に関連記事があります。お昼に乙の二つ隣の席でおにぎりをほおばっている人がいましたが、まさかその方が水瀬さんではないでしょうね。
posted by 乙 at 05:27| Comment(1) | TrackBack(1) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月28日

レジャーホテルファンドについてWWWを検索すると

 WWWではいろいろな人の書いた意見を読むことができます。
 レジャーホテルファンドについては、乙は、自分で考えた上で、継続しないという判断を固めました。
2007.6.26 http://otsu.seesaa.net/article/45923010.html
 それはそれとして、レジャーホテルファンドについてWWWを検索したところ、いろいろな記事が見つかりました。
 個人がブログなどに書いているような例もありますが、内容から判断して、運営会社の社員が(宣伝代わりに)書いているのではないかと疑われるようなものもたくさんあります。たとえば、
http://lhf.104610.net/
です。「ど素人の管理人」が書いていることになっていますが、こういう内容はかなり内部情報に通じている人でないと、書けないと思います。
さらには、
http://lovehotel-fund.info/
http://hotelfund.seesaa.net/
あたりも社員くさく思います。(間違っていたらごめんなさい。乙の勝手な推測です。)
http://hotelfund7.blog102.fc2.com/
は、個人投資家のようですが、明らかに会社よりの立場です。社員かもしれません。
http://oka-miler.net/83/
は、内容は単なる紹介程度ですが、
http://lovehotel-fund.info/
の管理人が作成したものです。
 単なる紹介程度の記事は、ブログの中にたくさん見つかります。
http://oosaka-konan.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_6921.html
http://ameblo.jp/lm199005/entry-10032844968.html
http://sedorineet.livedoor.biz/archives/cat_50015167.html
http://blog.livedoor.jp/fwht9851/archives/cat_50005435.html
http://xn--yck2a0d5a5bb8i.269g.net/category/331404.html
http://isc.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/hopejreit_a2ae.html
http://www.tam-alchemist.com/hotelfund/
http://www.best-investor.com/invest/hotel-fund.html
http://isc2004.blog.ocn.ne.jp/web/hope/index.html
こういうのを読んでもあまり役に立たないでしょう。(書いている皆さん、ごめんなさい。)

 一方、やや批判的な面も含めて書いている記事もあります。
http://blog.berrylife.jp/archives/12296841.html
は、資金の流れに疑問を呈しています。おもしろいと思います。
http://plaza.rakuten.co.jp/diversion/diary/?ctgy=0
は、レジャーホテルファンドのリスクについて考察しています。
http://fund.jugem.jp/?eid=134
http://43semi.net/?eid=134
(両者は同一記事です)
は、批判的で、たいへんおもしろいと思います。たくさんのコメントがまた有益です。ぜひ一読しておくといいでしょう。
http://nsk-network.co.jp/n-050821.htm
は、不動産鑑定士による記述で、メリットとデメリットを両方示しており、大変有用です。
 なお、HOPE-LAST の宣伝もWWWに載っています。
http://www.hotel-fund.com/lpo/
しかし、同時に会社のホームページとかにα3,4,5,6 の解散の記事を追加するべきでしょう。
 2ちゃんねるでもレジャーホテルファンドに関して活発な議論が交わされているようで、
http://proxy.bbsnews.jp/2ch/market/1177589504/
でそのようすが見られます。
posted by 乙 at 04:51| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月26日

レジャーホテルファンド(HOPE α3)は償還されます。

 乙は、レジャーホテルファンド(HOPE α3)に出資してきました。
2006.12.14 http://otsu.seesaa.net/article/29589329.html
2006.8.1 http://otsu.seesaa.net/article/21743958.html
2006.3.20 http://otsu.seesaa.net/article/15111327.html
 しかし、最近郵便物が送られてきて、これが償還されるという連絡が入っていました。
 書類によると、α3,4,5,6 が償還されるとのことです。α7 以降も今後同様の方向に動くでしょう。
 出資者は、元本の償還(と分配金の受け取り)を選択するか、(分配金のみを受け取って)元本分を今後設定される新しいレジャーホテルファンド HOPE-LAST への出資に回すことを選択するかのいずれかが求められています。α3,4,5,6 で購入した物件は、すべて HOPE-LAST に引き継がれます。
 乙は、元本の償還を選び、HOPE-LAST への出資は見合わせることにしました。
 理由はいくつかあります。
 まず、このレジャーホテルファンド全般に関して、乙自身、完全に納得して出資してきたわけではないということがあります。以前のブログ記事にも書きましたが、出口戦略の問題があり、元本が無事に返ってくるかどうか、不安があります。乙は、最低金額の50万円だけ投資して、ファンドがどのように償還されるのか、その最後の段階を経験してみたい(決算書を見てみたい)と思ったのでした。そこでうまく行くなら、出資金を増やすことも選択肢の一つだと思いました。しかし、今回、元々予定されていた5年を待たずに償還されることになりましたので、その一番大事な出口戦略がわからないままになってしまいました。
 ということは、レジャーホテルファンドに今後も投資を継続することに大いに不安を覚えます。
 次に、α3,4,5,6に関して、償還しなければならない理由がよくわからないということがあります。
 もともと、5年と期限を区切った上での運用だったわけですが、それをたった2年ほどで解散してしまうという大きな変更になりました。その理由が納得しがたいのです。
 書類によれば、9月から施行される金融商品取引法の主目的である投資家保護制度を確保するためには、ばらばらで運営している各ファンドを一本化することが総合的なリスクの低減または平均化のために必要だと書いてあります。金融機関やファンドへの売却はある程度まとめて大量に行わないといけないということです。
 乙は、この考え方が理解できませんでした。
 資産をまとめるほうがいいのはその通りかもしれませんが、そんなことは、2年前に運用を開始するときにすでにわかっていたことでしょう。もし、当時はそう思っていなかったとすれば、運営会社として失格です。当時からそう思っていたならば、それにもかかわらず運営会社としてα3,4,5,6 とばらばらの匿名組合を組織してきたのであって、それはそれなりのメリットがあったからに違いありません。それが、2年くらいで変化するとは思えず、また、金融商品取引法が施行されようと施行されまいと、さほど状況が変わったとも思えません。その意味では、営業者は恣意的な運用をしているように見えます。
 次に、解散の根拠として、契約書上は、次のような文面があります。「地震や火災その他の事由で営業者が本契約または本事業の継続が著しく困難であると合理的に判断した場合には営業者は出資者にその旨を通知した上で本事業を終了、清算することがあります。」今回の償還は、営業者の判断では地震や火災と同様に「営業が著しく困難」と考えられるのでしょう。しかし、出資者(乙のことです)から見れば、そんなふうには見えません。今までの途中経過報告を見てもわかるように、このファンドは順調に運営されてきており、今この段階で解散しなければならないほどの切迫した状況にあるとは思えません。この点に関して、営業者と出資者で判断が異なるならば、出資を継続することは無理です。
 細かい問題ですが、α3 では、1年目は 8.4% の配当ですが、2年目から5年目までは 12% の配当を予定していたのです。(あくまで予定に過ぎませんが、パンフレットにそう書いてあります。)今回の HOPE-LAST では、3年間の運用で毎年 8.4% の配当を予定しているとのことです。つまり、今回乗り換えることで、利回りが低下することを受け入れざるを得ません。これは投資家には不利です。
 乙は、だいたい、こんなことを考えました。
続きを読む
posted by 乙 at 04:26| Comment(3) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月23日

市民風車ファンド2006 の分配金が出ます。

 乙は、市民風車ファンド2006 などというファンドにも出資しています。
2006.5.3 http://otsu.seesaa.net/article/17324264.html
 最近、運用報告書とニュースレターが送られてきました。それによると、第2期の決算が行われ、50万円の出資に対して、8,902 円の分配金が出ることになったということです。最初の分配金です。
 分配金は、1.78% の利回りですから、決して高いとは言えませんが、乙はゼロでないだけで十分です。
 自分の資金が自分の納得する方向で使われているということを知るだけで満足感があります。
 先月の話になりますが、乙が出資しているのではない、まったく別の風車を見学する機会がありました。近くで見る風車本体は非常に大きく、見ている人を圧倒する迫力がありました。ブーン、ブーンという音を立てて風車が回っている姿を見るのは不思議な感覚でした。
 乙が出資した分の風車も、きっとこんなふうに回っているのでしょう。風力発電がさらに広がることを願っています。
 本当に夢のある話です。
続きを読む
posted by 乙 at 05:28| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月14日

日経新聞「なるほどビジネス Map」より

 6月13日の日経新聞夕刊3面に掲載されている「なるほどビジネス Map」を見たとき、乙は違和感がありました。
 記事内容は、日本は現預金の比率が高いのに、米国は現預金の保有比率が低く、それだけ株式や投信の比率が高いというものでした。記事内容には問題ありません。
 乙が違和感を感じたのは、そこに掲載されていた地図でした。
 スキャナで取り込んで以下に示します。
日経Map.jpg
 図がみにくい人は、
http://otsu.up.seesaa.net/image/C6FCB7D0Map.jpg
を直接参照してください。
 さて、この地図では、各国の家計の金融資産を円で表し、その中の現預金の割合を黒く塗りつぶして表示しているわけですが、円の大きさが金融資産の総額と比例していないように思えました。
 ものさしでそれぞれの円の半径を測ると(誤差はかなりありますが、ミリメートル単位程度でだいたい測れます)5ヵ国分は、次のようになります。
   アメリカ=15.5mm,日本=9mm,英国=6mm,ドイツ=5mm,フランス=4mm
 半径がこの大きさだとすると、円の面積はπ×半径×半径ですから、円の面積(平方mm)と金融資産の総額を各国別に示すと、以下のようになります。

アメリカ 4850兆円 240π
日本   1550兆円  81π
英国   900兆円  36π
ドイツ  700兆円  25π
フランス 525兆円  16π

 こうしてみると、ヨーロッパ各国の円は小さめに描かれていることになります。
 乙が感じた違和感は、数値で示すことができました。乙は、このビジネスMapでは、ヨーロッパが過小評価されているように思ったのでした。「ヨーロッパの金融資産はこんなに小さいわけはないだろうに」と感じたということです。
 なぜ、日経新聞は、円の面積が金融資産の総額に比例するように書かなかったのでしょうか。不思議です。

 それにしても、この地図でわかるように、アメリカの金融資産はやはり大きいですね。家計で見て、日本の3倍もあるんですね。この他に多くの法人の金融資産があるのですから、やはりアメリカが世界の金融市場をリードしているといわざるを得ません。この意味で、株式投資をする場合、アメリカ株を無視することはできないと言えるように思います。乙は、まだまだアメリカとヨーロッパの株への投資に注力します。
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2007年04月02日

ロシアへの投資の可否

 BRICs の一角として、ロシアも投資先として有力なように思われます。ところで、ロシアの問題点として、役人の汚職があるようです。
 検索エンジンで「ロシア 汚職」と入力すると、実にさまざまな例が検索されて、恐いくらいです。
 一つだけサイトを挙げれば、
http://homepage3.nifty.com/ima-ikiteiruhushigi/sub736.html
があります。1998年の債務不履行で中流階級が消滅したことが贈収賄を招いたとする見方を述べています。今や、役人の月給よりも多額のワイロがまかり通っているとのことです。取り締まる側が汚職をしていたら、もう国中に汚職が蔓延して、どうしようもなくなります。
http://www.transparency.org/news_room/in_focus/2006/cpi_2006__1/cpi_table
には、2006 Corruption Perceptions Index が掲載されています。汚職指数といったところでしょうか。
 日本は世界で17位で、まあまあでしょう。
 ブラジル、中国、インドなどが 70位にひしめいています。
 ロシアは、ずっと離れて 121 位です。ワイロがひどいのは、ロシアだけでなく、インドや中国でも相当ひどいわけです。こういう国々に投資していていいのでしょうか。その中でも最悪のロシアは投資先としてどんなものでしょうか。汚職の実態を知ってしまうと、ロシアが恐くて、投資なんてできないように思います。
 ロシアに関して、もう一つ、気になることがあります。
http://today.reuters.co.jp/news/articlenews.aspx?type=businessNews&storyID=2007-03-15T143727Z_01_NOOTR_RTRJONC_0_JAPAN-251306-1.xml
には、「ロシア株式市場、いずれバブル崩壊へ=ジム・ロジャーズ氏」という記事があります。ジム・ロジャーズ氏によれば、ロシア株はすでにバブルだということです。投資戦略が描けないといった感じでしょうか。ま、このあたりは、個人ごとの判断ですから、何ともいえませんが。
 ロシア株の投資は、さまざまなメリットがあると思う一方、この2点が恐い点です。よく考えなければなりません。
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2007年03月31日

HSBCロシアオープン説明会

 乙は、マネックス証券が主催するHSBCロシアオープン説明会というのに出席しました。
 3月30日に、高田馬場駅のそばのロシア料理店・チャイカで行われました。
 ロシア料理を食べながら、HSBCロシアオープンの説明を聞くというものです。
 参加費無料という太っ腹の企画でした。20人が抽選で参加できるというものでした。マネックス証券の人に聞くと、参加希望が 500 人もあったということで、乙は幸運にも 20/500 の中に入ったのでした。乙は単にメールで申し込んだだけです。
 説明会に参加してみたら、意外と女性(それも美人)が多く、若い男性もかなりいました。中高年の男性ばかりかと思っていた乙の予想は間違っていました。今は、こんな説明会にも若い人、女性が参加するのですね。
 説明会は、ロシアの現状についてという感じでした。HSBC 投信の人の説明では、ロシア投資がいかに将来性がある有利なものかということでしたが、マネックス証券の松本大さんの説明は、ロシア投資はハイリスク・ハイリターンであり、あくまで資産の一部を投資するようにしてほしいというもので、投資家のことを考えたアドバイスだったように思います。
 それにしても、説明会中、一回も「このファンドを買うように」というようなおすすめのことばがなかったのには驚きました。マネックス証券の良心というものでしょうか。アンケートを書くように求められましたが、投信の申込書などは全くなかったのでした。(実際のところ、目論見書なしの段階では、申込をするわけにはいかないのですが。)
 ちなみに、赤ワイン、白ワイン、それにウオツカも飲み放題ということでした。これまた太っ腹でした。あまり飲むと説明が聞けなくなってしまうので、乙はほどほどに控えましたが、隣のテーブルの女性は赤ワインを一人で1本近く飲んでいました。ウオツカも何人かが頼んでいました。
 今回は、ロシア料理を堪能しました。おいしかったです。ボルシチもよかったけれど、マトンや野菜などが刺さった串を焼いた料理(名前は何とかと説明があったのですが、忘れました)がおいしかったです。
 参加費が有料でも参加したい企画でした。
 お土産に、HSBC のロゴの入った黒のボールペンをもらいました。どっしりしていてなかなかかっこいいのですが、少々重くて、サイズも大きめなので、女性には使いにくそうです。
 では、HSBC ロシアオープンを買うか。乙は、アンケートに「買わない」と書きました。
 マネックス証券さん、ごめんなさい。
 その理由は、また今度。
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2007年03月01日

中国人の平均的な給与

 中国では、都市と農村で状況がまったく違うので、中国人の給与を日本人と比べることが難しいのですが、ちょっとだけネットの検索結果を示します。
 上海の2005年の月平均給与は
http://ch.livedoor.biz/archives/50335138.html
http://home.inet-osaka.or.jp/~officea/shanghaiarekore.html
などによると、2235元だそうです。
 学歴で見ると大学院卒は平均3769元、大卒2262元とのことですから、ずいぶん差があることがわかります。
 ちょっとおもしろい話もありました。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=0109&f=national_0109_005.shtml
によれば、中国では就職難で「お寺で働きたい」という高学歴者が多数出願しているとのことです。
 月給が 700-1200 元とのことで、大学(院)卒の給与としてはかなり低いように思います。まあ、仕事がないよりはマシでしょうが。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=0204&f=national_0204_001.shtml
によれば、中国ではネット上で自分の給与明細を公開することが流行になっているそうで、たとえば、北京大学の副教授が受け取る月給が 4000 元だそうです。
 他にも、中国人の給与について、ネットの中を探せばいろいろ見つかるのでしょうが、中国語のサイトを見ていくのもなかなかむずかしいことです。
 以前、ブログ
http://otsu.seesaa.net/article/29321451.html
で述べたように、主観為替レートで1元=100円と考えると、副教授の年収が480万円となって、そんなものかなというレベルですね。でも、実際は1元=15円ですから「中国人の給与は安い」ということになってしまうわけです。
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2007年01月07日

BRICs と VISTA

 BRICs という言い方は、非常に有名になりました。最後の「s」は複数形を表すと解釈されていますが、一部には、南アフリカ(South Africa)を指すという解釈もあるようです。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20060517/102233/
南アフリカが BRICs に続く経済成長をするという可能性もあります。
 さて、最近は、VISTA という言い方を耳にします。ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチンというわけです。BRICs の次に経済成長が期待される国々なんですね。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20061102/112958/
では、門倉氏が VISTA の命名者だということです。
 乙もそろそろ VISTA への投資を考えてもいいのかもしれません。
 そんなわけで、ネットの中を検索しようとして、困りました。マイクロソフトの新しいOSの名前と同じなので、検索エンジンではうまく検索できません。「VISTA -Windows -OS」などとやっても、あまりいい結果は出てきません。命名は大事ですね。
 VISTA 各国の状況を見てみましょう。
 インドネシアですが、
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/tyousa/indonesia-1.pdf
によると、最近、インドネシアへの直接投資が減少しているとのことです。1997年の通貨危機の影響が残っているのでしょうか。インドネシアへの投資信託としては
http://www.toushin.com/database/data.cgi?DID=1507
があるようですが、直接購入はできないようです。
 南アフリカに関しては、乙はランド建ての債券を購入しています
http://otsu.seesaa.net/article/12436140.html
が、南アフリカ自体を投資対象としては見てきませんでした。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20061222/116151/
では、南アフリカでエイズが問題になっており、あまりに感染者が多いので、平均寿命にも影響を与えるほどだというのです。エイズ孤児も激増しているとのことで、これは深刻な問題です。
http://www.ajf.gr.jp/ja/03/kansensyo/news/2002122201.html
にも同様の記事があります。
 トルコに関しては、すでにオーロラUトルコ投資ファンドというのがあります。マンスリーレポート
http://www.nomura-am.co.jp/fund/monthly1/M1140189.pdf
あるいは運用報告書
http://www.nomura-am.co.jp/fund/annual_gen/R1140189.pdf
を読むと、非常にボラティリティが高いファンドであることがわかります。
 トルコは、EU加盟に関して、ドイツやフランスが反対に回っているとのことで、今後の見通しが今ひとつ不透明です。
 アルゼンチンといえば、2001年に国家破綻したことで有名ですから、ちょっと恐いですね。
 そんなことで、VISTA の中では、ベトナムが浮上してきます。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20061122/114270/
では、ベトナム経済が好調なのは、海外で働く「越僑」たちが本国に送金するからだという説明がなされています。越僑の多くは米国に住んでいるとのことですから、米国からかなりの送金がなされています。推計で50億ドルとのことですから、すごいものです。
 そろそろベトナム投資を考えてもいいかもしれません。
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posted by 乙 at 05:25| Comment(2) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月28日

12月26日の夜の台湾の地震

 台湾南部で26日の夜に地震がありました。
 今までなら、海外の話として、無視してもよかったのですが、今は違います。
 海底ケーブルが切断したとのことで、ネットで香港に接続できなくなっています。
 乙が取引しているユナイテッドワールド証券は香港にサーバーがあるので、インターネットでの接続ができず、中国株に関する取引が全部ストップしてしまいました。
 また、HSBC 香港にアクセスしようとしても、ログインできず、まったく不可能です。
 ごくわずかのやりとりがパソコンとサーバーで行われているようですが、回線が非常に遅く、返事が返ってくるのに時間がかかり、接続がタイムアウトになりますから、日常的な使用には耐えません。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061227-00000154-jij-biz
によると、通信各社が欧米を経由した迂回ルートを確保しようとしているようです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061227-00000019-imp-sci
によると、「インターネット接続サービスでは、グローバルIPネットワークサービスにおいて、日本・香港間のIPバックボーン回線が全断し、アジアでのインターネット通信の一部に遅延や通信できない状態が発生している」とのことなので、かなり大きな被害のようです。
 そのうち復旧するなら、特に問題はないのですが、今回はどうでしょうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061227-00000048-zdn_n-sci
によれば、「台湾の最大手通信会社Chunghwa Telecomは、この地震で同社の国際海底ケーブルが切断されたと報告している。同社は修理に2〜3週間かかるだろうと述べている。」とのことですから、今回のトラブルはかなりの長期化も考えられます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061227-00000030-yonh-kr
によれば、「インターネットは障害発生直後に第三国を通じて通信ルートを確保しており大きな支障は出ていない」とのことですが、乙は実際ネット接続ができない状況ですから、困ったものです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061227-00000082-jij-int
で報じられるように、中国株を扱っている各社とも同様の問題が発生しているようです。
 今回のトラブルは、当面、そんなに重大にとらえる必要はないと思いますが、長期化するとなれば、その間ずっと資金が動かせないことになり、困ったことにもなりかねません。まあ、現代では通信回線は基本的インフラですから、そんなに長期にならないうちに解決するのではないかと楽観しています。
 今回の事件で、海外投資の恐い面をかいま見ました。
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2006年12月10日

中国人民元はいくらくらいの感覚でしょうか

 乙は、
http://otsu.seesaa.net/article/27070982.html
で、日常感覚では1元が70円くらいかと書きました。
 ちょっとネットの中をのぞいてみると、いろいろなところに「生活感覚」が書いてありました。
 1元=100円くらいという感覚を述べた人もいました。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20061204/114854/?P=1
http://www.shanghai.or.jp/yorozu/view.php3?d=3&id=27012
 1元=70円という意見もありました。たとえば
http://homepage1.nifty.com/TUTIYA/pekin4.htm
ですが、ただし、これは 2000.12.24 現在の話です。
http://chinachips.fc2web.com/repo1/018010.html
も1元=70円ですが、これは自分がもらう給料の話で、頭の中では1元=100円で考えているようです。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/128/1162990783
は、bbs なので、いろんな人が意見を述べていますが、50円から100円くらいのようです。
 中国での生活を経験すると、だいたい似たような生活実感を持つようです。
 とすれば、どう考えても、今のレートでは人民元が安いことになります。
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posted by 乙 at 05:08| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月27日

e-ワラントでインド株価指数に投資できます

 乙は、インド株指数への投資方法を検討しています。
 その中で知ったのですが、e-ワラントでインド株価指数に投資できるという話です。
 鈴木雅光(2005.9)『入門! インド株』インデックス・コミュニケーションズ
http://otsu.seesaa.net/article/15740806.html
の第7章(pp.136-146)に紹介されています。
 WWW を見てみると、
http://www.ewarrant.co.jp/japan/ewarrant/dolewarrant/index4.html
でできるようです。取扱証券会社は、カブドットコム証券、松井証券、マネックス証券とのことです。
 乙は、さっそく自分が口座を持っているマネックス証券のサイトを見てみました。「お取扱い商品」の中に、確かに S&P CNX Nifty 指数が上がっており、これに投資することができそうです。また、サイト内でカバードワラントに関して説明されていましたが、オプション取引になるとのことで、相当にハイリスクだと書いてあります。
 カバードワラントは、その仕組み上、あくまで短期志向の金融商品です。乙としては、長期的に(10年から15年のスパンで)インド株に投資したいと思いますので、時間的な制約のあるカバードワラントは、あまり適さないように思います。
 せっかくインドの株価指数に投資できても、カバードワラントの仕組みが長期投資向けにできていないということです。
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2006年11月16日

人民元FXのスワップの不思議

 乙は、FXを通じて人民元に投資することを考えています。
http://otsu.seesaa.net/article/27435230.html
長期的には人民元が高くなることは確実だと思うからです。
 で、いくつかFXのサイトを見て回ったところ、不思議なことがありました。それは、人民元のスワップポイントです。
 スワップポイントというのは、金利の高い通貨を日本円のような低金利の通貨で買った場合、金利の差分が毎日付いてくるというものです。これがけっこうバカにできないほどたまります。この点でFXは外貨預金よりもはるかに有利です。
 さて、ひまわり証券のスワップポイントを見てみましょう。
http://fx.himawari-group.co.jp/swap/index.do
から円のところだけ取り出すと、以下のようになります。(11月15日現在)
通 貨 ペ ア 買い 売り
米ドル/円 158円 -163円
ユーロ/円 125円 -133円
英ポンド/円 288円 -303円
豪ドル/円 145円 -147円
NZドル/円 146円 -149円
カナダドル/円 107円 -115円
スイスフラン/円 37円 -45円
南アランド/円 27円 -35円
香港ドル/円 10円 -15円
中国元/円 -50円 -50円
韓国ウォン/円 -0.5円 -0.5円
タイバーツ/円 -15円 -25円
台湾ドル/円 -10円 -10円

 米ドルから香港ドルまで、買いがプラスで売りがマイナスです。日本円は他の通貨に比べて低金利だからこうなります。買いと売りを足すとちょっとだけマイナスになるのは、これが取次会社の儲けになるといったところでしょう。
 ところが、中国元、韓国ウォン、タイバーツ、台湾ドルは両方ともマイナスなのです。なぜ両方ともマイナスなのでしょうか。
 三井物産フューチャーズを見てみましょう。
http://www.mfx.co.jp/rate/rate.html(11月15日)
    買い持ち 売り持ち
ドル   155 −165
ユーロ  122 −131
ポンド  283 −298
豪ドル  138 −150
スイス   36  −43
加ドル  106 −116
NZドル 146 −156
ランド  270 −370
香港ドル 130 −160
SGドル  60  −70
ウォン  120 −170
人民元  −30    0

 ここでも人民元だけは買い持ちがマイナスで売り持ちがゼロです。
 アイビック
http://www.ibic-efx.com/market/swappoint.html
でも同様のスワップポイントです。ここでは、「人民元は、NDF市場(先物)よりレートを取得しており、スワップコスト(プレミアム)が発生いたしますので、必ずしも金利差を反映した金額とはなりません。」とあります。
 同様に、イートレード証券
http://search.etrade.ne.jp/v2/popwin/qa/fx/qa_order2.html#q1-13
では、「なお、人民元は金利差だけでなく、NDF市場の人民元のプレミアムもスワップポイントに反映させていただきます。」とあります。
 NDF 市場とは何でしょうか。今は、検索エンジンが発達しているので、百科事典代わりに使えますね。さっそく検索してみました。
 「人民元ノンデリバラブル・フォワード(NDF)」とは何か、調べてみると、
http://okagawa.seesaa.net/archives/20050410.html
の説明でよくわかります。簡単にいえば、市場参加者のみんなが人民元がこれから高くなると予想しているので、それを織り込んでスワップポイントを決めているというわけです。もとはといえば、人民元が自由に両替できるようにはなっていないので、先物市場で架空市場を作っているという裏の事情があります。
 というわけで、FXで中国人民元に投資するときは、買い持ちですから、毎日スワップポイントを30支払わなければなりません。これは、1年で30×365=10950円のコストに相当します。FXでは、10万元を1単位にして取引するという話ですから、これが150万円相当と考えると、スワップポイントは 0.7% ほどになります。大した金額ではないようにも思えますが、人民元が1年で数%程度上がることを前提に投資するとすれば、0.7% といっても大きい気がしてきます。
 さらに、人民元の大幅な切り上げが予想されるような事態になった場合には、その時点でマイナスのスワップポイントが大きくなる(大きなマイナスになる)だろうと思われます。
 ということで、せっかく人民元投資で儲けようと考えても、それは市場が許さないと見るべきかもしれません。
 人民元FXは、あまりいいものではないかもしれません。
posted by 乙 at 04:50| Comment(0) | TrackBack(1) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月14日

人民元投資をするならFXで?

 乙は、中国の人民元は安すぎると思います。
http://otsu.seesaa.net/article/27070982.html
ということで、これから人民元はしだいに高くなると予想します。
 では、今の段階で人民元投資をするべきでしょうか。するなら、どうしたらいいでしょうか。
 一部の人は人民元口座を作って、適当な金額を預金しておき、ずっと寝かせたままにすることを考えているようです。現実に、そういう本があります。
http://otsu.seesaa.net/article/26496195.html
 しかし、それは相当長期にわたって資金を寝かせることになるから、資金効率が悪いし、何よりも、人民元に両替したものを他の通貨に戻せなくなる可能性が大きいので、安易に手を出すべきではありません。
 というわけで、世の中を見渡すと、外国為替証拠金取引(FX)があります。これで中国人民元に投資できます。
 乙が見たのは、イートレード証券とユナイテッドワールド証券のサイトですが、どちらも、10万人民元単位で、保証金は10万円です。つまり10万円あれば、10万人民元(約150万円相当)を購入するのと同じ効果があります。人民元の切り上げをねらうのであれば、FX を利用するのが一番いいでしょう。
 もっとも、人民元投資には問題点が二つあります。
 第1に、人民元の切り上げが確実だとはいえないことです。中国政府としては、大幅切り上げは国内的にも国際的にも混乱を招くから、やりにくいでしょう。今や、中国は世界の工場になっているわけですが、つまりは、世界中にいろいろなものを輸出していることになります。人民元が安いから、中国の人件費が安いわけで、それが競争力の源の一つになっています。そんなことから、諸外国もあまり激しい為替レートの変動は避けるでしょう。つまり、人民元に投資しても、あまり儲からないのではないかということです。
 第2に、人民元のレートが切り上げられるといっても、それは基軸通貨としてのドルに対してであって、円に対してではないということです。円はドルに対して変動相場ですから、つまり人民元に対しても円の為替レートは相当に動いているということになります。
 たとえば、
http://e-shanghai21.web.infoseek.co.jp/rmp_trendZ.html
を見ると、人民元が円に対するレートで相当に動いているように見えます。しかし、これは誤解で、実際は、円−ドルが動いているのであって、人民元−ドルはあまり動いていません。
 こんなことがあるので、もしもこれから人民元高があっても、円高がそれ以上に進めば、人民元に投資していても、(円を基準に考える限り)あまり儲からないことになります。

 では、一体どれくらい人民元は動いているのでしょうか。
 人民元の切り上げが行われたのは、2005.7.21 でしたが、このとき、2%ほど切り上げて、1ドル=8.11元となりました。
http://rate.jchere.com/
によれば、現在は1ドル=7.8781元だということです。つまり、この1年数ヶ月で 2.9% 程度の元切り上げを行ったことに相当するわけです。一方、円−ドルの為替レートは、1年で10%くらい上下するのはザラです。つまり、円−ドルの為替レートのほうがはるかに大きく上下するので、今のように、1年間で3%くらい人民元が高くなっていっても、その影響は円−ドルの為替レートに隠れてしまうということになります。
 これらのことを考慮すると、人民元投資は実際上米ドル投資的な面があり、米ドルに対してその後の円安が予想される場合は、その時点で人民元投資をしてもいいけれど、そうでなければ、あまり意味はないということになりそうです。
 少なくとも、円−ドルの影響とドル−人民元の影響と二重に考えなければならないということであり、人民元投資はなかなかむずかしいといえると思います。
 為替の問題は何ともいえません。今が円高か円安かもわかりません。(後になればわかりますが。)
 乙は、わずかな金額で FX に参加して、人民元の買いのポジションを持ってもいいかなと思います。
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posted by 乙 at 05:28| Comment(1) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月09日

中国人民元は安すぎます

 中国人民元は、為替レートでいうと、だいたい1元=15円くらいでしょうか。
 乙は、数年前、中国(北京)に滞在していました。(ほとんど日本語と英語で生活していましたので、中国語は全然うまくならなかったのですが。)そのとき、スーパーでいろいろ買物をしました。
 野菜類は安かったです。もやし(大盛り)0.87 元、キャベツ 2.3 元、にんじん 2.2 元、みかん10個 8.5 元、ブロッコリー 1.4 元、白菜 1.28 元といった感じです。白菜は大玉1個が20円とは激安です。これを作る農家は生活していくのが大変だろうと想像します。とうふ 0.9 元、ミネラルウォーター 1.5L 2.35 元、たまご(20個くらい) 4.8 元なども安いでしょう。基礎的な食材はとにかく安かったです。乙は、冷凍餃子(数十個)7元をよく買って食べていました。1回買ってくると、何回も食べられました。
 お昼は日本人同士の会食が多かったですが、一人あたり10元から20元くらいでした。夕方、こぎれいなレストランで会食して酒を飲んだりしても一人あたり70元くらいでした。
 交通関係では、バスが安く、市内でかなり乗っても2元でした。散髪は、ホテル内の床屋に行きましたが、20-25元でした。映画は、ジェット・リー主演の「英雄(HERO)」が 60 元、ジャッキーチェンの「タキシード(TAXEDO)」が 35 元でした。
 一方、パソコン関係の値段は、本体も付属品も消耗品も(1元=15円で換算して)日本と同じ値段でした。クルマの値段も、広告で見る限り、日本や諸外国と同じでした。
 中国の勤め人の月給は、数千元と聞きました。ただし、住居が無料で付いているので、単純に日本と比べることはできません。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=0126&f=business_0126_012.shtml
によれば、大学新卒者の月給希望額を調査したところ、1001-2000元くらいを希望する人が多かったとのことです。
 乙は、北京で生活していたとき、中国の物価が不思議な気がしました。乙が北京で生活をはじめたときは、1元=100円くらいかと思いました。最高金額紙幣が100元で、日本の1万円に対応します。しかし、その後、いろいろ経験してみると、生活実感としては1元=70円くらいではないかと思いました。そう考えると、いろいろなところでつじつまが合うような気がしてきます。上記の各種値段もこれで納得できます。
 ということは、1元=15円の為替レートは相当な円高=人民元安です。中国の人件費が安いからといって日本企業が進出するのも納得できます。これは単に為替レートの問題です。1元=70円にすれば、日本も中国も当たり前の生活になってしまいます。中国政府としては、人民元を一気に数倍に引き上げるわけにはいかないでしょうが、人民元の実力からすれば、そんなものだろうと思います。
 アメリカなどから中国に人民元切り上げ圧力があるのは当然だと思います。
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2006年10月13日

香港への資金流入

 日経新聞10月11日4面の記事で、乙がおもしろいと思ったことがありました。
 アジア圏の投資信託残高を調べた図が載っているのですが、1位=日本(55兆円)、2位=香港(54兆円)、3位=韓国(23兆円)、4位=台湾(数兆円)、5位=インド(数兆円)ということです。
 一方、その隣には、米メリルのアジア調査の結果が載っていました。アジアの国・地域の富裕層(100万米ドル以上の純金融資産を持つ人)の数です。1位=日本(140.6万人)、2位=中国(32万人)、3位=韓国(数万人)、以下、4位=インド、5位=香港、6位=台湾、7位=シンガポールと続きます。日本が突出して多いことになります。また、富裕層の保有資産総額では、日本はアジア全体の46%を占めます。
 乙は、両者の違いに興味を持ちました。
 二つの記事は、アジアだけを調べていて、それ以外の地域について調べているわけではないのですが、投資信託残高を見る限りでは香港が非常に伸びています。香港の富裕層の数が少ないのですから、アジア各地から香港に資金が流入していると考えられます。そのかなりの部分は中国本土からではないか(中国の富裕層32万人が投資するとすれば香港)と想像します。しかし、それを考慮しても、なお、香港の投資信託残高の大きさは説明できません。たぶん、欧米各国からの資金流入があるのでしょう。歴史的経緯を考慮すると、特にイギリスからの投資が多いだろうと思われます。
 吉井崇裕氏は、2006.5.29 現在ですが、
http://www.morningstar.co.jp/fund/anl_view/06_2q/0529.htm
において、次のように述べています。「人民元変動幅拡大への期待から、香港株式市場に海外からの投機資金が流入しています。香港証券取引所の2月の月間売買高は6,564億香港ドル(約9兆 8,000億円)となり、香港の中国返還以来の過去最高を更新しました。人民元先高感に伴う香港への資金流入にも理由があります。実は外国人投資家の多くは、中国本土市場への投資が規制されています。そこで、資産の大半を人民元建で保有しているH株企業(香港に上場している中国本土に法人登記している企業)に注目が集まりました。米ドルに実質的にペッグ(為替レートを固定)している香港ドル建のH株企業は、米ドル安・元高が進むと資産価値が高まるので株価も上昇するのではないかという思惑が広がったのです。さらに4月に入り、中国人民銀行がQDII(適格国内機関投資家)制度を通じて、外国の有価証券への投資を解禁する方針を発表しました。これを受け、本土の投資家に身近な中国企業が上場する香港株式市場が本土マネーの受け皿となる期待が高まり、H株指数は7,000ポイントの大台まで上昇しました。」
 この記事によれば、香港は中国本土からの投資が多いとのことです。
 投資信託協会の記事「投資信託の世界統計」を見てみましょう。
http://www.toushin.or.jp/result/index.html
によれば、香港の投資信託残高が多いのは、何も今だけの傾向ではないようです。ちょっと前の時期を見てみると、2004年3月末現在では、
http://www.toushin.or.jp/info/w_resultbackno/w_result041.pdf
日本の 3740億ドルに対して、香港は 2750 億ドルで、かなり差が付いていました。(それ以前は、日本の数字はあっても、香港は圏外で数字がわかりませんでした。香港での投資信託はこの数年で急増しているようです。)

 以下は、乙の勝手な独断(勘ぐり)ですが、日本の富裕層の多さにも着目すると、香港で投資している日本人が意外に多いのではないでしょうか。中国株も(H株に投資する例がほとんどでしょうから)基本的には香港での運用になるでしょう。投資信託の残高が多いということは、もしかして、日本から香港へのキャピタル・フライトが始まっているということを意味しているのではないでしょうか。
 こう判断していいかどうか、迷うところもあります。二つの調査のしかた(統計の取り方=数字の計算のしかた)にもよるのですが、そこが記事にはきちんと書かれていないのです。
 乙は、こういうところにも注目していきたいと考えています。
 このような点に関して、ご意見のある方は、コメント欄にでも書き込んでいただけると幸いです。
posted by 乙 at 04:56| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月11日

ラップ口座は問題がありそうです

 ラップ口座というものがあります。セパレートリー・マネージド・アカウント(SMA)ともいいます。
 個人投資家は大まかな投資方針だけ決めて、あとはプロに「投資一任」とするものです。プロに任せるという意味では投資信託に通じるものがありますが、投資信託は多くの人から少額の資金を集めて合同運用するイメージであるのに対し、ラップ口座は、個人が数千万円以上出して、個人ごとの希望を聞きながら(個人別に資産を管理しながら)プロが運用するというものです。
 価格.com
http://kakaku.com/article/money/premium/p2.htm
によると、現在は次のようなものがあるそうです。
証券会社      サービス名    最低契約金額
野村証券       野村SMA    3億円以上1000万円単位
三菱UFJ証券  プライムアカウント 1億円以上1000万円単位
大和証券       大和SMA    5000万円以上500万円単位
新光証券       Long AP    2000万円以上100万円単位
日興コーディアル証券 日興SMA  1000万円から
日産証券      ラップ口座    500万円以上1万円単位

 上のリストでは、最低契約金額順に並べ直しましたが、野村證券の3億円と日産証券の500万円ではだいぶ性格が違ってくるでしょうね。投資する人も違うでしょうし、方針や考え方も違うでしょう。
 さて、最近の台風の目は野村證券でしょう。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/reuters/20060929/110863/
http://www.sankei.co.jp/news/060929/kei019.htm
http://wakaru.biz/000058.html
などが伝えるように、野村證券は10月から最低契約金額を1000万円とするとのことです。
 さらに、銀行も参入をねらっています。
http://www.business-i.jp/news/kinyu-page/news/200609290026a.nwc
によると、東京都民銀行も10月から参入して、新光証券に取り次ぐそうです。また、5月からみずほ銀、三菱UFJ信託銀行が銀行として初めて取り扱いを開始したようです。「最低預かり額はみずほ銀が2000万円、三菱UFJ信託が3000万円。一方、三井住友銀行は07年3月末までに大和証券、SMBCフレンド証券と提携して参入する。最低預かり額はそれぞれ10億円、2000万円に設定する。各行がラップ口座に参入するのは、個人金融資産が預貯金から投資に移行する中で、富裕層向けの投資商品としてニーズが高まっているため。特に、2007年から始まる団塊世代の退職金の受け皿として期待をかけている。日本証券投資顧問業協会が集計した契約状況によると、3月末時点で契約総額は3441億円、契約件数は2万3550件で、1件当たりの平均契約金額は約1460万円。」とあります。
 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/finance/3980/
では、「証券各社、ラップ口座に照準 顧客争奪戦で体制強化」と題して、競争の始まりを予言しています。「証券業界では、「岩盤のように不動だった大口預金などの資金が証券投資へと流れ始めた」(大手幹部)との手応えがあり、今後、担当者の増員など一層の体制強化に踏み切ることになりそうだ。」ということです。
 さて、このように、今後伸びるといわれるラップ口座ですが、乙は、こういうのはまったく契約する気が起こりません。(乙が運用している資金を寄せ集めれば、金額的にはラップ口座に申し込める程度にはなりますが、そんなことはしないと思います。)
 その理由を二つ書いておきましょう。
 第1に、何といっても、ラップ口座は手数料が高いことです。手数料については、各社のホームページなどを見ても明確に書いていないので、WWWでの第三者による記事から引用します。この点で正確ではない可能性もあります。
 読売新聞の記事
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/m_guide/20040511.htm
では、「日興コーディアルグループの場合、【中略】手数料は残高によって異なり、3000万円以下だと、1.785%で、売買のたびに手数料を払うより割安という。大和証券も【中略】手数料は2-3%程度とする方向だ。」とあります。
 また、「ラップ口座入門」
http://ow.arehi.com/comp.html
では、日産センチュリーの場合、「手数料は税込で1億円以下で3.15%。1〜3億円で1.575%。3億円超で0.84%の固定報酬制」とのことです。
 「ラップ口座(三菱UFJ信託のSMAサービス)」
http://www.fin-bt.co.jp/comment330.htm
では、「MUTBのラップ(SMA)は、【中略】手数料は、投資顧問料と残高手数料で、売買手数料は不要としています。手数料テーブルは公表されていませんが、他の資産運用口座の料金が売買手数料別で、預り資産時価評価の0.8から1.5%程度ですから、2%以上なのでしょう。ノーロード型投信が増えていることを考えると、顧客にとって手数料面のメリットはなさそうです。」とあります。
 このように、ラップ口座の手数料は、投資信託と比べてもずいぶん高いように思います。手数料が高くても、それなりの運用をしてくれればいいのですが、扱っている商品は、株や債券、それらの投資信託がメインですから、投資家がどういう指示を出しても、それによってほぼ決まったリターンしか得られないでしょう。オフショアファンドが組み込めるのかどうか知りませんが、常識的には組み込めないでしょう。たとえ組み込めても、そういうのは資産のごく一部でしょうから、ラップ口座のリターンが全体として高くなることはどうもなさそうです。
 自分で運用する場合、株や債券のインデックスファンドならば国内でも国外でも手数料(信託報酬)が1%以下で済みますし、外国債券も(口座管理料が)1%以下で済むことが多いと思います。日本の国債は手数料ゼロです。これらを適当に組み合わせるのならば、手数料の合計は運用額の1%で充分です。5000万円を運用する場合、1%と3%の手数料では年間で100万円違ってきますから、これが長期にわたって積もり積もれば相当な大差になります。
 手数料の高さを指摘する声はWWWにたくさんあります。
http://frog.blog.ocn.ne.jp/toadstone/2006/09/post_e38f.html
では「単に投資信託パッケージを勧めるだけの一般の団塊世代退職者狙った手数料稼ぎという気がしないでもないような。」と述べています。
 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1685951
の回答欄で、mrmk さんがラップ口座の経験上のアドバイスをしています。「少し前に簡単にシュミレーションしてみたら未だに全然マイナスでした。相場がいいときだけ取り出せば良いですし現在はその可能性は有りますが、ラップの維持費が高すぎます。プロが運用しているといっても競争相手もプロですしね(^^ゞ【中略】余程の才能がないと債権でも株式でも結局そんなに儲かりません。結果、少ない儲けを手数料が食ってしまいます。」というわけで、やはり問題は手数料だということです。
 ゆうきさんは
http://fund.jugem.jp/?eid=54
で、ラップ口座を「手数料の割高なバランス型ファンド?」とみなしています。個人ごとのニーズに合わせているのでなく、いくつかのパターンの組み合わせでしかないからだそうです。そして、新光証券は資産額に対して年間2〜3%程度の手数料が取られると述べています。結論として、インデックスファンドなど手数料の割安な投資信託を組み合わせて資産運用をすることをすすめ、ラップ口座を否定的に評価しています。
 乙の感覚としては、バランス型ファンドというよりは、ファンド・オブ・ファンズのほうが近いのではないかという気がしますが、まあ似たり寄ったりですね。

 第2に、ラップ口座を使うことで資産運用を他人に任せることの不安があります。債券でも株でも、自分で投資先を決める方が安心できます。ダメならダメで、自分で判断したことですから、納得できます。しかし、ラップ口座はそうではありません。投資信託も「他人任せ」という意味では同じですが、目論見書などで事前に運用方針などが説明されていますから、それである程度判断することができます。では、ラップ口座では、いったいどこまで丁寧に説明してもらえるのでしょうか。個人ごとに運用方針が異なるということは、そういう説明は個人ごとにするしかなくなります。しかも、個人ごとに投資経験から投資目的まで全部違っているのですから、説明する側は大変です。たかだか数千万円の運用で、そういう個人向けの説明ができる(そういう手間がかけられる)のでしょうか。もしかすると、そういう説明が(時間のムダであり)不要だと考える人がラップ口座を持つのかもしれません。
 似たような意見は WWW の中でも見つかります。
 ゆうきさんは
http://fund.jugem.jp/?eid=164
で、「運用担当者が自由にアセットアロケーションを変えられる割合は小さくならざるを得ない。」としています。どうしても「できあい」色が強まるだろうということです。また、「株式と債券の値動きも説明しないで、一任勘定を持たせることが、本当に顧客のためになるのだろうか?」という疑問も投げかけています。乙も賛成で、投資は自己責任であり、自分で勉強することが必要なのではないでしょうか。ラップ口座はここを省略することで効率を上げようとするのですが、この結果、どうも、資産運用の大切な部分をなくしてしまったように思います。
 ririo2002さんは
http://blog.goo.ne.jp/ririo2002/e/dd28c8cdaaf67f9e841413fd3cfc0202
で、ラップ口座の運用者がそれなりの成績をあげられるかは疑問だとして、「これら金融機関による“個人資産争奪戦”の思惑にまんまと巻き込まれないようにすることが、皮肉にも家計の資産防衛につながる」とまでいっています。
 ririo2002さんの挙げるラップ口座の問題点は以下の4つです。
●運用マネージャーは大組織の会社員であって、その実績や経験を調べるすべはなく、たとえお願いしたい人がいても指名・選択できない可能性が高い
●そもそも自分の大切な資産をその証券会社のどんな立場の人が運用判断しているか分らない?〜特に最低投資金額のハードルが下がり小口に広がるほど・・
●運用=資産配分や売買の中身やタイミングについて証券会社から開示されない(開示義務がない)
●特定のファンド商品を証券業者自らが開発・販売しており、預かった資産を自分の商品へ我田引水する懸念が大きい
 そして、日本人の資産運用の実態は売る方も買う方もまだまだ未熟だとしています。それを改善するためには、自分で投資経験を積むことが必要になるでしょう。この点で、ラップ口座はまずいわけです。
 山崎元氏も、
http://www.ohmynews.co.jp/OhmyColumn.aspx?news_id=000000000865
で、売り手側が実質的に追加的な手数料を抜く(つまり儲ける)ことができることを指摘した上で、「そもそも、自分のお金の運用内容を自分で決めないという形は望ましくありません。ラップ口座は、顧客にとって良い商品ではない、とはっきり言っておきましょう。」と述べています。

 この他に、乙の場合は、すでに海外に持ち出した資産がかなりあり、これは国内に戻すと為替手数料がかかって不利になることから、当面国内に戻す予定がないということも、ラップ口座を利用しない理由になると思いますが、これは本質的な問題点ではありません。

 なお、村田雅志氏は、ラップ口座が伸びない理由として
http://www.gci-klug.jp/klugview/06/06/09/post_3187.php
において、最低利用金額が高額なことを挙げていますが、乙は、これはちょっと違うのではないかと思いました。1000万円は、投資金額として高額すぎるわけではないでしょう。日本には資産家はたくさんいます。
http://www.orix.co.jp/grp/ps_naru_mail/mail/137.htm
http://www.jma-jp.net/mm/bno.asp?bfile=196
http://www.taxlabo.com/keizaikiji_no_yomikata.htm
などによれば、メリルリンチの調査結果で、100万ドル(1億円)以上の資産を持つ日本の富裕層は134万人もいるとのことです。これに比べたら、ラップ口座の契約件数(2万件少々)ははるかに少ないということになります。やはり、ラップ口座自身が持っている問題点を多くの人が感じているのではないかと思います。
posted by 乙 at 05:38| Comment(7) | TrackBack(1) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月05日

円、実効レートで21年ぶり安値

 「円、実効レートで21年ぶり安値」というのは、日経新聞10月4日朝刊5面の記事です。
 一部引用します。
 「円の総合的な価値を示す日銀の実質実効為替レート(1973年3月=100)が9月に101.3となり、日米欧がドル高是正で合意した1985年9月の「プラザ合意」時点(94.8)以来の水準まで低下した。長引く低金利によって円から資金が流出し、ユーロやアジア通貨など幅広い通貨に対して円安が進行したためだ。
 実質実効為替レートは日本の主要な貿易相手国・地域との為替レートを貿易額に応じて加重平均し、物価水準を加味して算出する。為替の面から輸出環境をはかるのに使われる。
 実際の円相場はドルに対しては1ドル=117円台とプラザ合意当時(240円程度)と比べて大幅な円高水準だが、対ユーロで1ユーロ=150円前後の最安値圏で推移するなどドル以外の通貨に対して大幅に下落した。国内の個人投資家が高金利を求めて海外の金融資産への投資を進めたほか、海外のヘッジファンドが低金利の円を借りてドル資産などに投資する「円キャリー取引」を増やしたためだ。【後略】」
 「実質実効為替レート」というのは、上の記事中に説明がありますが、より詳しく知りたい場合は、日銀の解説を読むのがいいでしょう。
http://www.boj.or.jp/type/exp/stat/exrate.htm
 こういう面で円安だというのは、乙はあまり気にしていませんでした。21年ぶりといわれて、「おや、そうか」と思う始末です。
 WWWの中を探すと、これに関する記事がいろいろあります。
 吉田恒氏は
http://www.shinseibank.com/fx_info/y_report/051121.html
http://www.gaitame.com/gaitame/w_rep/ot051124.pdf
で、2005年11月現在ですが、実質実効為替レートでの円安傾向を指摘しており、今は過去数年の変化の延長上にあることが見て取れます。吉田氏は「20年間の底値を円が割り込むには、20年間になかったことが起こっている必要があるだろう。私はそれについて、日本の財政破綻、債券暴落に伴う円資金の逃避を注目しており、それは2〜3年以内に起こる可能性があると思っている。」と述べています。そして、この記事が書かれた1年後(つまり現在)は、20年間の底値を割り込んでいるというわけです。
 日経新聞の記事では、二つの原因を挙げていますが、どちらがどれくらい大きな影響力を持っているのかがわかりません。乙の勝手な意見では、海外のヘッジファンドの運用する資金量といっても、そんなに大きなものではないと思います。しかもそのほとんどはドル建てだと思われます。ですから、ヘッジファンドの資金量を基準にすれば、そのごく一部に「円キャリー取引」があるわけで、大したことはないのではないでしょうか。とすると、やはり個人投資家の行動が原因だということになります。
 この点では、日経新聞の記事も、吉田氏の記事も、円資金の海外へのキャピタル・フライトに言及しており、ある意味で一致しています。
 乙も外貨での投資をしていますが、こういうのは、今や当たり前になっており、多くの人が同じ方向にカジを切り始めているということです。
 外貨投資を考えないわけにはいかない時代になったと感じます。
posted by 乙 at 03:53| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月03日

金融商品の手数料

 乙は、いろいろな投資をやってみましたが、それでもよくわからないことがあります。
 各種金融商品は、購入時やその後の保有時、さらには解約時に手数料がかかるわけですが、もちろんこれは安い方がいいに決まっています。しかし、手数料が高くても、それに見合ったリターンがあればいいのかどうか。これがわかりません。
 典型的には、各種ヘッジファンドです。乙が購入した金融商品で一番手数料が高いのはクアドリガのスーパーファンドです。
http://otsu.seesaa.net/article/20948293.html
 購入時の 4.5% の他に、保有時にかかるのが年6%、それに加えてインセンティブフィーが(上昇分の)25〜35%というものですから、超高額の手数料体系です。
 手数料が高くても、それなりの実績を上げてくれれば、投資家の側の実入りが多いことになり、それはそれでいいのではないかと思っています。しかし、そのような実績をこれから上げることができるのかどうか。ここがまったくわかりません。
 コスト重視の考え方は、いろいろな人の本に書いてあり、それはそうだと思うのですが、こういうハイリスクな商品の場合、どう考えたらいいのか、わからないのです。収益を上げるだろうと考えて、投資の決断をするのですが、未来のことがわかるはずもありません。
 では、仮に5年ほど運用してみて、実績を見たらどうでしょう。それでも「わからない」のではないでしょうか。乙のたった一人の、しかも特定期間の5年間の経験でしかありません。そこまでの成績が良くても、次の期に破綻することさえあり得ます。
 では、15年経てば実績がわかるでしょうか。さすがにわかると思います。しかし、それではもう乙の投資予定期間15年がすぎてしまいます。15年前の判断が正しかったかどうか、わかっても、その時点ではもう遅いのです。
 というわけで、ハイリスクな商品の場合、いろいろな本を読んで調べてみても、最終的に判断はつかないし、一種の「賭け」のような気持で投資するしかないように思います。年率で5割を越えるリターンがあることもあるだろうし、破綻することもあるだろうというようなことです。リスクが高いということはそういうことです。
 だとすると、そういう金融商品で運用するのは、資産のごく一部にとどめておくべきだということになります。また、そうであれば、こういう商品に投資するのも「あり」ではないかと思うのです。
 ちょっと違う観点ですが、手数料については、期待利回りと比べて考えることもいいことです。
 グロソブの 1.3125% という信託報酬は高いでしょうか。債券で運用するので、リターンは低めになります。3% とか、4% とかでしょうか。だから、それを基準に考えたら信託報酬は相対的に高いといえます。
 また、多くの株式投信の信託報酬 1.5% も、株式の期待利回り(8%くらい?)を考えると高いかもしれません。しかし、値上がり分の2割と考えるとこんなものかとも思います。
 そして、ヘッジファンドの場合は、期待利回りがよくわからないということになり、これが手数料が高いかどうかの判断を難しくしています。
 ホントに悩ましい問題です。
posted by 乙 at 04:15| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月17日

外国為替証拠金取引(FX)---豊商事のe-kawase

 乙は、外国為替証拠金取引、いわゆるFXもやっています。
 為替は、結局、お互いの通貨の両替をするだけですから、本質的には何も利益を生み出しません。したがって、基本的に利益が出る仕組みがある株や債券とは違います。
 円高の時にドルを買って、円安の時に売るということをすれば儲けが出ますが、円高になるか、円安になるかはギャンブルと同じで予測はできません。したがって、乙は、これに本格的にはまりこむのは危険だと思います。
 そうはいいつつも、乙は、豊商事の e-kawase というFXをやっています。
 では、なぜやっているか。その理由を書いておきましょう。

(1) ある程度、円安の見通しが立つときがある
 今後円安になるだろうと、ある程度予測ができるときがあります。そのとき、ドルを買います。
 それはどんなときか。一番の典型は、円高が進んだときです。普段のレート(そんなものがあるかどうか疑問ですが)から2円くらい円高に振れると、「極端な円高」だと思いますが、そういうときは、その後円安になることが多いように思います。ですからドルを買います。
 e-kawase では、5万円の証拠金で1万ドルが買えます。ですから、その後2円の円安になると、2万円の儲けになります。(売買手数料が往復で 2000 円ほどかかりますが。)
 いつもねらえるわけではありませんが、GTC (Good Till Cancel=キャンセルまでずっと有効) という注文ができますので、今の為替レートから2円ほど円高のレートでドル買いを注文しておき、ずっと待っています。

(2) スワップポイントをねらう
 米ドルを持っていると、スワップポイントというのが1日あたり150円ほど付きます。この金額は日米の金利差を反映して細かく変わりますが、ここのところ、日本の低金利が継続していますので、だいたいこんなものです。
 そこで、5万円の証拠金で1万ドルを買って、ずっと持っていると、それだけで、大きな金利が付くのと同じことになります。1日150円ということは、1年365日で54,750円ですから、5万円が1年で2倍にも増えることになります。為替相場が円高傾向でなければ、このスワップポイントをねらって長期にドルを持っていてもいいのではないかと思います。
 ただし、円高が進むと大きな損失が出ます(5円の円高で5万円が吹っ飛びます)から、注意が必要です。為替では1年で10円くらいの上下は普通にあることですから、普段からレートをチェックする習慣を持たないと痛い目に遭うかもしれません。

(3) 円と外貨の両替手段として利用する
 e-kawase では、「現受け」といって、米ドルを、それに相当する日本円で直接買うことができます。120 万円ほどを口座に入れて、現受けの注文を出します。通常は1日で1万ドルが口座に入金されます。
 e-kawase では、こうして入った米ドルを海外の自分名義の口座に出金することができます。この段階で 3500 円の手数料がかかります。乙は、HSBC 香港まで送金しています。この方法によれば、日本円から1万米ドルを海外送金して 4500 円の手数料ということになりますから、かなりおトクです。
 日本の銀行経由で1万ドルを海外に送金すると、両替手数料で1万円、送金手数料で 5000 円ほどかかりますから、相当な手数料が取られてしまいます。
 e-kawase では、海外のドルから日本の円への送金・両替もできます。海外のドル資金を日本の e-kawase のドル口座に入金し、「ドル売り(円買い)」の注文を出し、「現渡し」をすれば、日本円になりますので、それを日本の銀行口座に出金します。e-kawase の口座から国内の銀行に円を出金する場合は手数料がかかりません。たぶん、海外のドルを日本の円に送金・両替する一番安い方法だと思います。
 注意事項としては、この方法では1万ドル単位でしか両替できないということです。それ以下の端数については、e-kawase では「コマーシャルディール」というやり方で両替ができますが、手数料は1万ドル単位に比べると高くなります。それでも、1ドルあたり30-50銭程度で、銀行の両替手数料(1円)よりはずっと安いわけですが。

 以上のようなことで、e-kawase は必要な範囲で利用するのがいいと思います。
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posted by 乙 at 05:50| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月07日

ネットにはあやしい広告もあります。

 ネットを見ていると、いろいろな広告にぶつかります。
 乙が見たもので、驚いたものといえば、次のようなものがあります。
 http://www.be-emotion.com/x/cash/
 http://www.be-emotion.com/x/
 いくらなんでもあやしいですね。
 http://www.be-emotion.com/ を見ようとしても、ムダです。
 ネズミ講でしょうか。利益が出る仕組みがわかりません。
 常識で考えても、こんなに利回りがいいはずがないのです。
 連絡先もきちんと書いてないのに、クレジットで決済するなんて、危険すぎます。
 ネットには何でもあるといういい見本です。
 乙は、もちろん、こういうものを購入することはありません。
 乙は、こういう「広告」を見て、買う気になる人の気持ちが理解できません。
 閲覧者のごく一部でも、たまたま引っかかる人がいれば、会社としては儲かるのでしょうね。
posted by 乙 at 04:39| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月09日

オプション・マスターを解約します。

 2006年2月10日のブログ
http://otsu.seesaa.net/article/13068411.html に書いたように、乙は、日本ユニコムの商品ファンド「オプション・マスター」を継続するべきかどうか、迷っていたのですが、このたび、解約の決断をしました。
 何といっても、成績が振るわなかったことが一番の理由です。
 2006年4月までの月次運用レポート
http://www.unicom.co.jp/fund/PDF/0604OM.pdf が公表されていますが、月間の騰落率で見ると、上がるときは1%未満がほとんどですが、下がるときは3%近くも下がるんですね。これではたまったものではありません。4月の -2.87% の数字を見て、乙は、このファンドに将来性がないと見切りを付けました。
 申し込みから約1年任せておいた形になりますが、マイナスの成績です。正確な数字は、後日連絡があるでしょうが、先月末の報告書から見ても、数%程度のマイナスということになります。
 乙に送られてきた2005年12月31日現在の決算書を見ると、このファンドは17億円程度を運用して、1年で1億8千万円の運用収益を上げています。しかし、その中から委託売買手数料9400万円、営業者報酬2300万円、投資顧問報酬2000万円、成功報酬1700万円、管理報酬2400万円などを払いますから、これらを引くと、営業利益は239万円しかありません。
 乙の投資した金額は、結果的に、各関連業者を儲けさせただけで終わってしまい、乙にとってはマイナスの結果になりました。しかし、これは契約ですからしかたがありません。文句はいいませんが、この際とれる手段は「解約」しかないというのが乙の判断です。いい勉強になりました。なるほど、手数料が高いファンドはこうなるんですね。
続きを読む
posted by 乙 at 04:49| Comment(1) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月08日

ソウルコスモホールディングスには投資しないことにしました。

 乙は、2004年10月ころ、WWW で見ていてソウルコスモホールディングスという韓国の会社が日本で投資を募集しているのを知りました。
 http://www.seoulholdings.com/ がホームページです。
 さっそくパンフレットなどを送ってもらって検討しました。その結果、乙は投資しない判断を固めました。
 なぜ、そういう判断に至ったか、記しておきましょう。
 この会社は、日本人投資家から円建てで資金を集めて、韓国で消費者金融をしています。30年の歴史のある会社です。
 募集内容の一つで「満足投資」を見てみましょう。50万円以上の投資金額で、1年目 8.5%、2年目 9%、3年目 9.5%、4年目 10%、5年目以上 10.5% という配当を円建てで付けてくれます。ずいぶんと高利回りです。1年1ヶ月以降はいつでも中途解約でき、契約期間満了時には、継続投資か満期解約が選べます。
 乙は、こういう条件を見て、食指が動きました。円建てで 10% の確定利回りが期待できれば、乗らない手はありません。
 しかし、ちょっと考えました。なぜこの会社は日本人から円建ての資金を集めているんでしょうか。韓国ではウォンで消費者金融をしていますから、為替の問題が発生します。もしかしてウォンとの関係で円高に振れた場合、この会社はやっていけるのでしょうか。消費者金融ですから、現地では3割とか5割とかの利率で利子を取っているのでしょうが、それにしても、極端な為替変動が起きたら、日本人にとって投資資金が回収できなくなるかもしれません。
 そもそも、今の日本は低金利ですから、30年の歴史のあるまともな会社が適当な日本の金融機関に申し込めば、10% などといわずに、それ以下の利率で資金が借りられるのではないでしょうか。仮に 10% の利率だとしても、個人投資家多数に呼びかける手間を考えると、一つの金融機関からまとまった資金を借りる方がずっと楽でしょう。日本の金融機関がどこも貸さないならば、それはそれなりの危険性があると金融機関に判断されているわけで、そういう状況の中で個人投資家が代わって「出資」できるものでしょうか。
 あるいは、韓国の金融機関から資金を借りることだってできるはずで、その場合は、わざわざ円建てにする必要はなく、ウォン建てで借りられます。そのほうが、金利が多少高くても、為替リスクがないから、企業としては安定的なやりくりが可能で、トータルではずっと有利な条件になるはずです。なぜそうしないで日本人に出資を募っているのでしょうか。
 配当を確定利率で示していますが、これはある意味で投資家を軽視しているのではないでしょうか。投資信託に典型的に見られるように、固定的な手数料を運用会社に払って、リターンは(為替リスクも含めて)全部投資家が受け取るのが普通ではないかと思います。あるいは、成功報酬制で、得たリターンを会社と投資家が適当な比率で分け合うようなことでもいいと思います。しかし、この会社はそうはなっていません。また、なぜ確定的な利率が示せるのでしょうか。どんな計算をしているのでしょうか。このような運用で、この会社はいくら儲けが出るのでしょうか。
 こういう投資の場合、投資家としては出資金の保全をよく考えておかなければなりません。パンフレットによると、韓国では、公証人法に基づいて公正証書を作成して、それで出資金が確保されると書いてありますが、なぜ、書類1枚で出資金が保全されるのか、乙には理解できませんでした。どういう内容の契約書類なのでしょうか。そういう契約内容は募集パンフレットに明記するべきではないでしょうか。
 ここに述べたようなことを考えて、乙は出資を見送りました。
 最近、乙は WWW を検索してみました。単なる宣伝のようなサイトがたくさん見つかります。

http://blog.mag2.com/m/log/0000118915/106714512?page=1
http://blog.mag2.com/m/log/0000154425/106724187?page=1
http://marukin.ti-da.net/e411115.html
http://hidesanta.fc2web.com/okane1.htm
http://blog.livedoor.jp/easylee/archives/2005-01.html#20050118
http://www.melonpan.net/letter/backnumber_all.php?back_rid=396104
http://www.melonpan.net/letter/backnumber_all.php?back_rid=406788
http://www.pitanavi.com/blog/i101
http://plaza.rakuten.co.jp/kibonoasue/diary/20051113/
http://tuki100.blog10.fc2.com/blog-entry-5.html
http://blogs.yahoo.co.jp/kunikoppy/archive/2005/04/04
http://blogs.dion.ne.jp/honmono/archives/1109038.html
http://www.melma.com/backnumber_1771_2356631/
http://investment.blog7.fc2.com/blog-date-200505.html

 現に予定された利回りを得ているということを書いているサイトもありますが、それはそうでしょう。オレンジ共済だって、天下一家の会だって、問題になる前は全部利息(配当)分をつけて出資者に返金していたのです。実は、あとからの出資者の出資金を以前からの出資者に回していただけで、自転車操業だったのですが。そして、問題が起こったときは、全体が一気に破綻・倒産します。
 一部には、そうなる前に逃げ出せばいいのだという意見もあるようですが、いつそうなるかはわからないわけですから、長期投資に向かないようなところには一切手を出さないのが賢明な判断ということでしょう。
 ちょっと骨のあるまともな意見は、次に載っています。

http://okweb.em-net.ne.jp/kotaeru.php3?q=1038847
http://money4.2ch.net/test/read.cgi/money/1070134216/

 こちらでは、詐欺だ、あるいは自分は手を出さないという声が強いようです。乙の判断と一致しています。
 この投資に魅力を感じている人は、どうぞ継続してください。
 乙は手を出さないと判断しているだけです。
posted by 乙 at 04:11| Comment(3) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月03日

市民風車ファンド

 乙は、市民風車ファンドなどというものにも投資しています。
 http://www.greenfund.jp/ に説明があります。申込手数料は 1.05% でした。
 日本各地に風車を作り、発電した電気を電力会社に売って、それを投資家に分配するというファンドです。計画によれば、2021年までに 2.3% ほどの利益が出て、全部償還される予定です。それまで中途解約はできません。
 乙は、はっきり言って、15年先のことはよくわかりません。ホントに償還されるのでしょうか。かなり疑わしいように思います。
 乙がこのファンドに出資した気持を述べると、このファンドの趣旨に賛同したということです。風力発電はきれいなエネルギーですから、わずかでも地球温暖化防止に役立つと思います。こういう事業が成功するということになれば、さらに続々と風車関連事業が企画・成立するかもしれません。
 リターンを考えるという投資一般の原則から離れて、乙はこのファンドの場合、出資金を寄付したつもりになっています。だから、低利回りであっても、何も気になりません。
 もしも、本当に2007年から出資金返還が始まれば(そしてそれが継続すれば)すごいことです。うれしいことです。
 こういうお遊びファンドは、個人だからこそ投資できるものです。アイドルや映画やマンガを対象としたファンドも作られていますが、こういうさまざまなものができて、自分の応援するものに投資するということが日本でも一般化すれば、日本がもっと楽しい社会になると信じています。
 ちなみに、アイドルファンドは、アイドルごとの運用成績が相当にばらついているようです。
http://animeanime.jp/biz/archives/2006/04/412.html
 市民風車ファンドは「みんなで一緒に何か社会に役立つことをしよう」というお話です。いかにも夢があって楽しい話じゃありませんか。
続きを読む
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2006年04月15日

UWマカオ・プロジェクト投資事業匿名組合

 乙は、ユナイテッドワールド証券による「UWマカオ・プロジェクト投資事業匿名組合」にも投資しています。愛称は、そのときどきに変更されているようです。以前は、ホームページに「中国ラスベガスファンド」と記されていましたが、最近は、「マカオベガス」などと書かれています。
http://www.uwg.co.jp/macau/index.html
 このファンドは、2005年9月申込みのユニット型で、償還予定は、2008年8月(ないしその2年先)ということで、途中換金不可です。資金は3年ないし5年凍結されてしまいます。
 申込手数料 1.05%、募集委託費(媒介手数料)2.1%、管理報酬(毎年)2.1%(業務手数料 1.575%+事務手数料 0.525%)、運用報酬(毎年)(投資助言会社報酬 1%)、それに加えて成功報酬が純益の20%ですから、手数料は高いです。
 こんなに高い手数料を払ってちゃんとリターンがあるでしょうか。乙にもわかりません。しかし、ホームページを見ると、これからマカオがどんどん変わっていって東洋のラスベガスになるだろうということが感じられて、こういう地域に投資しておくのも悪くないと思ったのでした。マカオの不動産やマカオ関連株もきっと値上がりするでしょう。
 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=0314&f=research_0314_001.shtml の記事によると、2005年11月の中国人対象の調査結果で、観光目的で海外渡航した人の旅行先は「香港・マカオ」が41%とダントツに多く、今後とも大量の中国人がマカオのカジノにやってくることが期待できます。
 このファンドは、結果的に、申込総額が 13億円だったとのことです。乙の感覚では、予想外に少なかったように思います。しかし、投資信託と違って、匿名組合方式ですから、機動的な運用を考慮すると、まあ、これくらいの資金があれば何とかなるだろうと思います。
 ユナイテッドワールド証券に口座を持っている人は、ログインした上でマンスリー・レポートを見ることができます。
https://www.uwg.co.jp/mf/uwg/www/html/login.php
 しかし、それ以外の人には情報が得られないようになっているようです。したがって、ここでも、ファンドの詳細は書かないことにします。
 マカオでの投資だということと、基本フレームが匿名組合であることで、乙は、かなりハイリスクなものになるだろうと覚悟しています。一般にはおすすめしにくいファンドですが、分散投資を考えるときは、一部に、こういうハイリスクなものも組み込んでおいていいのではないかと思っています。
 最近、ユナイテッドワールド証券が、マカオ・プロジェクトの第2弾の募集を始めました。6月8日が申込期限です。第1弾がよっぽどうまくいったのでしょうね。「うまくいった」ということは、証券会社側から見て充分な資金が集まり、ほくほくだったということです。だから、第2弾を企画したのです。
 乙は、第2弾には当然投資しません。今の段階は、第1弾の結果が出ているわけではありませんから、第2弾に投資するべきかどうかという点で、よくわかりません。それに、ここに投資することにすると、1箇所に集中しすぎるように思います。分散投資の観点からいって、第1弾が償還されたら、その時点での最新版のプロジェクトに投資してもいいかもしれません。(たぶん、そのころには第6弾くらいが発売されているのではないでしょうか。)
 なお、似たような性格を持つベトナム民営化ファンドには、乙は投資しないことにしました。その考え方はすでにブログに書きました。
http://otsu.seesaa.net/article/12631047.html
両者は、手数料が高く、ハイリスクである点は共通です。しかし、マカオ・プロジェクトのほうが若干手数料が安いこと、マカオ・プロジェクトが不動産にも投資し、株だけではないので、大きな損失が出る可能性は低いと思われることなど、たぶん、こちらのほうが望ましいと思いました。(乙の勝手な個人的判断ですから、あてにはなりませんが。)実際は、マカオ・プロジェクトのほうが話が先にありましたから、乙はその時点で投資を決定していました。その後、数ヶ月経って、ベトナム民営化ファンドの話があったのですが、そちらのほうの条件が思わしくなかったので投資を見送ったということです。
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2006年02月22日

メディカル・アカウント・レシーバブル投資商品「MRI SERIES SELECT A」

 MARS 投資です。乙は、今まで見たことも聞いたこともありませんでした。
 2005年の春ころでしたか、乙は、メールマガジンか何かで見かけて、投資してもいいかなと思いました。
 で、さっそくパンフレットを送ってもらい、検討しました。
 パンフレットによれば、2004年末の段階で日本人 5,850 人が580億円を投資しているということです。ひとり平均1000万円ですね。日本人て、ずいぶん金持ちなんですね。また、過去7年間の償還率が5%で、95%の人が再契約(継続投資)しているということです。きっとここに投資している投資家の皆さんは気に入っているのでしょう。
 MRI 社のHPもあります。http://www.mrius.com/japan/index.html 今見ると、これによれば、2005年9月現在で約 6,800 人の日本人顧客があるとのことです。
 HPで、この金融商品がどんなものか、わかります。投資期間 2〜5年で、150万円なら年利6.0%、750万円なら年利7.0%、1500万円なら年利8.0%、1万ドルなら年利6.5%、5万ドルなら年利7.5%、10万ドルなら年利8.5%の利息が付くということです。たとえていえば、社債のような企業の借金でしょうか。MRI 社というアメリカ企業が日本の個人投資家からお金を借りているようなイメージです。
 乙がわからなかったことは、円建てとドル建てでなぜ似たような利回りになるかということでした。為替変動と、日米の(円とドルの)金利差を考慮すれば、こんなことにはなりませんよね。もしかして、これから円高になれば、MRI は、20%とかに相当する高利回りで償還しなければならなくなります。それでも大丈夫なんでしょうか。為替予約オプションなどで、そういうリスクをヘッジしておくのでしょうか。だとしたら、その分、円建ての投資の方が利回りが少なくなるはずなんですけど。
 もしかすると、MRI 社は、こうやって集めた資金を使って、20% どころか、30% くらいのリターンを得ているのかもしれません。だとすると、少しくらい円高になっても、余裕で金利分を投資家に払うことができます。しかし、考えてみると、これは投資家をバカにした話です。30% のリターンをあげているのに、そのうちの 6% だけを投資家に払い、あとの 24% は MRI 社が取ってしまうわけですから、投資家は憤慨していいと思います。
 投資として考えたら、為替変動によるリスクを投資家が引き受けるから、その分リターンが高いというほうが自然です。つまり、募集時に確定利回りを保証するよりも、不確定利回りにするほうが投資家としても企業としても好都合だということです。
 日本(円)で6%の確定利回りというと、ずいぶん高いように思いますが、アメリカ(ドル)で6%というと、当たり前のような気がします。円で6%確定利回りの商品はほとんどないでしょうが、ドルで6%といえば、いろいろあるという感じです。この点を考えると、つまり、円を優遇していることになります。なぜこうするのでしょうか。
 投資金額によって利回りが違い、少額だと利回りが低くなります。投資家の人数が増えると、販売にあたって説明の手間が人数分増えますからコストがかさみます。1500万円よりも150万円のほうが投資家の人数が10倍になります。したがって、トータルで同じ金額をかき集める場合でも、少額だと利回りが低くなることはわかります。それにしても、2%の差は大きいように思います。投資信託では、購入金額によって申込手数料が変わってくることがありますが、それでも申込手数料だけであり、信託報酬は(投資金額によって)まったく差がないものです。MRI では、毎年の利率が変わってきますから、投資期間全体をならしてみれば、相当に大きな差がつくことになります。このことに合理的な説明ができるでしょうか。
 なお、利回りが1%の差を生むのは、説明の手間などの経費の違いだとすれば、投資金額が 150万円と750万円で5倍の差、750万円と1500万円で2倍の差であり、それが同じ1%の利回りの差というのはおかしいかもしれません。乙だったら、3倍違うと1%の差にしたいです。150万円で6%、500万円で7%、1500万円で8% とするほうが合理的だと思います。
 これらの点で、MRI 社の金利の決め方には今ひとつ合理性がないように思いました。
 これらのことを考えて、乙は投資を見送ることにしました。このくらいの利回りなら、他の商品でも可能なので、特に、これを選ぶ理由はないと考えました。
 ちなみに、パンフレットでは、各年度の投資総額(累積)が載っていました。1998=5.5億円、1999=40億円、2000=136億円、2001=234億円、2002=368億円、2003=416億円、2004=580億円 と順調な伸びを示しています。これに投資する人が増えているのでしょう。しかし、一方では、どんどん新規参入者が増え、資金流入が増えているということは、その資金を以前からの投資家への利払いに回している(いわゆる自転車操業ですが)可能性はないのでしょうか。そうだとしたら、新規参入者がいなくなった時点で破綻します。(うがった見方ですかね。)
 最近、WWW を調べてみると、いろいろな意見が載っています。
 http://wizkiz.upper.jp/income/receivable/mri.shtml は、MRI の紹介程度です。
 http://www.grosscreate.com/download/20050228.pdf は、賛成でも反対でもありません。「手形割引業者にお金を貸しているようなもの」という見方をしています。
 しかし、否定的意見も数多く WWW に載っています。
 http://www.ginzafp.co.jp/money/10.html および、http://ginzafp.jugem.jp/?day=20050804 (両者はほぼ同内容)では、以下の3点を指摘しています。
1.米ドル建てで、元本が確保されている仕組みはどうなっているのか?
2.百歩譲って米ドル建てで合理的に元本が確保されているとして、円建ての元本確保はどのような仕組みで実現できるのか?
3.米ドル建てで年間利回りが6.5%から8.5%、円建てで同6.0%から8.0%となっているが、両社の利回りのスプレッドは僅かに0.5%に過ぎない。このような低コストで果たして円建て利回りを確定できるのか?
 これに続くものとして、http://ginzafp.jugem.jp/?day=20050830 もあります。
 また、http://fund.jugem.jp/?eid=20 でも同様の意見が述べられています。
 http://theseaoffund.air-nifty.com/blog/2005/10/post_7942.html では、寄せられたコメントがおもしろいと思います。
 http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=1533290 では、qjgk さんがマン社のファンドと MRI を比較し、次のようなことを述べています。左がマン社、右が MRI です。
    元金保証 外部の格付けの高い銀行  VS 発行体
    〃の仕組 明らか(満期100となるゼロクー)VS 不明
    会社規模 親会社はFEST100の大企業  VS いちベンチャー企業
    商品評価 大手ファンドDBに登録  VS 不明
    監査法人 ビッグ・フォーのいずれか VS 不明
        (マンの場合、商品ごとに異なる)
 http://salad.2ch.net/money/kako/1003/10030/1003074220.html でも議論されています。リスクの説明がないからダメってところでしょうか。
 いずれにせよ、いろいろな意見がある中で、投資家は自分で判断しなければなりません。
 それにしても、今や WWW が相談役の役割を果たしているんですね。おもしろいなあと思いました。
 逆に、そういうことがあるから、ネットによるいわれなき風評被害などが起こることもあるのでしょうが。

posted by 乙 at 00:45| Comment(1) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月10日

商品ファンド「オプション・マスター」を継続するべきかどうか、迷っています

 乙は、商品ファンド「オプション・マスター」にも手を出しています。
 日本ユニコムが販売しています。その魅力は、http://www.unicom.co.jp/fund/sale/sale-miryoku.htm に示されるように、以下の3点です。
(1) 徹底したリスク管理で、ローリスク・ミドルリターンを狙うこと
 絶対リターンを目指す、オルタナティブファンドです。
(2) 参加手数料がかからないこと
(3) 毎月決算し、月間収益がプラスの場合は分配金が出ること

 オプション・マスターは、http://www.toushin.com/managed/interview/inter2_2.htm にあるように、年率の利回りとして5%から10%程度を目指しています。
 そもそも、たくさんある商品ファンドの中から、なぜ、乙はオプション・マスターを選んだか。
 日経金融新聞 2004.11.29 によれば、商品ファンドの世界では、日本ユニコムがダントツの1位であり、以下、岡籐商事、第一商品、ひまわりHD、エース交易、豊商事、フジトミと続くとのことです。これはジャスダック上場の7社です。そこで、トップの会社ならば、まず問題なかろうと思いました。(例によって乙流の安易な決め方です。)
 乙がオプション・マスターを購入したのは、2005年6月でした。
 で、その後、どうなったか。
 http://221.114.166.119/fund/funddetail.php?kubun=000023 に成績が出ています。
 2004年6-12月は、毎月の成績が +0.70, +0.52, +0.56, +0.62, -0.57, +0.58, +0.63 という結果で、年間(7ヶ月分)で+3.05%でした。 2005年1-12月は、+0.51, -1.91, +2.48, +0.90, +1.09, -0.53, +1.14, -0.02, -0.15, +0.88, +0.17, -2.95 という成績で、年間(12ヶ月分)で +1.53% でした。
 乙が申し込んでからの2005年6月以降というのは、ふるわなかった時期であり、若干マイナスになっています。http://www.unicom.co.jp/fund/PDF/0601OM.pdf によれば、2006年1月も -1.71% とマイナスです。
 オプション・マスターは、年間5-10%を目指すとしながら、この成績はどうしたことでしょう。リスクが小さいならば(小さいからこそ)わずかでも着実に増えてほしいところですが、なかなかそうはなっていません。この程度の成績は許容範囲でしょうか。う〜む。乙はそうでもないと感じています。
 ところで、この商品ファンドの手数料はどうなっているでしょうか。
 参加手数料は「なし」ですが、営業者報酬 1.75% に加えて、管理報酬 2.0%+1.5% がかかり、さらに、成功報酬が収益の 20% かかります。つまり 5% 以上が手数料となっています。5-10% のリターンがあるなら、5% の報酬を払っても、まあいいのですが、実績を見ると、さほどでもありません。これでは、投資家から手数料分をもうけて、何も運用していないのと同様ではないでしょうか。今、考えてみると、手数料が高すぎます。
 乙は、2009年3月の償還日まで保有するつもりで長期継続を考えていましたが、何だかばかばかしくなってきました。自分の金で他人を儲けさせているようなものです。
 6ヶ月以内の解約には、解約手数料 2% がかかるのですが、その後はゼロですので、償還予定を待たずに解約したくなりました。その分を他に差し向けた方が好ましい成績を上げることができそうに思います。(しかし、あと数ヶ月くらいはようすを見てもいいかもしれません。)
 商品ファンドは、当初乙が思っていたほどリターンがよくありません。
 http://www.toushin.com/managed/data/3.htm は、円建ての積極運用型の商品ファンドの運用成績一覧です。オプション・マスターもその中に入っています。こうして並べてみると、オプション・マスターの成績は、真ん中くらいでしょうかね。全体として、あまり好成績なものはないことがわかります。
 ちなみに、http://www.toushin.com/managed/data/3.htm の中では、アセットトライが年平均 10% のリターンを挙げており、なかなかよさそうに見えますが、これは、マン・インベストメントが運用する商品ファンドで、マン社に直接投資した方がずっとリターンが高いようです。これは、円建てのための為替ヘッジの影響でしょうか、それとも日本で手数料を取ってしまうからでしょうか。いずれにせよ、もっとリターンがあっていいところだと思います。
 乙は、商品ファンド「オプション・マスター」を継続するべきかどうか、迷っています
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posted by 乙 at 07:38| Comment(0) | TrackBack(1) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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