2009年08月09日

大同の MMF の追加購入

 乙は、新生銀行で購入している投資信託を整理(解約)することに決めました。しかし、それによって、無料振込回数が減ってしまうのは避けなければなりません。
 そんなわけで、新生銀行で大同の MMF を追加購入し、投資信託の運用額が30万円を下回らないようにしました。
 この投資信託は、何ともおもしろくないものですが、
2009.6.27 http://otsu.seesaa.net/article/122319497.html
ま、しかたがありません。
ラベル:大同のMMF
posted by 乙 at 06:30| Comment(1) | TrackBack(0) | MMF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月18日

大同の MMF

 乙は、新生銀行で無料振込回数を月5回とするために、乙は円建ての MMF を買うことにしました。
2008.5.14 http://otsu.seesaa.net/article/96641965.html
 そして、実際に先日購入しました。「大同の MMF(マネージメント・ファンド)」といいます。
http://www.shinseibank.com/powerflex/trust/daido_mmf.html
http://www.shinseibank.com/powerflex/trust/lineup/mmf.html
運用報告書は以下で読めます。
http://www.tdasset.co.jp/fund/Operation_report/MMF.pdf
 MMF はファンドですから、いろいろな手数料がかかります。中でも、信託報酬は、何と「信託元本額に対し年0.5071%以内の率を乗じて得た額」もかかるのですね。意外に高いと思いました。
 信託財産留保額として、保有期間が30日未満の場合には、1 万口につき 10 円がかかりますから、この間は解約してはいけません。
 MMF への投資は、低金利下では大した利回りにならないので、預金感覚かもしれません。しかし、元本割れがあり得るところは預金と違います。
 それにしても、目論見書がけっこう細かく書いてあるのに驚きました。こういうのをきちんと読んでいたら、それだけで日が暮れてしまいそうです。読まないと、あとで困ったことになったとき、ホントに困ります。

 新生銀行で無料振込回数を確保するために「大同の MMF」を買おうという人も、かなりいるのかもしれませんね。
http://blogs.yahoo.co.jp/happysugi33/38367227.html
http://trademokusan.blog105.fc2.com/blog-entry-219.html
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1013142640
http://money.derica.jp/md/node/1010097501
などは、その例です。
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ラベル:MMF 新生銀行
posted by 乙 at 04:45| Comment(0) | TrackBack(0) | MMF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月25日

外貨 MMF とボンド・セレクト・トラスト

 乙は最近知ったのですが、野村證券ではボンド・セレクト・トラスト(BST)というのがあります。性格は、外貨 MMF に似ています。U.S.ドル、オーストラリアンドル、U.K.ポンド、ニュージーランドドル、ユーロ、カナダドルのそれぞれのファンドがあります。
http://www.nomura.co.jp/retail/fund/ffund/bst/index.html
には、年換算利回り一覧表が書いてあります。
http://www.nomura.co.jp/retail/fund/ffund/bst/rate/us_jisseki.html
には、USドルファンドの過去の実績利回り(月ごと)が書いてあります。
 BST の目論見書をもらって読んでみると、外貨 MMF との類似点が非常に多く、むしろ、なぜ似たような金融商品が2種類あるのか、疑問に思いました。そこで、野村證券に電話して聞いてみました。すると、BST が先にできて、その後、外貨MMF ができたとのことでした。つまり、売り出した時期の違いということで、もともと性格が似ているのは当然というわけです。今は、両方ありますが、BST は2013年12月31日までで終わります。つまり、その後は外貨MMFだけになるというわけです。う〜む。BST はあと7年しか利用できません。
 目論見書の p.18「ご換金(買戻し)の手続きなど」のところには、「換金代金のお支払いは原則として日本円になります。」と書かれています。しかし、野村證券に電話で聞いたところでは、BST からアメリカ国債などが買えるとのことです。ただし、アメリカ国債の分配金で外貨MMFの自動購入はできますが、BSTの自動積立はできません。また、BST の途中売却の代金は、たとえば外貨 MMF に入れることができます。つまり、実際上、円転せずにドルのままで運用できるということになります。
 外貨MMF でも、BST でも、為替差益は非課税です。現金からの為替レートも外貨 MMF と BST で同じです。
http://hotto.nomura.co.jp/contents/lineup/fund.html
にあるように、外貨MMFでも、BST でも、口座管理料はかかりません。
 外貨MMFとBSTの違いが一つだけあります。外貨MMFは分配金が出るので、それに対して 20% の税金がかかるのですが、BST は分配金が出ない(仕組み上は可能だけれど、現実的に出さないようにしてきた)から、課税のしようがないのです。つまり非課税です。これは長期投資には大きく響きます。
 WWW を見てみると、BST についていろいろ書かれています。
http://mmf.seesaa.net/article/9041401.html
http://fund.jugem.jp/?eid=3
http://blog.mag2.com/m/log/0000100771/106373040
http://www.toushin.com/experience/koe24.htm
などが BST を紹介しています。
http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=2355117
では、BSTは税法上、為替差益は非課税、信託終了日前までに売却すると金利部分も非課税になるので、外貨預金よりも断然有利であるとし、BST のU.S.ドル・ファンド の 2006.8.21 現在の利回りは4.584%で、何時でも売却できるということです。
http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=2367584
の回答欄も興味深いものです。
http://www.morningstar.co.jp/i/f_news/00_07/f_n0714.htm
には、BSTがそれなりの人気がある商品であることが書いてあります。
 こんなことを調べてみると、BST は、外貨投資先としてかなり有力な選択肢であると思えます。変動金利の債券と考えればいいのではないでしょうか。外貨MMFよりもいいように思えてきました。
posted by 乙 at 03:59| Comment(3) | TrackBack(1) | MMF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月21日

外貨預金と外貨 MMF

 国内での外貨での運用について考えてみました。
 銀行の外貨定期預金は、不都合が多すぎます。それに比べれば、証券会社で扱っている外貨 MMF のほうが「絶対に」(投資家にとって)いい商品です。手数料一つ見ても雲泥の差です。外貨預金は1ドルを往復させると為替手数料が2円もかかります。外貨MMFなら50銭から1円くらいです。外貨預金は銀行が倒産すると資金が戻ってきませんが、外貨MMFは分別保管制度があるので保持されます。税金面では、外貨MMFなら売却益(為替差益)は非課税なのに、外貨預金は雑所得として総合課税されます。外貨MMFはいつでも換金できるのに、外貨定期預金は満期まで拘束されます。普通預金は金利が安くて話になりません。外貨定期預金のほうが金利が高いのは当然ですが、それと比べても外貨MMFのほうが金利が高いようです。ただし、外貨MMFは変動金利ですから、固定金利が長期間続く外貨預金とは性質が異なります。
 ちなみに、米ドルの外貨預金の金利を調べてみましょう。新生銀行の場合、
http://sre.shinseibank.com/InterestRateB/rate_jy.aspx#FCYTD
1年ものでわずか 0.3% です。これは、預金者に相当不利な設定です。日本円じゃないんですから、0.3% なんてことはありえません。HSBC 香港の米ドルの利率を見ると、
http://www.hsbc.com.hk/script/hk/personal/invest/deposit/currency.asp?currency=USD
1年もので 2.55%(ただし、2000-49999ドルの場合)です。新生銀行は何か計算違いをしているとしか考えられません。
 一方、野村證券で米ドルのMMFを見ると、
http://www.nomura.co.jp/retail/fund/ffund/gaikammf/rate/usmmf.html
4.63% です。
 このような両者の違いを考えると、外貨預金などをする人がいることが、乙には信じられません。乙は、今後とも、外貨預金は一切考慮しません。
 外貨 MMF は、まあ銀行の普通預金のようなもので、かなり少額から出し入れ自由で、しかも、年率で数%の利回りですから、とてもお得です。
 乙は、今後、外貨での運用を増やすつもりです。外貨は、海外で運用するのもいいのですが、国内でもそれなりに運用先がありますので、今後は、国内での外貨の運用も考慮したいと思っています。
 さて、乙は、債券の購入を考えましたが、
http://otsu.seesaa.net/article/12496477.html
http://otsu.seesaa.net/article/23106205.html
これはこれでなかなか難しいものだと思います。将来的には有力な選択肢の一つだと見ています。金利が今以上に上がることになれば、債券投資を考えるべきでしょう。
 それはともかく、現段階では、外貨 MMF を利用して、外貨建て資産を保有するというのもなかなかいいということになります。外貨 MMF から外国の国債を買うようなこともできますから、円転しないですみ、余計な手数料がかからないのもおおいにけっこうです。外貨 MMF で運用しながら、金利の上昇を待って、外国の国債を買うというのがいいかもしれません。
 結論として、外貨MMFは債券投資の一種としてかなり優秀だといえます。円高のときを見計らって外貨MMFをはじめるといいと思います。
 外貨MMFは、証券会社によって取り扱い通貨も、為替手数料もかなり違います。
http://www.forex-traders.net/mmf2.html
 円転せずに運用する場合は、外貨MMFで購入できる商品の幅も問題になるでしょう。この辺を踏まえて、どこの証券会社を利用するといいか、考える必要がありそうです。
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posted by 乙 at 04:05| Comment(0) | TrackBack(0) | MMF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする