浅井隆氏はいろいろ本を書いているらしいことがわかりましたので、乙はちょっと国会図書館のデータベースで調べてみました。
著者名に「浅井隆」と入れて、出てきた結果から同姓同名の人の分を削除しました。それが以下の表です。
浅井隆(1990.11)『NTTが核攻撃される日』フットワーク出版
浅井隆(1991.4)『アメリカの罠』フットワーク出版
浅井隆(1991.10)『証券業界腐敗の構造』ベストセラーズ
浅井隆(1991.11)『仕組まれた湾岸戦争』東洋経済新報社
浅井隆(1992.5)『日本発、世界大恐慌!』徳間書店
浅井隆(1992.9)『アメリカより「愛」をこめて』フットワーク出版
浅井隆,未来経済研究会(1993.4)『経済激動超予測. 1993〜1995』徳間書店
浅井隆,未来経済研究会(1993.11)『金が日本を救う!』徳間書店
浅井隆(1994.6)『地上最後の投資の楽園』中経出版
浅井隆(1994.6)『'95年の衝撃』総合法令
浅井隆,楠戸義昭(1994.7)『バブルの日本史』徳間書店
浅井隆,金融問題プロジェクト(1994.7)『超銀行革命』総合法令
浅井隆(1994.10)『天変地異の法則』学習研究社
浅井隆,林英臣(1994.10)『超恐慌』総合法令
浅井隆(1994.11)『サバイバル読本. “食育"編』総合法令
浅井隆,戦略経済研究所(1995.1)『不況からの脱出』総合法令出版
浅井隆(1995.4)『大世紀末シンドローム』徳間書店
浅井隆(1995.5)『経済の衝撃』総合法令出版
浅井隆,戦略経済研究所(1995.5)『第二海援隊構想』総合法令出版
浅井隆,太田晴雄(1995.8)『あなたの財産はかくも簡単に消滅する!』総合法令出版
浅井隆,戦略経済研究所(1995.8)『円高災害株安パニック』総合法令出版
浅井隆(1996.1)『取り付け騒ぎマニュアル』総合法令出版
浅井隆(1996.1)『チャイナ・プロブレム』徳間書店
浅井隆,戦略経済研究所(1996.2)『財産防衛マニュアル』総合法令出版
浅井隆(1996.4)『パラダイム大転換』学習研究社
浅井隆,戦略経済研究所(1996.8)『食糧パニック』第二海援隊
浅井隆,戦略経済研究所(1996.8)『くたばれ官僚!』第二海援隊
浅井隆,戦略経済研究所(1996.10)『21世紀の勝者は誰か』ソニー・マガジンズ
浅井隆(1996.11)『97年の逆襲』第二海援隊
中森貴和,浅井隆(1996.11)『壮大なツケ』第二海援隊
中山修二,浅井隆(1996.12)『超食糧危機』第二海援隊
浅井隆,ベンチャーサポート(1997.4)『ベンチャー大革命』第二海援隊
浅井隆,大伴高史(1997.4)『爆発する郵貯と生保』第二海援隊
浅井隆,太田晴雄,ベトナム・ミャンマー投資調査プロジェクト(1997.6)『ベトナムVSミャンマー』第二海援隊
浅井隆,生保問題調査プロジェクト(1997.7)『生命保険サバイバル読本』第二海援隊
浅井隆,林弘明&バブル処理コンサルティングチーム(1997.10)『バブル処理マニュアル』第二海援隊
浅井隆,プライベート・セキュリティー(1997.11)『財産防衛マニュアル 完全版』第二海援隊
浅井隆(1997.12)『98年-2010年に起きる100の出来事』第二海援隊
浅井隆(1997.12)『オレの老後をどうしてくれる!』第二海援隊
浅井隆,大伴高史,松岡亮(1998.2)『大倒産時代』第二海援隊
浅井隆(1998.5)『30年不況』第二海援隊
浅井隆,大伴高史(1998.7)『あなたの郵便貯金がおろせなくなる日』第二海援隊
浅井隆(1998.9)『大不況脱出のための8つの情報収集法』第二海援隊
浅井隆(1998.10)『日本発世界大恐慌はやってくるか』第二海援隊
浅井隆(1998.12)『あなたの財産を10年で倍にする法』第二海援隊
浅井隆(1999.1)『浅井隆が教える史上最強の不況脱出法』徳間書店
川又三智彦,浅井隆(1999.3)『日本沈没、日本再生』第二海援隊
村山節,浅井隆(1999.7)『文明と経済の衝突』第二海援隊
浅井隆(1999.8)『勝ち組の経済学』小学館
浅井隆(1999.9)『21世紀に勝ち組となるための100の成功法則』第二海援隊
浅井隆(1999.12)『2000年の衝撃』第二海援隊
浅井隆(2000.1)『勝ち組になるデータファイル』小学館
浅井隆,戦略経済研究所21(2000.4)『未来革命』第二海援隊
浅井隆(2000.8)『海外ファンドによる財産倍増計画』第二海援隊
浅井隆(2000.12)『2003年、日本国破産. 警告編』第二海援隊
浅井隆(2001.5)『2003年、日本国破産. 対策編』第二海援隊
浅井隆(2001.9)『勝ち残り経済学』小学館
浅井隆(2001.10)『2003年、日本国破産. 番外編』第二海援隊
跡田直澄,浅井隆(2002.6)『2003年、日本国破産. 衝撃編』第二海援隊
浅井隆(2002.10)『国家破産!?気づいた人には大チャンス』あ・うん
浅井隆,キーウィ・サポート(2002.12)『日本がだめならニュージーランドがあるさ! (2003年、日本国破産 ; 海外編)』第二海援隊
浅井隆(2003.1)『勝つ経済学』小学館
浅井隆(2003.9)『国家破産サバイバル読本. 上』第二海援隊
浅井隆(2003.12)『国家破産サバイバル読本. 下』第二海援隊
浅井隆(2003.12)『清貧どケチサバイバル』あ・うん
浅井隆(2004.7)『いよいよインフレがやってくる!』第二海援隊
浅井隆(2004.11)『最強の自分年金マニュアル』ダイヤモンド社
浅井隆(2004.12)『あと1年半は株で大儲けしなさい!』第二海援隊
浅井隆(2005.2)『退職金制度・規程の見直しと不利益変更問題への対応』日本法令
浅井隆(2005.3)『次にくる波』PHP研究所
浅井隆,戦略経済研究所(2005.3)『なぜライブドアはフジテレビを乗っ取ろうとしたか!?』第二海援隊
浅井隆,戦略経済研究所21(2005.5)『ホリエモンへの挑戦状』第二海援隊
浅井隆(2005.9)『最後の2年』第二海援隊
浅井隆(2005.12)『小泉首相が死んでも本当の事を言わない理由. 上』第二海援隊
このリストは、浅井氏の著作物を全部網羅しているわけではないようです。少なくとも、乙が読んだものの一部がリストアップされていません。(浅井隆(1993.9)『大不況サバイバル読本 '95年から始まる"危機"を生き残るために』徳間書店)
しかし、だいたいの傾向を知ることができます。
浅井氏は毎年のように数冊の著書を出版しています。恐るべき生産量です。しかし、こんなにも多数の著書を書いて、全部がオリジナルなのでしょうか。正確には、それぞれの著書を読んで比較しなければなりませんが、乙が読んだ数冊の内容から類推して、全体として記述の重なりがかなり多いのではないかと想像します。
また、1991年以前の著書は、題名から考えてパニック到来を予想したものではなさそうで、1992年の『日本発、世界大恐慌!』くらいからがパニック本といえそうです。
この本を読んでみようかと思いますが、近くの図書館にもないので、国会図書館まで行かなければならないのでしょうか。う〜む。この本は、こういう手間をかけるだけの価値があるでしょうか。
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